問題一覧
1
運動による心臓血管系への影響について正しいのはどれか。2つ
圧負荷がかかると求心性左室肥大を起こす。, 長時間持久性トレーニングを行うと遠心性左室肥大が起こる
2
スポーツに関連した突然死について正しいのはどれか。2つ
中高年者の原因は冠動脈硬化性心疾患が多い, 全ての例で原因基礎疾患が判明するとは限らない
3
突然死について正しいのはどれか。2つ
若年競技者の突然死の原因で多いのは循環器疾患である, 肥大型心筋症は、スポーツ心臓との鑑別が必要である
4
スポーツ心臓について誤ってるのはどれか
無酸素系運動では起こりづらい
5
運動による心臓血管系への影響について誤っているのはどれか。2 つ
筋力トレーニングでは心室への圧負荷が前負荷として作用する。, 競技者の高度徐脈は日中にみられ、夜間就寝時にはみられない。
6
競技者の突然死の原因として誤っているのはどれか。
スポーツ心臓
7
スポーツに関連した突然死について正しいのはどれか。2 つ
心筋梗塞は中高年者の原因として多い。, ほとんどのものが前駆症状を訴えている。
8
運動誘発性気管支攣縮について誤っているのはどれか。2 つ
発作時には吸入ステロイド薬が有効である。, 症状は、運動を開始して 3~8 分位で最も強くなる。
9
上気道炎、かぜ症候群とインフルエンザについて正しいのはどれか。2 つ
上気道炎症状として、くしゃみ、鼻汁、咽頭痛がある。, ノイラミニダーゼ阻害薬はインフルエンザの症状出現後 48 時間以内に治療を開始する。
10
気管支喘息、運動誘発性気管支攣縮について誤っているのはどれか。2 つ
運動誘発性気管支攣縮は運動を開始して 30~60 分ぐらいに症状が起こる。, β2 作用薬吸入後に 1 秒量が 2%以上改善すれば気道可逆性陽性と判定する。
11
呼吸器感染症について誤っているのはどれか。2つ
かぜ症候群の多くは真菌感染によって起こる。, 運動量および強度が高いほど、上気道炎にかかるリスクは低い。
12
気管支喘息について誤っているのはどれか。2つ
メサコリン試験は気道可逆性検査の一つである。, 治療薬はドーピング禁止物質を含むため、アスリートでは発作が起きた時のみ使用する。
13
呼吸器感染症について誤っているのはどれか。2つ
免疫グロブリン G は粘膜免疫系の主体をなす分泌型免疫ブロブリンである。, 上気道炎に罹患した場合、くしゃみ、鼻水、咳などの呼吸器症状は多くの場合、2〜4 週間程度持続する。
14
呼吸器感染症について正しいのはどれか。2 つ
粘膜免疫系の主体をなすのは、分泌型免疫グロブリン A である。, かぜ症候群の多くはウイルス感染によって起こる。
15
過換気症候群について誤っているのはどれか。2 つ
現場での対応では可及的速やかにペーパーバッグ法を実施することである。, ペーパーバッグ法の目的は血液中の炭酸ガス濃度を減少させることである。
16
気管支喘息について正しいのはどれか。
症状はストレス、気道感染、アルコールなどで悪くなることがある。
17
貧血と鉄について正しいのはどれか。
血液中のヘモグロビンの量は、男性で 14g/dl 未満、女性で 12 g/dl 未満が貧血の 目安となる。
18
貧血と鉄の摂取について誤っているのはどれか。
体内の貯蔵鉄の増減を知るには血清鉄濃度を評価する。
19
貧血について正しいものはどれか。
赤血球の産生が低下することが原因の1つである。
20
貧血について正しいのはどれか。2 つ
スポーツ貧血のほとんどは鉄欠乏性貧血である。, ビタミン C は鉄吸収促進作用をもつので、鉄剤と併用することがある。
21
鉄欠乏性貧血について正しいのはどれか。2つ
非貧血時と比較して、一般的に心拍出量は増加する。, 体内貯蔵鉄を示す血清フェリチンは、ヘモグロビン濃度よりも先に低下する。
22
貧血の予防と改善について正しいのはどれか。2 つ
非ヘム鉄はビタミン C により吸収率が高まる。, 食品中の鉄の形態を考慮する。
23
鉄欠乏性貧血とその予防と改善について誤っているのはどれか。2つ
軽度の貧血では、競技力に影響することはない。, 非ヘム鉄は、ヘム鉄よりも吸収されやすい。
24
貧血について正しいのはどれか。2 つ
女性競技者では Hb<11g/dl であれば貧血の可能性が高い。, 血清鉄はヘモグロビンよりも先に低下する。
25
鉄欠乏性貧血の原因の組み合わせについて正しいのはどれか。2 つ
鉄摂取の不足 ― ダイエット, 鉄需要の増大 ― 妊娠
26
糖尿病と肥満症について正しいのはどれか。
インスリンを使用している場合、運動中の低血糖に注意する。
27
糖尿病患者における運動禁忌の症例について誤っているのはどれか。
内服薬やインスリンを使用している者
28
高尿酸血症について誤っているのはどれか。
血中尿酸値を下げるには無酸素運動の実施も効果的である。
29
糖尿病患者における運動禁忌について誤っているのはどれか。2 つ
内服薬やインスリンを使用している者, 高齢者
30
糖尿病について誤っているのはどれか。2 つ
口渇・多尿・体重増加が特徴的な症状である。, アシドーシスが起こると昏睡状態に至ることもある。
31
糖尿病について誤っているのはどれか。2 つ
日本の糖尿病の 90%以上は 1 型糖尿病である。, 高血糖になると血液の浸透圧が低下し、のどの渇きを生じる。
32
皮膚疾患について誤っているのはどれか。
爪下血腫で血液を排出する際には、受傷直後(1〜2 日)は避ける。
33
皮膚の構造について図の中の( )に入る語として正しいのはどれか。
表皮
34
皮膚感染症について正しいのはどれか。
足白癬は真菌が皮膚の角層に寄生してできる。
35
皮膚の働きについて誤っているのはどれか。
造血機能
36
皮膚の外傷に対する処置の方法について誤っているのはどれか。2つ
消毒薬で傷口をきれいに洗う。, 皮膚が欠損している場合には、ガーゼを使用して、早期に乾燥させる。
37
皮膚感染症について正しいのはどれか。2つ
麻疹、風疹、伝染性単核球症は皮膚症状のある全身性ウイルス感染症として知られている。, 胸、背中、腋窩に薄茶色の斑点が多発した場合、癜風を疑うが、自覚症状がなく、皮膚感染症と気付かないことが多い。
38
皮膚感染症について、正しいのはどれか。2 つ
健康な皮膚に細菌がついても感染症はおきない。, 水虫は白癬菌というカビの寄生による感染症である。
39
皮膚感染症について誤っているのはどれか。2 つ
膿痂疹(とびひ)は、ウイルス性感染症である。, 単純ヘルペスは細菌感染症である。
40
皮膚疾患について正しいのはどれか。2 つ
爪下血腫の救急処置として、できた直後(1〜2 日以内)に減菌した注射針を爪に刺し、 穴を開けて中の血液を排出するようにする。, 蜂に刺された場合、気づいてすぐに冷やすことが大切である。
41
肝炎について誤っているのはどれか。
C 型肝炎の約 80%は自然治癒する。
42
血液感染症について正しいのはどれか。
C 型肝炎ウイルスに有効なワクチンはない。
43
運動時にみられる腹部症状について正しいのはどれか。
最大運動負荷時あるいは直後に便失禁を伴う下痢を生じることがある。
44
肝炎ウイルスのうち、血液や体液を介さず経口的に感染するものについて正しい のはどれか。2 つ
A 型肝炎ウイルス, E 型肝炎ウイルス
45
運動時に見られる腹部症状として正しいのはどれか。2つ
悪心、嘔吐、胸やけはランナー、トライアスリートの 5〜10%に認められる。, レース前に、突然長距離ランナーを襲う下痢がある。
46
肝炎について正しいのはどれか。2 つ
スポーツによる接触で B 型肝炎ウイルスが感染する可能性は少ない。, C 型肝炎ウイルスに有効なワクチンはない。
47
運動時にみられる腹部症状について正しいのはどれか。2 つ
男性よりも女性に多くみられる。, 運動時の腹痛予防対策としては運動中のこまめな水分補給が効果的である。
48
肝炎について、誤っているのはどれか。2 つ
C 型肝炎ウイルスは接触スポーツで感染する可能性が高い。, C 型肝炎の約 80%は自然治癒する。
49
旅行者下痢症とその対応について誤っているのはどれか。
軽症では食物繊維の多いものを食べさせる。
50
旅行者下痢症について誤っているのはどれか。
一般的な対処として、乳酸菌製剤の整腸薬は原則的には使用しない。
51
検尿時の異常について誤っているのはどれか。2 つ
運動時の血尿が 2 週間以上続く場合には運動を中止する。, 尿中に蛋白が 50mg 以上検出された場合を蛋白尿という。
52
運動性血色素尿について正しいのはどれか。
炎暑、寒冷、多湿、脱水、運動の未熟練はミオグロビン尿の誘発因子である。
53
運動による腎・泌尿器疾患について誤っているのはどれか。
競泳ではヘモグロビン尿が生じやすい。
54
発育・加齢による身体の生理学的変化について誤っているのはどれか。
加齢による筋線維萎縮は、速筋線維よりも遅筋線維において顕著である。
55
高齢者のスポーツについて誤っているのはどれか。
唾液中の SIgA(分泌型免疫グロブリン A)は、加齢とともに増加する。
56
高齢者に多いスポーツ外傷・障害について誤っているのはどれか。
中等度以上の変形性膝関節症に対しては、主に荷重負荷によるエクササイズを行 う。
57
高齢者の加齢変化として正しいのはどれか。
身体活動水準が異なっても、加齢による最大心拍数の低下は同程度である。
58
高齢者の運動処方の原則について正しいのはどれか。2 つ
合併症を考慮して行う。, 継続できる運動処方を行う。
59
高齢者の加齢変化として正しいのはどれか。2つ
血圧は加齢とともに上昇し、運動時の血圧上昇も加齢により強くなる。, 最大心拍数は加齢とともに直線的に低下する。
60
高齢者の生理的特徴として正しいのはどれか。2 つ
神経伝導速度が低下し反応速度の遅延が生じる。, 血圧の上昇は動脈の弾性低下が一因である。
61
高齢者の加齢による変化で誤っているのはどれか。2 つ
遅筋線維は速筋線維と比べて萎縮しやすい。, 最大心拍数は変化しない。
62
競技者の月経について正しいのはどれか。
一般的に初経の初来が遅れる。
63
摂食障害について誤っているのはどれか。
無月経、低血圧とともにみられる女性競技者の3徴候である。
64
女性のスポーツ医学について正しいのはどれか。2 つ
女性競技者に多いスポーツ障害として摂食障害がある。, 体脂肪率の低下は月経異常の原因となる。
65
女性のスポーツ医学について誤っているのはどれか。2つ
性別による筋力トレーニングの効果の差には性ホルモンは関係しない。, 体脂肪率は、月経異常と関係しない。
66
女性競技者の 3 徴候とよばれるスポーツ障害について正しいのはどれか。2 つ
月経異常, 骨粗鬆症
67
月経周期について誤っているのはどれか。2つ
60〜149 日が稀発月経, 150 日以上発来しないと続発性無月経
68
女性のスポーツ障害の特徴で正しいのはどれか。2つ
激しいトレーニングなどから 90 日以上月経が発来しない状態を、続発性無月経という。, 骨粗鬆症の治療は、激しいトレーニングによって生じた心身のストレスを管理することが主体である。
69
摂食障害について正しいのはどれか。2 つ
パーソナリティの特徴は真面目、従順、完全主義である。, 過食と自己誘発嘔吐を繰り返すのは、神経性大食症の特徴である。
70
競技者の月経の特徴として正しいのはどれか。2つ
続発性無月経が多い。, 月経周期異常が多い。
71
女性の生理学的特徴として正しいのはどれか。2 つ選べ。
骨盤が広く、大腿部が内側に傾斜している。, 肘関節の外反角が男性より大きい。
72
月経周期について誤っているのはどれか。2 つ
稀発月経は 90 日〜180 日である。, 続発性無月経は 60 日以上月経がみられない。
73
女性に認められるスポーツ障害について誤っているのはどれか。2 つ
貧血の多くは溶血性貧血である。, 摂食障害は月経異常や疲労骨折の発生とは関連しない。
74
摂食障害について正しいのはどれか。2 つ
従順な競技者に多い。, 完全主義の競技者に多い。
75
月経周期について誤っているのはどれか。
60 日以上発来しないと続発性無月経である。
76
成長期のスポーツ医学について正しいのはどれか。
心疾患を持った学齢期の子どもの運動指導には「学校生活管理指導表」が用いられる。
77
子どものスポーツ指導として誤っているのはどれか。
「基本動作づくり」よりも「基礎体力づくり」を優先させる。
78
成長期のスポーツ医学について誤っているのはどれか。2つ
運動誘発性気管支喘息などのアレルギー性疾患を持つ子どものスポーツ参加は禁忌である。, 年齢による発育・発達のピークは、脳・神経系が筋骨格系よりも遅くなる。
79
慢性疾患を有する子どものスポーツ指導について誤っているのはどれか。2つ
マラソンやサッカーは水泳よりも運動誘発性気管支喘息を起こしにくい。, 食物依存性運動誘発性アナフィラキシーでは、呼吸困難を訴えることは少ない。
80
低温によるトラブルについて正しいのはどれか。
重症の低体温症では不整脈が出現する。
81
時差・海外遠征時の諸問題への対応について正しいのはどれか。
概日リズムの乱れは、飛行時間が同じでも、西向きに比べ、東向きのほうが大きい。
82
時差について正しいのはどれか。
同じ時間数の時差でも、西行きに比較して東行きは時差ボケの症状がひどい。
83
時差について正しいのはどれか。2 つ
屋外光のもとで軽い運動をすると、時差ボケ解消に役立つ。, サーカディアンリズムは約 24~25 時間を周期にしている。
84
運動時の体温調節について誤っているのはどれか。2 つ
暑熱環境下での運動は皮膚血流量を低下させる。, 高温多湿下では、汗が蒸発しやすくなり、熱放散が促進される。
85
熱中症の病態と処置、予防について正しいのはどれか。2つ
熱けいれんの主たる病態は、Na 欠乏性脱水である。, 現場で救急処置を行うには熱射病か熱疲労かの鑑別が問題となる。
86
低温環境下について誤っているのはどれか。2つ
神経伝達速度は温度が上昇すると遅くなり、軟部組織の伸張性は温度が高いほど低くなる。, 抗利尿ホルモンの分泌が増加する。
87
スポーツにおける熱中症の予防について正しいのはどれか。2 つ
体力の低い者、肥満、暑さに馴れていない者は運動を軽減する。, WBGT28°C以上では熱中症の危険が高いので、激しい運動は中止する。
88
特殊環境下での影響について正しいのはどれか。2 つ
動脈血酸素飽和度は、標高 2,000~3,000m では 90~93%に低下する。, ダイビング中に急浮上する際に呼吸を止めていると危険である。
89
熱中症について正しいのはどれか。2 つ
播種性血管内凝固症候群(DIC)を起こすことがあるのは熱射病である。, 体重の 3%以上の水分が失われると体温調節に影響する。
90
ドーピング防止について正しいのはどれか。2 つ
禁止物質や禁止方法を保有することはドーピングである。, WADA 規程(世界ドーピング防止規程)にはドーピングとして 8 項目が定義されている。
91
ドーピングコントロールについて正しいのはどれか。2 つ
禁止物質の中には、競技能力を強化する作用のない物質もある。, 特定競技で禁止される物質もある。
92
ドーピング防止について誤っているのはどれか。2つ
ドーピングによる副作用は自己責任から生じる問題なので、ドーピングを禁止する理由にはならない。, 国際的なドーピング防止活動は国際オリンピック委員会が統括している。
93
アンチ・ドーピングについて誤っているのはどれか。2 つ
ドーピングによる副作用は自己責任から生じる問題なので、ドーピングを禁止する理由にはならない。, 国際的なアンチ・ドーピング活動は国際オリンピック委員会が統括している。
94
ドーピングコントロールについて誤っているのはどれか。2つ
治療使用特例(TUE)は申請すればすべて付与される。, A、B 検体ともに陽性になると、そのまま処分が決定する。
95
ドーピング防止規則違反行為として正しいのはどれか。2つ
競技者の検体に、禁止物質又はその代謝物もしくはマーカーが存在すること, 検体の採取を回避、拒否又は不履行すること
96
ドーピングコントロールとドーピング検査について正しいのはどれか。2 つ
ドーピングコントロールとは、検査、分析、結果管理、聴聞会と上訴の全体を指す 用語である。, 2回目の違反者への制裁内容は違反の種類により異なる。
97
ドーピングコントロールについて正しいのはどれか。
特定物質の違反では、状況によって制裁が軽減される。
98
ドーピングについて正しいのはどれか。
居場所情報関連義務違反でもドーピングとみなされる。