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漢方アドバンス2
  • 末川真帆

  • 問題数 75 • 7/29/2024

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    問題一覧

  • 1

    温熱薬は陽に属し、清熱、鎮静などの作用をもつ。

  • 2

    温めたり冷ましたりする特徴がはっきりせず効能が穏やかなものを平性薬という。

  • 3

    苦味には収斂、固渋の作用があり、虚弱者の発汗や慢性の下痢に応用される。

  • 4

    辛味には発汗によって外邪を発散させるはたらきがあり、代表生薬に桂枝がある。

  • 5

    甘味には補益作用があり、身体がだるい、気力がない場合に応用される。

  • 6

    かぜの予防と養生の基本は「扶正きょ邪」であり、日々の生活や食事において正気を高め邪気を寄せ付けない生活を心がける。

  • 7

    体表の風邪を除くには、病位を表ととらえ辛味で発汗作用のある解表薬を用いるのが基本である。

  • 8

    風熱の場合は辛温解表、風寒の場合は辛涼解表を用いる。

  • 9

    正気が不足しているかぜは解表薬だけを用いると正気を傷つけることが考えられる。

  • 10

    病邪が体表から侵入し半表半裏に移行すると、往来寒熱や食欲不振などの症状があらわれる。

  • 11

    かぜが長引き病邪が臓腑に侵入した場合は、裏証と判断し臓腑弁証を行う。

  • 12

    葛根湯は風熱の邪気が侵入しているかぜに用いられる。

  • 13

    寒気が強く舌苔が薄白の場合、熱があっても風寒ととらえる。

  • 14

    熱っぽくて顔が赤く、咽が腫れて痛むのは、風熱ととらえる。

  • 15

    風寒の邪気が体表部に侵入すると、寒凝の性質で気血の流れが滞り、頭痛、節々の痛み、背中や肩のこわばりなどが起こる。

  • 16

    鼻水、鼻づまりの治療において、症状期と緩解期の2つの期間に分けて改善方法を考えるのは、治則の標本同治に基づいている。

  • 17

    症状期の考え方としては、寒熱を見極めることが重要である。

  • 18

    脾のはたらきが失調すると体内に余分な水分がたまりやすくなり、鼻水や鼻づまりの症状があらわれる。

  • 19

    鼻水鼻づまりの養生では、水分代謝に関係する脾・肝・心の強化が大切である。

  • 20

    鼻水に関して、肺と大腸は表裏関係にあるので、大腸の健康を保つことも大切である。

  • 21

    咽の痛みや目の充血、黄色く粘る鼻水は、風熱タイプととらえ、疏散風熱の辛夷清肺湯や荊芥連翹湯が用いられる。

  • 22

    漢方では、食欲不振、胃痛、下痢などの胃腸の不調は、主に肝の失調ととらえる。

  • 23

    肝の疏泄作用が失調して肝気が鬱結すると、脾が過剰に抑制され運化作用が失調する。

  • 24

    外感邪気の感受や内傷七情は、胃痛や下痢の原因となる。

  • 25

    寒邪の感受により胃気が阻滞されると降濁のはたらきが失調し不通則痛となり痛みが生じる。

  • 26

    脾は燥を嫌うため、燥邪の感受は脾の運化作用を失調させ、下痢などの症状があらわれる。

  • 27

    ストレスで食欲不振、両脇やみぞおちの脹痛、げっぷなどが出るのは胃寒タイプである。

  • 28

    暴飲暴飲が続き、脾の運化作用が低下して胃が張って痛み吐き気が強い場合は食滞胃かんととらえ、平胃散が用いられる。

  • 29

    快適な便通のためには排便のリズムをつける生活習慣、食事の内容と食べ方が大切である。

  • 30

    便秘の原因には、大便が潤いを失って硬くなり排便困難になる場合と、大便を押し出す力が弱くて排便困難になる場合と、大きく2つある。

  • 31

    痔は肛門に過度の負担がかかると起こるので、便秘だけではなく下痢も原因としてかんがえられる。

  • 32

    小建中湯には、大黄が含まれている。

  • 33

    下痢と便秘を繰り返す、お腹が張る、ガスが多いなどは腸燥による便秘の特徴である。

  • 34

    顔が赤く、便が硬くてにおいが強くなるのは、気虚の便秘が考えられる。

  • 35

    麻子仁丸は、脹燥による便秘に用いられる。

  • 36

    めまいは風と関係があり、風の揺り動かす性質はめまいやふらつきを発生させると考えられる。

  • 37

    肝陽上亢によるめまいは、体内に余分な水分が停滞することで起こり、身体が重くむくみ、雨の日や梅雨時に悪化するのが特徴である。

  • 38

    腎精が消耗するとめまいとともに耳鳴りや健忘が起こることがある。

  • 39

    過労や思慮過度により気血が消耗することでめまいが起こることがある。

  • 40

    水分代謝をつかさどる脾・肺・腎の失調は痰飲を生じ、乗り物酔いや回転性のめまいなどを起こす。

  • 41

    痰飲によるめまいには、補気補血の十全大補湯が有効である。

  • 42

    肝陽が上がる要因として、内傷七情で肝気が鬱結したために肝火が起こることと、陰液が不足して陽気が抑えられないことの2つがある。

  • 43

    肝気鬱結が長引いて熱が生じると、脾胃に影響して胃火が旺盛となるため食べてもすぐに食べたくなる。

  • 44

    生ものや冷たいものの摂りすぎで脾の運化作用が失調すると、痰湿が形成され肥満を生じる。

  • 45

    ストレスや冷えなどで血のめぐりが滞ると、瘀血が生じ気のめぐりも滞る。

  • 46

    体重の増減が激しく、ストレスで暴飲暴食するのは、水滞による肥満と考えられる。

  • 47

    気血水の流れが滞り脾の運化が失調することで痰湿が発生し肥満となる。

  • 48

    下半身が太りやすくむくみやすいのは、気虚・水滞による肥満が多い。

  • 49

    飲食の不節や過労で脾の運化機能が低下しておこる肥満には防風通聖散が用いられる。

  • 50

    気滞による肥満では、加味逍遥散や大柴胡湯が用いられる。

  • 51

    気虚・水滞による肥満では、防已黄耆湯を用います。

  • 52

    防風通聖散は、腹部に皮下脂肪が多く、慢性便秘もある肥満にとくに適しているとされる。

  • 53

    漢方では「皮膚は内臓の鏡」という考えがあり、皮膚病を全身の状態としてとらえる。

  • 54

    皮膚病は症状のあらわれた皮膚の状態と、原因をしっかりと把握することで改善方法を決めていく。

  • 55

    皮膚病の原因は、外感邪と内傷七情や生活の不摂生などが複合的に絡んで生じると考える。

  • 56

    風邪が原因で起こる皮膚症状はジュクジュクして治りにくく、慢性化しやすい特徴がある。

  • 57

    熱邪は、皮膚に赤みや腫れを引き起こし、強い熱邪は局部を化膿させる。

  • 58

    瘀血では、皮膚の乾燥、皮膚のツヤがないなどが起こりやすい。

  • 59

    血虚では皮膚のくすみや色素沈着などが出やすくなる。

  • 60

    風熱による皮膚症状は、春先に発症しやすく患部に赤みと熱感があり、痒みが強いのが特徴である。

  • 61

    血虚による皮膚症状は、秋冬に悪化しやすく皮膚の乾燥や顔色が白くツヤがないのが特徴である。

  • 62

    急性や初期の不眠の多くは実証ととらえられ、慢性化した不眠は虚証ととらえられる。

  • 63

    心は神明をつかさどるため、神明が不安定だと不眠になる。

  • 64

    気血陰液の消耗から不眠に陥ることもある。

  • 65

    加味帰脾湯は心血と脾気を補うため心脾両虚の不眠に用いられる。

  • 66

    足腰がだるく手足がほてり眠れない不眠は、心腎不交タイプに多いことが考えられる。

  • 67

    肝血虚による不眠の症状は、イライラがつのり、目がさえて眠れないのが特徴である。

  • 68

    視力低下や月経量の減少があり、眠いのに眠れないという症状は、肝火上炎による不眠が考えられる。

  • 69

    漢方では、「女性の先天は肝」といわれ、月経、妊娠、出産に至るまでの健康状態は、肝の疏泄・蔵血のはたらきと関係している。

  • 70

    腎精が十分であれば肝血も盛んになるという「肝腎同源」の考えによれば、腎の健康も女性の症状を左右する大きな要素である。

  • 71

    月経の周期や期間、経血量などは気血の不足や滞りの影響を受ける。

  • 72

    健康な場合、月経の周期は28日前後で一定していて、血塊はあまり出ない。

  • 73

    月経前から月経中に発症するひどい疼痛や、血塊が出ると軽減する痛みは瘀血である場合が多い。

  • 74

    月経後に発症する疼痛や隠痛喜按は実証によくみられる。

  • 75

    腎陽虚の場合には、月経量が少なく周期は遅れがちで、おりものが薄く量の多いのが特徴である。