※引当金の問題にも同じのを貼った
貸倒引当金について税効果会見を適用している場合、最終的に貸借対照表に計上される繰延Cまたは繰延Fは、貸倒引当金の金額✖️税率である
間違っても、貸倒引当金繰入額に対して税率を掛けてその分だけを増減させるやり方はするんじゃない
ベースは最終的な貸倒引当金の額である!
例えば、前期末の貸借対照表には、貸倒引当金が200、繰延税金資産が150(全て貸倒引当金由来のものとする)が計上されていたとして、当期に貸倒引当金繰入額が23,100だけあったとする
正しい計算方法は、当期の貸借対照表に計上される貸倒引当金23,300に税率30%を掛けて6,990を出し、そこから前期末の繰延税金資産150を差し引いて6,840をだす
つまり仕訳は↓
繰延税金資産6,840 法調6,840
である
間違っても、23,100✖️0.3🟰6,930↓
繰延税金資産6,930 法調6,930
という計算と仕訳をしないように
ベースは最終的な貸倒引当金✖️税率である!
第158回商業簿記第1問の4.