問題一覧
1
刺激しても覚醒せず、痛み刺激にも全く反応しないのは、3-3-9度方式(シャパン・コーマ・スケール)では、「Ⅲ-300」グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)では3点である
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2
意識障害のある脳出血患者で、一側の瞳孔が大きくなれば、その側にテント切痕ヘルニアが起こっていることを想定する
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3
急激な頭蓋内圧亢進時には呼吸数は低下し、血圧は上昇し、頻脈になる
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4
脳幹は大脳の覚醒,生命の維持(呼吸・循環の調節)に重要な役割を果たしており,脳幹機能は脳死でも残存している
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5
ブローカ失語は左の側頭葉病変で、運動性失語を呈する
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6
半側空間無視は左大脳半球病変で起こることが多く、右半分を無視する
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7
脳下垂体後葉からは抗利尿ホルモンが分泌されるので、下垂体腺腫の術後には、尿崩症の出現に注意を要する
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8
非機能性下垂体腺腫は、機能性腺腫より大きいことが多く,両耳側半盲や下垂体前葉機能低下症で気付かれることが多く、その生命予後は不良である
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9
グリオーマ(神経膠腫)の予後は良くないが、髄膜腫、神経鞘腫(聴神経腫痕)のそれは良好である。
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10
くも膜下出血による頭痛は突然に発症し、脳動脈瘤破裂によることが多く、急性期における診断には、頭部X線CTよりMRIが有用である。
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11
くも膜下出血では片麻痺はみられず、脳梗塞では頭痛のないことが多い
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12
破裂脳動脈瘤頸部クリッピング術は、動脈瘤の再破裂防止のためである
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13
脳卒中のなかで脳梗塞は脳出血に次いで多いが、脳梗塞では発症直後にはCTで異常はみられず、診断にはMRIの拡散強調画像が役立つことが多い
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14
アテローム血栓性脳梗塞の前駆症状として20〜30%に一過性脳虚血発作(TIA)がみられる
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15
視床出血、脳幹出血では、血腫除去術は行わない
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16
脳卒中の急性期では、消化管潰瘍や深部静脈血栓症の発生に注意が必要である
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17
急性硬膜外血腫では受傷後意識清明期が特徴的であり、スノーボード事故や揺さぶられっこ症候群でよくみられる
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18
慢性硬膜下血腫は、アルコール多飲の高齢者に多く、穿頭し、血腫廃液、洗浄で治癒する
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19
正常圧水頭症は、脳室-腹腔シャント術で歩行障害、認知症、尿失禁などは改善する
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20
二分脊椎、脊髄髄膜瘤は胸背部に好発する
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