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臨床薬理学121-144
  • 海人

  • 問題数 35 • 2/8/2025

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    問題一覧

  • 1

    生物学的利用率に関して正しいものを1つ選べ。

    内服薬は初回通過効果を受けるので、注射剤に比べ生物学的利用率は小さい

  • 2

    薬の作用発現や効果に関する記述について正しいものを2つ選べ。

    薬が体内からほぼ消失するのに要する時間はt1/2の4~5倍である, 薬の作用発現は最高血中濃度到達時間が参考となる

  • 3

    抗菌薬の投与方法に関する記述について正しいものを1つ選べ。

    抗菌薬は濃度依存型と時間依存型に分類される

  • 4

    薬の排泄に関する記述について正しいものを2つ選べ。

    腎臓を介して排泄される薬は主に水溶性の薬である, 睡眠薬は大部分が肝臓を介して排泄される薬である

  • 5

    高齢者における薬に関する記述について正しいものを1つ選べ。

    高齢者では、腎血流量が減少することで排泄が低下する

  • 6

    注射剤の投与速度に関する記述について正しいものを1つ選べ。

    クリンダマイシンやソルメドロールは速度が速いと心停止を起こす

  • 7

    剤形に関する記述について正しいものを2つ選べ。

    ジアゼパムやフェノバールの坐剤は鍵のかかる金庫などで管理する, 冷湿布と温湿布はいずれも皮膚を冷やす作用がある

  • 8

    アセトアミノフェンに関する記述について正しいものを1つ選べ。

    アセトアミノフェンの注射は15分で投与する

  • 9

    錠剤に関する記述について正しいものを1つ選べ。

    アダラートカプセルは速効性を期待した舌下投与は禁止されている

  • 10

    薬に関する記述について正しいものを1つ選べ。

    カリウムの注射剤は投与速度だけでなく、尿量にも注意する

  • 11

    アドレナリン受容体はどのタイプの受容体に分類されるか正しいものを1つ選べ

    G蛋白質共役型受容体

  • 12

    トランスポーターの働きを抑えて作用を現す薬物はどれか正しいものを1つ選べ。

    フルボキサミン

  • 13

    競合的アンタゴニストを加えることにより点線Aで示すアゴニストの濃度―反応曲線が実線Bのように変化した。この現象を表現する濃度―反応曲線はどれか正しいものを1つ選べ。

    図3

  • 14

    アゴニストの結合部位に不可逆的に結合するアンタゴニストを加えることにより、点線Aで示すアゴニストの濃度―反応曲線が実線Bのように変化した。この現象を表現する濃度―反応曲線はどれか正しいものを1つ選べ。

    図1

  • 15

    薬物の安全域を示す計算式はどれか正しいものを1つ選べ。

    LD50 ÷ ED50

  • 16

    経口投与された薬物が吸収される過程はどれか正しいものを1つ選べ。

    小腸 → 門脈 → 肝臓 → 全身循環系

  • 17

    種々のチトクロムP450分子種の発現を誘導する代表的な薬物はどれか正しいものを1つ選べ。

    フェノバルビタール

  • 18

    グレープフルーツジュースに含まれる成分の主な代謝阻害部位はどこか正しいものを1つ選びなさい。

    小腸

  • 19

    初回通過効果を回避できる剤形はどれか正しいものを1つ選べ。

    舌下錠

  • 20

    薬物が血液中から組織へ移行することを何というか正しいものを1つ選べ。

    分布

  • 21

    世界保健機関(WHO)が作成している「疾病及び関連保健問題の国際統計分類」の英語略名はどれか.1つ選びなさい.

    ICD

  • 22

    精神系疾患に対して行われる一般的な治療法はどれか.3つ選びなさい.

    心理療法, 薬物療法, 電気けいれん療法

  • 23

    「統合失調症」に関する説明のうち,誤っているものはどれか.1つ選びなさい.

    病因は,遺伝要因のみと考えられている.

  • 24

    精神活動に関係すると考えられている神経伝達物質のうち,誤っているものはどれか.1つ選びなさい.

    アドレナリン

  • 25

    「統合失調症」の薬物治療に関する説明で誤っているものはどれか.2つ選びなさい.

    定型抗精神病薬は, ドーパミンD2受容体遮断作用とセロトニン5HT2A受容体遮断作用を持つ薬物のことである., 定型抗精神病薬は, 陽性症状だけでなく陰性症状も改善する.

  • 26

    双極性障害における躁病エピソードの治療に関する説明のうち誤っているものはどれか.1つ選びなさい.

    最も推奨されるのは,マグネシウムである.

  • 27

    双極性障害における大うつエピソードの治療に関する説明のうち誤っているものはどれか.3つ選びなさい.

    三環系抗うつ薬が推奨されている., 抗うつ薬治療は,躁傾向になるので有用である., 抗うつ薬の効果は,十分なエビデンスがある.

  • 28

    定型抗精神病薬の重要な薬物有害反応はどれか.2つ選びなさい.

    定型抗精神病薬の重要な薬物有害反応はどれか.2つ選びなさい., 高プロラクチン血症

  • 29

    非定型抗精神病薬の説明のうち誤っているものはどれか.1つ選びなさい.

    双極性障害の維持療法には使用されない.

  • 30

    抗精神病薬との併用で,重篤な血圧降下を生じる薬物はどれか.1つ選びなさい.

    アドレナリン

  • 31

    認知症に対して現在使用されている薬物は,次のうちどれか.2つ選べ. 

    アセチルコリンエステラーゼ阻害薬, NMDA受容体チャネル阻害薬

  • 32

    現在,認知症の治療に用いられている薬物のうち,間違っているものを1つ選べ. 

    セフォペラジン

  • 33

    パーキンソン病の主要「運動症状」のうち誤っているものはどれか.1つ選べ. 

    呼吸運動低下

  • 34

    パーキンソン病の治療薬として誤っているものはどれか.2つ選びなさい. 

    D-ドパ, ドパミン受容体遮断薬

  • 35

    パーキンソン病に用いる薬物に関する記述のうち,誤っているものはどれか.1つ選べ. 

    MAO-B阻害薬は,脳内のアセチルコリン分解を抑制する.

  • 36

    抑制系神経伝達を促進する物質はどれか.1つ選べ. 

    GABA

  • 37

    てんかん治療に用いる薬物のうち,抑制系神経伝達を促進する薬物として当てはまるものはどれか.1つ選べ. 

    クロバザム

  • 38

    不眠症の主な4つのタイプのうち誤っているものはどれか.1つ選べ. 

    概日リズム睡眠障害

  • 39

    睡眠薬として使用されている薬物のうち誤っているものはどれか.1つ選べ. 

    GABA受容体阻害薬

  • 40

    「突発性睡眠」が特に問題となる薬物はどれか.1つ選べ. 

    非麦角アルカロイド系ドパミン受容体刺激薬

  • 41

    心不全治療の目標について,誤っているものはどれか.1つ選べ. 

    心臓のポンプ機能を低下させ,心臓の負担を軽減する

  • 42

    心不全治療に使用される「強心薬」のうち誤っているものはどれか.2つ選べ 

    NMDA受容体チャネル阻害薬, アセチルコリンエステラーゼ阻害薬

  • 43

    心不全治療時,血管拡張目的で投与する薬物として誤っているものはどれか.1つ選べ. 

    アンジオテンシン受容体刺激薬

  • 44

    注射用ニトログリセリンを投与時の注意について誤っているものはどれか.1つ選べ. 

    吸着を避けるため塩化ビニル製の輸液容器・輸液セットを用いる

  • 45

    ドパミンは,投与速度によって発現する作用が異なる.説明で誤っているものはどれか.1つ選べ. 

    中用量では,α1受容体刺激により,心筋収縮力が増大する

  • 46

    P波の説明として最も適切なものを一つ選べ。 

    正常の心拍では一番初めに始まる刺激で,心房の興奮を示している波形。

  • 47

    ST低下が見られた場合に考えられる疾患を二つ選べ。

    狭心症, 低カリウム血症

  • 48

    II型不整脈薬について正しいものを一つ選べ。 

    β遮断作用によって洞結節や房室結節の伝導時間を抑制する。

  • 49

    Ia型不整脈薬の禁忌として正しくないものを一つ選べ。 

    重篤な洞不全症候群のある患者に投与する。

  • 50

    不整脈治療薬の使用の際に注意すべきこととして最も適切でないものを一つ選べ。 

    投与量の計算は緊急時で行うケースが多いので、素早く暗算で済ませる必要がある。

  • 51

    器質性狭心症の説明として正しいものを一つ選べ。 

    コレステロールや細胞の蓄積物(アテロームや粥腫)が血管壁に付着し、冠動脈の血流量が低下して発症する。

  • 52

    ニトログリセリンの禁忌について説明したもののうち最も適切でないものを一つ選べ。 

    2度以上の房室ブロックのある患者に投与する。

  • 53

    ヘルベッサー注射用250を1分間に体重1kg当たり1㎍投与する場合、1バイアル(250㎎)を5mLの生理食塩液で 溶解するとして、計算上60kgの患者に対して1分間に何mLの速度で投与すればよいか。 

    0.0012mL/分

  • 54

    アスピリンの禁忌について最も適切でないものを一つ選べ。 

    低血圧症の患者に投与する。

  • 55

    心筋梗塞の前兆として最も適切でないものを一つ選べ。 

    立ちくらみ

  • 56

    高血圧の治療について正しいものはどれか。1つ選びなさい。 

    肥満患者の減量は降圧効果が期待できる。

  • 57

    降圧薬の選択について正しいものはどれか。2つ選びなさい。 

    1日1回投与の薬剤が推奨される。, 利尿薬の少量投与は他の降圧薬の効果を高める。

  • 58

    降圧薬とその副作用の組合せで誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 

    ループ利尿薬 ― 高カリウム血症

  • 59

    既往歴に糖尿病があった場合の降圧目標で正しいものはどれか。 

    130/80 mmHg未満

  • 60

    合併症を有する降圧療法について誤っているものはどれか。1つ選びなさい。 

    心筋梗塞の患者にはARBとACE-Iの併用が推奨される。

  • 61

    気管支喘息の長期管理において最も重要な位置づけにある薬剤を1つ選びなさい。

    吸入副腎皮質ステロイド薬

  • 62

    徐放性テオフィリン製剤は、速効性を期待する場合には錠剤やカプセル剤を噛み砕いて服用するとよい との患者への服薬説明は適切か?

    不適切

  • 63

    喘息治療ステップに関する次の記述で誤ったものを2つ選びなさい。

    経口ステロイド薬はステップ2から使用できる, 長時間作用性吸入抗コリン薬(LAMA)はステップ3から使用できる

  • 64

    β2刺激薬の剤形の違いによる全身性の副作用の発現リスクの順番として正しいものを1つ選びなさい。

    経口薬>貼付薬>吸入薬

  • 65

    気管支喘息の長期管理における吸入副腎皮質ステロイド薬の使用に関する次の記載のうち誤っているものを1つ選びなさい。

    発作時の第1選択薬と位置づけられる

  • 66

    喘息発作強度の目安として最も重要な位置づけにあるものを1つ選びなさい。

    「呼吸困難」の程度

  • 67

    喘息発作治療のステップ2以上で使用される薬剤として適切でないものを1つ選びなさい。

    長時間作用性吸入β2刺激薬

  • 68

    発作治療で投与される次のステロイド注射薬の中で、アスピリン喘息患者で発作が増悪する可能性がある薬剤を2つ選びなさい。

    プレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム, メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム

  • 69

    加圧式定量噴霧吸入器(pMDI)に関する次の記述のうち誤っているものを2つ選びなさい。

    できるだけ速い速度で吸入する, 1回に2回吸入する場合は、1回の吸入中にボンベを2回押す

  • 70

    吸入補助具(スペーサー)に関する次の記述で誤っているものを1つ選びなさい。

    スペーサーは小児への使用は避けるべきである

  • 71

    COPDに関する次の記載で誤っているものを1つ選びなさい。

    年間の死亡者数は気管支喘息よりも少ない

  • 72

    COPDの薬物治療(長期管理)の中心は、気管支拡張薬であり、患者の重症度に応じて段階的に多剤を併用するといった考え方は正しいか。

    正しい

  • 73

    禁煙治療薬に関する次の記述の中で誤っているものを1つ選びなさい。

    ニコチンガムは30~60分間連続して噛み続ける

  • 74

    COPDの長期管理薬に関する次の記述のうち誤っているものを1つ選びなさい。

    長時間作用性吸入抗コリン薬(LAMA)が第1選択薬で、長時間作用性吸入β2刺激薬(LABA)は第2選択薬である

  • 75

    COPDの増悪時の薬物療法に関する次の記述のうち誤っているものを1つ選びなさい。

    第1選択薬は長時間作用性吸入抗コリン薬(LAMA)である

  • 76

    咳嗽の分類に関する次の記載で誤っているものを1つ選びなさい。

    湿性咳嗽に対しては積極的に中枢性鎮咳薬を投与する

  • 77

    慢性咳嗽の原因疾患と診断的治療で使用される薬剤の組合せで誤っているものを1つ選びなさい。

    アトピー咳嗽 – ヒスタミンH2受容体拮抗薬

  • 78

    去痰薬に関する次の記載で誤っているものを1つ選びなさい。

    去痰薬の併用は原則行ってはならない

  • 79

    感染性咳嗽の原因感染症の治療に関する次の記載で誤っているものを1つ選びなさい。

    結核の化学療法においては、耐性菌の発生防止のため単剤大量療法が行われる

  • 80

    慢性咳嗽の原因疾患治療についての次の記述で誤っているものを1つ選びなさい。

    胃食道逆流症(GERD)に伴う慢性咳嗽の治療はヒスタミンH2受容体拮抗薬による胃酸分泌抑制療法が第1選択である

  • 81

    プロトンポンプインヒビター(PPI)とヒスタミン2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)の比較について正しいものはどれか。2つ選びなさい。

    PPIの方が酸抑制効果が強い, PPIの方が効果に個人差が大きい

  • 82

    胃食道逆流症(GERD)の治療戦略について誤っているものはどれか。2つ選びなさい。

    PPIは副作用の発現頻度が低いため長期投与でも安全である, 制酸薬や消化管運動機能改善薬も単独で有効である

  • 83

    ピロリ菌に関する記述について正しいものはどれか。2つ選びなさい。

    親から子供へ口うつしでも感染する, 除菌治療の副作用は下痢の頻度が高い

  • 84

    NSAIDs潰瘍について正しいものはどれか。2つ選びなさい。

    薬剤の違いにより潰瘍の発症リスクは異なる, 発症予防にはPPIは有効である

  • 85

    シクロオキシゲナーゼ−2(COX-2)に最も選択性の高いNSAIDsを選びなさい。

    セレコキシブ

  • 86

    炎症性腸疾患である潰瘍性大腸炎とクローン病の栄養管理について正しいものを1つ選びなさい。

    クローン病は厳密な栄養管理が必要である

  • 87

    抗TNFα投与の際、最も注意すべき副作用はどれか。1つ選びなさい。

    アナフィラキシー様症状

  • 88

    炎症性腸疾患の治療薬で血中濃度測定が必要な薬剤はどれか。1つ選びなさい。

    プログラフ

  • 89

    5-ASA製剤について正しい記述はどれか。2つ選びなさい。

    難治性の潰瘍性大腸炎にも有効である, 剤形として坐薬もある

  • 90

    免疫抑制薬のタクロリムスについて正しい記述はどれか。2つ選びなさい。

    感染症には十分に注意する, グレープフルーツで効果が強くなる

  • 91

    インターフェロンの重大な副作用はどれか。2つ選びなさい。

    消化器症状, インフルエンザ様症状

  • 92

    ウイルス性肝炎のインターフェロンによる治療について誤っているのはどれか。

    インターフェロンは妊婦にも使用できる

  • 93

    B型ウイルス性肝炎の治療における核酸アナログ製剤について正しいのはどれか。2つ選びなさい。

    経口投与製剤である, 逆転写酵素を特異的に阻害する作用がある

  • 94

    C型ウイルス性肝炎治療におけるウイルス増殖阻害剤(NSSA阻害剤、ポリメラーゼ阻害剤)について誤っているのはどれか。1つ選びなさい。

    インターフェロンと併用する

  • 95

    経口抗ウイルス薬レジパスビル/ソホスブピルについて誤っているものはどれか。1つ選びなさい。

    安価で治療効果が高い

  • 96

    急性膵炎の病態について正しいものを1つ選びなさい。

    トリプシンの活性化による膵臓の自己消化が発症機序である

  • 97

    急性膵炎の臨床所見について正しいものを1つ選びなさい。

    急性腎不全の発症にも注意する必要がある

  • 98

    急性膵炎に伴う疼痛管理について誤っているものを2つ選びなさい。

    ペンタゾシンは薬物依存を引き起こしにくい薬剤である, ブプレノルフィンはモルヒネと併用される

  • 99

    蛋白分解酵素阻害薬について誤っているものを1つ選びなさい。

    播種性血管内凝固の治療に使われる投与量と同じである

  • 100

    慢性膵炎の治療方針について正しいものを1つ選びなさい。

    消化吸収障害の治療のために大量の消化酵素薬を使用する