問題一覧
1
医療の基本的考え方について、適切でないもの
医療サービスと介護サービスの提供の基本理念は違っている
2
医療の担い手が守るべき倫理上の原則について、適切でないもの
医師のみが医療の倫理を守る
3
利用者や家族の気持ちについて、最も適切でないもの
利用者や家族がもつ疑問には説明はいらない
4
在宅における医療保険や介護保険、保険制度について、誤っているもの
医療保険制度のサービス内容には訪問介護が含まれている
5
医行為について、適切でないもの
平成24年度からは、介護福祉士等は医師の指示を得て全ての医行為を実施できる
6
チーム医療における業務分担で適切なもの
医師は包括的に医業を独占している
7
リスクマネジメントについて、適切でないもの
事故による被害者は利用者のみである
8
ヒヤリハットの出来事について、適切なもの
起こる確率が低い出来事でも、結果が甚大であれば、リスクが低いとは言えない
9
救急蘇生法における気道確保について、正しいもの
気道確保では頭部をやさしく後屈させる
10
救急蘇生法で腹部突き上げ法を実施する際、正しいもの
反応のある1歳以上の人に対して行った
11
手洗いについて、正しいもの
ぬれたタオルでは拭かない
12
手洗いの方法について、正しいもの
15秒以上の時間をかけて洗う
13
職員の感染予防について、適切でないもの
職員が自身の健康管理をすることは感染予防とは無関係である
14
療養環境の清潔保持について、適切でないもの
感染疾患でなければ排泄物や吐しゃ物は素手で扱う
15
滅菌と消毒について、誤っているもの
滅菌は家庭用食器洗浄機で行うことができる
16
健康について、最も適切でないもの
健康な状態と不機嫌な状態は境界線が明確に区別される
17
健康状態について、適切なもの
血圧は一日の中で一定ではない
18
急変状態および急変時の対応について、最も適切なもの
日頃から急変時の早期発見のための対策をたてておくことは重要である
19
呼吸の仕組みや働きについて、適切でないもの
空気を吸うときの空気の流れは、口・鼻→咽頭→喉頭→食道→肺である
20
呼吸の仕組みや働きについて、適切なもの
呼吸の正常な働きは「換気」と「ガス交換」が適切に行われることによって維持される
21
呼吸の状態について、適切でないもの
呼吸の苦しさが続くことが精神面に影響することはない
22
「たん」について、適切なもの
せきは、たんを排出する方法の一つである
23
人工呼吸について、適切でないもの
人工呼吸器の回路の接続は、外れない構造になっている
24
人工呼吸器を装着している人の吸引について、適切でないもの
非侵襲的人工呼吸器(口鼻マスク)装着者では、口腔内吸引が不要である
25
子どもの吸引について、適切なもの
子どもにとって吸引は恐怖と苦痛を伴う処置である
26
吸引を受ける利用者への対応について、適切でないもの
利用者が吸引を受け入れられず激しい抵抗を示しているが、予定通りに吸引を実施した
27
呼吸器系の感染予防として、最も適切なもの
口腔内吸引と気管カニューレ内部の吸引を別々の吸引チューブで実施した
28
吸引時に起こりうるトラブルと対応について、適切でないもの
吸引時間が長くなり利用者の顔色が悪くなっているが、たんが取りきれたと判断して、次の利用者宅へ向かった
29
急変・事故発生時に実施すべき対応として、最も適切でないもの
吸引中にたんの色が赤く変化しても、そのまま吸引を続ける
30
急変・事故発生時の事前対策として、適切なもの
関係者・医師・看護職員と予防策を共有しておく
31
吸引の必要物品の用途について、適切でないもの
清浄綿等は、介護職員の手指の消毒に用いる
32
吸引の必要物品について、正しいもの
吸引びんに貯留した吸引物は、逆流しないよう注意する
33
吸引の必要物品の清潔保持について、誤っているもの
吸引チューブを浸潰法で保管する場合は、吸引前に吸引チューブの外側を清浄綿で拭き取らないようにする
34
吸引の必要物品は、すぐに使えるように準備しておく
吸引チューブは気管カニューレ内部と口腔・鼻腔用で区別しない
35
吸引前の利用者の状態観察について、適切なもの
義歯の種類や装着状態を確認する
36
たんの吸引前の利用者の準備について、適切でないもの
吸引前の説明は、利用者に緊張感をもたらすので行わない
37
たんの吸引の実施手順について、適切なもの
吸引後は、チューブの外側を清浄綿で拭いたあと、洗浄水を吸引する
38
たんの吸引の実施後の観察項目について、最も適切でないもの
腹痛の有無
39
たんを出しやすくするケアに関する事柄について、適切なもの
たんの粘性と体内の水分は関係が深い
40
報告および記録について、適切なもの
記入方法や様式について、医療職と十分に話し合う
41
消化器の仕組みと働きについて、誤っているもの
食べ物を吐き出すことを嚥下という
42
よくある消化器の症状について、適切なもの
経管栄養剤の注入中に、おう気・おう吐を生じることがある
43
経管栄養法について、適切でないもの
注入する量が足りていれば、栄養不足の状態とはならない
44
生命維持における栄養・水分摂取・消化機能の重要性について、正しいもの
血液などの循環は、体内の水分の量によって大きく影響を受ける
45
経管栄養実施上の留意点で、適切でないもの
栄養剤の注入時は、体を水平にして逆流を防止することが重要である
46
子どもの経管栄養について、適切でないもの
栄養剤は開封しても、冷蔵庫で保管すれば使用期間を超えて使ってもよい
47
経管栄養に関する感染とその予防について、適切なもの
器具類の汚染、実施者の手指の汚染などが消化器感染の原因となる
48
経管栄養を受ける利用者への説明と同意について、適切でないもの
不明な点がある時に、利用者や家族に伝えずに医療職を呼ぶ
49
経管栄養中に生じるトラブルとその対応について、適切でないもの
おう吐した場合は、注入速度を早くする
50
経管栄養中に生じるトラブルとその対応について、適切でないもの
胃ろうに挿入したチューブが抜けそうになっていたが、そのまま注入した
51
急変や事故発生時の事前対策として、適切でないもの
応急処置方法のマニュアルは介護職員だけが共有する
52
経管栄養の必要物品と清潔保持について、適切でないもの
感染が疑われる利用者の場合は、未滅菌手袋は使えない
53
経管栄養チューブ挿入部の消毒および消毒薬について、適切なもの
挿入部からの漏れがある場合、皮膚の炎症やびらんを生じることがある
54
経管栄養実施前の留意点について、適切でないもの
利用者の食事の時間は一定しているため、経管栄養の実施について毎回同意してもらう必要はない
55
経管栄養実施手順と留意点について、適切でないもの
経鼻経管栄養では胃内部の音の確認も介護員が実施する
56
経管栄養の実施中と経管栄養実施後の手順と留意点、医療職への報告について、適切でないもの
経管栄養実施後は、腹圧が上昇するため、尿意を感じなくなる
57
消化機能を促進するケアについて、適切でないもの
腸蠕動を活発にするためには、安静にすることが重要である
58
経管栄養に必要なケアについて、適切なもの
経鼻経管栄養チューブの固定部分に、皮膚のかぶれや水泡などがないかを確認する
59
報告と記録について、適切なもの
担当者会議などでは、利用者の意向や医師、看護職員の方針を分かるまで聞いておく