問題一覧
1
産業医に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。ただし、産業医の選任の特例はないものとする。
事業者は、専属の産業医が旅行、疾病、事故その他やむを得ない事由によって職務を行うことができないときは、代理者を選任しなければならない。
2
労働安全衛生規則に基づく次の定期健康診断項目のうち、厚生労働大臣が定める基準に基づき、医師が必要でないと認めるときは、省略することができる項目に該当しないものはどれか。
自覚症状の有無の検査
3
事務室の空気環境の測定、設備の点検等に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。
中央管理方式の空気調和設備を設けた建築物内の事務室については、空気中の一酸化炭素及び二酸化炭素の含有率を、6か月以内ごとに1回、定期に、 測定しなければならない。
4
労働基準法に定める妊産婦等に関する次の記述のうち、法令上、誤っているものはどれか。ただし、常時使用する労働者数が10人以上の規模の事業場の場合とし、管理 監督者等とは、「監督又は管理の地位にある者等、労働時間、休憩及び休日に 関する規定の適用除外者」をいうものとする。
妊娠中の女性が請求した場合には、管理監督者等の場合を除き、他の軽易な業務に転換させなければならない。
5
照明、採光などに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
照明設備は、1年以内ごとに1回、定期に点検し、異常があれば電球の交換などを行っている。
6
暑熱環境の程度を示すWBGTに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
WBGTは、気温、湿度及び気流の三つの要素から暑熱環境の程度を示す指標として用いられ、その単位は気温と同じ°Cで表される。
7
厚生労働省の「事業者が講ずべき快適な職場環境の形成のための措置に関する指針」において、快適な職場環境の形成のための措置の実施に関し、考慮すべき事項とされていないものは次のうちどれか。
快適な職場環境の基準値の達成
8
メタボリックシンドロームの診断基準に関する次の文中の[ ]内に入れる AからCの語句の組合せとして、正しいものは(1)~(5)のうちどれか。「日本では、内臓脂肪の蓄積があり、かつ、血中脂質(中性脂肪、HDLコ レステロール)、[ A ]、[ B ]の三つのうち[ C ]が基準値から外れてい る場合にメタボリックシンドロームと診断される。
A血圧 B空腹時血糖 C2つ以上
9
虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
虚血性心疾患は、門脈による心筋への血液の供給が不足したり途絶えることにより起こる心筋障害である
10
労働衛生管理に用いられる統計に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
生体から得られたある指標が正規分布である場合、そのばらつきの程度は、 平均値や最頻値によって表される。
11
心臓及び血液循環に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
心臓は、自律神経の中枢で発生した刺激が刺激伝導系を介して心筋に伝わることにより、規則正しく収縮と拡張を繰り返す。
12
ヒトのホルモン、その内分泌器官及びそのはたらきの組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
ホルモン:コルチゾール 内分泌器官:膵臓 はたらき:血糖量の増加
13
腎臓又は尿に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
血中のグルコースは、糸球体からボウマン嚢に濾し出される
14
耳とその機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか
半規管は、体の傾きの方向や大きさを感じ、前庭は、体の回転の方向や速度を感じる。
15
肝臓の機能として、誤っているものは次のうちどれか。
ビリルビンを分解する
16
脂肪の分解・吸収及び脂質の代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
脂肪は、膵臓から分泌される消化酵素である膵アミラーゼにより脂肪酸と じゅう グリセリンに分解され、小腸の絨毛から吸収される。
17
労働安全衛生規則に基づく医師による雇入時の健康診断に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
雇入時の健康診断では、40歳未満の者について医師が必要でないと認める ときは、貧血検査、肝機能検査等一定の検査項目を省略することができる。
18
雇入れ時の安全衛生教育に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
飲食店の事業場においては、教育事項のうち、「作業手順に関すること」については省略することができる
19
一般の事務室における換気に関する次のAからDの記述について、誤っているものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。 A 人間の呼気の成分の中で、酸素の濃度は約16%、二酸化炭素の濃度は約4%である。 B 新鮮な外気中の酸素濃度は約21%、二酸化炭素濃度は0.3~0.4%程度である。 C 室内の必要換気量(m3/h)は、次の式により算出される。 室内にいる人が1時間に呼出する二酸化炭素量(m3/h) 室内二酸化炭素基準濃度(%)-外気の二酸化炭素濃度(%)×100 D 必要換気量の算出に当たって、室内二酸化炭素基準濃度は、通常、1%とする
B,D
20
労働安全衛生法に基づく労働者の心理的な負担の程度を把握するための検査(以下「ストレスチェック」という。 )及びその結果等に応じて実施される医師による面接指導に関する次の記述のうち、法令上、正しいものはどれか。
ストレスチェックを受ける労働者について解雇、昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある者は、ストレスチェックの実施の事務に従事してはならない。
21
健康診断における検査項目に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
ヘモグロビンA1c は、血液1µL中に含まれるヘモグロビンの数を表す値であり、貧血の有無を調べるために利用される。
22
厚生労働省の「職場における腰痛予防対策指針」に基づき、腰部に著しい負担のかかる作業に常時従事する労働者に対して当該作業に配置する際に行う健康診断の項目として、適切でないものは次のうちどれか。
負荷心電図検査
23
食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
感染型食中毒は、食物に付着した細菌そのものの感染によって起こる食中毒で、サルモネラ菌によるものがある。
24
肝臓の機能として、誤っているものは次のうちどれか
ヘモグロビンを合成する
25
代謝に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
エネルギー代謝率は、動的筋作業の強度を表すことができるが、精神的作業や静的筋作業には適用できない。
26
ストレスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
外部からの刺激であるストレッサーは、その形態や程度にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を抑圧する。