1626年にヌルハチを継いだ金の二代目ホンタイジ（太宗）が国号を清に改める、明を滅ぼす姿勢を示す

中国で李自成の反乱により明が滅亡、明の将軍呉三桂の降伏で清（順治帝）が北京に入城し中国支配へ

イギリスで王党派と議会派の内戦始まる（49年に国王チャールズ1世を処刑＝ピューリタン革命）

イギリス名誉革命、オランダからウィリアム3世とメアリ2世を王に迎える（イギリスとオランダが合同）同年、英蘭が同盟してフランスと戦うファルツ継承戦争も始まる（〜97）

清の広東で地丁銀制はじまる

フランス王ルイ14世4歳で即位（〜1715）、補佐役のマザランが王権強化を継続

ロンドンの金融家が「私企業」イングランド銀行を創立　国債を担保に紙幣発行

第2回ウィーン包囲（1683）が失敗で、カルロヴィッツ条約で、オスマン帝国がハンガリーなどをオーストリアに割譲

インドでヒンドゥー系のマラーター王国成立　アウラングゼーブは1679年に人頭税復活へ

ロンドンのコーヒーハウスを拠点としたホイッグ派ジャーナリストのデフォーが、南海を舞台にした『ロビンソン・クルーソー』を出版　翌年南海泡沫事件

クロムウェルによる重商主義的な航海法制定でイギリスがオランダを排除、翌年から第一次英蘭戦争開始

清で康熙帝が6歳で即位（〜1772）

イギリスでアン王女死去　ドイツのハノーヴァー選帝侯ゲオルグがジョージ1世として即位　ハノーヴァー朝始まる

ジョンロック「統治二論」（市民政府論）で経験論の立場から「抵抗権」を位置付ける

ウェストファリア条約で三十年戦争終結、主権国家体制が確立、ドイツはかえってバラバラに

イギリス、北米東岸に初の植民地ヴァージニアを建設（アメリカ南部の始まり）黒人奴隷を使役するプランテーション形成へ

イギリス王立アフリカ会社設立、重商主義的に黒人奴隷貿易を独占し、プランテーション開発　武器→奴隷→砂糖の三角貿易がさかんに

日本で、徳川家康が幕府を開く（江戸時代始まる）明とは直接交易できず東南アジアとの貿易特権を与えた朱印船貿易を促進

フランスの財務総監コルベールが東インド会社を再建　1674年にはインド南東のポンディシェリに商館を築く

スコットランドとイングランドがグレートブリテン連合王国形成

ルイ14世、親政開始　コルベール財務総監が重商主義を推進へ

雍正帝45歳で即位　皇帝独裁を目指し内閣に代わり少人数で迅速に決定できる軍機処を設置へ

イギリスのホッブズ、「リヴァイアサン」を著し、社会契約による強い国家主権を唱える

イギリス、オランダからニューアムステルダムを奪い、ニューヨークと改称

イギリス東インド会社設立　重商主義に基づいてアジア貿易を独占

ムガル帝国第5代シャー＝ジャハーン即位（〜58）在位中にタージ＝マハル建設へ（1632年着工）

典礼問題のトラブルの延長線上で、清の雍正帝がキリスト教の布教を禁止、フランスに打撃

ロシアでミハイル＝ロマノフ即位、ロシア革命まで続くロマノフ朝始まる　毛皮交易で発展

スペイン継承戦争開戦（〜1713）フランスVSオーストリア英蘭が争う　1713のユトレヒト条約ブルボン家のスペイン王位継承を認める代わりにイギリスは領土を獲得し終戦

フランスのデカルト、「方法叙説」を著し、演繹法による合理論を説く

クロムウェル政権がジャマイカを占領　　黒人奴隷を使うさとうきびプランテーション盛んに

イギリス議会が「権利の章典」を制定、国王主権ではなく「議会」主権が明確に

スコットランド王ジェームズがイギリス王を兼ね、王権神授説で議会軽視（ステュアート朝の始まり）

ロシアのピョートル1世が、スウェーデンを攻撃する北方戦争を開始（〜21）1712よりサンクトペテルブルクがロシアの都に

独立戦争休戦、オランダ事実上独立、アムステルダム銀行設立　振替業務を行い世界金融の中心に

ルイ14世、ナントの王令を廃止、一方でフランス人イエズス会士ブーヴェらを中国に派遣　カトリックのトップダウンによる国内・海外の支配強化を目指すが、長期的に裏目に

倭寇の流れを汲む鄭成功が台湾を占拠　清は海禁で対抗

日本で海舶互市新例　清とオランダへの金銀の輸出を制限　以後生糸などの国産さかんに

台湾が清の支配下に（台湾が初めて中国領に）海禁緩む

清（康熙帝）とロシア（ピョートル1世）、ネルチンスク条約で国境確定

チャールズ2世が即位しイギリスが王政に復古、翌年（1661）、ポルトガルからボンベイを獲得

オランダ東インド会社設立　株式会社方式　軍事行動や植民活動の権限も与えられる

ケプラー（1571〜1630）が、第一、第二法則を発表（第三法則は1619年）　同年、自作の望遠鏡でガリレオが月面に山や谷があることを発見

オランダ、日本貿易を独占（日本、鎖国を完成）

イギリスで毛織物業者の運動により「綿布輸入禁止法」成立　以後国内で綿花を輸入して錦糸・錦布をマニュファクチュアで製造する錦工業が盛んに（産業革命の伏線）

ムガル帝国皇帝で、シャー＝ジャハーン死去、アウラングゼーブ即位、領土最大へ　人頭税復活など宗教的に不寛容

イギリス東インド会社、広州からの定期的紅茶貿易を開始　清には銀が流入

フランス、ミシシッピ川流域をフランス領と宣言、ルイジニアと命名

イギリスでジェントリ中心の議会が「権利の請願」で国王チャールズ1世の専制を批判

ロシア皇帝ピョートル1世9歳で即位（〜1725）

アンボイナ事件でオランダがイギリスを東南アジアから駆逐　イギリス東インド会社は、インドの綿布輸入に向かう

ニュートンと同時期に微積分法を開発し、1700年にベルリンの科学アカデミーを創設したライプニッツ（ドイツ）がその思想の集成『単子論』を著す

オランダのグロティウス「戦争と平和の法」で自然法的な国際法の必要を唱える

三十年戦争（ドイツの宗教内乱）始まる（〜1648）（ベーメンの反乱がきっかけ）

フランシス＝ベーコン「新オルガヌム」で実験と観察を重視する帰納法による経験論を唱える

女真族（後の満州族）のヌルハチが現中国東北地方に金（後の清）を建国　背景に毛皮交易

ロシアのベーリングがベーリング海峡を発見　ユーラシアとアメリカ大陸が別の大陸であることを確認

ニュートン、「プリンキピア」を発表し、「力」という物質量を「質量」と「加速度」の積として定義