問題一覧
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問1. 消防法令に定められている用語の定義として、誤っているものは次のうちどれか。
(1)防火対象物とは、山林または舟車・船きょもしくはふ頭に繋留された船舶・建築物その他の工作物または物件をいう。
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問2. 消防用設備等の設置に際し、政令で定める基準によらなくてもよいとされるものに関する次の記述において、文中の【 】に当てはまる語句として消防法令上、正しいものはどれか。 「政令第2章第3節(消防用設備等の位置および維持の技術上の基準)の規定は、【 】が、防火対象物の位置・構造または設備の状況から判断して、政令で定める消防用設備等の基準によらなくとも、火災の発生または延焼のおそれが著しく少なく、かつ火災等の災害による被害を最少限度に止めることができると認めるときにおいては、適用しない。」
(1)消防長または消防署長
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問3. 防火対象物の用途が変更された場合、消防用設備等(消火器・避難器具その他政令で定めるものを除く。)の技術上の基準の適用について消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(2)特定防火対象物以外の防火対象物であっても、用途変更前に設置された消防用設備等が法令の規定に違反していた場合は、用途変更前の基準に適合するように措置しなければならない。
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問4. 消防用設備等設置届出書の提出期限について消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(3)消防用設備等の設置に係る工事完了の日から4日以内に届け出る。
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問5. 消防用設備等の点検の結果について、防火対象物の用途と消防長または消防署長へ報告しなければならない期間の組合せとして消防法令上、正しいものは次のうちどれか。ただし規則第31条の6第4項の規定に基づく、消防庁長官が定める事由により点検等の期間を延長する措置は考慮しないものとする。
(2)マーケット(政令別表第一(4)項)‥‥‥1年に1回
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問6. 消防設備士の責務および義務について消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(4)消防設備士は、都道府県知事(総務大臣が指定する市町村⾧その他の機関を含む。)が行う工事整備対象設備等の工事または整備に関する講習を、免状の交付を受けた日以後における最初の4月1日から2年以内に、それ以降は講習を受けた日から5年以内ごとに受けなければならない。
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問7. 消防設備士免状に関する記述について消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(3)消防設備士免状の記載事項に変更を生じたときは、免状の交付をした都道府県知事以外には書換えを申請することはできない。
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問8. 次の政令別表第一に掲げる防火対象物のうち消防法令上、防火管理者を定めなくてもよいものはどれか。
(4)共同住宅(政令別表第一(5)項ロ)で、収容人員が45人のもの
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問9. 不活性ガス消火設備・ハロゲン化物消火設備または粉末消火設備を設置しなければならない政令別表第一に掲げる防火対象物の部分として消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(2)床面積が 300 ㎡の通信機器室
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問10. 局所放出方式の二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備の噴射ヘッドの基準として消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(4)定められた消火剤の量を 60 秒以内に放射できるものであること。
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問11. 全域放出方式の二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備を設置する場合で、防護区画の開口部に自動閉鎖装置を設けないとき、消火剤の貯蔵量を加算する基準として消防法令に定められている量は次のうちどれか。
(1)防火対象物またはその部分:指定可燃物貯蔵庫(綿花類) 開口部1㎡当たりの消火剤の加算量(kg):20
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問12. 可燃性液体類を上面を開放した容器に貯蔵する場合その他火災のときの燃焼面が一面に限定され、かつ可燃物が飛散するおそれがない場合、局所放出方式の粉末消火設備に必要となる消火剤の量の求め方として消防法令上、正しいものは次のうちどれか。ただし、消火剤は第1種粉末を使用するものとする。
(4)防護対象物の表面積(㎡)に 8.8(㎏/㎡)を乗じた量に、1.1 を乗じた量以上の量とする。
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問13. 移動式の粉末消火設備において、1のノズルにつき毎分放射できる消火剤の量として消防法令に定められているものは次のうちどれか。
(3)第3種粉末‥‥‥27 ㎏以上
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問14. 全域放出方式または局所放出方式の不活性ガス消火設備に使用する消火剤に関する次の記述において、文中の【 】に当てはまる語句の組合せとして消防法令上、正しいものはどれか。 「不活性ガス消火設備に使用する消火剤は二酸化炭素・窒素・窒素とアルゴンの容積比が【ア】の混合 物または窒素とアルゴンと二酸化炭素との容量比が【イ】の混合物とすること。」
(2)【ア】:50 対 50 【イ】:52 対 40 対8
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問15. 危険物の規制に関する政令第20条に定められている「火災が発生したとき著しく消火が困難と認められる」危険物施設において消防法令上、移動式の不活性ガス消火設備を設置することができるものは次のうちどれか。ただし、火災のとき煙が充満するおそれのある場所等ではないものとする。
(3)一般取扱所
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問16. 配管内を流れる流体の摩擦損失水頭について、誤っているものは次のうちどれか。
(3)配管の内径に比例する。
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問17. 下図に示す、点Oを中心とした偶力Fのモーメント値Mとして、正しいものは次のうちどれか。
(2)M = 50 N・m
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問18. 下図は、軟鋼の引張試験における応力とひずみとの関係を示したものである。A~C 各点の名称と組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
(4)A:比例限度 B:弾性限度 C:引張強さ
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問19. 下図は、200N の集中荷重を受けてつりあい、安定した状態にある単純支持ばりである。支点の反力 RB の値として、正しいものは次のうちどれか。ただし、はりの自重は考えないものとする。
(1)40N
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問20. 軸受の説明として、誤っているものは次のうちどれか。
(4)軸受を包む部分をジャーナルという。
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問21. ねずみ鋳鉄に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)被削性が悪い。
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問22. コンセントとプラグの接触部分の接触状態によって生じる接触抵抗について、誤っているものは次のうちどれか。
(4)接触部分の表面に凹凸があると、接触する面積が小さくなり、接触抵抗は小さくなる。
23
問23. 真空中に2μC と4μC の正の電荷が20 cm 離れて置かれているとき、両電荷を結ぶ直線状に働く静電力(反発力)の大きさF〔N〕として、正しいものは次のうちどれか。 ただし、比例定数は、k=9×10⁹とする。
(4)180 N
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問24. 電流計(クランプ式)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)単相2相式で負荷電流を測定する場合には、接地側電線と非接地側電線の2本の電線を一緒に挟みこんで測定する。
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問25. 一次巻線と二次巻線の巻線比が1:10 である理想変圧器の説明として、正しいものは次のうちどれか。
(3)二次側の電圧は、一次側の電圧の 10 倍になる。
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問26. 日本産業規格(JIS)に定める一般構造用圧延鋼材の種類で、記号SS400の数字部分が表しているものとして、最も適当なものは次のうちどれか。
(2)最低の引張強さ
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問27. 消火設備に設ける各種の弁の定義について、最も不適当なものは次のうちどれか。
(1)弁の名称:アングル弁 定義:弁箱の入口と中心線と出口の中心線とが一直線上に合って、弁棒の軸と出口の流路とが鋭角になっているバルブ
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問28. 二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備に使用する液化炭酸ガス(液化二酸化炭素)容器の刻印の説明として、正しいものは次のうちどれか。
(3)年月は容器検査に合格した年月を示している。
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問29. 全域放出方式または局所放出方式の不活性ガス消火設備に設ける起動用ガス容器の設置および維持に関する技術上の基準について、誤っているものは次のうちどれか。
(2)起動用ガス容器は、20 MPa 以上の圧力に耐えるものであること。
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問30. 不活性ガス消火設備の配管の落差について消防法令に定められているものは次のうちどれか。
(3)落差とは、配管の最も低い位置にある部分から最も高い位置にある部分までの垂直距離をいう。
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問31. 二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備の選択弁の基準として、誤っているものは次のうちどれか。
(1)選択弁は防護区画の数に関係なく必ず設けなければならない。
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問32. 粉末消火設備における手動式の起動装置の操作箱の各部品の説明について、誤っているものは次のうちどれか。
(4)放出用スイッチは手動で操作するものであるが、復旧は、手動または自動のいずれでもよいことになっている。
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問33. 全域放出方式の不活性ガス消火設備を設置した防火対象物の部分の開口部について消防法令上、正しいものの組合せはどれか。ただし、自動閉鎖装置を設けない開口部の面積は考慮しないものとする。 ア.窒素を放射する防護区画の開口部で、床面からの高さが階高の3 / 4以上の位置にあるものに、自動閉鎖装置を設けた。 イ.二酸化炭素を放射する防護区画の開口部で、床面からの高さが階高の1 /3以下の位置にあるものに、自動閉鎖装置を設けた。 ウ.IG-55 を放射する防護区画の開口部で、床面からの高さが階高の2 / 3以上の位置にあるものは、 自動閉鎖装置を設けなかった。
(1)ア、イ のみ
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問34. 二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備の保安措置について消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(4)局所放出方式のものには、遅延装置を設けなくてもよい。
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問35. 全域放出方式の二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備の総合点検について、最も適当なものは次のうちどれか。
(4)消火剤の放射は、任意の防護区画を選んで行うが、2以上の放射区画がある場合は、点検の都度、 放射する区画を順次変えながら行うこと。
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問36. 低圧の電路の絶縁性能について、下表の絶縁抵抗値欄の【 】に当てはまる数値の組合せとして、正しいものは次のうちどれか。
(2)【ア】:0.1 【イ】:0.2 【ウ】:0.4
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問37. 電線の接続に関する次の記述において、文中の【 】に当てはまる語句および数値の組合せとして、最も適当なものはどれか。 「電線の【ア】を【イ】%以上【ウ】させないよう接続すること。」
(3)【ア】:引張強さ 【イ】:20 【ウ】:減少
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問38. D種接地工事について、最も適当なものは次のうちどれか。ただし低圧電路において、地絡を生じた場合に0.5 秒以内に当該電路を自動的に遮断する装置は施設されていないものとする。
(4)接地抵抗値は80 Ωとした。
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問39. 耐火電線の基準に関する次の記述のうち消防庁告示上、誤っているものはどれか。
(1)使用電圧が交流で700 Vの電路に使用されるケーブルは低圧ケーブルである。
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問40. ハロン1301を放射するハロゲン化物消火設備の音響警報装置について消防法令上、正しいものは次のうちどれか。
(4)移動式のものは、音響警報装置を設置しなくてもよい。
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問41. 不活性ガス消火設備の非常電源について消防法令上、誤っているものは次のうちどれか。
(1)特定防火対象物で、延べ面積が1,000 ㎡未満なので、非常電源専用受電設備を非常電源とした。
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問42. 非常電源として使用する自家発電設備に関する 次の記述において、文中の【 】に当てはまる数値として消防庁告示に定められているものはどれか。 「常用電源が停電してから、電圧確立および投入までの所要時間(投入を手動とする自家発電設備にあっては投入操作に要する時間を除く。)は、【 】秒以内でなければならない。ただし、常用電源の停電後【 】秒経過してから当該自家発電設備の電圧確立および投入までの間、蓄電池設備の基準の規定に適合する蓄電池設備により電力が供給されるものにあっては、この限りでない。」
(2)40
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問43. 二酸化炭素を放射する不活性ガス消火設備の高圧式貯蔵容器に設ける「容器弁の弁箱」の耐圧試験圧力および加圧時間等について消防庁告示上、正しいものは次のうちどれか。
(3)24.5 MPaの水圧力を2分間加えた場合、漏れまたは変形を生じないものであること。
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問44. 不活性ガス消火設備等の噴射ヘッドの基準について、消防庁告示に定められていないものは次のうちどれか。
(1)管との接続部は、管とねじれ、曲がりが生じないように強固に接続できるものであること。
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問45. 移動式の各種消火設備に使用するホース・ノズルおよびノズル開閉弁について消防庁告示上、誤っているものは次のうちどれか。
(4)ノズル開閉弁は、分解および取外しが容易で、かつ点検しやすい構造のものであること。