問題一覧
1
細胞の内毒素(エンドトキシン)の主成分はタンパク質である
✕
2
結核菌は、外養素を菌体外へ分泌する
✕
3
結核菌の細胞壁には、ペプチドグリカンやミコール酸が存在する。結核菌の細胞壁には、ペプチドグリカンやミコール酸が存在する。
○
4
気道から侵入した結核菌は、肺で、肺胞マクロファージに貧食され、そのマクロファージ内で増殖する。
○
5
結核菌感染の既往の有無を調べるためのツベルクリン反応は、典型的なII型アレルギーである。
✕
6
結核予防に用いられている生ワクチンBCG株は、ヒト型結核菌の弱毒株である。
✕
7
ヘリコバクター・ピロリ菌の初感染は、幼少期に多い。
○
8
ヘリコバクター・ピロリが、アンモニアを産生する際に関与する酵素はウレアーゼである。
○
9
原核細胞はどれか
黄色ブドウ球菌
10
ウェルシュ菌は、Clostridium botulinum という学名の偏性嫌気性菌である
✕
11
ウェルシュ菌は、給食や学生食堂において、食肉を調理したカレーやシチューなどの食品が原因となることが多い。
○
12
ウェルシュ菌の潜伏期間は、3日~1週間と長く 主要症状は腹痛と水様性下痢である。
✕
13
腸管出血性大腸菌による食中毒は、感染後産生されるベロ毒素が、重篤な中毒症状を起こす。
○
14
腸管出血性大腸菌感染症は新興感染症の1つである。
○
15
腸管出血性大腸菌感染症は、感染症法(注)において、二類感染症に分類される。
✕
16
腸管出血性大腸菌が産生するベロ毒素は、宿主細胞のタンパク質合成を阻害する
○
17
コレラ毒素は、宿主の神経筋接合部でのアセチルコリンの遊離を抑制し、筋肉の麻痺を引き起こす。
✕
18
ボツリヌス毒素は、 宿主細胞内でアデニル酸シクラーゼを活性化し、 サイクリック AMP 濃度の上昇をもたらす。
✕
19
蜂蜜にはボツリヌス菌の芽胞が 含まれることがあるため、 腸内細菌叢が未熟な乳児が蜂蜜を摂取すると、 ポツリヌス症を発症し、 呼吸困難や呼吸停止に陥ることがある。
○
20
グラム陰性菌の内毒素(エンドトキシン)は、 外膜に存在するリポ多糖である。
○
21
毒素型食中毒を引き起こす菌はどれか。
Staphylococcus aureus
22
感染型食中毒の原因となる細菌はどれか。1つ選べ。
Campylobacter jejuni
23
グラム陽性菌は、 タイコ酸やリポタイコ酸が結合した 厚いペプチドグリカン層が 細胞膜の内側に存在する
✕
24
梅毒の予防に有効なワクチンが実用化されている
✕
25
先天梅毒は、梅毒トレポネーマを原因菌とし、 産道感染を介して新生児に伝搬する感染症である。
✕
26
グラム陰性菌には、 細胞膜(内膜)の外側に 薄いペプチドグリカン層があり さらにその外側には 内毒素であるリポ多糖を含む外膜が存在する。
○
27
淋菌などナイセリア属菌には、 ミコール酸と呼ばれる 長鎖脂肪酸を多量に含んだ厚い脂質層存在する。
✕
28
マイコプラズマには、 ペプチドグリカンや細胞膜が存在しない。
✕
29
肺炎球菌には、多糖を主成とする莢膜が存在する
○
30
ヒトT細胞白血病ウイルスは 完全人工栄養を使用するなど 母乳を介した垂直感染を防ぐ対策が なされる病原体である
○
31
成人T細胞白血病 (ATL) の原因ウイルスHTLV−1は、RNAウイルスである。
○
32
レトロウイルスはゲノムとして2本鎖DNAをもつ
✕
33
レトロウイルスは増殖の過程に逆転写酵素が関与する。
○
34
レトロウイルスは宿主細胞の表面に存在する受容体に結合したのち、細胞内に侵入する。
○
35
レトロウイルスはウイルスゲノムに由来する DNA が、宿主細胞ゲノムに組込まれプロウイルスとなる。
○
36
ヒト免疫不全ウイルス(HIV〉及び B 型肝炎ウイルス(HBV)は、 いずれもレトロウイルス科に属する。
✕
37
成人 T 細胞白血病の原因ウイルスである ヒト T 細胞白血病ウイルス-1 型(HTLV-1)に妊婦が 感染している場合、出生後は人工乳を授乳する
○
38
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の母子感染は、経胎盤感染、産道感染及び母乳感染がある
○
39
A型及びB型インフルエンザウイルスの ノイラミニダーゼを阻害することにより ウイルスの増殖が抑制される
○
40
インフルエンザウイルスは 遺伝子としてRNAを持ち レトロウイルス科に分類される
✕
41
A型インフルエンザウイルスに含まれる 赤血球凝集素(へマグルチニン)と ノイラミニダーゼは エンベロープに存在しスパイク構造物(突起)を 構成する。
○
42
赤血球凝集素は、増殖した子孫ウイルスが感染細胞から離脱を促進させる
✕
43
ノイラミニダーゼは ウイルスが宿主細胞に感染するときに 細胞表面の受容体認識及ぴ結合に関わる
✕
44
赤血球凝集素及びノイラミニダーゼには それぞれ抗原性の異なる複数の種類が知られる。
○
45
B型肝炎ウイルスは、RNAウイルスである
✕
46
B型肝炎ウイルスの抗体は、HBc→HBe→HBsの順で陽性化する (内容自体は後期でやるらしいから出題率低いヨ!)
○
47
B型肝炎ウイルスにより肝炎を発症した患者の血清には、感染性のウイルス粒子が検出される。
○
48
B型肝炎については、輸血を介した新規の発症者も増え続けている。
✕
49
B型肝炎ウイルスは 母体にワクチンを接種することにより 胎児への感染を防ぐことができる。
✕
50
C型肝炎の感染経路は、非経口感染である
○
51
C型急性肝炎の慢性化率は他の肝炎に比べて低い
✕
52
A型、B型、C型肝炎のいずれも、ウイルスが肝細胞を直接破壊して発症する。
✕
53
ブタのレバーを生で食べることにより感染するリスクが高いのはE型肝炎ウイルスである。
○
54
妊娠初期にサイトメガロウイルスに初感染すると母子感染を起こすことがある。
○
55
ヒト免疫不全ウイルス (HIV) は 宿主T細胞表面のCD4(ヘルパーT細胞)と ケモカイン受容体を介して感染する
○
56
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の母子感染を防ぐため、ワクチンの摂取が推奨されている
✕
57
HIVは、ゲノムとして二本鎖RNAをもつ
✕
58
HIVは宿主細胞表面のToll様受容体に結合し、細胞内に侵入する
✕
59
HIVのウイルスがもつ逆転写酵素により生成したDNAは、宿主細臨の染色体に組み込まれる
○
60
ウイルス表面に発現するノイラミニダーゼが、宿主細抱への吸着に必要である
✕
61
HIV は、CD4陽性T細胞に感染する
○
62
風疹は、妊娠初期の罹患は胎児に奇形を発症させるリスクがある
○
63
風疹は、RNAウイルスによる感染である。
○
64
風疹の発しんは、治療しなくても数日で消退する (後期でやるらしいから出題率低い)
○
65
風疹は、特異的IgM抗体が急性期の血清中に出現する
○
66
風疹の予防には、不活化ワクチンを接種する
✕
67
風疹は高率で胎内感染を起こすため、その予防を目的に、妊娠前の抗体検査が推奨されている
○
68
母子感染する病原体のうち、新生児の心臓奇形と難聴のリスクを高めるのは風疹ウイルスである。
○
69
風疹ウイルスは、主に経胎盤感染で胎児に感染し、先天性風疹症候群を引き起こすことがある
○
70
冬季に患者発生がピークとなる食中毒の病因物質はノロウイルスである
○
71
蚊によって媒介されるウイルス感染症はどれか
デング熱, ウエストナイル熱, ジカ熱
72
インターフェロンは、ウイルス表面の受容体に結合して作用する
✕
73
ヒトヘルペスウイルスは、感染症状が消失していれば、ウイルスも体内から消失している
✕
74
DNAウイルスを選べ
ヒトパピローマウイルス
75
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルスによって引き起こされる。
○
76
B型肝炎は、母子感染に加え、性的接触によっても起こる
○
77
トキソプラズマ感染による先天異常は、ワクチンにより防ぐことができる。
✕
78
生魚、摂取により生じるクドアやアニサキスなどの寄生虫による食中毒は、生魚を長時間冷凍しでも防ぐことはできない。
✕
79
真菌は、80S リボゾームを有する(激アツ問題)
○
80
真菌は、エルゴステロールを含む細胞膜をもつ
○
81
妊娠の初期に妊婦がトキソプラズマ原虫に感染した場合、経胎盤感染によって胎児に重篤な症状が引き起こされることがある。
○
82
原虫を病原体する再興感染症はマラリアである。
○
83
リケッチアを病原体とする感染症は、ツツガムシ病である。
○
84
予防接種に弱毒性の生ワクチンが用いられている感染症
風疹, 結核, 麻疹, 黄熱病
85
ウイルスに対する生ワクチンは、摂取後の免疫応答能を高めるため、天然存在するウイルスの毒性をより高めたものである
✕
86
わが国におけるインフルエンザワクチンの主成分は、ウイルスから分離・精製したノイラミニダーゼを不活化したものである
✕
87
ワクチンの中には、病原体成分の組換え体タンパク質を主成分とするものがある
○
88
トキソイドは、病原体が産生する毒素を、免疫原性を残したまま無毒化したものである
○
89
予防接種法のA類疾病に対する予防接種のみならず、B類疾病に対する予防接種も、国民の努力義務(勧奨接種)とされている
✕
90
先天性風疹症候群の予防のために、妊娠する前に予防接種により風疹に対する免疫を獲得しておくことが望まれる。
○
91
小学校における集団感染を防止するために、すべての小学生を対象にインフルエンザワクチンの予防接種が定期接種として行われている。
✕
92
現在、定期接種において、ポリオに対するワクチンは、弱毒生ワクチンではなく不活化ワクチンが用いられている
○
93
麻疹及び流行性耳下腺炎(おたふく風邪)の予防接種には、MRワクチンが用いられている
✕
94
B型肝炎の予防接種は、生後12ヶ月までの間に1回のみ接種する
✕
95
4種混合ワクチンであるDPT-IPVは、ジフテリア、百日咳、破傷風及びポリオ(急性灰白髄炎)の予防に用いられる。
○
96
水痘の予防接種を受けた場合、日本脳炎の予防接種は翌日であれば受けることができる
✕
97
肺炎球菌感染症は、小児及び高齢者の個人予防を主な目的とするB類疾病に位置づけられている
✕
98
予防接種で得られる免疫は、人口能動免疫に含まれる。
○
99
予防接種によって免疫能を獲得することは、宿主に対する疾病予防である。
○
100
予防接種法におけるA類疾病については、接種の努力義務はない
✕