問題一覧
1
1848~50年、イランで起こったイスラーム教シーア派分派がバーブ教、彼らがカージャール朝に対して反体制運動を起こしたが、弾圧された。
ハーブ教徒の乱
2
オスマン帝国で征服地のキリスト教徒から徴兵された新軍団。皇帝直属軍として帝国の軍事行動の中心となって活動した。次第に政治勢力化し、改革の障害ともなった。
イェニチェリ
3
1699年、オスマン帝国がオーストリアなどと結んだ条約。ハンガリーなどを割譲し、帝国領の縮小の第一歩となった。
カルロヴィッツ条約
4
背景:アメリカ北部
連邦主義, 共和党
5
数次にわたるロシア=イラン戦争によって、1828年、ロシアがカージャール朝イランに締結させた不平等条約。
トルコマンチャーイ条約
6
南北戦争後のアメリカ合衆国南部で白人の至上主義を掲げ、黒人に対する暴力行為を組織的に行った秘密結社。
KKK
7
19世紀後半のイスラーム圏で、ヨーロッパ帝国主義の圧力に抵抗するため、民族や宗派の違いを超えてムスリムが団結しようというパン=イスラーム主義を提唱した人。
アフガーニー
8
1877年~78年に起こった、ロシア帝国とオスマン帝国の戦争。オスマン帝国に圧勝しサン=ステファノ条約を締結、領土を拡張したが、イギリス・オーストリアが強く反発した。
ロシア=トルコ戦争
9
国歌による貿易統制を最小限に留めることを主張する政策。(アメリカ南部の貿易政策)
自由貿易政策
10
アメリカ合衆国ヴァージニア州の州都。南北戦争の時期、アメリカ連合国(=南部)の首都となった。
リッチモンド
11
アメリカ北西部、ロッキー山脈西側一帯の地域。1818年、米英共同管理となったが、1846年に北緯49度以南がアメリカ領となる。
オレゴン
12
1861年2月に結成されたアメリカ南部諸州の連合国家。アメリカ合衆国から分離し、北部とのあいだで南北戦争となる。
アメリカ連合国
13
19世紀初頭のジャクソン大統領の時に始まる、アメリカ独自のシステムで、これによって公務員の交替を促し、政党政治が徹底する利点を持っている。
スポイルズ=システム
14
1869年に開通した、アメリカ大陸の東部と西部を結ぶ鉄道。南北戦争の後のアメリカ合衆国の工業発展を可能にした。
大陸横断鉄道
15
1848年のカリフォルニアの金鉱発見から始まったアメリカ人口の西方大移動。
ゴールド=ラッシュ
16
14~20世紀初頭まで存在したイスラム教スンナ派の大帝国。
オスマン帝国
17
アメリカの南北戦争後、南部に広がった黒人の小作制度。分益小作人。
シェアクロッパー
18
19世紀末~20世紀初頭、オスマン帝国の近代化をめざして結集した「統一と進歩委員会」など軍人や知識人が結成した運動体.
青年トルコ
19
アメリカ合衆国憲法制定過程で、憲法制定を主導し、連邦政府の権限強化を主張したハミルトンらが中心となった党派。
連邦派
20
ウラービー運動がかかげたエジプト最初の民族運動の理念。
エジプト人のためのエジプト
21
18世紀にカージャール朝イランの支配を受けていたが、南下政策をとるロシアの圧力が強まり、19世紀前半の2度にわたるイラン=ロシア戦争の結果割譲された、黒海とカスピ海の間に東西に延びる地帯。
コーカサス
22
イランの都市で、1796年にカージャール朝の都となり、パフレヴィー朝を経て現在もイランの首都。
テヘラン
23
オスマン帝国の近代化をめざす青年トルコの中心となった結社。
統一と進歩団
24
ムハンマド=アリーはエジプトを近代国家にすべく、さまざまな改革を行った。農業では商品作物である〇〇の栽培の奨励を進めた。
綿花
25
1861年、アメリカ南部諸州が結成したアメリカ連合国の大統領。南北戦争で敗れた。
ジェファソン=デヴィス
26
第16代アメリカ合衆国大統領(共和党、在任1861~65年)。
リンカン
27
18~20世紀、2度にわたりアラビアでイスラム改革を唱える派閥が、豪族サウード家と結んで建てた王国。 第1次はエジプトのムハンマド=アリーと戦って敗れ、1818年に滅亡。1823年、リヤドで再建(第2次王国)したが、1889年に半島北部のラシード家によって滅ぼされた。
ワッハーブ王国
28
イスラーム教徒が民族、宗派の違いを越えて協力することをめざす様々な思想をいうが、特に19世紀後半に顕著になったヨーロッパ帝国主義諸国の侵出に対して、アフガーニーによって提唱された。
パン=イスラーム主義
29
ヨーロッパ列国がオスマン帝国領内の民族独立運動に介入して表面化した列強の対立。
東方問題
30
トルコマンチャーイ条約によってガージャール朝からロシアへと割譲された地帯。
アルメニア
31
西部開拓を進めたアメリカ人の中に芽生えた、自然の脅威やインディアンの抵抗などにもめげずに、独立独歩で自己の生活基盤を築いていくという精神。
フロンティア=スピリット
32
アメリカ工業発展の労働力とされた中国人、インド人などアジア系労働者。
クーリー
33
1838~39年、ミシシッピ東岸から排除されたチェロキー=インディアンが、西部に集団移住を強制され、オクラホマの居留地に苦難に満ちた移住を行った道程のこと。
涙の旅路
34
1571年、スペイン、ローマ教皇、ヴェネツィアの連合艦隊がオスマン帝国艦隊を破った海戦。スペインが地中海の制海権を得てオスマン帝国の勢力は後退した。
レパントの海戦
35
連邦党と対立した反連邦派が結成し、1801年のジェファソン大統領を実現させた党。
民主共和党
36
イランの宗教家で1844年、シーア派の分派バーブ教を創始した。1848年、その信徒のバーブ教徒が反乱を起こしたが弾圧された。
サイイド=アリー=ムハンマド
37
16世紀スペインが占領、1763年にイギリス領、1783年に再びスペイン領となり、1819年、アメリカ合衆国が買収し、1845年に州となる。
フロリダ
38
フランス人レセップスが主導し1869年に開通させた地中海と紅海を結ぶ運河。世界の海上交通を大幅に時間短縮し、大きな利便を与えた。
スエズ運河
39
オスマン帝国の衰退に歯止めをかけ、19世紀後半に新たな国家統合の理念として採用され、帝国内の全住民に、宗教・民族の差をなくし平等な権利を与えようとした理念。
オスマン主義
40
1852年、ストウ夫人が発表した小説で、黒人奴隷のおかれた状況を愛情を持って描き、奴隷解放運動の高揚をもたらした。
アンクル=トムの小屋
41
アフガニスタンを廻る英露の駆け引き、覇権をめぐる抗争のこと。
グレートゲーム
42
入植者が現地人・奴隷を労働力として単一作物を栽培する大農園。(アメリカ南部、タバコ,綿花,藍など)
プランテーション
43
19世紀後半のオスマン帝国スルタン。ミドハト憲法を制定したが露土戦争勃発に際して停止し、専制政治を再開。
アブデュルハミト2世
44
アメリカ合衆国で、1854年、ミズーリ協定を否定し、準州が州昇格の際に自由州か奴隷州かを住民が選択できるとした法。
カンザス=ネブラスカ法
45
アメリカ合衆国で19世紀前半のジャクソン大統領時代に民主主義が伸展したこと。
ジャクソニアン=デモクラシー
46
1796年、イランを統一したトルコ系民族の王朝。ロシアとイギリスの領土侵略を受ける。その間、バーブ教との反乱、タバコボイコットの民衆運動が続発、1905年に立憲革命が起こった。
ガージャール朝
47
アラビアのリヤドの豪族。ワッハーブ派を保護し台頭し、ワッハーブ王国を建設。現在のサウジアラビア王家。
サウード家
48
1535年、オスマン帝国のスレイマン1世がフランソワ1世のフランスに与えたとされる通商特権。領事裁判権も含み、後にフランス以外にも拡大され、ヨーロッパ列強の侵出の口実とされた。
カピチュレーション
49
1891年、イランの民衆がイギリスなどタバコ製造専売権をもつ外国資本の排除を掲げた蜂起。
タバコ=ボイコット運動
50
アメリカ合衆国でジャクソン大統領の独裁的手法に反発し、1834年頃結成された政党。
ホイッグ党
51
アメリカ合衆国第5代大統領。1823年、モンロー教書を発表、アメリカ外交の基本姿勢を示す。リパブリカン党。
モンロー
52
1803年、ジェファソン大統領の時、アメリカ合衆国がナポレオンと交渉し、買収した。これによってアメリカの領土は約2倍に広がった。
ルイジアナ
53
アメリカ合衆国で、1854年、奴隷制反対論者が結成した政党。
共和党
54
イスラーム各王朝に仕えたトルコ人などの奴隷兵士。 次第に政治面でも台頭し、13世紀にはエジプトを中心に朝を成立させた。
マムルーク
55
1839年のギュルハネ勅令に始まるオスマン帝国の近代化策。司法・行政・財政・軍事などにわたる西欧化を表明した、アブデュルメジト1世の諸改革の総称。
タンジマート
56
アメリカ合衆国の西端に接する未開の地
フロンティア
57
1840~41年、第2回エジプト=トルコ戦争の講和会議。イギリスなどの列強がムハンマド=アリーの強大化を抑えた。
ロンドン会議
58
傭兵隊長から頭角を現し1805年にエジプト総督となりオスマン帝国からの自立を図る。
ムハンマド=アリー
59
19世紀末~20世紀初頭に急増したアメリカへの東欧・南欧からの移民。
新移民
60
1876年に制定されたオスマン帝国の近代的憲法。議会の開設、オスマン主義の理念などを定めた、アジア最初の憲法であるが、翌年の露土戦争勃発を理由に停止された。
ミドハト憲法
61
1863年7月の南北戦争での最大の戦闘となった戦い。リンカンの有名な演説が行われた場所としても知られる。
ゲティスバーグの戦い