問題一覧
1
成熟女性の膣には、自浄作用がある。
⭕️
2
成熟女性の膣は、デーデルライン桿菌による乳酸により強いアルカリ性を呈する。
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3
月経周期は視床下部ー下垂体一子宮の相互的なホルモン動態によってコントロールされている。
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4
卵巣内の原子細胞のうち、月経の1~2日目に最も大きくなる主席細胞が決まり、下垂体からのLH (黄体化ホルモン)によって成長する。
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5
満18歳になっても月経が発来しないものを続発性無月経という。
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6
排卵直前に生じるLHザージは女性ホルモンが増加したことでLHが増加するというポジティブフィードバックである。
⭕️
7
排卵後の卵子は卵管采によって卵管に取り込まれる。
⭕️
8
受精卵の子宮への着床は受精後 30 日目頃である。
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9
異所性妊娠が最も多く発生する部位は、腹膜である。
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10
更年期は閉経前後の時期すなわち性成熟期から老年期への移行期で、 65歳~75歳が相当する。
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11
更年期障害の全身状態として、 のぼせ、発活、全身倦怠感が挙げられる。
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12
更年期障害の内分泌的要因としては、卵巣機能の低下によるアンドロゲン(男性ホルモン)の低下が起因する。
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13
バルトリン腺は腔前庭の後側方に左右一個ずつ存在する米粒大の分必腺である。
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14
カンジダ外陰炎の主症状は、疼痛を伴う強い掻痒感である。
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15
カンジダ腔炎では、酒粕状あるいは粉チーズ状の帯下が特徴的である。
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16
トリコモナス臓炎では、気が付かずに性行為で男女間に感染が移動することがあり、これをバトミントン感染という。
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17
クラミジア感染症は、腹腔内に癒着を引き起こし不妊症の原因となることがある。
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18
萎縮性膣炎はエストロゲン(女性ホルモン)の低下により起こる。
⭕️
19
萎縮性膣炎の治療は、男性ホルモン薬の内服や膣座薬を用いる。
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20
子宮頸がんの原因は、ヒトパピローマウィルスの感染が関与する。
⭕️
21
子宮頸がんは、 主として子宮頸部の扁平上皮円柱上皮接合部(SCJ)に発生する。
⭕️
22
子宮筋腫は、 全女性の約 80%にみられる。
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23
子宮筋腫は発生部位により、粘膜下筋腫・筋層内筋腫・漿膜下筋腫に大別される。
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24
漿膜下筋腫は小さくても過多月経となり、貧血を伴うことが多い。
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25
子宮内膜症は、子宮内膜類似組織が子宮体部内腔以外の部位に異所性に存在する疾患である。
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26
子宮筋層内に存在する子宮内膜症を子宮腺筋症と呼ぶ。
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27
子宮内膜症は 50歳以降に急増し、60歳代が高頻度である。
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28
卵巣の子宮内膜症では嚢腫内に血液の貯留が起こり、別名カフェオーレ嚢腫と呼はれる。
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29
卵巣腫瘍は初期の段階では症状が乏しく、無症状腫瘍silent tumorとも呼ばれる。
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30
卵巣腫瘍茎捻転では、突然腹痛が生じ、悪心・嘔吐、腹膜刺激症状などが認められる。
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31
卵巣出血は、排卵期頃に突発的に激痛で生じることが多く、飲酒が誘因となることがある。
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32
子宮体がんの自覚症状とし、不正出血・血性帯下・下腹部痛が挙げられる。
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33
子宮体がんでは、肥満・糖尿病・高血圧症の合併が多い。
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34
月経が3か月みられない時点で開経と判定する。
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35
閉経は、子宮機能の低下で生じる。
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36
子宮頸癌の診断に特に有効な検査はどれか
コルポスコープ
37
子宮内膜症について正しいのはどれか。
月経痛をきたすことが多い
38
成熟女性の膣の自浄作用を主に司っているのはどれか
デーデルライン桿菌
39
HPV(ヒトパピローマウイルス)感染について正しいのはどれか。
尖圭コンジローマは再発しやすい
40
クラミジア感染について誤っているのはどれか
大部分が排尿時痛などの症状を起こす
41
性感染症について正しいのはどれか
性器クラミジアは排卵障害の原因となる
42
女性に最も多い性感染症はどれか
性器クラミジア
43
55歳の女性。0回経妊0回経産婦。閉経48歳。不正性器出血を主訴に来院した。2ヶ月前から断続的な性器出血がある。身長148cm、体重60kg。体温3.5℃。脈拍76/分、整。内診で子宮は10cmに腫大、可動性は良好。付属器に異常を認めない。膣鏡診で外子宮口からの出血を認める。 行うべき検査として適切でないのはどれか。
ヒトパピローマウイルス(HPV)検査
44
PID(pelvic inflammatory diseases)の感染リスクを低下させるのはどれか。
コンドームによる避妊
45
更年期障害の原因となるホルモンの低下はどれか
エストロゲン
46
Aさん(50歳、女性)は、急に体が熱くなったり汗をかいたりし、夜は眠れなくなり疲れやすさを感じるようになった。月経はこの1年間で2回あった。 Aさんのホルモンで上昇しているのはどれか。2つ選べ。
黄体形成ホルモン〈LH〉, 卵胞刺激ホルモン〈FSH〉
47
閉経について正しいのはどれか。
月経は永久に停止する。
48
乳癌は日本女性の部位別にみた癌羅患数で1位である。
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49
日本では女性8人に1人が乳癌になる。
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50
日本の乳癌検診の受診率は欧米にくらべ低い。
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51
反対側に乳癌の既往があれば乳癌相対危険度は3倍になる。
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52
家族性乳癌では癌抑制遺伝子が関与する確率が高い。
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53
BRCA1,BRCA2 遺伝子は人の性染色体上に存在する。
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54
乳癌の高発生部位は外側上部で全体の25%である。
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55
乳癌患者の来院時主訴の疼痛は乳癌発見の契機にはなるが、乳癌の症状である可能性は低く、 頻度も低い。
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56
乳癌の腫癖マーカーであるCEA やCA15-3の上昇例では治療効果判定として有効である。
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57
乳房にしこりを認め、 針生検で乳癌の確定診断を得たが、マンモグラフィと超音波検査で2cm の単発腫溜であったので、乳房 MRI 検査をしないで乳房温存手術を施行した。
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58
炎症性乳癌は皮下リンパ管の腫瘍細胞による閉塞を起こし、二次的に細菌感染を併発したものであるから抗生剤は有効である。
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59
閉経前の女性では乳癌検診は、月経終了前1週間頃が良い。
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60
乳癌は比較的早期から全身にひろがることがある。
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61
腋窩リンパ節郭清をおこなっても、生命予後が有意に改善されることはない。
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62
乳房温存療法には腫瘍径3cm 以下、単発、乳管内進展なし、 放射線治療可能、患者の同意等の条件が必要である。
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63
乳癌は遺伝子発現解析新に基づき「ルミナールA型」」[ルミナールB型「HER2 型」「トリプルネガティブ」に病型分類される。
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64
乳癌はホルモンリセブター、増殖指標(Ki67),HER2発現状況によりサブタイブに分類され、治療法が決定される。
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65
乳癌術前化学療法のメリットは腫瘍のサイズが中心性に縮小すると、乳房温存術が可能になる場合がある点と化学療法の効果が確認できる点である。
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66
化学療法の副作用で骨髄抑制は投与後 3~4週間後に見られることが多い。
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67
乳腺 Pajet 病は乳頭皮膚 or 乳頭近傍の乳管上皮より発生し乳管内を進展し、乳頭に達して湿疹様病変となる。これは浸潤癌である
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68
開経後は脂肪組織や癌細胞にあるアロマターゼにより、副腎から分泌されるアンドロゲンがエストロゲンに変えられる。
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69
転移再発性乳癌の治療目標はQOLを維持し、癌との共存で延命を目的とする。
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70
乳癌は他の固形癌に比べて予後の良い癌であるが、術後5年の経過観察が必要である。
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71
乳癌の発見状況の過半数は自己発見であるが、検診に比べ進行病変であることが多い。
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72
乳癌の発見状況は、最近は1/2は乳癌検診で発見きれる。
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73
抗HER2療法についてはハーセプチンや新しいパージェタなどがあるが、基本的に抗癌剤と併用する。
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74
乳房切除後で腋窩リンパ節転移が1個以上の場合、全身治療+放射線治療を行う。
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75
乳癌放射線治療は乳癌細胞の増殖を抑えたり死滅させる目的で行う局所療法の一つである。
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76
乳癌の全身療法としては化学療法、ホルモン治療、放射線治療がある。
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77
センチネルリンパ節生検で転移がなければ、不必要な腋窩リンパ節郭清を省略できる。
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