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生命科学
  • 橋本采佳

  • 問題数 48 • 1/25/2024

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    問題一覧

  • 1

    多細胞生物で増殖能力を持ちながら増殖を休止している期間をなんというか

    G0期

  • 2

    細胞増殖制御を行う。次の細胞周期を回すのに必要な増殖因子や十分な栄養などがあれば通過でき、自動的に細胞周期が進行する。(ここを超えると後戻り出来ない)

    R点

  • 3

    G1でexitするのはどんな時?

    ・増殖因子や栄養がなくて休止する ・減数分裂を始める ・様々な器官への分化、老化、アポトーシス

  • 4

    S期とは

    DNAを複製し、遺伝情報を2倍にする。中心体が複製される。

  • 5

    R1f1とは

    染色体末端のテロメア領域に結合するタンパク質。late origin近傍にも存在し、複製タイミングを制御している。この子がいないとみんながearly originと同じタイミングで複製開始してしまう。

  • 6

    DNA複製開始を制御する仕組みは?

    R1f1が脱リン酸化反応を誘導してlate originの複製開始を抑制する。

  • 7

    DNA複製を1回のみにする仕組み

    印をつけるライセンシングによりDNA複製の制御をする

  • 8

    G2期

    M期の前の準備及び最終確認をするチェックポイント機構。娘細胞が正常に増殖できるように細胞内環境を整える。娘細胞に正確な遺伝情報(染色体)を残すため、染色体DNAが全て複製され、傷がないかを確認する。

  • 9

    動物細胞での細胞分裂の流れ

    染色体の凝縮→核膜の消失→染色体の整列→分配→核膜再形成→紡錘体の消失、染色体脱凝縮

  • 10

    M期前期

    核内では染色体が凝縮し始め、核外では微小管が紡錘体へ再編成される。

  • 11

    複製されたDNAは何で繋がっているか。また、染色体の凝縮因子をなんというか。

    コヒーシン、コンデンシン

  • 12

    M期前中期

    核膜崩壊、紡錘体完成、染色体と紡錘糸の結合が可能に、染色体を紡錘体の中央へ整列させる運動

  • 13

    植物や動物の細胞と酵母などの菌類の細胞分裂の違いは?

    動物や植物は核膜が崩壊して再形成する核膜崩壊分裂を行うが、菌類などは核膜が崩壊しない核膜非崩壊分裂をする。

  • 14

    収縮環を形成するのは?

    アクチン-ミオシン骨格@極間微小管の重なり部分

  • 15

    植物細胞の細胞分裂で動物細胞と異なる点は?

    中心体がなく、細胞板の形成によって細胞質分裂する

  • 16

    細胞板が娘細胞の細胞質を完全に分断せずにところどころに連絡部を残すことをなんというか

    原形質連絡

  • 17

    細胞周期が進行する際には、〜と〜というプロテインキナーゼ(リン酸化酵素)からなる複合体が中心になって働き、これらの複合体を〜とよぶ

    サイクリン、CDK、細胞周期エンジン

  • 18

    サイクリン-CDK複合体の働きは?

    標的となるタンパク質のセリンもしくはスレオニンの残基をリン酸化する

  • 19

    CDKの活動制御の4つのメカニズム

    ①サイクリンの結合 ②リン酸化による活性化 ③ATP結合部位のリン酸化による抑制 ④CKIの結合による阻害

  • 20

    DNA配列がほぼ同じなのに各部位で細胞の形や機能が異なるのはなぜ?

    各細胞で転写、翻訳の質、量が異なるから

  • 21

    転写開始点のすぐ上流にあるやつ

    プロモーター

  • 22

    構成的発現とは?

    エネルギー生産や糖・脂質・アミノ酸などの代謝、核酸・タンパク質の合成などに関与する遺伝子群の発現が各細胞で恒常的に起こっていること

  • 23

    β-gal遺伝子に対する負の調節とはなにか

    グルコースが十分ある状態の時、リプレッサータンパク質がβ-gal遺伝子のプロモーターにあるオペレーターに結合することでRNAポリメラーゼのプロモーター領域への結合が阻害され、β-gal遺伝子からの転写が抑制されること

  • 24

    正の調節とは?

    飢餓状態になることでcAMPが合成され、CRPと結合してその複合体がプロモーターに結合することでRNAポリメラーゼが便乗してプロモーター領域にくっついてくる

  • 25

    原核生物と真核生物におけるmRNAの違いは?

    核のない原核生物では転写されるとすぐに翻訳されるが、核内で転写される真核生物では、転写後にプロセシングを受けて核外へ輸送され、翻訳される。

  • 26

    DNAとコアヒストンが強い相互作用を示すのはなぜ?

    DNAはリン酸基があるので酸性かつマイナスであるがコアヒストンは塩基性かつプラスだから

  • 27

    ヒストンとDNAの結合を部分的に弱める方法は?

    ヒストンがアセチル化されることでヒストン中のリジン残基のアミノ基がアセトアミドに変換され、電荷が中和されて弱まる。

  • 28

    核を塩基性染色剤で染色した時濃く染まる部分と薄く染まる部分をそれぞれなんと言うか

    濃いのがヘテロクロマチン、薄いのがユークロマチン

  • 29

    クロマチンの構造を決めるのは?

    ヒストンテールの修飾

  • 30

    CpGアイランドとは?

    シトシンの次にグアニンが現れるタイプの2塩基配列であるCpGサイトの出現頻度がゲノム中で他と比べて高い領域のこと→メチル化されやすい!

  • 31

    エピジェネティクスとは?

    DNA配列の変化を伴わない、細胞分裂後も伝承される、遺伝子発現あるいは細胞表現型の変化。

  • 32

    ゲノムインプリンティングとは

    哺乳類において精子および卵子の形成過程でそれぞれ異なるエピジェネティクスを受け、ゲノムに雌雄で異なる情報が刷り込まれること。

  • 33

    サイクリンタンパク質が不要になったらどうなるか

    ポリユビキチン化され、それがシグナルとなってユビキチン-プロテアソーム分解系によって速やかに分解される

  • 34

    細胞周期進行に重要なポリユビキチン化酵素は?

    APC/C(主にM期)とSCF

  • 35

    生体内で受容体に結合するシグナル分子

    リガンド

  • 36

    受容体に結合し細胞内シグナル伝達を活性化、生体内にないやつ

    アゴニスト

  • 37

    アゴニストと似てて受容体にくっつくけど細胞内に情報を送れないのでシグナル伝達を阻害するやつ

    アンタゴニスト

  • 38

    脂溶性シグナル分子の例

    糖質コルチコイド、甲状腺ホルモン

  • 39

    細胞の成長や増殖を促進するシグナル分子

    増殖因子

  • 40

    感染とか免疫とかのときに出てくる増殖因子

    サイトカイン

  • 41

    細胞内シグナル伝達の基本メカニズム

    ①翻訳後の化学修飾、共有結合性 ②小分子リガンドの結合、非共有結合性 ③サブユニットの会合&乖離 ④前駆体タンパク質の限定分解&活性化断片の生成、不可逆的

  • 42

    リン酸化とは

    タンパク質を構成するアミノ酸が酵素の作用を受けてATPからリン酸を受け取る化学修飾

  • 43

    脱リン酸化とはなにか

    リン酸化により結合したリン酸が酵素の働きにより加水分解され、元の状態に復帰すること

  • 44

    リン酸化と脱リン酸化で作用するタンパク質はそれぞれ何か

    プロテインキナーゼ、ホスファターゼ

  • 45

    Gタンパク質とは

    結合したGTPをGDP加水分解する作用を持つ細胞内のタンパク質

  • 46

    細胞外シグナル分子が細胞膜を7回貫通する受容体

    Gタンパク質共役型受容体

  • 47

    胚と胚乳はそれぞれなんの細胞に由来するか

    卵細胞と精細胞、中央細胞と精細胞

  • 48

    転写調節に関わるDNA上の塩基配列の総称

    シスエレメント