問題一覧
1
骨格筋、心筋の肥大を何肥大というか
作業性肥大(労働性肥大)
2
「両側性の臓器の一側が機能喪失した場合、残った臓器の需要が増大する為、肥大する」ことを何肥大というか
代償性肥大
3
末端肥大症(アクロメガリー)はどれに当たるか
ホルモン性肥大
4
筋ジストロフィーはどれに当たるか
仮性肥大(偽肥大)
5
肥大と書いてあるが、肥大ではなく萎縮なのはどれか
仮性肥大
6
再生力の強い組織は?(4つ)
表皮, 神経膠細胞, 結合細胞, 血管内皮細胞
7
細胞の分裂、増殖を伴う化生は
間接化生
8
気管支・腎・膀胱・子宮頸部などの移行上皮は何化生か
扁平上皮
9
組織が分化度の低い細胞に化生する化生は?
腸上皮化生
10
腸上皮化生には何があるか(2つ)
胃粘膜上皮, バレット食道
11
移植する身体の一部の事、移植片皮膚、骨、内臓など
グラフト
12
ある個体の組織片を同一個体の他の部に移植。拒絶反応が起こらず、永久に生着する
自己移植
13
同一種の生物間での移植をなんというか
同種移植
14
同一遺伝子保有者間の移植⇒一卵性双生児同士の移植。拒絶反応が無く、成功率は高い
同系移植
15
異なる遺伝子保有者間の移植⇒他のヒト同士の移植。拒絶反応が起こる。
異系移植
16
拒絶反応が強く、成功率が最も低い移植は?
異種移植
17
移植片が定着せずに脱落してしまう現象をなんというか
拒絶反応(HVG反応)
18
主に骨髄移植の際に発生する拒絶反応を何というか
移殖片対宿主病(GVHD)
19
創傷治癒の流れで正しいのはどれか
血液凝固期→炎症期→増殖期→成熟期
20
組織損傷部がフィブリン組織で置換された〇〇結合組織。損傷部を埋めるために発生する。
線維性
21
肉芽組織の構造はどれか(4つ)
線維芽細胞, 新生毛細血管, 膠原線維, 免疫細胞
22
表皮が再生されるが、基本的に表皮下の肉芽組織は完全再生されないものはどれか
成熟瘢痕
23
ケロイドはどれに当たるか
肥厚瘢痕
24
骨折の治癒過程で血腫が出来て炎症が発生するのはいつか
第一期
25
骨折血腫期にて血腫が組織化し、骨膜より〇〇が増殖して肉芽組織を形成する
骨芽組織
26
骨一次性仮骨形成期では軟骨性の仮骨に変化し、〇〇を通じて融合する
骨膜
27
異物を結合組織へ置き換えしてしまうことを何というか
器質化
28
ガレノスの炎症5徴候はどれか
発赤, 発熱, 腫張, 疼痛, 機能障害
29
ヒスタミンは〇〇から分泌される
肥満細胞
30
プロスタグランジンは①の作用を高め、疼痛を②させる
①ブラジキニン②増強
31
血管拡張、血管透過性亢進、発痛作用を持つのは?
ブラジキニン
32
血小板から分泌される。血管収縮と血圧上昇、血管透過性亢進に働く。脳の神経伝達物質であるのは?
セロトニン
33
好中球や肥満細胞から分泌される。血圧下降、血管透過性亢進などの作用がある。
ロイコトリエン
34
炎症性細胞や血管内皮細胞から分泌される細胞間情報伝達物質、細胞性免疫のネットワーク因子
サイトカイン
35
急性期は何が起こる時期か
血管反応と滲出が起こる時期
36
「細胞や線維組織の増殖が強い時期」はどれか
慢性期
37
急性炎症時のサイトカインの刺激により、肝臓で作られるタンパク質
CRP反応の陽性
38
毛細血管拡張により、血流促進により鮮紅色に見える
発赤
39
充血により、血液による熱が集中する
発熱
40
血管透過性亢進により、水分が滲出、炎症性浮腫が起こる
腫張
41
ブラジキニンなどの発痛物質により〇〇を感じる
疼痛
42
変質性炎は組織の変性・壊死が強く見られる炎症で、〇〇性変性が強い
退行
43
ネフローゼ、ウイルス性肺炎は〇〇である
変質性炎(実質性炎)
44
「細胞成分、線維素成分、蛋白質をほとんど含まず、液性成分が血管内皮の間を通って外に出る」のは?
漿液性炎
45
組織損傷を伴わず、瘢痕を残さないのはどれか
漿液性炎
46
カタル性炎症は何があるか(2つ)
アレルギー性鼻炎, コレラ
47
滲出液に大量のフィブリノゲンが含まれており、フィブリン(線維素)を大量に析出するのは何か
線維素性炎
48
偽膜性炎はどれか
ジフテリア
49
線維性心外膜炎。心臓を覆う心嚢炎症が起こり、漿膜に絡まった線維素が毛の様に見える疾患心拍出の際に毛が擦れあう雑音が聞かれる。
絨毛心
50
膿は、〇〇が脂肪変性を起こしたものと組織片(戦った後の残骸)
好中球
51
限局性の化膿性炎症をなんというか
膿瘍
52
ニキビ、癤(せつ)、面疔はどれに当たるか
皮下膿瘍
53
皮下組織の疎性結合組織内に起こりやすく、滲出物が組織間隙に広がったもの。切開しても膿が出ない
蜂巣炎(蜂窩織炎)
54
蜂巣炎(蜂窩織炎)の病的症状はなにか(2つ)
虫垂炎, ひょう疽
55
膿が腔内に貯留すること
蓄膿(膿性カタル)
56
出血性炎は滲出物の中に多量の〇〇が含有する、血管障害が強く起こる炎症。
赤血球
57
インフルエンザ肺炎はなんの炎症に分類されるか
出血性炎
58
化膿性炎を生じた組織に腐敗菌が加わり、腐敗分解が生じる炎症。病変部は汚く、悪臭を放つ
腐敗性炎(壊疽性炎)
59
炎症の後期に現れ、肉芽組織の増殖が主となる炎症
増殖性炎
60
増殖性炎の病症はどれか(2つ)
肝硬変, 肺線維症
61
一部の病原体による増殖性炎が慢性化すると、肉芽組織の増殖過程に影響を与える。
特異性炎
62
世界三大感染症(エイズ・マラリア・結核)の一つ、日本では 2 類感染症に分類
結核
63
結核の感染経路〇〇感染である
空気感染
64
結核の経過で、〇〇を起こすことがある
日和見感染症
65
一次結核症の好発部は〇〇である
肺下葉
66
中心部、凝固壊死を起こしているが、見た目はチーズ様
幹酪化巣
67
マクロファージが変形した細胞、乾酪壊死部を取り囲む
類上皮細胞
68
マクロファージが融合してできた巨大多核細胞
ラングハンス巨細胞
69
類上皮細胞を取り囲む
リンパ球T細胞、線維芽細胞
70
結核結節は◯次結核症である
1
71
粟粒性結核症は結核菌が〇〇性播種を起こし、全身の臓器に多数の結核結節を形成。
血行
72
2次結核症は免疫不全疾患や免疫力が著しく低下した感染者に発生 結核菌が〇〇に全身の臓器に伝播(播種)、 全身症状を起こす
血行性
73
血行性に結核菌が骨に感染し、骨壊死を起こし、膿瘍を形成する。
脊柱カリエス
74
多彩な症状を呈しながら、全身に広がる。母親が感染した場合、不妊・流産の原因になり、胎児に垂直感染する先天性のものもある。抗菌薬の発達で減少だったが、近年日本でも増加傾向。
梅毒
75
第1期梅毒は感染後〇くらいからみられる
3週間
76
初期硬結が崩れて潰瘍化したもの(内部に多数のトレポネーマ)
硬性下疳
77
トレポネーマがリンパ節に侵入、主に鼠径リンパ節の腫脹
無痛性黄痃
78
性器局所に大きな丘状疹がみられる。
扁平コンジローム
79
ゴム腫は別名なんというか
グンマ
80
第2期梅毒は感染後〇〇に起こる
3ヶ月〜3年
81
第3期梅毒は感染後〇年頃までに起こる
3年〜10年
82
第4期梅毒は感染後〇年以上経過したものである
10年
83
神経梅毒には脊髄後索に障害、進行性運動失調となる
脊髄癆
84
バラ疹は第〇期梅毒で起こる
2
85
ゴム腫は第〇期梅毒に起こる
3
86
神経梅毒は第〇期梅毒に起こる
4
87
らい結節は〇〇がない
中心壊死
88
原因不明の両側肺門リンパ節の腫大、肺内肉芽腫を形成する。結核結節に似ているが乾酪壊死が無い。
サルコイドーシス
89
サルコイドーシスの特徴は?
結核結節に似ているが乾酪壊死が無い
90
小腸にマクロファージからなる結節病変を形成
腸チフス
91
腫瘍は自己増殖の制御を受けない〇〇を続ける細胞
無限に増殖
92
腫瘍細胞はあたかも異常な生物が体に生じるようであり、〇〇と呼ばれることもある
悪性新生物
93
勝手に栄養血管を作り、宿主から栄養を奪い、無制限に増殖し続ける。
自律性
94
正常細胞と比べ、著しく、構造が異なる形をとる。
異型性
95
個体の有意義になることなく、他の生体機能に非協力的な態度を示し続ける。
反逆性
96
元の組織や構造に関係なく、接触阻害を無視して増殖し続ける。
過剰増殖性
97
表皮や粘膜の表面から突出するように増殖するのを〇〇増殖という
外方
98
表皮や粘膜の内部に潜り込むように増殖を〇〇増殖という
内方