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令和4年総論2
  • 暗記庵

  • 問題数 50 • 4/19/2024

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    問題一覧

  • 1

    ラットの膣垢像において、多数の白血球の間に有核細胞が混在するのはど れか。 1) 発情前期 2) 発情期 3) 発情後期 4) 発情休止期

    3

  • 2

    皮膚と被毛はどの胚葉から発生するか。 1) 外胚葉 2) 背側中胚葉 3) 側板中胚葉 4) 内胚葉

    1

  • 3

    出生時にすでに被毛に覆われている動物はどれか。 1) マウス 2) ラット 3) モルモット 4) ウサギ

    3

  • 4

    哺乳類における糖質の消化と吸収について正しいのはどれか。 1) 膵液中の消化酵素の作用によりアミノ酸に分解され、小腸壁から吸収さ れる。 2) 唾液、腸液、膵液中の消化酵素の作用でグルコース、フラクトースなど 単糖類に分解され、小腸壁から吸収される。 3) 膵液中の消化酵素と胆汁の乳化作用によってモノグリセリドに分解され、 腸粘膜から吸収される。 4) 膵液中の消化酵素の作用を受けてトリグリセリドに分解され、小腸壁か ら吸収される

    2

  • 5

    実験動物用飼料について正しいのはどれか。 1) 飼料はどれも栄養素が均一なので、動物種ごとに添加物を考慮する必要 はない。 2) 放射線滅菌飼料は価格が高いが、栄養素の損失や物性の変化が少ない。 3) 放射線飼料の照射線量は100kGyが一般に多く使われている。 4) 粉末用飼料は高圧蒸気滅菌ができるメリットがある。

    2

  • 6

    実験動物用飼料の形状として正しいのはどれか。 1) 飼料の形状は、固型、粉末の2種類のみである。 2) デンプンをβ化させた固型飼料をエキスパンデッド飼料という。 3) マウス、ラットに一般的に用いられるのはエキスパンデッド飼料である。 4) 粉末飼料は薬物添加飼料や栄養実験に用いられる精製飼料として特殊な 実験に用いられることが多い。

    4

  • 7

    実験動物用飼料の保管と取り扱いで正しいのはどれか。 1) 飼料の水分含量は20%台である。 2) 開封前の固型飼料の使用期限はおよそ1か月とされている。 3) 飼料の保管においては、吸湿による変性、変敗などに注意する。 4) 一般の固型飼料では室温保管でも問題ないように梱包されているため、 倉庫内の床に直接おいてよい。

    3

  • 8

    SPF 動物について正しいのはどれか。 1) 保有する微生物が不明な動物で、オープン方式の動物施設で飼育される。 2) 検出可能な微生物や寄生虫を保有しない動物で、無菌環境下で飼育される。 3) 特定の微生物や寄生虫を保有していないことが、微生物学的モニタリング で証明された動物である。 4) 保有している微生物が明確な動物で、無菌環境下で飼育される。

    3

  • 9

    マウスやラットなどのげっ歯類を飼育するケージについて正しいのはどれか。 1) 材質は耐久性に優れた金属製が主流である。 2) FRP製のケージは耐薬品性に劣る。 3) 合成樹脂製ケージでは、材質による耐熱性に差異はない。 4) 金属製で金網底の場合は、居住性や足底への傷害を考慮する必要がある。

    4

  • 10

    床敷の使用について正しいのはどれか。 1) 含まれる汚染物質などの分析は必要ない。 2) 動物に安らぎを与え、健康維持にも役立つ環境因子である。 3) 床敷の使用で実験成績に影響を与えることはない。 4) 床敷は給水ノズルに触れるくらい十分な量を与える必要がある。

    2

  • 11

    動物施設の動線について正しいのはどれか。 1) 滅菌済みの衣類を着用していれば動線は気にしなくてよい。 2) 動線の意味を理解するのは実験者のみでよい。 3) 動物施設内の動線は、各施設で定められた規則に従う。 4) 感染実験の施設であっても一般的な施設と動線は同じである。

    3

  • 12

    動物施設への物品の搬入で正しいのはどれか。 1) バリア施設への物品の搬入は、すべて消毒もしくは滅菌を行う。 2) 滅菌済みの器材は、使用期間を設けなくてよい。 3) 高圧蒸気滅菌では、器材を積み重ねても蒸気の流通に問題はない。 4) 高圧蒸気滅菌ができない物品などでは、エチレンオキサイドガス滅菌が 人体に影響もなく推奨される。

    1

  • 13

    順化について正しいのはどれか。 1) 順化中は動物に声をかけてはいけない。 2) 順化期間は動物の移送方法や時間、動物種や実験目的に依存する。 3) イヌ、ネコ、ブタ、サル類などは施設環境への順化だけでよい。 4) げっ歯類は順化を行わない

    2

  • 14

    洗浄・消毒・滅菌について正しいのはどれか。 1) 滅菌とは人体に有害な物質を除去することである。 2) 殺菌とはすべての微生物を殺滅することである。 3) 消毒・滅菌効果を高めるために予備洗浄を行うことは重要である。 4) 消毒薬は濃度を濃くすれば消毒効果が高まるので、経済面に配慮する必 要はない。

    3

  • 15

    動物施設は収容する動物の微生物学的統御の程度と利便性を考慮し、いくつに大別されるか。 1) 3 2) 5 3) 7 4) 分類されていない。

    1

  • 16

    バリア方式の実験動物施設について正しいのはどれか。 1) 無菌動物やノトバイオートを飼育するために採用される。 2) 隔離方式とは異なる。 3) 病原体の侵入を防ぐため室内が陽圧制御されている施設である。 4) 飼育する動物の微生物学的水準よりも動物実験の利便性や効率性が優先される。

    3

  • 17

    実験動物施設の動線について正しいのはどれか。 1) 動線とはヒト、動物、物品の流れを示すものである。 2) 動線は交差をできるだけ多くする。 3) 動線は清浄度の低い方から高い方へと移動するのが基本である。 4) 部屋間の気流は動線とは関係がない。

    1

  • 18

    ラットの尾に見られるリングテイルについて正しいのはどれか。 1) 平底ケージで飼育の場合に多発することが知られている。 2) 飼育室環境が25%以下の低湿度では発現しやすい。 3) 飼育室のアンモニア濃度が増加すると見られる。 4) 飼育室の空中細菌数が増加すると見られる。

    2

  • 19

    騒音への感受性が強く、死亡することもあるマウスの系統はどれか。 1) BALB/c 2) ddY 3) C57BL/6 4) EL

    4

  • 20

    実験動物飼育施設の環境条件について正しいのはどれか。 1) 騒音は100dBを超えないようにする。 2) 換気回数は多くの基準では、20~25回/時となっている。 3) 臭気はアンモニア濃度で20ppm以下が基準値となっている。 4) バリア区域内の落下細菌数は、動物を飼育していない状態で300個以下 (9cm 径のシャーレで 30 分間開放)になるように管理することが望ましい。

    3

  • 21

    実験動物が飼育される環境について正しいのはどれか。 1) 動物を直接取り囲む物理的環境をミクロ環境という。 2) ミクロ環境に床敷は含まれない。 3) マクロ環境とは二次囲い内の環境で、ペンも含まれる。 4) 温度、湿度はマクロ環境の方がミクロ環境より高い。

    1

  • 22

    床敷について正しいのはどれか。 1) 材質によっては滅菌せず使用してもよい。 2) 床敷は種類によって粉塵量に差はない。 3) 床敷の材質はさまざまなので、有害物質の混入を確認せず使用して問題ない。 4) 動物種固有の行動(探索など)を発現させる機会を与える。

    4

  • 23

    マウス・ラット用の飼育ラックについて正しいのはどれか。 1) 陽圧ラックはラック内が陰圧である。 2) 一方向気流ラックは、臭気防止、動物アレルギーの防止に役立つ。 3) 一方向気流ラックは、病原体などの封じ込めを目的としている。 4) 陽圧ラック方式は大掛かりな施設を必要とする。

    2

  • 24

    環境エンリッチメントについて正しいのはどれか。 1) ヒトとの交流は環境エンリッチメントに含まれない。 2) 動物同志の触れ合いは環境エンリッチメントに含まれない。 3) 環境エンリッチメントには、構造的、 社会的、作業的、感覚的および食 餌的なアプローチがある。 4) 環境エンリッチメントを必要とするのは、霊長類のみである。

    3

  • 25

    バイオセーフティ対策について正しいのはどれか。 1) 病原体を使用する実験では、使用する病原体の危険度により対策を変更 しない。 2) 人獣共通感染症はバイオセーフティ対策の対象にはならない。 3) バイオセーフティ対策は感染実験のみが対象である。 4) 病原体を使用する実験では、動物の死体や排泄物・床敷等に対する滅菌 を確実に実施する。

    4

  • 26

    動物施設における廃棄物のうち、医療廃棄物に該当するのはどれか。 1) 遺伝子組換え動物 2) 動物死体 3) 床敷 4) 注射針、注射筒

    4

  • 27

    実験動物の健康管理について正しいのはどれか。 1) 実験動物技術者は、疾病の予防に関する知識は必要ない。 2) 実験動物技術者は、疾病予防に関する知識を正しく理解しなければなら ないが、実務は獣医師が行うので技術は習得しなくてよい。 3) 獣医学的根拠に基づいた健康管理を行うことが原則である。 4) 動物が健康であるか病気であるかの判別は実験者が行うので、実験動物 技術者は判別できなくてよい。

    3

  • 28

    嘔吐しない動物はどれか。 1) イヌ 2) ネコ 3) サル 4) ウサギ

    4

  • 29

    感染症初期対策における記録と報告の内容として重要とされる「4W1H」の うち、「What」の説明として適切なのはどれか。 1) 異常を示している動物の飼育場所 2) 推定される病原体の侵入経路 3) 症状あるいは解剖所見、発生状況など 4) 異常動物の種、年齢

    3

  • 30

    細胞外での増殖が不可能な微生物はどれか。 1) 細菌 2) ウイルス 3) 真菌 4) 寄生虫

    2

  • 31

    感染様式や感染経路について正しいのはどれか。 1) 咳やくしゃみによって感染するのは、接触感染である。 2) 病原体が付着したものを介して広がるのは、直接伝播である。 3) 実験動物では、媒介昆虫を介した感染はまったくおこらない。 4) 母体から胎子への胎盤を介しての感染は経胎盤感染である。

    4

  • 32

    人獣共通感染症について正しいのはどれか。 1) ラットが保有する多くの病原体はヒトに感染し、危険性が高いものが多い。 2) 動物施設において注意しなくてはならない病原体は20~30種類である。 3) 実験動物が自然宿主になり得るものは約2000種である。 4) 病原体の伝播様式は、直接伝播のみである。

    2

  • 33

    実験動物が関係する人獣共通感染症について、感染症名、感染源となりう る動物種、感染症の分類で正しいのはどれか。 1) 結核-ブタ-四類感染症 2) ジアルジア症 - イヌ - 五類感染症 3) Bウイルス病-サル-一類感染症 4) 腎症候性出血熱 - ラット - 二類感染症

    2

  • 34

    マールブルグ病について正しいのはどれか。 1) マカク属サル類からヒトに感染したのが初発である。 2) 日本ではサル類の輸入検疫の対象ではない。 3) 病名の由来は感染が流行した地名である。 4) ハンタウイルスに汚染した動物から感染する。

    3

  • 35

    マウス、ラットの微生物モニタリングの主な対象微生物と検査法の組合せ で適切なのはどれか。 1) マウス肝炎ウイルス - 血清検査 2) ハンタウイルス - 培養検査 3) 肺マイコプラズマ - 顕微鏡検査 4) 腸管内寄生虫-PCR検査

    1

  • 36

    世界初のトランスジェニックマウスが作製されたのはいつか。 1) 1970年 2) 1980年 3) 1990年 4) 2000年

    2

  • 37

    ES 細胞の説明で正しいのはどれか。 1) 胚盤胞の内部細胞魂由来である。 2) iPS細胞由来である。 3) ゲノム編集には必ず必要である。 4) 多分化能は持たない。

    1

  • 38

    ゲノム編集技術利用による遺伝子改変マウス作製の説明について正しいの はどれか。 1) 人工DNA切断酵素を直接受精卵に導入する。 2) 従来法に比べ作製確率は低い。 3) 従来法に比べ技術的に難しい。 4) 相同組換えを利用する。

    1

  • 39

    遺伝子改変マウス作製時に胚移植をする仮親として正しいのはどれか。 1) 発情前期の雌 2) 黄体が機能化していない雌 3) 偽妊娠の雌 4) 過剰排卵処置をした雌

    3

  • 40

    生殖工学技術を用いた遺伝子改変マウスの作製、保存および輸送の説明で 正しいのはどれか。 1) 過剰排卵はホルモン処置ではできない。 2) 体外受精で得た胚は凍結保存が難しい。 3) 遺伝子改変マウスは生体でしか輸送ができない。 4) 冷蔵胚および精子の冷蔵保存技術が開発されている。

    4

  • 41

    注射針の規格の説明で正しいのはどれか。 1) 針先角度はすべて同じである。 2) 太さの規格であるG(ゲージ)は、数字が大きくなると太くなる。 3) 用途に応じて太さは異なるが、長さはすべて同じである。 4) 針先角度は、皮下針より静脈針のほうが鈍角である。

    4

  • 42

    ネラトンカテーテルの説明で正しいのはどれか。 1) 先端が球状であることから軟部組織を傷つける危険性が少ない。 2) 流出口が先端で開いているため、粘膜面に接着すると吸引が容易にできない。 3) 薄いビニール製のチューブである。 4) イヌやサル類の経口投与にはNo.9を用いることが多い。

    1

  • 43

    マウス用骨剪刃として適切なのはどれか。 1) 眼科剪刀 2) 直剪刀 3) 金冠剪刀 4) 鑷子

    3

  • 44

    マカク属サル類で使用する保定器はどれか。 1) V型保定器 2) モンキーチェア 3) 吊り幕式保定器 4) 拘束衣型保定器

    2

  • 45

    動物の取り扱いについて正しいのはどれか。 1) 動物の近くで必要以上に急激な動作や大きな音を出し、動物の警戒心や 緊張感を高めないよう配慮する。 2) 実験処置に関する順化は、動物に恐怖心を与えることになるので不要である。 3) 動物に痛みや苦痛を与える時間を短く するため、動物が嫌がっていたら、 中断することなく素早く処置を行う。 4) イヌやサルなどは、個体ごとの特徴や症状を把握するため、一人で取り 扱ったほうがよい。

    1

  • 46

    採血に関する記述で正しいのはどれか。 1) 頻回採血する場合には、回復期間も考慮して採血量と間隔を決める必要 がある。 2) 血液の形態学的検査や凝固能の検査を行う場合には、採血時に血液凝固 剤を用いる。 3) 採血部位によって血液学的検査値は変動することはない。 4) 一部採血の場合には採血許容量を考慮する必要はない。

    1

  • 47

    採血部位に関する記述で正しいのはどれか。 1) マウスの一部採血部位として心臓が推奨されている。 2) ラットの全採血部位の一つとして後大静脈がある。 3) ウサギの全採血部位の一つとして耳介静脈が用いられる。 4) ブタの一部採血部位として一般に頚動脈が用いられる。

    2

  • 48

    実験動物で用いられる吸入麻酔薬はどれか。 1) セボフルラン 2) リドカイン 3) プロポフォール 4) ブプレノルフィン

    1

  • 49

    実験動物の鎮痛薬として用いられるのはどれか。 1) チオペンタールナトリウム 2) ペントバルビタールナトリウム 3) ブプレノルフィン 4) ブピバカイン

    3

  • 50

    安楽死処置方法として適切なのはどれか。 1) 無麻酔下で塩化カリウムを静脈内投与する。 2) 注射麻酔薬を投与後すぐに冷凍庫へ入れる。 3) 二酸化炭素ガスを段階的に吸入させる。 4) バルビツール酸誘導体製剤を経口投与する。

    3