問題一覧
1
意識されない事象や行動
無意識
2
外界や身体への関心を向けている状態および、それを向けるための装置
意識
3
ドイツ語で「私」という意味で
自我
4
ドイツ語で「それ」という意味で、人格の欲動的な側面
エス
5
言葉で表現することが難しい子供のために箱庭を用いて表現することを促すセラピーの一種のこと
箱庭療法
6
トランスと呼ばれる特殊な心的状態において、神仏や霊的存在と直接的に接触•交渉をなし、儀礼や治療などを行う宗教現象のこと
シャーマニズム
7
シャーマニズムを、行う呪術•宗教的職能者のこと
シャーマン
8
個人をある特定のステータスから別のステータスへと通過させること
通過儀礼
9
通過儀礼のうちの1段階で、これまでの環境、母親から離され隔離されること
分離
10
通過儀礼の2段階であり、大人や呪術師からの、教育•手術などを受けること
過渡
11
通過儀礼の3段階であり、もとの環境や生活に戻ること
統合
12
加入させる人間の宗教的•社会的地位を決定的に変更すること
イニシエーション
13
心的内容が浄化、解除、除去されること。いわゆる話すことですっきりする体験
カタルシス
14
共鳴状態のこと
ラポール
15
フランスの神経科医
シャルコー
16
同性の親を亡き者にして、異性の親と結合したいという願望
エディプス•コンプレックス
17
ある欲動と結びついた概念や記憶を意識から排除して無意識の中へ押し戻したり閉じ込めたりする心の働き
抑圧
18
日常生活の中で事件が起こり、それが強烈であるために個体がそれを適切に処理できず、精神病理として残った状態
外傷
19
無意識的欲動や観念が前意識-意識系に入ることを抑えようとする機能
検閲
20
治療の中で患者が退行し、無意識に治療者に負わせる様々な役割のこと
転移
21
患者に対する治療者側からの神経症的な無意識的葛藤の転移のこと
逆転移
22
最初は病理的な規制として考えられたメラニークインによって導入された概念。
投影同一視
23
治療中に患者の自己洞察が進んでいるなどの良い変化が起きているにも関わらず、病状の悪化や危険な行動化、治療中断などが起きて事態が悪化すること
陰性治療反応
24
ある行為にとらわれてしまうこと
強迫
25
精神内界での自己と対象の関係の在り方によってパーソナリティ構造が規定されるという考え方
対象関係論
26
心理療法において治療者と患者の交流を規定するような様々な要因や条件の構造総体
治療構造
27
患者は横たわって話をし、その後ろに治療者は座る療法のこと。
寝椅子
28
恥ずかしくて言えないなどと思ったことでもでも、どんなことでも頭に浮かんできたことを話すという方法
自由連想法
29
対象関係、治療者との関係、親との関係などについて治療者が理解を伝えること
転移解釈
30
スイス生まれで父は牧師、母は名家の娘であり、幼少期から死や宗教が身近にあった人物は誰か。
ユング
31
検査者が準備した刺激語を被験者に提示し、自由に連想される言語反応と、反応時間などを記録して分析することで、コンプレックスを同定する検査
言語連想検査
32
特定の繋がりをもったあらゆる感情やイメージの複合体のこと
コンプレックス
33
フロイトは「性愛的なものである」と唱え、ユングは「広い意味で心的エネルギー」と考えたことを何というか。
リビドー
34
その個人が経験してきたことのうちで無意識下にあるもの
個人的無意識
35
単に個人の人生経験によって形成されるものではなく普遍的に現れてくるイメージのこと
集合的無意識
36
客体との関係で自分の態度を決めること。その場の状況、集団との関係が重要
外向型
37
外的状況よりも自分の認識や理解が重要
内向型
38
知的を通して取り入れられた内容に対して、評価を下したり意味を与えようとする機能
合理機能
39
概念的な繋がりを与える機能
思考機能
40
一定の価値(快•不快)を与える機能
感情機能
41
心理的な内容を取り入れる機能
非合理機能
42
五感を重視して、事物をあるがままに捉えようとする機能
感覚機能
43
眼前の感覚に捉われず、ひらめきを生む機能
直観機能
44
神話、歴史、文化などにおける特定のイメージの意味を用いて、夢のイメージを理解する方法
拡充法
45
脳を含む身体疾患が原因の精神症状のこと
外因性障害
46
何らかの素質や遺伝的要因が関与しているが病因は不明な精神症状のこと
内因性障害
47
ストレスや人間関係、パーソナリティなどの心理的要因が主たる原因の精神障害のこと
心因性障害
48
精神-性的発達の途上で、ある特定段階に過大なエネルギーが付与されて、その後の発達に影響を及ぼすこと
固着
49
不安•不快•苦痛•恥などの体験を引き起こす情動や欲動を意識から追い払い、無意識化ふる自我の動き
防衛
50
防衛の様々なタイプの方略のこと
防衛機制
51
論理的に考える•抽象的に概念化する•知識を得るなどの知性的態度で、不安や葛藤をおさめようとすること
知性化
52
葛藤を無意識化するために、意識可能な表象などに置き換えること
置き換え
53
欲求や衝動などが目指していたものとは反対の態度を強調すること
反動形成
54
うつ状態のこと
メランコリー
55
抑うつポジションで体験される不安
抑うつ不安
56
抑うつ感情や罪悪の苦痛に耐えられない時に使われ、対象の傷つきや喪失を否認する防衛のこと
躁的防衛
57
第一質量が黒ずんでくること、重要な何かが起ころうとしていることのサイン
黒化
58
諸要素が混ざり合って、元の成分とは種類が異なり、新しい実態が産出されること
発酵
59
元の諸要素が当初の形で存在することを止めてしまう段階
壊死
60
すでに死んでしまった、あるいは今死につつあるものとの諸要素が腐り、変成を予告する蒸気が出ること
腐敗
61
ホムンクルスとして描かれている魂が天国へと昇ること
受胎
62
ある極に進んだ後に反対の極に向かうこと
エナンチオドロミー
63
多くは他人の声が聞こえて来るタイプの幻覚
幻聴
64
身体感覚の異常で、被害的意味づけをなされることが多いこと 例:脳が溶けて流れ出す
体感幻覚
65
周囲の全てが新たな意味を帯び、不気味で何かが起ころうとしている不安緊迫感のこと
妄想気分
66
実際の知覚に、了解できるような理由がないのに異常な意味が付与されること
妄想知覚
67
周囲の些細な出来事、他人の身振りや言葉などを自己に関係づけること
関係妄想
68
自分の考えや行動が自分のものであるという意識が障害されること
自我障害
69
他人の意思で動かされ操られているという体験
させられ体験
70
自分の考えを他の人や世界中が知っているという体験
考想伝播
71
喜怒哀楽の感情表出が減少し、表情が乏しく声が単調になること
感情鈍麻
72
出来事の意味の一部あるいは全体を無意識的に拒否する防衛
否認
73
皮膚表面の接触と律動的にな体験を中心とする前象徴的感覚体験によって心的体験が構成される様式のこと
自閉一隣接ポジション
74
ASDの体験世界には分離の契機がなく、一体化した状態であり主体も他者も成立しないために関係も生じないという考えのこと
主体の未成立
75
現象学おける概念で視線をはじめとして触れることや呼びかけなど、他者から向けられるベクトルに気づくことで主体が成立する体験
視線触発