問題一覧
1
硬膜外麻酔の目的として正しいものを1つ選べ
有害反射を遮断する
2
脊椎の解剖について正しいものを1つ選べ
横靱帯は硬膜の外側に存在する
3
硬膜外麻酔の特徴はどれか、脊椎くも膜下麻酔と比べて正しいものを1つ選べ
循環変動が小さい
4
硬膜外麻酔のメリットとして正しいものを1つ選べ
血栓塞栓の形成を予防する
5
硬膜外麻酔の禁忌として正しいものを1つ選べ
凝固異常
6
抵抗消失(Loss of resistance)とは何ですか?
抵抗消失は横帯を穿刺した場合の感覚である
7
硬膜外血腫の記載として正しいものを1つ選べ
カテーテルを抜去後も起きるので注意が必要
8
硬膜穿刺後痛に関して正しいものを1つ選べ
水分摂取を多めにする
9
硬膜外麻酔の穿刺時の注意事項として正しいものを1つ選べ
膝に疾患がある場合、片方の膝を曲げるだけでも穿刺をしやすくできる
10
穿刺後のテストドーズについて正しいものを1つ選べ
くも膜下にカテーテルがある場合にはすぐに麻痺が出現する
11
アセトアミノフェンの記載に関して正しいものを1つ選べ
副作用が少ないので定期的投与に適している
12
多角的鎮痛方法として正しいものを1つ選べ
薬剤の相乗効果で効果を増強させ副作用を減少させることができる
13
術後の鎮痛管理の考え方として正しい記載を1つ選べ
鎮痛剤は頓用よりも定時投与が原則である
14
非ステロイド系抗炎症剤に関して正しいものを1つ選べ
シクロオキシナーゼの作用を阻害するのでプロスタグランジン産生が抑制
15
術後疼痛管理における薬剤の選択について正しいものを1つ選べ
非オピオイド鎮痛剤はいくつかの薬剤が併用されて用いられる
16
PCA: Patient Controlled Analgesia「自己調節鎮痛法」について正しいものを1つ選べ
硬膜外腔内、静脈内において使用が可能である
17
硬膜外麻酔の効果が最も早く出る神経はどれか1つ選べ
交感神経
18
硬膜外麻酔の効果発現の領域として正しいものを1つ選べ
L2-3にカテーテルを挿入したので膝周囲の分節麻酔が期待される
19
術後に使用される持続硬膜外麻酔に関して正しいものを1つ選べ
体動時の鎮痛効果が他の鎮痛法よりも期待できる
20
鎮痛レベルの評価に関して正しいものを1つ選べ
疼痛レベルが自己表現できる患者ではNRSやVASが適している
21
局所麻酔剤の記載に関して正しいものを1つ選べ
腹部手術の術後硬膜外麻酔は0.2%ロピバカインで48時間持続注入が一般的
22
硬膜外麻酔中に見られた異常に関して正しい記載を1つ選べ
下肢の運動麻痺が出現したら、すぐに硬膜外麻酔を中止にする
23
硬膜外腔やなオピオイドを投与するメリットについて正しい記載を1つ選べ
血圧を低下させにくい
24
硬膜外腔に投与する薬剤に関して正しい記載を1つ選べ
レミフェンタニルは投与してはいけない
25
モルヒネと比べた場合のフェンタニルの記載について正しいものを1つ選べ
フェンタニルは脂溶性が高く硬膜外に移行しい
26
麻薬の管理に関して正しい記載を1つ選べ
バルーンタイプの硬膜外ポンプを患者から外した場合でも薬液は流れ続ける
27
硬膜麻酔に、使用されるオピオイドに関して正しい記載を1つ選べ
局所麻酔剤の鎮痛作用を増強させる
28
PCA(患者自己調節型鎮痛法)に関する記載について正しいものを1つ選べ
PCAは患者がボタンを頻回に押しても過剰投与されない工夫がされている
29
硬膜外麻酔に使用されるフェンタニルについて正しい記載を1つ選べ
併用により局所麻酔剤の使用量を減らすことができる
30
悪心嘔吐のハイリスク症例に対する硬膜外麻酔の処方に関して正しい記載を1つ選べ
ドロペリドールを1.25-2.5mg程度、混注する
31
硬膜穿刺針に関して正しい記載を1つ選べ
穿刺針により硬膜外カテーテルが切断される事故が報告されてる
32
硬膜外穿刺の手技について正しい記載を1つ選べ
Loss of resistanceに使用するシリンジ内に入っている空気を硬膜外に入れても問題はない
33
硬膜外穿刺の体位に関して正しい記載を1つ選べ
膝が曲がらなくてもおへそを見るように丸くなると穿刺しい
34
Jacoby線に関する記載について正しいものを1つ選べ
L4付近の目印である
35
硬膜外穿刺時の観察事項として正しい記載を1つ選べ
穿刺時に穿刺部の激痛が生じた場合には、くも膜下穿刺になった可能性がある