問題一覧
1
コルホルシンダロパートの作用機序
心筋のアデニル酸シクラーゼを直接活性化
2
アミノフィリン(~フィリン)の作用機序
①心筋のホスホエステラーゼ阻害 ②心筋のアデノシンA1受容体遮断 ⇒心筋細胞内cAMP濃度増加
3
ミルリノン(~リノン)の作用機序
心筋のホスホジエステラーゼⅢを選択的に阻害
4
ピモベンダンの作用機序
①心筋のホスホジエステラーゼⅢを選択的に阻害 ②心筋細胞内でCaイオンに対するトロポニンCの感受性増強
5
ブクラデシンの作用機序
①心筋細胞膜を通過してcAMPに変換 ②心筋のホスホジエステラーゼを阻害
6
ニトログリセリンの作用機序
遊離した一酸化炭素(NO)が血管平滑筋の可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化 ⇒cGMP濃度を増加
7
ニコランジルの作用機序
①遊離した一酸化炭素(NO)が血管平滑筋の可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化 ⇒cGMP濃度を増加 ②冠動脈血管平滑筋のATP感受性Kイオンチャネル開口 ⇒細胞外へのKイオン流出促進
8
ジピリダモールの作用機序
アデノシン分解抑制 アデノシンの赤血球などへの取り込み阻害 ⇒血中のアデノシン濃度増加
9
~ジピンの作用機序
血管平滑筋の電位依存性L型Caイオンチャネル遮断
10
アムロジピンの作用持続時間は
長い
11
~ジピンの副作用
反射性頻脈
12
N型Caイオンチャネルも遮断する高血圧治療薬
シルニジピン
13
ジルチアゼムの作用機序
血管平滑筋と心筋の電位依存性L型Caイオンチャネル遮断
14
ジルチアゼムの副作用
徐脈
15
妊婦に禁忌な高血圧治療薬
ARB、ACE
16
妊婦に投与出来る高血圧治療薬
ニフェジピン、アムロジピン、ラベタロール、メチルドパ
17
高血圧治療
α1遮断、α2刺激
18
タンパク尿を伴う糖尿病性腎症に用いる薬
ロサルタン
19
ロサルタンの特徴的な副作用
低血糖
20
腎臓傍糸球体細胞のβ1刺激するとレニン分泌は?
増加
21
ベラパミルの作用機序
血管平滑筋及び心筋のL型Caイオンチャネルを遮断
22
ベラパミルの作用が強い方は?
心筋のL型Caイオンチャネル遮断作用
23
反射性頻脈を起こしにくい高血圧治療薬
アムロジピン シルニジピン
24
クロニジンの作用機序
延髄の血管運動中枢に存在するα2受容体を直接刺激
25
リトドリンの副作用
高血糖
26
メチルドパの副作用
起立性低血圧
27
ボセンタンの作用機序
エンドセリンET受容体を非選択的に遮断 ⇒血管拡張
28
アンブリセンタンの作用機序
選択的にエンドセリンETA受容体を遮断
29
心筋梗塞後に用いる降圧薬
ACE、ARB、β受容体遮断薬
30
シルデナフィル(~フィル)の作用機序
肺血管平滑筋においてcGMP分解酵素であるホスホジエステラーゼⅤ阻害 ⇒cGMP濃度⬆️ ⇒血管拡張
31
エポプロステノール、ベラプロストの作用機序
血管平滑筋及び血小板のプロスタノイドIP受容体に結合
32
カリジノゲナーゼの作用機序
キニノーゲンを酵素的に分解 ⇒ブラジキニンの産生を促進 ⇒血管を拡張
33
ヘモコアグラーゼの作用機序
トロンビン様作用
34
トラネキサム酸の作用機序
プラスミノーゲンやプラスミンのリジン結合部位に結合 ⇒プラスミンによるフィブリン分解を抑制
35
カルバゾクロム、アドレノクロムの作用機序
血管透過性抑制作用 細血管抵抗値増強作用
36
酸化セルロースの作用機序
ヘモグロビンと塩を形成
37
ヘパリン過剰投与時の中和目的に使う薬
プロタミン
38
トリプシン、カリクレイン、プラスミン阻害作用も有する抗血栓薬
ナファモスタット ガベキサート
39
ヘパリン類似薬(ダルテパリン、ダナパロイドなど)がより強く作用するのは?
第Xa因子阻害作用
40
ヘパリン類似薬(ダルテパリン、ダナパロイドなど)の作用時間は?
長い
41
フォンダパリヌクスの作用機序
アンチトロンビン依存的な抗第Xa因子作用
42
~キサバンの作用機序
アンチトロンビン非依存的な抗第Xa因子作用
43
アンチトロンビン非依存的な抗トロンビン作用を示す薬物4つ
アルガトロバン ダビガトラン ナファモスタット ガベキサート
44
トロンボモデュリン アルファの作用機序
トロンビンに結合し、プロテインCを活性化 ⇒活性化したプロテインCが第Ⅴa因子及び第ⅤⅢa因子を不活性化 ⇒トロンビンの生成抑制
45
イコサペント酸エチルの作用機序
アラキドン酸と競合 ⇒TXA2生成抑制+PGI3生成促進
46
サルポグレラートの作用機序
5-HT2受容体遮断
47
ベラプロストの作用機序
プロスタノイドIP受容体刺激 ⇒アデニル酸シクラーゼ活性化 ⇒血小板内cAMP濃度⬆️ ⇒血小板凝集抑制
48
チクロピジンの作用機序
血小板のADPのP2Y12受容体を不可逆的に遮断 ⇒Giタンパク質活性抑制 ⇒アデニル酸シクラーゼ抑制機構を解除 ⇒血小板内cAMP濃度⬆️ ⇒血小板凝集抑制
49
クロピドグレルの作用機序
血小板のADPのP2Y12受容体を不可逆的に遮断 ⇒Giタンパク質活性抑制 ⇒アデニル酸シクラーゼ抑制機構を解除 ⇒血小板内cAMP濃度⬆️ ⇒血小板凝集抑制
50
チクロピジン、クロピドグレルの副作用
TTP、無顆粒球症、肝障害
51
ジピリダモールの作用機序
・血小板のホスホジエステラーゼを阻害 ・血液中アデノシンの赤血球への取り込み阻害 ⇒血小板表面のアデノシン量増加 ⇒アデノシンA2受容体刺激 ⇒血小板内cAMP濃度⬆️ ⇒血小板凝集抑制
52
シロスタゾールの作用機序
血小板のホスホジエステラーゼⅢを選択的に阻害 ⇒血小板内cAMP濃度⬆️ ⇒血小板凝集抑制
53
プラスグレルの代謝
小腸のエステラーゼ CYP3A、CYP2B6
54
チカグレロルの作用機序
ADPのP2Y12受容体に対する選択的かつ可逆的拮抗薬 P2Y12受容体のADP結合部位とは異なる部分に結合
55
クロピドグレルをPCIの適応患者に用いる場合、何と併用する必要あり?
アスピリン
56
クロピドグレルをPCI適応患者に使用する場合の注意点
投与開始日に負荷量として300mgを投与する ただし、PCI前にクロピドグレル75mgを少なくとも4日間投与されている場合は要らない
57
ウロキナーゼ、アルテプラーゼの作用機序
プラスミノーゲンをプラスミンに変換
58
循環血液中に働くのは?
ウロキナーゼ
59
血栓中に働くのは?
アルテプラーゼ
60
ヘパリンの作用機序
アンチトロンビンⅢと複合体を形成 ⇒セリンプロテアーゼを不活性化