問題一覧
1
肝臓は、糖質代謝、タンパク質 代謝、脂質代謝、胆汁の生成・ 分泌、尿素の生成によるアンモニアの処理、( )などの多彩な機能を有しており、肝硬変が進行するとこれらの機能に異常を来す。
解毒機能
2
急性膵炎とは、膵内部および周 囲に急性の炎症性病変を生じる 病態である。(中略) • 急性膵炎では膵酵素の活性化による( )により、膵周囲の脂肪や膵内の壊死が生じる。
自己消化
3
肝不全とは、急性または慢性に起こる( )な肝障害により肝機能が著しく低下し、黄疸、肝性脳症、腹水、出血傾向などを来す症候群である。
重篤
4
がん薬物療法、放射線療法では、ほかの疾患と同様に副作用による症状 や日常生活への影響を考慮し、苦痛が最小限になるように支援する。 • がん薬物療法などの治療法にもかか わらず、( )を維持するためには症状マネジメントも重要である。
QOL
5
ウイルス性肝炎は、A、B、C、D、 E型肝炎ウイルスが( )に感染して起こるが、肝炎ウイルス自体に( )への直接的な障害作用はほとんどなく、感染した ( )に対する宿主の免疫反応 により炎症が引き起こされる。
肝細胞
6
•胆嚢結石の治療には内科的には( )療法と、体外衝撃波破砕術(ESWL)がある。
胆石溶解
7
慢性肝不全の場合は、原因疾患の治療 とともに、肝性脳症に対しては分子鎖 アミノ酸製剤の投与、排便コントロー ル(便秘傾向であれば積極的に下剤や ラクツロースなどの合成二糖類を使 用)、、、(中略) • 肝性浮腫に対しては( )制限(5~7g/ 日)、利尿薬の投与、低アルブミン血症があればアルブミン投与、腹水穿刺による排液など適宜行う。
塩分
8
肝臓の構造 ( )のすぐ下にあり、右上 腹部のほとんどを占める。重さは成人で約1.2~1.4kg。血流を多く含むため、暗赤色をしている。
横隔膜
9
治療の主軸は手術であるが、胆管狭窄・閉塞に対する対応も重要で ある。術前に黄疸を伴う場合には胆道( )が行われることがあり、特に広範囲肝切除を伴う場合には推奨されている。
ドレナージ
10
胆道癌は発生部位によって症状の出現パターンが異なるが、腫 瘍による胆汁うっ滞が起こると 胆管炎を引き起こし、発熱や ( )症状を認めることがある。
黄疸
11
薬物性肝障害は、薬剤の投与後に起こる肝障害である。抗菌薬・消炎鎮痛薬などで起こることが多いが、( )でも原因となりうる。
どんな薬剤
12
胆石症とは、胆管や胆嚢などの胆道 に結石を認める状態で、有病率約5%と頻度の高い疾患である。部位から、 ( )、総胆管結石、肝内結石に 分類、、、(中略)される。 • 症候としては、黄疸症状や炎症症状や炎症を伴えば、胆管炎、胆嚢炎となる。
胆嚢結石
13
アルコール性肝障害は、長期にわたる過剰の( )が原因と考えられる肝障害である。
飲酒
14
PBCは原因不明の慢性進行性の胆汁うっ滞性肝疾患で、、、(中 略)、( ) (AMA)陽性化を特徴とし、中年以上の女性に多い。無症状の場合は予後は良い。
抗ミトコンドリア抗体
15
急性肝不全としては、肝細胞 の広範な壊死が急激に起こる劇症肝炎が代表である。 慢性肝不全は、( )などの慢性肝障害の終末期に認められる。
肝硬変
16
膵癌の90%以上は膵管細胞由来で あり、通常、膵癌とはこの( )を指す。このほかに神経 内分泌腫瘍、膵管内乳頭粘液腫瘍などが発生する。
膵臓癌
17
脂肪肝とは肝細胞に多量の脂質 が沈着した状態で、主に中性脂肪(トリグリセリド)が沈着する。原因は、( )、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、アルコール多飲、薬物、内分泌疾患などがあるが、最大の危険因子は( )である。
肥満
18
肝硬変は、病理学的に肝細胞の壊死・脱落による高度の線維化と、びまん性の再生結節形成を伴うあらゆる慢性肝疾患の( )である。
終末像
19
肝硬変患者の3大死因は ( )、肝不全、消化管出血である。
肝細胞癌
20
慢性肝炎は、肝炎が慢性(通常( ))に経過した病態をいう。自覚症状はほとんど見られないことが多い。
6ヶ月以上
21
病理学的診断 肝細胞の壊死・脱落の状態や線維化による( )構造の変化などを評価し、慢性肝炎なのか、肝硬変へ進展しているのかを判断する。
肝小葉
22
肝硬変の進行に伴い、肝機能低下による肝不全症状や ( )症状などが出現してくるが、代償性肝硬変ではほとんど認めない。もしくは認めても治療に反応し、改善する。
門脈圧亢進
23
慢性膵炎とは、膵内部に炎症が 持続し、進行することで( )など慢性の変化が生じ、膵内外 分泌機能の低下を呈する病態である。
線維化
24
原発性肝癌には、( )由来の( )癌と胆管細胞由来の肝内胆管癌(胆管細胞癌)、混合型肝癌、、、(中略)などがあるが、( )癌が約93%〜94%、肝内胆管癌が役4〜5%で、その他が1%以下である。
肝細胞
25
急性肝不全は明らかな肝性脳症を伴わない非( )と、明らかな肝性脳症を伴う( )に分類される。
昏睡型 昏睡型
26
•転移性肝癌原発巣が根治的治療されているならば、( )も可能な範囲で積極的に治療する。基本的には肝切除が第一選択である。
転移巣
27
肝炎とは、肝臓全体にみられる( )で、ウイルス性肝炎がその代表である。
壊死炎症反応
28
胆道癌? 根治が期待できる唯一の治療は( )で、広範囲に肝切除を伴う場合、術前に門脈塞栓術 (PVE)を行うことがある。
手術
29
自己免疫性肝炎は、中年以降の女性に見られることが多く、( )機序で発症し、慢性に経過する肝炎である。
自己免疫
30
• 肝硬変の原因には、ウイルス(B型、C 型)、アルコール、自己免疫性肝炎 (AIH)、原発性胆汁背胆管炎(PBC)、 原発性硬化性胆管(PSC)、 ( )(NASH)、 代謝性疾患(ウィルソン病、ヘモクロ マトーシスなど)などがある。
非アルコール性脂肪性肝炎
31
•総胆管結石は放置するといずれは( )を起こすため、治療が行われる。
胆管炎
32
胆嚢炎とは、胆嚢に生じた炎症性疾患である。急性胆嚢炎のほとんどは( )が原因で、( )が胆嚢管あるいは胆嚢頸部にはまり、胆嚢内の胆汁が鬱滞することで胆嚢内圧が上昇し、粘膜の血流障害を引き起こしたところに感染が加わる。
胆石
33
•肝細胞癌の治療は、肝( )や腫瘍数などによって選択される。
予備能
34
胆道癌とは、肝内・肝外胆管癌、( )、十二指腸乳頭癌を含んだ概念で、十二指腸に近いほど予後は良いとされている。
胆嚢癌
35
膵癌は、早期の状態では( )がないことも多い。症状が発現するのは比較的進行した場合が多く患者への告知に際しては十分な配 慮を要する。
自覚症状
36
膵癌の治療は、、、(中略)一般的 にI~II期は手術の対象となること が多い。一方、局所進行膵癌(III 期)は判断が難しく、( )や放射線療法を優先し反応を見てから手術を行う場合もあれば、放射線 ( )あるいは( )のみとなる場合がある。IV期では、 ( )が主の場合が多い。
がん薬物療法
37
原発性硬化性胆管炎(PSC)は肝内 外の胆管の( )を生じる進行性の慢性炎症性疾患である。原因は不明だが、炎症性腸疾患の合併が多く、関連が示唆される。症状としては、黄疸や皮膚掻痒感を認め、肝硬変へ至る。
線維性狭窄
38
急性肝不全の場合は絶対安静とし、原則として禁食にする。中心静脈栄養 (アミノ酸を含まないグルコース中心 の輸液)管理とし、水・電解質のバラ ンスに注意する。 (中略) • ( )として、血漿交換や血漿交換や血液濾過透析などを適宜実施する。肝細生が期待できなければ、肝移植を行う。
人工肝補助療法
39
胆嚢癌とは、、、(中略)無症候であり、検診や胆石症の手術の結 果から偶然発見されることもある。 進行すると、( )や黄疸、 悪心、食欲不振、体重減少などの症状を呈する。
右上腹腹痛
40
•胆管炎は、胆管の狭窄・閉塞により胆汁が( )した胆管の中で細菌が増殖し、胆管内に炎症を起こすものである。
鬱滞
41
十二指腸乳頭癌 治療手術が治療の主軸である。( )術が標準的治療であり、局所的乳頭部切除術(外科的、内視鏡的)は推奨されない。
膵頭十二指腸切除
42
肝内結石には悪性所見や狭窄がない場合には、定期的に経過観察を行うか、症状がある場合や胆管狭窄を伴う場合には内視鏡的治療を行い、不成功であれば( )が検討される。がんを伴う場合には( )が基本であり、肝萎縮を伴う場合もがんの発生母地となる可能性が高いため、( )が検討される。
手術
43
消化管出血 ( )であれば内視鏡的 ( )結紮術(EVL)や、 内視鏡的硬化療法(EIS)を緊急もしくは待機的に実施する。
食道静脈瘤
44
•肝内胆管癌(胆管細胞癌) 可能な限り( )を試みる。限局した末梢の肝内胆管癌であれば、肝切除は根本的治療になりえる。肝門部型や胆管浸潤型では手術困難な場合が多い。
手術
45
機能的分類 肝機能低下にともなう肝不全症状や、門脈圧亢進症状などを伴う非( )と、これらの症状をほとんど伴わない( )に分類される。
代償性肝硬変
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• 非アルコール性脂肪性肝炎の患者の看護 NASHとその他の肝障害を鑑別するために は( )を行う必要がある。( )前には出血傾向の有無を確認し、検査後は圧迫止血を行い安静とする。 (中略) 進行したNASHは肝硬変に伴う症状がみられ るため肝硬変に準じた看護を行う。
肝生検