問題一覧
1
1 鉄一炭素系平衡状態図において、A3変態点の温度は、炭素量が増加するにしたがい上昇する。
×
2
2 鉄一炭素系平衡状態図において、亜共析鋼をオーステナイト状態から徐冷すると、A3線で初析のフェライトが析出する。
○
3
3 炭素含有量が0.77%未満の鋼を過共析鋼という。
×
4
4 鉄鋼材料の金属組織において、フェライトは、マルテンサイトよりも硬い。
×
5
5 パーライトは、フェライトとセメンタイトの層状集合体である。
○
6
6 マルテンサイトを200°Cで焼戻しを行うと、ソルバイトとなる。
×
7
7 炭素量が同じ鋼の場合、炭素鋼よりもCr、Moを添加した合金鋼の方が、焼入性が良い。
○
8
8 同一寸法の鋼を同一条件で焼入れした場合、より内部深くまで硬くなる鋼を、焼入性が良い鋼という。
○
9
9 炎焼入れは、熱源が炎である表面硬化処理で、主に鉄鋼の任意の表面を焼入れする場合に用いられる。
○
10
10 焼なましの目的の一つとして、鋼の軟化が挙げられる。
○
11
11 高周波焼入れとは、高周波誘導電流を利用して鋼を加熱し、焼入れする操作である。
○
12
12 日本産業規格(JIS)では、完全焼なましについて、「オーステナイト化後空冷する熱処理。」と規定している。
×
13
13 冷却剤の冷却能は、油よりも水の方が小さい。
×
14
14 油冷却装置の冷却能は、焼入冷却剤の状態に影響を受けない。
×
15
15 ショットブラストでは、材料表面のスケールや錆を除去することができる。
○
16
16 日本産業規格(JIS)の「機械構造用合金鋼鋼材」において、鋼材の種類を表す記号 SCM435のCMは、炭素とマンガンを表している。
×
17
17 日本産業規格(JIS)の「機械構造用合金鋼鋼材」によれば、鋼材の種類において、SCrは、ニッケルクロム鋼を表す記号である。
×
18
18 日本産業規格(JIS)の「機械構造用炭素鋼鋼材」によれば、S25Cの炭素含有量は、約2.5%である。
×
19
19 浸炭硬化層深さの硬さ試験による測定では、一般に、ロックウェル硬さ試験機が用いられる。
×
20
20 ブリネル硬さ試験では、超硬合金球の圧子を試料の表面に押し込み、その試験力を解除した後、表面に残ったくぼみの直径を測定する。
○
21
21 下図のような左右対称の完全な曲線で示される分布は、正規分布と言える。
○
22
22 ボール盤で加工作業をするときは、軍手を使用してはならない。
○
23
23 炎焼入れは、一般に、被処理品の寸法や重量に制限がなく、多品種、少量生産に適している。
○
24
24 高周波誘導電流の鋼への浸透深さは、周波数が高くなるほど深くなる。
×
25
25 高周波焼入れした鋼の表面組織は、フェライト+残留オーステナイトの混合組織である。
×
26
26 高周波焼入れの全硬化層深さは、マクロ組織試験による測定では判定できない。
×
27
27 高周波焼入装置では、電源側から加熱コイル側へ電力を供給する際、変換効率を上げるために、電源と加熱コイルとの間の整合をとる必要がある。
○
28
28 高周波焼入れした高炭素鋼は、焼戻しをしないと置割れを生じることがある。
○
29
29 不完全焼入れでも焼戻し後の硬さを同じにすれば、完全焼入れの場合と機械的性質は変わらない。
×
30
30 表面加熱の高周波焼入れの場合、非硬化部の金属組織は変化しない。
○