問題一覧
1
軟骨異栄養性椎間板ヘルニア好発犬種を全て選べ。
M.ダックスフンド, ビーグル, W.コーギー, シーズー
2
椎間板ヘルニアの好発部位は、頚部が小型犬で__・大型犬で__、胸腰部が__である。
C2-3/C6-7/T12-L2
3
椎間板は__と__で構成されていて、__に囲まれている。
髄核/線維輪/終板
4
ハンセンⅠ型椎間板ヘルニアについて正しい文章を全て選べ。
線維輪の損傷によって脊柱管内へ髄核が逸脱して脊髄を圧迫する, 軟骨異栄養性犬種に好発する, 急性に発症し中〜重度の神経徴候を呈する, 若齢〜中年齢での発症が多い
5
椎間板ヘルニアの治療は、神経徴候に改善が認められる(疼痛のみ、軽度の不全麻痺)場合は__、悪化が認められる(不全麻痺、痛覚が存在しない)場合は__を行う。
保存療法/外科療法
6
胸腰部椎間板ヘルニアの治療で行なわれる外科療法を全て選べ。
片側椎弓切除術, 小範囲片側椎弓切除術, 側方部分椎体切除術
7
進行性脊髄軟化症について正しい文章を全て選べ。
胸腰部椎間板ヘルニアグレード5の約10%で発症する, 後肢から前肢へ神経徴候が進行し、さらに呼吸障害を起こす, 予後は不良で大半が死に至る
8
尾側頚部脊椎脊髄症について正しい文章を全て選べ。
慢性進行型である, 後肢の幅広で歩調の長い歩行、前肢の小刻み歩行が臨床徴候である, 後肢が前肢に比べて重度である, 治療には外科療法が推奨される
9
変性性腰仙部狭窄症について正しい文章を全て選べ。
L4-Sの可動域が狭くなる, 中年齢の大型犬やトイ・プードルに多い, 腰仙椎部の疼痛が最も多く、後肢の跛行、尾の感覚障害・運動低下、排便障害などが臨床徴候である
10
変性性脊髄症について正しい文章を全て選べ。
痛みは伴わない, 人のALS(筋萎縮性側索硬化症)に類似する, 診断は除外診断で、確定診断には病理検査が必要である
11
変性性脊椎症について正しい文章を全て選べ。
2歳以降で発症し、9歳以上では75%で発症する, 無徴候である, 治療法はない
12
環軸椎不安定症について正しい文章を全て選べ。
小型犬での発症が多い, 重度の頚部痛や発作(突然の強直性硬直、啼鳴)が主な臨床徴候で、重症例では呼吸障害を呈する, 主な治療法は外固定、薬物療法および椎体固定である
13
脊髄空洞症について正しい文章を全て選べ。
好発犬種は小型犬で、特にキャバリアで多く発生する, 脳脊髄液の還流障害が起こる, 尾側後頭部奇形症候群やキアリ様奇形に伴って認められる
14
脊椎奇形について正しい文章を全て選べ。
好発犬種はブルドッグ、フレンチブルドッグ、パグである, 偶発所見、無症状が多い
15
くも膜憩室について正しい文章を全て選べ。
好発犬種はロットワイラー、パグ、フレンチブルドッグである, 後天性の場合は椎間板、脊椎奇形に続発して発症する
16
脊椎・脊髄腫瘍のうち硬膜外に病変を作るものを全て選べ。
原発骨腫瘍, 転移腫瘍, 血液腫瘍
17
椎間板脊椎炎について正しい文章を全て選べ。
好発部位はL7-S1である, 中高齢の大型犬で多い, 発熱や体重減少などの全身症状が現れる, 保存療法ではNSAIDsが使われる
18
脊髄炎について正しい文章を全て選べ。
起源由来不明の髄膜脳脊髄炎(MUO/MUE)はトイ種及び小型犬で多い, ステロイド反応性髄膜炎・動脈炎(SRMA)はビーグルで多い
19
線維性骨塞栓症について正しい文章を全て選べ。
若齢〜高齢での発症が多い, 片側性の麻痺を呈する, 急性に発症し、24時間以降に悪化がない, 根治的な治療法はなく、リハビリが主体である
20
頭蓋内腫瘍のうち軸内腫瘍に該当するもよを全て選べ。
希突起神経細胞腫, 星状細胞腫
21
MRI画像の読影について正しい文章を全て選べ。
左右対称かそうでないかが重要である, 椎間板ヘルニアの診断はT2強調画像を見る
22
硬膜内髄外腫瘍に該当するものを全て選べ。
髄膜腫, 腎芽腫, 上衣腫
23
ティーサインが見られる腫瘍を選べ。
硬膜内髄外腫瘍
24
除外診断により診断される疾患を全て選べ。
線維軟骨性塞栓症, 変性性脊髄症