問題一覧
1
ウサギにおいて主に用いられる採血部位として適切なのはどれか。
耳静脈
2
血管に関する記述として適切なのはどれか。
毛細血管には、中膜がない
3
健康動物において、高かった大動脈の血圧が大きく変化する(血圧が下がる)部位はどれか。
細動脈
4
動脈、静脈、血圧について誤ってるのはどれか。
血圧測定は、主に観血的血圧計を用いる
5
洞様毛細血管がある部位はどこか。
肝臓
6
有窓性毛細血管がある部位はどこか。
腎臓, 腸管, 内分泌腺
7
化学物質のバリアーとして血液脳関門を形成している主な細胞はどれか。
グリア細胞
8
血液脳関門を通過しにくい物質はどれか。
遊離脂肪酸, たんぱく質
9
血液分布異常に関する記述として適切なのはどれか。
臓器や組織に流入する血液量が減少した状態を虚血という
10
血圧調節に関する記述として適切なのはどれか。
血圧を感知する受容器は、頸動脈と大動脈弓にある
11
血圧低下作用を示すのはどれか。
一酸化窒素, ヒスタミン, 心房性ナトリウム利尿ペプチド
12
レニンの分泌部位として適切なのはどれか。
腎臓
13
高血圧の治療に用いられる薬として誤ってるのはどれか。
アドレナリン作動薬
14
血管拡張薬で動脈・静脈ともに拡張させる代表な薬物はどれか。
ニトログリセリン(NOドナー), 硝酸イソソルビド(NOドナー)
15
血管拡張薬で主に細動脈を拡張させる代表な薬物はどれか。
ニフェジピン(カルシウムイオン拮抗薬)
16
リンパ液とリンパ管に関する記述として適切なのはどれか。
リンパ管には、逆流を防ぐ弁がある
17
リンパ液とリンパ管に関する記述として誤ってるのはどれか。
毛細リンパ管は、毛細血管より細い
18
僧帽弁の説明として適切なのはどれか。
左心房と左心室の間にある二尖弁である
19
犬の僧帽弁閉鎖不全症に関する記述として適切なのはどれか。
合併症として肺水腫を起こす
20
心音に関する記述として適切なのはどれか。
Ⅲ音は、心室の拡張早期、心室の急速充満期に発生する音である
21
犬の僧帽弁の聴診部位(僧帽弁弁口部)として適切なのはどれか。
左側肋軟骨接合部第5肋間
22
心室について誤ってるのはどれか。
病的状態などでは、Ⅲ音やⅣ音が聴取できない
23
連続性雑音が特徴的な心疾患はどれか。
動脈管開存症
24
犬の先天性心疾患で最も多いのはどれか。
動脈管開存症
25
次のうち、最も高い血圧にさらされている部位はどれか。
左心室
26
次のうち、最も低い血圧にさらされている部位はどれか。
右心房
27
心筋が肥大する原因として適切なのはどれか。
圧負荷の増大
28
心筋が拡張する原因として適切なのはどれか。
容量負荷の増大
29
ファロー四徴症に該当しないのはどれか。
肺動脈拡張
30
ファロー四徴症の症状・検査結果として適切なのはどれか。
多血症(赤血球増加症), チアノーゼ
31
先天性心疾患の慢性化により肺高血圧が生じ、右-左短絡となり、チアノーゼを示す状態を示す症候群はどれか。
アイゼンメンガー症候群
32
アイゼンメンガー症候群を示す先天性心疾患に該当しないのはどれか。
フォロー四徴症
33
心不全に関する記述として適切なのはどれか。
左心不全では、肺水腫が見られやすい
34
犬および猫の心疾患の多発傾向に関する記述として適切なのはどれか。
猫には肥大型心筋症が多く見られる
35
胎子期に見られる右心房と左心房をつなぐ心房中隔にある経路はどれか。
卵円孔
36
胎子期に見られる動脈管の記述として適切なのはどれか。
肺動脈と大動脈をつなぐ血管である
37
胎子期の血液循環について誤ってるのはどれか。
肺動脈と大動脈をつなぐ血管を静脈管という
38
心筋症に関する記述として適切なのはどれか。
拡張型心筋症になると、心室の拡張はできるが、収縮がうまくできなくなる
39
猫の肥大型心筋症で起こり得る併発症状として最も適切なのはどれか。
突然の後肢麻痺
40
分離チアノーゼを示す疾患として適切なのはどれか。
動脈管開存症
41
大動脈弓から直接、左鎖骨下動脈が分かれる動物はどれか。
犬, 猫, 豚
42
大動脈弓から腕頭動脈が分かれ、腕頭動脈がさらに左鎖骨下動脈に分かれた動物はどれか。
馬, 牛, 山羊
43
肥大型心筋症の合併症として腸骨動脈血栓塞栓症が起こる
◯
44
犬糸状虫の成虫の寄生部位として適切なのはどれか。
右心室, 肺動脈
45
犬糸状虫症に関する記述として適切なのはどれか。
猫や人にも寄生する人獣共通感染症である
46
犬糸状虫のライフサイクルに関する記述として適切なのはどれか。
L5になると血管内に侵入する
47
犬糸状虫症の主な症状はどれか。
発咳, 運動不耐性
48
犬糸状虫症で急性経過をたどると、大静脈症候群を起こす、そこで見られる検査結果として適切なのはどれか。
溶血, 血色素尿, ヘモグロビン血症
49
犬および猫の主な心疾患に関する記述として適切なのはどれか。
動脈管開存症は、アイゼンメンガー症候群を起こす
50
心臓のペースメーカーの役割を担う洞房結節の位置として適切なのはどれか。
右心房の上
51
心臓の自動性について誤ってるのはどれか。
刺激伝導系の経路は、洞房結節→房室結節→プルキンエ繊維→ヒス束の順である
52
心電図で心房の電気的興奮を示す波形はどれか。
P波
53
心電図で心室の電気的興奮を示す波形はどれか。
QRS群
54
電気的回復過程を示す波形はどれか。
T波
55
心筋細胞の脱分極相で生じる主なイオンの動きとして適切なのはどれか。
ナトリウムイオンの細胞内への流入
56
高カリウム血症で見られる心電図の異常として適切なのはどれか。
T波増高(テントT波)
57
高カルシウム血症で見られる心電図の異常として適切なのはどれか。
QT短縮
58
犬の心電図を標準肢誘導法で計測したい。右前肢に装着する電極の色として適切なのはどれか。
赤
59
心電図、心音、心室の動きについて誤ってるのはどれか。
P波からQRS群の間を心室の収縮期となる
60
強心配糖体ジゴキシンに関する記述として誤ってるのはどれか。
陰性変力作用をもつ
61
徐脈性の不整脈はどれか。
第Ⅱ度房室ブロック
62
抗不整脈薬について誤ってるのはどれか。
Ⅱ群は活動電位の変化でさらにⅠa、Ⅰb、Ⅰcに細分される
63
心タンポナーゼに関する記述として適切なのはどれか。
大型犬に多く、猫ではまれである
64
ショックに関する記述として適切なのはどれか。
ショックでは、毛細血管再充満時間(CRT)が延長する
65
循環血液量減少性ショックの主な原因はどれか。
大量出血, 脱水, 腹膜炎
66
心原性ショックの主な原因はどれか。
心筋症, 心筋梗塞, 僧帽弁閉鎖不全などの弁膜症
67
心外閉塞・拘束性ショックの主な原因はどれか。
心タンポナーゼ, 重度肺塞栓症
68
心肺蘇生に関する記述として適切ではないのはどれか。
心肺停止判断後には、時間をかけて準備をし、心肺蘇生を始めるべきである
69
正しく気管挿管されているか、挿管直後に確認するために最も有用な指標はどれか。
終末呼気二酸化炭素濃度(EtCO2)
70
超音波検査に不向きな臓器はどれか。
肺
71
画像検査に関する適切な記述はどれか。
CT検査は、被爆するリスクを伴う検査である
72
バフィーコートを構成するものの適切な組み合わせはどれか。
白血球と血小板
73
血液中をアルブミンと結合して流れる物質として誤ってるのはどれか。
直接型ビリルビン
74
血中タンパク質について誤ってるのはどれか。
血清総タンパク質は、アルブミンとグロブリンの差である
75
Ht値が絶対的に減少する疾患や状態として適切なのはどれか。
赤血球減少症(貧血)
76
Ht値が相対的に増加する疾患や状態として適切なのはどれか。
脱水症
77
リポタンパク質に関する記述として適切なのはどれか。
最も比重が低いのは、カイロミクロンである
78
リポタンパク質に含まれるものはどれか。
トリグリセリド, コレステロール, リン脂質
79
免疫グロブリンに関する記述として適切なのはどれか。
IgMは、初期に産生され、最も早く出現する
80
免疫グロブリンが5重体なのはどれか。
IgM
81
初乳を介してすべての抗体が移行する動物はどれか。
牛, 馬, 豚
82
胎盤を介して抗体が移行する動物はどれか。
ヒト, うさぎ
83
初乳を介して移行する抗体で、消化酵素の影響を受けない分泌型の免疫グロブリンはどれか。
IgA
84
肥満細胞腫の腫瘍随伴症候群として適切なのはどれか。
胃潰瘍
85
赤血球に関する記述として適切なのはどれか。
内部にはヘモグロビンがある
86
抹消血液中の赤血球が有核なのはどれか。
鶏
87
抹消血液中の赤血球が楕円形で有核な動物種で当てはまらないのはどれか。
哺乳類
88
網状赤血球の観察に用いる染色体として適切なのはどれか。
ニューメチレンブルー染色
89
赤血球の産生について誤ってるのはどれか。
犬の赤血球寿命は約2ヵ月、猫の赤血球寿命は約4ヵ月でおる
90
再生性貧血の検査所見として適切でないのはどれか。
網状赤血球の減少