問題一覧
1
2人以上の人間によって構成される一定の目的を持った人間の集まり
集団
2
複数の人間で構成されているが、一時的に同じ場所に居合わせることで偶然生じる集まり
群集
3
集団の機能を2つ
集団目標達成機能 集団維持機能
4
集団の分類で公的に存在が認知される集団と自然発生的に生じる集団
公式集団と非公式集団
5
人が集まり、集団が形成され、集団も成員も、その成員らしく変容していく過程
集団発達
6
個人が集団に加入し、既存の成員との相互作用から集団成員として適応していく過程
集団社会化
7
集団受け入れのこと
イニシエーション
8
成員間の親密性に基づく集団内の構造を理解するための手法
ソシオメトリック・テスト
9
集団の成員を集合に引き付けておく集団の力
集団凝集性
10
集団らしさを表す概念(認知された実体性の連続)
集団実体性
11
集団内の立場や、他成員からどう見られているかに応じて、所属集団に対する捉え方が異なる
社会的アイデンティティ理論
12
その集団の中で暗黙裡に期待される行動や判断の基準
集団規範
13
集団規範に外れる成員に対して、規範に従うように他の成員からかかる圧力
斉一化への圧力
14
集団から拒否されることを恐れて、他成員から許容されるために行動を抑えること
規範的影響
15
集団のメンバーからの理想と合致する行動をとり、逸脱が顕著になると、メンバーの反応は無関心から否認に変わるモデル
リターン・ポテンシャルモデル
16
集団内で成員が類似していることに圧力を感じて、考えや行動を集団の基準に一致させること
同調
17
同調が起きる理由として挙げられる影響を2つ
情報的影響 規範的影響
18
実際には類似しているにもかかわらず、誰もが同時に同調する状況
集合的無知
19
他者が居合わせることによって、各個人の責任感が低下し、たとえ緊急事態であっても援助行動が取られにくくなる現象
傍観者効果
20
集団規範を実行化する代表的な方法
制裁
21
アイヒマン実験で調べられた権威者の命令に従う傾向
服従
22
他者がそばにいる時の方が単独時よりも課題の遂行成績が高まる現象、またその逆の現象
社会的促進 社会的抑制
23
見物者や共行動者への注意や課題に対する注意から生じる集団でのパフォーマンスの考え方
注意のコンフリクトによる考え方
24
他者の存在が自己への注目を高める条件となる集団でのパフォーマンスの考え方
自己客体視説による考え方
25
観察者や共行動者に自分の特性をどのように帰属させたいか、どういった印象を与えたいかという動機によって、対人場面での行動をコントロールする集団パフォーマンスの考え方
自己呈示説による考え方
26
他者がそこにいるだけで、慣れた行動は早く、不慣れな行動は遅くなる集団パフォーマンスの考え方
他者の単なる存在仮説による考え方
27
集団場面では個人場面よりも課題の遂行が低下する現象
社会的手抜き
28
社会的手抜きをする人、集団の成果にただ乗りしようとする人
フリーライダー
29
フリーライダーが発生しやすい集団課題を3つ
加算的課題 離散的課題 連続的課題
30
他者の持つ影響力の強さは、観察者の勢力や、直接性や近接性などの複合的な関係で決まるとする理論
社会的インパクト理論
31
集団の成果が個人にとって重要な意味を持ち、他の成員が十分に貢献しそうにないと判断した時それを補うように行動すること
社会的補償
32
集団全体の生産性に貢献できず、その原因が自分にある時、それを補うために努力料を増大させること
ケーラー効果
33
成員間の相互交換を通して、個人の仮説が集団仮説になり、それを実証するために、それぞれの情報を考慮する過程
社会的コンビネーションモデル
34
集団として課せられた目標を達成するために必要な能力を統合し達成に向けて実行する成員間に共有された知覚的信念
集合効力感
35
実際にそうであるかとはかかわりなく、自分の意見は多くの人とおなじだと思い込むこと
フォールス・コンセンサス
36
多数派だと思われる意見に対して、なだれ式に意見の同調が起きること
沈黙の螺旋理論
37
集団での意思決定に関わる状況で、全員が共通して知っている情報と、知っている人も知らない人もいる情報
共有情報 非共有情報
38
成員全員の所有する情報を網羅的に検討するのではなく、特定の情報を抽出して、それらを中心に議論し、結論に導くこと
集合的情報サンプリングモデル
39
集団の意思決定は元々メンバーが持っていた意見の平均よりも、極端な方向へシフトする現象
集団極化現象
40
集団の討議を経て、決定がリスク志向的なものになること
リスキーシフト
41
集団の討議を経て、決定が保守的、安全志向的なものになること
コーシャスシフト
42
限られた情報をもとに簡便な方法で、満足のいく意思決定をしようとすること
ヒューリスティック
43
ある出来事の生起確率を考える時、特定のカテゴリーに典型的と思われる事項の確立をもとに評価する意思決定プロセス
代表性ヒューリスティック
44
思い出しやすい事象や事例について、判断や決定を行おうとする傾向
利用可能性ヒューリスティック
45
明確な答えがわからない時、係留点を設定し、そこから調整することで結論に到達しようとすること
係留と調整のヒューリスティック
46
想像した別の帰結や状況を手がかりに、現状の結果を判断する
シミュレーションヒューリスティック
47
提示される条件が客観的には全く等価でも、条件を提示する表現の仕方が変わるだけで、意思決定が大きく変化する現象
フレーミング
48
フレーミングを3つ
リスク選択フレーミング 特性フレーミング 目標フレーミング
49
人の心の働きは素早く無意識的で自動的なプロセスと、遅く意識的で統制されたプロセスからなるモデル
二重過程モデル
50
プロジェクトが完了したら解散することが前提のワークグループ
タスク・フォース
51
タスクフォースより長期的に存在しながら、より多様なプロジェクトに取り組む
チーム
52
召集されたら即形成され、短期の任務を完了すると同時に解散
クルー
53
検出の失敗、指摘の失敗、訂正の失敗から引き起こされるエラー
チーム・エラー
54
計画された心理的、身体的過程において、意図した結果が得られなかった場合を意味する用語
ヒューマンエラー
55
意図と結果が異なるヒューマンエラー
スリップ
56
意図そのものが状況の理解などのために既に誤っているヒューマンエラー
ミステイク
57
規律違反やリスクテイキングなどの安全ではない行動
不安全行動
58
異常性がある範囲内であれば、なるべくそれを日常的な事象の流れとして過小評価するバイアス
正常性バイアス
59
より楽観的に明るい側面から見る過小評価のバイアス
楽観主義バイアス
60
極めて稀にしか発生しないリスクでも、その被害や発生確率を過大評価するバイアス
カタストロフィー・バイアス
61
経験から自信をつけると、別の類似の事態でもなんとかなると過信するバイアス
ベテランバイアス
62
未経験であるため、リスクを過大評価、または過小評価するバイアス
ヴァージンバイアス
63
内集団の望ましい行為と外集団の望ましくない行為に対して、安定的な特性を、内集団の望ましくない行為と外集団の望ましい行為には一時的な行動を表す言語表現が用いられるバイアス
言語集団感バイアス
64
期待に不一致な情報を具体化することで既存の期待から切り離し、 期待に一致する情報を具体化する
言語期待バイアス
65
受け手の面子やイメージ、立場への侵害が最小限になるように伝達する
ポライトネス理論
66
コミュニケーションの失敗の原因の一つで、自分の心の中が相手も知られている理解されていると過剰に思い込む認知的バイアス
透明性の錯覚
67
他者の行動や態度、信念などを思い通りに変化させることのできる潜在的な力
勢力
68
ある個人または集団が、他者から尊敬され、敬愛され、高く評価されている程度
地位
69
ある特定のメンバーに与えられた、影響力行使の承認と妥当性
特異性信用状
70
内集団プロトタイプへのあてはまりによって、獲得される勢力行使の正当性
成員性信用状
71
集団内に協力的な関係性や強い同盟関係を形成し、集団全体の利益を高める行動
ソーシャルエンゲージメント
72
他者を納得させ、その態度や行動を自分の望む方向に変化させる行為
説得
73
自分の自由が脅かされた時に、自由を回復しようと動機づけられる
心理的リアクタンス
74
自分の態度を公に表明したり、署名したりすると、その内容に反する行動や態度変化が生じにくくなる
コミットメント
75
説得について免疫をつけることができる
接種理論
76
説得する側の意思に反し、相手の態度が説得して導きたい方向と逆に変化してしまうこと
ブーメラン効果
77
社会生活の中で生じるさまざまな対人葛藤の解決を目指し、当事者間の話し合いによって行われる、社会的な意思決定の一形態
交渉
78
当事者双方の主張を足して2でわる妥協的な合意
分配的合意
79
当事者双方が満足な結果に達する合意
統合的合意
80
統合的合理が可能でも、できるだけ相手が得をしないよう、決められた一定量の資源から自分が多く得ようとする
固定資源知覚
81
交渉の結果について、私利的に判断すること
自己中心バイアス
82
意思決定の場面やその結果に対する評価の基準
フレーミング
83
2人以上の人で、あるいは2つ以上の集団が、相反する結果を得ようとして対人間、集団間に生じる緊張状態のこと
葛藤
84
葛藤を表した2次元5スタイルモデル
葛藤対処方略
85
多様な集団あるいは組織状況を通して、リーダーの一貫したパフォーマンスを促進するような、比較的安定した個人の特徴を明らかにしたいというリーダーシップの理論
特性論
86
複数の類型のうち、どれか1つに当てはめようとする理論
類型論
87
リーダーの機能を表した理論
PM理論
88
リーダーの特性をLPC得点でとらえ、状況との組み合わせでリーダー行動の有効性を考える
コンティンジェンシーモデル
89
リーダー1人対メンバー1人の二者関係とコミュニケーションの視点に焦点を当てるリーダーシップ理論
LMX
90
リーダーとメンバーとの相互作用を通じて、影響力を行使するかに焦点を当てる
交流型リーダーシップ
91
メンバーに外的環境への注意を促し、思考の新しい視点を与え、変化の必要性を実感させ、明確な将来の目標とビジョンを提示し、自ら進んでリスクを取り、変革行動を実行するリーダー
変革型リーダーシップ
92
変革型リーダーシップが持つ4つの特徴
カリスマ性 士気を鼓舞する動機づけ 知的刺激 個別性配慮
93
変革型、交流型、自由放任型リーダーシップの5つに分類されるリーダーシップ
フルレンジリーダーシップ
94
ビジョンを持つ、優れたコミュニケーション、強い権力欲求、自己に対する自信、自分の信念や理想への確信
カリスマ型リーダーシップ
95
カリスマ型リーダーシップの種類2つ
利己的カリスマ 社会的カリスマ
96
カリスマ的リーダーシップのダークサイドで、個人志向的なリーダーシップ
破壊的リーダーシップ
97
自己の政治的目的を達成するためなら手段を選ばない、狡猾で操作的なパーソナリティ
マキャベリズム傾向
98
傲慢で自己愛と敵意が強いパーソナリティ
自己愛傾向
99
表面的な魅力、共感性、罪悪感、良心の呵責の欠如、無責任さ、薄情な情緒、虚言、衝動性の高さに特徴があるパーソナリティ
サイコパシー傾向
100
個人が社会における集団間階層性を志向する程度
社会的支配志向性