問題一覧
1
木材の含有水分には自由水と結合水とがある。自由水が消失した後に結合水が減少し始め、その境目を繊維飽和点という。
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2
含有率が繊維飽和点以下の木材において、乾燥収縮率の大小関係は、年輪の半径方向>接線方向>繊維方向である。
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3
木材の繊維方向の材料強度は、一般に圧縮強度より引張強度の方が大きい。
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4
燃え代設計とは、木製の柱・梁について、火災時に燃えるであろう厚みをあらかじめ構造上必要な断面に付加する手法をいう。
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5
空気・温度・湿度・養分の存在が全てそろうと、木材は腐朽する。
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6
コンクリートのセメントペーストと骨材の容積比は、それぞれの約 70:30 である。
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7
一般に山の傾斜地に立っている木は、谷側が「背」、尾根側が「腹」になる。屋根の重荷を支持する小屋梁は、一般に腹を上側に配置する。
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8
灰石と粘土を焼成して作られたクリンカーは、エーライト・ビーライト・間隙相で構成される。エーライトは ビーライトと比較すると、反応が早いため、強度の発現も早い。
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9
AE 剤はコンクリートの品質を改善するために用いる混和剤のひとつで、コンクリート中のセメント粒子を-イオンの反発で分散させる。
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10
コンクリートのスランプは、一般に、コンクリートの単位水量が小さいほど大きくなる。
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11
コンクリートの圧縮強度は、水セメント比が大きいほど小さい。
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12
常温におけるコンクリートの熱による膨張変形は、一般鋼材のそれとほぼ同じである。
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13
普通ポルトランドセメントを用いる場合、一般に、コンクリートの水セメント比が小さいほど、大気中における中性化速度は速くなる。
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14
コンクリートの圧縮強度を 1 とすると、引張強度は 1/15〜1/20 程度である。
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15
鉄と鋼の違いは、酸素の含有量で分類される。
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16
鋼材の引張り強度は、250〜300℃で最大を示し、炎熱に弱いために耐火被覆を必要とする。
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17
亜鉛は鉄よりもイオン化しやすいため、鉄の防食には向いていない。
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18
降伏比の小さい鋼材を用いた鉄鋼部材は、塑性変形能力が大きいので、耐震性能が高い。
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19
ガラスの比重は鋼よりも大きく、約 2.5 である。
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20
強化ガラスは、人体の衝突などで破損すると鋭利な破片が飛散するため、病院等の安全を重視する施設には不向きである。
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21
木材の熱伝導率は、普通コンクリートに比べて大きい。
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22
辺材は一般に、心材に比べて腐朽しやすく、耐蟻性に劣る。
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23
普通合板は、木材を薄くむいた単板を互いに繊維方向を直交させて積層接着させたもので、異方性の少ない面材である。
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24
コンクリートのヤング係数は、コンクリートの圧縮強度にかかわらず一定である。
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25
ポストテイション方式によるプレストレストコンクリート(コンクリートの設計基準強度が 30N/mm2)について、 現場で打ち込むコンクリートのスランプ値を 18cm とした。
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26
コンクリートの打つ込み日の外気温の最高温度が 23℃と予想されたので、コンクリートの練り混ぜから打込み終了までの時間の限度については 120 分とした。
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27
SN490B(板厚 12mm 以上)は、引張強さの下限値が 490N/mm2 であり、「降伏点または耐力」の上限値および下限値が定められている。
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28
炭素鋼、ステンレス鋼(SUS304 材)、アルミニウム合金の線膨張係数の大小は、炭素鋼>ステンレス鋼>アルミニウム合金である。
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29
焼き入れされた鋼材の強度・硬度は低下するが、靱性は向上する。
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30
鋼材の引張強さは、常温から 600℃までの範囲において、温度の上昇に比例して低下する。
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31
木の細胞はすべて形成層でつくられる。形成層は、皮・内皮のすぐ内側にあり、内部に木部(辺材、心材)をつくりながら木を成長させている。
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32
心材は「赤身」とも呼ばれ、辺材よりも腐りにくく硬い。
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33
木の 1 年分の年輪は、淡い色合いで材質の柔らかい「早材」と、濃い色合いで硬い「晩材」とが一組となって構成される。
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34
針葉樹は木造建築の主要材料であり、スギ、マツ、ヒノキ、ヒバ、ツガなどがある。通直で、材質は広葉樹に比べて硬いものが多い。
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35
木材の気乾状態の含水率は一般的には約 30%である。
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36
木材の乾燥収縮率の大きさは、「円周方向>半径方向>繊維方向」の順である。
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37
本材の発火点は約 260°C なので、木材をその温度まで加熱すると、そばに口火などの火源があれば、引火してしまう。
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38
木材を燃えにくくするため、薬剤を注入する加工方法がある。
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39
地下水位以下に埋め込まれた木製の杭は、腐朽しやすい。
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40
日本の伝統的な木造建築物の和室は、真壁構造なので、柱が見えがかりになる。日本の伝統的な木造建築物の和室は、真壁構造なので、柱が見えがかりになる。
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41
合板とは、木材を薄くいだ単板(ベニヤ)を、繊維方向をそろえて積層させて接着したものである。
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42
「セメント+水+砂(細骨材)」を混ぜたものがコンクリートである。
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43
コンクリートの線膨張係数は、鉄筋の線膨張係数とほぼ同じである
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44
コンクリートの水セメント比が大きいと、強度は低くなる。
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45
コンクリートのスランプが大きいと、一般的に、コンクリートの品質は低下する。
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46
コンクリートを施工する場合、練り混ぜ開始から打設完了までの制限時間を守る必要があるので、極力現場の近くにある生コン工場を選ぶ必要がある。
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47
ワーカブルなコンクリートは軟らかく、現場での施工がしやすい一方で、材料が分離しやすいので注意が必要である。
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48
AE 剤は、コンクリートの品質を改善するために用いる混和剤のひとつで、コンクリートに微細な気泡を混入させることにより、流動性、耐凍結融解性を向上させる。
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49
亀裂やジャンカがなければ、コンクリート内に水は浸透しない。
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50
コンクリートは天然木材よりも熱を伝えにくい。
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51
コンクリートはアルカリ性の材料であり、空気中の二酸化炭素の作用で、経年に伴い次第にアルカリ性が失われることを中性化という。
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52
「鉄」と一口にいっても、そこに含まれる不純物や炭素の量で呼び方や性質が変わる。炭素の含有量が多ければ、強度は高くなるが硬くなり、少なければ強度は弱いが粘りが出る。
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53
鉄を一定の温度に加熱すると性質が変化するが、その後冷却すればもとの状態に戻る。
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54
鉄を錆から守るための表面処理として代表的なものに、鉄より錆びにくい亜鉛で表面を保護する「亜鉛めっき」 がある。
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55
「トタン」とは、亜鉛で被覆された「亜鉛鍍鉄板」のこと。「ガルバリウム鋼板」とは、亜鉛とアルミニウムなどの合金で被覆された鋼板のことである。
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56
亜鉛めっきを施された鋼板に、さらにリン酸塩処理やクロム酸塩処理を施すことにより、塗料の密着性が良くなり、塗装しやすくなる。
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57
構造用鋼材のうち、鉄骨構造の建築物に用いられるのは主に「SN 材」である。
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58
鋼材の種類は、「SN400A」などと表記される。この「400」とは引張強度の上限値を示す。
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59
1981 年に導入された新耐震設計法では、鉄骨造の建物に大地震の力が加わった場合、塑性変形(加力を中止しても、もとに戻らず変形したままとなる)で地震エネルギーを吸収できることが重要となっている。
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60
異形棒鋼とは、棒鋼の表面に突起を設け、コンクリートとの付着を良くしたものである
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61
建物の延焼のおそれのある部分に設ける窓には、普通のフロート板ガラスを使用することはできない。
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62
線入り板ガラスは、延焼のおそれのある部分の開口部に用いることができる。
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63
網入り板ガラスは、同じ厚さのフロート板ガラスより強度がある。
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64
網入り板ガラスは、同じ厚さのフロートガラスより、熱割れを起こしやすい。
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65
熱線吸収板ガラスは、冷房負荷を低減するため、日射熱を吸収するガラスである。
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66
熱線反射板ガラスは、ガラスの片側表面に、熱線反射性の金属膜をコーティングし、日射熱を反射させる。
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67
フロート板ガラス、磨き板ガラス、型板ガラス、熱線吸収板ガラス、熱線反射板ガラスなどを、強化ガラスに加工することができる。
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68
倍強度ガラスは、フロートガラスの 2 倍の強度があり、破損時には強化ガラスと同じように粒状の細片になる。
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69
合わせガラスと、複層ガラスは、同じものを指す。
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