問題一覧
1
面として把握されるもの
パッチ
2
線として把握されるもの
コリドー
3
パッチやコリドーを浮かび上がらせる背景となる空間。生息不適地とは限らない
マトリックス
4
両立できない関係
トレードオフ
5
範囲・最小単位という2つを用いる
時空間スケール
6
異なるスケールの空間が重なり合い、階層構造を形成していること
空間階層性
7
スケールによって見える現象が異なること
空間スケールの階層性
8
降った雨が同じ河川や海洋に流れていく区域。 同じ流域内の林分は類似した資源を共有する
流域
9
パッチがどれだけ周囲のパッチとつながっているか
パッチの連結性
10
マトリックスによるパッチへの影響
生態的コンテクスト
11
種類の異なる生態系同士が接する部分(境界)
エッジ
12
パッチとマトリックスの境界には緩やかに推移するエコトーンが生じることがある
エコトーン(推移帯)
13
低木とツル植物が茂っているところ
マント群落
14
草本が茂っているところ
ソデ群落
15
PCM モデルでは記述しきれない複雑なパターン
モザイク
16
景観要素間の物質と生物の移動(分野によって意味が異なる)
生態系ネットワーク
17
景観の中に様々な要素を含んでいること。一般に、不均一性が高ければ、生物多様性が高くなる。基盤の不均質性・自然かく乱・人間活動によって生じる。
不均質性(不均一性)
18
甚大な環境変動
カタストロフ
19
生物による生息地改変 ex.ビーバーが川をせき止めて湖を作る
生態系エンジニアリング
20
中規模の攪乱が生じた場合に、種数が最も高くなるという説
中規模撹乱説
21
災害や故障などが発生した場合の回復力のこと
レジリエンス(回復力)
22
4つのRを答えよ
頑健性, 冗長性, 臨機応変性, 迅速性
23
生態学的存在が分布・量・機能を攪乱以前の状態に回復する能力のこと
生態系レジリエンス
24
生態系は複数の平衡点が存在し得るため、回復された生態系は元の生態系とは異なる可能 性がある。
多重定常状態
25
捕食者と被食者の個体数変動を示すモデル
ロトカボルテラモデル
26
ある環境において、そこに継続的に存在できる生物の最大数
環境収容力
27
1島の面積が小さいほど、存在する生物種の絶滅確率は大きくなる。 2島が大陸から離れているほど、島に侵入する生物種の数は少なくなる。
島嶼生物地理学モデル/種数平衡説
28
一つの大きな保護区を作るのと、小さな保護区をたくさん作るのはどちらがいいのか。
SLOSS論争
29
局所個体群の集まりによって形成される、繋がりあった個体群の総体。
メタ個体群
30
数が増えて、外に個体数が移出していく個体群
ソース個体群
31
移入がなければ減りつづけてしまう個体群
シンク個体群
32
生物にとって極めて好適に見えるが、実は質が低い環境。生物が引き付けられてトラップさ れてしまう。景観を管理する際には、こうならないようにすることが大切
エコロジカルトラップ
33
繰り返し調査を行うことで経時的な変化をとらえること。サーベイの一部
モニタリング
34
種の分布図を作成するための調査、および分布図集
アトラス
35
限定的な調査に基づいて広範囲を多種について簡便な調査を行うもの
センサス
36
限定的な範囲において目的とする少数の種について集中的な調査を行うこと。
サーベイ
37
推定値がどれだけ真値に近い値となっているか
正確度
38
推定値が互いにどれだけ近い値になっているか
精度
39
推定値と真値の間にある「偶然できたものでないズレ」。不正確さ
バイアス
40
ある生物が生態系のなかで占める地位のこと。
ニッチ
41
研究範囲内の生物の潜在的な生息適地や分布を予測するモデル。
種分布モデル
42
ニッチの解明を目的→種分布モデル
ニッチモデル
43
生息適地の推定を目的→生息適地モデル
ハビタットモデル
44
場所内の多様性
α多様性
45
場所間の多様性
β多様性
46
全体の多様性
γ多様性
47
地球の陸面積の 1.4%にあたる場所に陸域生物種の 60%以上が集中して生息するという、 きわめて生物多様性が高い生態系であるにも関わらず、著しくその生態系が破壊の危機に 瀕している地域
ホットスポット
48
森林の一部が消失すると、森林と非森林という不均一な要素が生まれ、森林面積が減少する
小面積化
49
森林の消失が面的に広がると、残された森林は互いに分断されたパッチとなる
分断
50
さらに消失が進んで分断された森林パッチ間の距離が広がると、パッチ間の相互作用が失 われ、各パッチは生態学的に孤立する。
孤立
51
非生物的効果と生物的効果がある。
林縁効果
52
生態系サービスのポテンシャルに関わる立地条件を生態学的に評価する手法
生態学的地位区分
53
土地管理における理想と現状との隔たりを可視化する技術
GAP分析
54
生態系を活用した防災
Eco-DRR
55
異なる生態系が有機的に連結したモザイク景観
里山
56
水田の面積を拡大し、暗渠(地下のパイプ)を通して、農業の効率化を図る整備
圃場整備
57
( )栽培:無農薬・無肥料 ( )栽培:化学農薬・化学肥料の不使用 ( )栽培:減農薬栽培(1/2 以下) ( )栽培:一般的な栽培
自然, 有機, 特別, 慣行
58
水域と陸域およびそれらのエコトーンを含むある程度の広がりを持った空間。
水辺
59
洪水となった際に、運ばれてきた土砂が堆積して表面がおおわれるところ
氾濫原
60
洪水の時に、一時的に水をためて下流に流れる水の量を減らすところ
遊水池
61
事業が環境や社会に与える負の影響をより少なくするためのツール
環境アセスメント
62
計画を基に判断すること。特に、第二種事業についてはアセスメントの必要性を省庁が判断
スクリーニング
63
どのような項目について、どのような方法で環境アセスメントを実施していくか「方法書」 を作ること
スコーピング
64
人間活動によって発生する環境への緩和、または補償する行為。
ミディケーション
65
( ):ある行為をしないことで影響を避ける ( ):為の規模や程度を制限して影響を最小化する ( ):環境の修復、回復、復元により影響を矯正する ( ):行為の実施期間中、保護やメンテナンスで影響を軽減する ( ):代替資源や環境を置き換えて提供して影響の代償措置を行う
回避, 最小化, 修正 修復, 軽減, 代償
66
従来の環境アセスメントより上位の段階にある政策や計画・プログラムを対象とした環境 影響評価。政策等の立案主体が環境影響を予め予測評価し、その結果を政策等の意思決定に 反映させる。意思決定に際して幅広い検討を行う、早期の政策や計画の立案段階で実施する
戦略的環境アセスメント
67
自然資源の過少利用。過少利用は生物多様性の危機につながる問題
アンダーユース
68
行政などが現状分布をもとに取り組みを指示、現場がそれに基づいて行動
トップダウン
69
現場(市民)からの提案をもとに、行政・社長などが協力し、現場が行動
ボトムアップ
70
自然の環境変動により当初の計画では想定しなかった事態に陥ることや、歴史的な変化、地 域的な特性や事業者の判断等により環境保全・再生の社会的背景が変動することをあらか じめ管理システムに組み込み、目標を設定し、計画がその目標を達成しているかをモニタリ ングにより検証しながら、その結果に合わせて、多様な主体との間の合意形成に基づいて柔 軟に対応して行く手段
順応的管理
71
価値観や役割が異なる人や組織が集まり、互いの力を生かしあえるようルールや仕組みを 整え、意思決定し、役割分担して協働していけるようにすること。
環境ガバナンス
72
原生自然をできるだけ手つかずにそのまま維持することを目指す
保存
73
人間にもたらされる自然の恵みを重視し、自然を使いながら守ることを目指す
保全
74
自然環境保全法に基づいて環境大臣が指定。 日本の自然保護地域制度の中で最も厳しい保護規制
原生自然保全地域
75
「自然共生サイト」に認定された区域の内、保護地域との重複を除いた区域。
OECM