問題一覧
1
抗真菌薬である。カプセルや錠剤は食直後に服用するが、内服液は空腹時に服用する。
イトラコナゾール
2
速攻型食後血糖値降下剤である。1日3回、食前30分前の服用で食事開始前に低血糖となる可能性があるため毎食直前に服用する。1回120mgまでである。
ナテグリニド
3
脂質異常症治療薬である。服用中に四肢の脱力、筋肉痛ならびに全身倦怠感が認められる場合には、重大な副作用が生じている可能性を考慮しなければならない。
シンバスタチン
4
骨粗しょう症治療薬であり、1週間に1回あるいは1月に1回服用する製剤がある。
リセドロン酸ナトリウム水和物
5
経口糖尿病治療薬である。1日の最高投与量は10mgと定められている。
グリベンクラミド
6
低用量(150mg/day)では胃・十二指腸潰瘍、高用量(300~600mg/day)では統合失調症の治療。
エチゾラム
7
分子標的抗悪性腫瘍薬である。重大な副作用として間質性肺炎の発症について注意喚起がされている。
ゲフェチニブ
8
抗てんかん薬である。重大な副作用としてスティーブン・ジョンソン症候群がある。
カルバマゼピン
9
重大な副作用として乳酸アシドーシスがあり、1日最高投与量は2250mgまでである。
メトホルミン塩酸塩
10
角化症治療薬である。服用中及び服用中止後の一定期間、男性は6ヶ月間、女性は2年間の避妊が必要である。
エトレチナート
11
関節リウマチ治療薬であり、高用量では白血病の治療に用いられる。
メトトレキサート
12
排尿障害改善薬であり、危険な作業が禁止されている。
タムスロシン塩酸塩
13
胃障害や睡眠障害を軽減する目的で、昼食前に服用する。
マジンドール
14
消炎鎮痛剤であり、体内動態におよぼす食事の影響が大きいため、食後に服用しなければならない。
インドメタシン
15
アルドース還元酵素阻害剤として、糖尿病合併症である末梢神経障害者の治療に用いられ、通常は食前に服用する。
エパルレスタット
16
抗血小板薬で緊急安全性情報が2回出された。重大な副作用として血栓性血小板減少性紫斑病、無顆粒球症、重篤な肝障害が挙げられる。
チクロピジン塩酸塩
17
DDP-4阻害剤であり、通常は1日1回50mgを使用し、100mgまで増量可能である。
アログリプチン安息香酸塩
18
低用量(0.5~1g/day)では制酸剤、高用量(2g/day、1日3回)では緩下剤となる。
酸化マグネシウム
19
尿酸排泄促進剤。緊急安全性情報により劇症肝炎の発症について注意喚起されている。
ベンズブロマロン
20
抗精神病薬であり、重篤な副作用として糖尿病性ケトアシドーシスがある。
オランザピン
21
脂溶性が高く溶解性の悪い薬物は、小腸への胆汁酸分泌が必要なため、食(直)後に服用することが重要である。
○
22
骨粗しょう症治療薬である活性型ビタミンD製剤は、食事中のカルシウムと難溶性キレートを形成し、消化管吸収が低下するので注意が必要である。
✕
23
抗ドパミン薬、胃内容排出速度を低下させるため、便秘の症状が出やすい。
✕
24
喫煙の習慣は、芳香族炭化水素受容体(AhR)を活性化によりCYP1A2を誘導する。
○
25
トリメトプリムは、有機カチオン輸送担体を介したメトホルミンの尿細管分泌を阻害する。
○
26
リネゾリドは、チーズに多量に含まれるドパミンの代謝を遅延させ、高血圧症状を呈する場合がある。
✕
27
ニューキノロン系抗菌薬は、バルプロ酸の血中濃度を顕著に低下させるため併用禁忌に指定されている
✕
28
ワルファリンは、クエン酸の代謝経路を阻害し、抗凝固作用を生じる。
✕
29
漢方薬である小青竜湯は、インターフェロンαと併用禁忌である。
✕
30
HMG-CoA還元酵素阻害薬とフィブラート系薬物の併用は、間質性肺炎のリスクが高まるため併用には注意が必要である。
✕
31
配合???とは薬効が著しく減弱または有害物を生じるため配合してはならない薬剤の組み合わせのことである。
不可
32
トリメタジオンとエトスクシミドは???を生成するため湿潤する。
共融混合物
33
大黄末と酸化マグネシウムを混合すると徐々に赤色となる。この変化後の薬効は???。
変化しない
34
処方に配合不適の組み合わせの散剤が出されていたため、疑義照会を行った後組み合わせ散剤とした。
✕
35
処方箋中の散剤を同一銘柄の散剤に変更した。
✕
36
処方箋中に疑義内容があったが、他の患者で照会済みの内容があったのでそのまま調剤した。
✕
37
水剤の調製において服用しやすくするため賦形剤を添加した。
○
38
結核治療薬である。本剤の服用患者には尿や汗が赤くなる可能性を伝えておく。
リファンピシン
39
イソニアジド末の調剤において、服用しやすくなるため乳糖を薬剤師の判断で追加した。
○
40
疑義照会を行うために処方医に連絡したが不在であったため、同じ診療科の別の医師に事情を相談し疑義への回答を得た。
✕
41
アスピリン末と炭酸水素ナトリウム散が混合の指示で処方されていたが、薬剤師の判断で組み合わせ散剤とした。
○
42
酸化マグネシウムと???との配合により便が赤色に着色する
レボドパ
43
イソニアジドは???と配合すると着色するため配合???である。
乳糖、不適
44
含糖ペプシンは???との配合により作用が減弱するため、配合???である。
炭酸水素ナトリウム、不可
45
シクロスポリンとピタバスタチン
シクロスポリンがOATP1B1を阻害し、ピタバスタチンの血中濃度が上昇することで横紋筋融解症を発症するから
46
リルピビリンとランソプラゾール
ランソプラゾールにより胃内のpHが上昇することにより、塩基性薬物であるリルピビリンの溶解性が低下するため、血中濃度が低下する。
47
アタザナビルとイリノテカン
アタザナビルがUGT1A1を阻害することによりイリノテカンの活性代謝産物であるSN-38の代謝が阻害され、SN-38の血中濃度が上昇する。
48
シルデナフィルとニトログリセリン
シルデナフィルはホスホジエステラーゼVを阻害し、ニトログリセリンはグアニル酸シクラーゼを活性化する。両者を併用するとcGMPが過剰に増大し、過度の血管拡張作用が生じる。
49
フルルビプロフェン(NSAIDs)とノルフロキサシン(ニューキノロン系)
ノルフロキサシンはGABA受容体へのGABAの結合を阻害することによってけいれん発作を誘発する。フルルビプロフェンはノルフロキサシンのけいれん作用を増強する。
50
イトラコナゾールとトリアゾラム
イトラコナゾールがCYP3A4を阻害することにより、トリアゾラムの代謝が阻害されるため、トリアゾラムの血中濃度が上昇する。
51
フルボキサミンとチザニジン
フルボキサミンがCYP1A2を阻害することによるチザニジンの血中濃度上昇または半減期が延長することにより、著しい血圧低下などの副作用が発現する。
52
疑義照会 クレメジン ガスターD
クレメジン→慢性腎不全 ガスターDは腎排泄型なので、肝代謝型のプロテカジン(ラフチジン)に変更
53
疑義照会 (初回)アリセプトD錠 5mg/日 1日1回
アリセプトD錠は初回 3mg/日、1日1回 本処方は多いので変更
54
疑義照会 高齢者 ハルシオン錠 0.50mg/日
ハルシオン錠は高齢者の服用制限量が0.125~0.25mg/日 本処方は多いので変更
55
疑義照会 アダラートカプセル 1日1回 40mg ディオパン ラシックス
アダラート、ディオパン、ラシックス→高血圧 アダラートカプセル→1日3回 アダラートL錠→1日2回 アダラートCR錠→1日1回 本処方では、アダラートカプセル1日1回となっているので、CR錠に変更
56
疑義照会 高齢者 ハルナール 0.3mg/日 セルニルトン
ハルナール、セルニルトン→前立腺肥大症 ハルナールの高齢者への投与量は1日最大0.2mg/日まで 本処方では多いので変更
57
疑義照会 内科 ベラチン テオドール キュバール 眼科 ミケラン
内科→気管支喘息 眼科→緑内障 気管支喘息にβ受容体遮断薬は禁忌 ミケラン(カルテオロール) ↓ べトプティック点眼液(べタキソール)を慎重投与する