自然治癒力を重視することは漢方医学の特徴である

「心」と「身体」を分けない考え方は、⻄洋医学の特徴である

病名が同じであれば原則的に同じ治療を行うことは漢方医学の特徴である

漢方医学の治療法には薬物療法、鍼灸療法などがある

中国最古の本草学書は「神農本草経」である

中国医学の三大古典は「⻩帝内経」「傷寒雑病論」「和剤局方」の 3 書である

人体において「陰」に属しているのは気、腑、熱、背部、上部、表などである

人体において「陽」に属しているのは血、臓、寒、腹部、下部、裏などである

五行説において五つの基本的要素は木、火、土、金、水、である

五行説において、五行の関係は相乗関係と相侮関係の二つがあり互いに影響しあっている関係を保っている

人体を構成し、臓腑とともに身体の生理機能を維持している基本的な物質は「気」「血」 「津液(水)」及び「精」である

「気」の生理作用には推動、温煦、防御、気化、固摂作用がある

「血」の生理作用には成⻑、発育、生殖機能維持作用がある

「津液(水)」の生理作用には滋潤作用がある

「精」の生理作用には栄養、滋潤作用がある

五臓とは「肝」「心」「脾」「肺」「腎」の 5 つを指す

五臓の主な生理機能には飲食物を消化し栄養文を吸収し、便や尿を排泄することである

六腑の主な生理機能は「気」「血」「津液」「精」の生成と貯蔵である

6 腑とは「胆」「小腸」「胃」「大腸」「膀胱」「三焦」の 6 つを指す

診察法の四診とは、望診、聴診、問診、切診の 4 つを指す

「葛根湯」は悪寒、発熱、頭痛、肩こりなどに用いられる

「加味逍遥散」は月経前緊張症、更年期障害などにもちいられる

「柴苓湯」は急性・慢性胃腸炎、急性・慢性肝炎などに用いられる

「大⻩甘草湯」元気がない、倦怠感、胃下垂などに用いられる

「補中益気湯」は微熱、下剤、食欲不振、寝汗、虚弱体質などに用いられる

「苓桂朮甘湯」はめまい、動悸、息切れなどに用いられる

「桂枝茯苓丸」は発熱、鼻炎、咳などに用いられる

「芍薬甘草湯」は腹痛、こむらがえりに用いられる

「小⻘⻯湯」はくしゃみ、咳、痰、気管支喘息、アレルギー性鼻炎などに用いられる

「⻩連解毒湯」は倦怠感、元気がない、食欲不振などに用いられる

「 釣藤散」は頭痛、めまい、のぼせ感などに用いられる

「半夏瀉心湯」はシスプラチンとの併用により、腎毒性をはじめとするシスプラチンの 各種副作用を軽減する

「十全大補湯」はイリノテカンとの併用により、イリノテカンによる体重減少、食欲不 振、下痢などの副作用を軽減する。

「柴苓湯」はステロイドとの併用により、ステロイドの減量を可能とする効果がある

「補中益気湯」は感染防御作用がある

「八味丸」は加齢に伴う諸症状の改善に用いられる

「小柴胡湯」には、ステロイド代謝促進作用、免疫系調節作用、肝保護作用などがある

「六君子湯」には、胃適応性弛緩反応や胃排出能正常化作用、消化管機能調節作用などがある

「⻨門冬湯」には、鎮痛作用、去痰作用、気管支拡張作用などがある

「当帰芍薬散」には、卵巣機能改善作用、更年期障害改善作用などがある

⺠間薬とは、限られた地域において、⻑年の経験から伝承されてきたものが多い

わが国では、漢方薬は医薬品として認められていない

漢方医学における証と⻄洋医学における病名は同じものである

民間薬にも漢方医学理論が適用される

西洋医学理論に基づく診断により漢方処方が決定される

わが国では漢方薬は保険薬価基準に収載されていない

わが国では漢方療法はハーブ療法の中に位置づけられている

代替相補医療の考え方は国により、また、時代により解釈が異なる

⺠間薬は漢方薬の一部である

サプリメントは食品の範疇である