問題一覧
1
○○、○○、○○ ■空洞でなく、○○で満たされている。 ■脳室内の⬆️が溜まりすぎてしまう → ○○ ■成人の○○→頭囲の拡大は起きない →脳室が拡大して脳が圧迫される。 →認知症の症状に加えて、歩行障害や尿失禁が 早期から生じる特徴がある。 →通常の認知症と区別がつきにくいことも多いが、手術によって脳室に溜まった脳脊髄液を抜くことで治療できる。
側脳室、第三脳室、第四脳室 脳脊髄液 水頭症
2
○○▶︎覚醒度の障害(清明度) ▶︎意識内容の障害(意識変容)
意識障害
3
てんかんや虚血、脳炎など脳実質の器質的障害、電解質異常、薬剤アルコールなどの精神作用物質
脳機能障害
4
向精神薬の頻度の高い副作用▶︎○○
起立性低血圧 起立後に収縮期血圧が○○、あるいは拡張期血圧が○○
5
不安による息苦しさはなにをみる
酸素飽和度
6
水を過剰に摂取する異常行動(心因性多飲、過飲水) 重症では意識障害 ▶︎○○
体重管理
7
抗精神病薬の副作用 ○○ ▶︎身長を測定するとともに定期的に体重を測定してBMIを算出
体重増加
8
前傾・小刻みとなる○○ 両足を開きよろめきながら歩く○○
パーキンソン歩行 失調性歩行
9
高齢者では○○による肺炎が多い
誤嚥
10
血糖値 ■精神科では糖尿病患者に禁忌となる薬剤が複数ある。 b. 電解質 ・ナトリウム(Na)、カリウム(K)値の異常も意識障害の原因 → ○○・○○ ■K値の異常は心電図にも反映され○○の原因 C. 腎機能、肝機能 ・尿素窒素(BUN) クレアチニン (Cr)値が高い場合、○○ ■ AST, ALT7-GTPは○○ → 肝機能障害は主に○○により意識障害の原因 e.ホルモン •○○,○○ →抑うつ状態を主に気分障害に類似する症状を呈する
過飲水・脱水 不整脈 腎機能障害 肝機能 高アンモニア血症 甲状腺機能異常、副腎機能以上
11
薬剤濃度の測定 各薬剤には至適な★○○があり、その濃度を目標に投薬の増減を行う ○○▶︎双極性障害に対する気分安定薬として用いられる 血中濃度の有効域と中毒域の差が狭い→定期的な採血が必要 ■パルプロ酸ナトリウムやカルバマゼピンなどの抗てんかん薬 ■服薬アドヒアランスの確認 ・高齢者では安全域の濃度であっても副作用が出現する可能性がある ■夏場には軽度の脱水による血中濃度の上昇が認められる場合がある。 ○○は非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)によって血中濃度が上昇する場合があり、注意が必要.
血中濃度 リチウム
12
○○ ▶︎耐糖能異常や脂質異常などの○○を引き起こしやすい ▶︎体重に加えて血糖値や脂質異常を定期的に確認
非定型抗精神病薬 メタボリックシンドローム
13
○○▶︎過鎮静や錐体外路症状により嚥下機能の低下
誤嚥性肺炎
14
心因性多飲▶︎○○
低ナトリウム血症
15
神経性食思不振症 ▶︎体重の増加ばかりに気を取られると重篤な合併症を併発する(○○)
リフィーディング症候群
16
心電図検査 ●心疾患は多くの精神疾患の鑑別診断の対象となる。 ■自律神経の障害が生ずることが多く、心臓はその影響を受けやすい臓器である。 ■頻脈、動悸、胸痛、胸部違和感など胸部症状があるときは、心電図検査を施行して心疾患の有無を確認する。 ■三環系・四環系抗うつ薬,カルバマゼピン、リチウムなどの薬剤使用前には、心電図で伝導遅延の有無を確認する。これらの薬剤では、治療濃度でも○○(★○○)や○○が起きやすいため、年1回は心電図検査を行う。 向精神薬は全般に○○をきたすことが多く、定期的に心電図変化を観察する
伝導ブロック(QT延長症候群) 心室性不整脈 心電図異常
17
尿量400mL以下の場合は○○ 3000mL以上の場合○○
乏尿 多尿
18
血腫など脳外科領域の疾患の鑑別 脳萎縮の有無
CT
19
○○(○○) ●撮影条件を調整することで出血や 急性期の梗塞などの病変を際立たせることができる 自磁場と電磁波を用いて体内の詳細な画像を得る ■放射線被曝がない ■CTよりも鮮明 ■撮影時間が長い ■撮影中大きな音がする 2体内に○○があると撮影できない (ペースメーカー、脳動脈クリップなど)
MRI(磁気共鳴画像法) 金属
20
画像検査 ○○ ・○○を評価
RI検査 脳血流
21
○○ 頭皮の上から脳細胞の微弱な活動電位を検出し波形で表したもの ○○と○○を観察 ○○の異常せん妄など ○○の異常てんかん、脳腫瘍
脳波検査 基礎律動 突発活動
22
臨床的に有意な症状や行動とそれに伴う機能不全▶︎○○
精神障害
23
脳炎や脳腫瘍などの身体疾患が原因
外因
24
統合失調症や双極性障害など、ほとんど原因不明
内因
25
心因反応や神経症など、こころの問題が原因
心因
26
精神疾患の発現には○○で生じることはほぼない▶︎○○
単一の病因 素因ーストレスモデル
27
生物学的因子(外因・内因)と心理社会的因子(心因)の相互作用によって脂弱性が形成され、それに身体的あるいは心理・社会的ストレスが加わって精神機能の変調が引き起こされるという説である。
素因ーストレスモデル (ストレス脆弱性モデル)
28
同一の病因、症状、経過・予後、病理解剖学的所見などをもつ精神疾患を1つの疾患単位とする概念を確立。 特徴的な症状、重症度、経過などいくつか症候群もしくは類型(カテゴリー)によって分類
クレペリン
29
世界保健機関(WHO)が世界各国で使用することを配慮して,実用的な立場から作成した国際疾病分類。 ■先進国だけでなく発展途上国の疫学的調査において使われることを
ICD
30
★○○ 米国精神医学会が作成している精神疾患の診断・統計マニュアルで、世界的に広く使われている。 ★○○ →5つの軸からなる多軸診断 ・診断カテゴリーは16群(たとえば気分障,不安障害など
DSM 操作的診断基準
31
○○(○○) ■○○から○○にかけて発病 ■特徴的な思考障害、自我障害およびそれに伴う行動異常を示す ■多くは慢性に経過 ■自発性の減退や自閉が起こり、社会的に困難をきたす
統合失調症(スキゾフレニア) 思春期から成人期
32
○○ 14歳から35歳までの間に発症 その過半数は20歳前後 男女差なし
統合失調症
33
統合失調症 成因 ①遺伝 ②○○ ドパミンの機能異常▶︎○○
神経化学的仮説 ドパミン仮説
34
統合失調症でみられる代表的な症状 ★○○ 幻覚、妄想、思考の障害、自我障害、行動異常 ★○○ 感情の平板化、意欲低下、思考の低下、会話の貧困、社会性の喪失 ★○○ 集中力や記憶力の低下 問題解決能力の欠如 注意散漫 作業スピードの低下 抽象的思考の障害
陽性症状 陰性症状 認知機能障害
35
中枢神経に作用し精神機能に影響を及ぼす薬物の総称
向精神薬
36
統合失調症の治療薬
抗精神病薬
37
○○は○○より過剰な鎮静化や錐体外路症状などの副作用が少ない
非定型抗精神病薬 定型抗精神病薬
38
○○ 副作用として○○(ケトアシドーシス昏睡)に注意 オランザピンとクエチアピン ○○やその既往
非定型抗精神病薬 高血糖 糖尿病
39
統合失調症 ★○○ 発病年齢は★○○歳で、症状は目立たず潜伏的に進行する。理由なく不登校になったりひきこもったりし、あるいは学業や仕事の成績低下で気づかれることが多い 主症状は○○と○○で、幻聴や妄想は断片的に認められる程度 ★○○、○○は大きく損なわれる
解体型 15〜25 意欲低下 感情の平板化 自我機能 社会的機能
40
○○ ★○○に発病することが多く、突然の急減な発症で、緊張病性興奮と緊張適性昏を交互に繰り返すことが多い。興奮は非常に激しく、大声をあげて激しく動き回り,物を壊したり、暴力を振るったり、自分を傷つけたりする。 拒絶症、カタレプシーを示したり,相手の動作や言葉を模倣する反響症状同じ言 げんきしょ 葉動作を繰り返す常同症、奇異な行動を示す査症がみられることもある。 ■再発と寛解を反復しても、一般的には予後はよく自我機能社会的機能はほとんど損なわれない。
緊張型 20歳前後
41
○○ ■○○から○○の発病が多い。 幻覚妄想状態で急液に始まる。妄想主題は、被 害妄想、関係妄想、迫害妄想、嫉妬妄想、血統妄想、宗教妄想などがあり、これらの妄想は体系化されることが多く、それが発展すると家想体系あるいは妄想構築と呼ばれる。 ■人格水準はあまり低下せずたとえ妄想があってもある程度社会生活を送ることは可能であるが、妄想に駆られてのトラブルや実際的な行動はときおり見受けられる。 ■慢性に経過するうちには、人格変化をきたし、妄想も荒唐無稽化し、自閉的な生活を送る場合もある。
妄想型 20代後半から30代
42
○○ ■解体型に含められてしまう場合が多い。進行は緩やか、受診時には長年を経過していることが多い。徐々に自発性が減退し、できごとや対人関係に興味を失い、自閉的になっていく。 ■陽性症状は現れず,精神病的側面が明瞭でない。 陰性症状を示しながら残遺状態にいたる。ホームレスや放浪者のなかにときどき見受けられる。
単純型
43
○○ ■慢性期に入り,幻覚,安想、行動異常などの陽性症状が目立たなくなり,活動性減退、感情障害、自発性欠如。無為。対人関係の乏しきなどの陰性症状が残存し、社会生活機能が長期にわたって低下している慢性の統合失調症である。
残遺型
44
○○ ●長期にわたる妄想が特徴 ■器質性疾患、統合失調症、気分障害などに分類できないような病態■妄想だけが存在するという点で、統合失調症と異なる。 ■普通は○○に発病することが多い。 ■心理社会的機能は、統合失調症の場合ほど障害されず、妄想に直接関係する行為や態度を除くと、感情、話しかけや行動などは正常
妄想性障害 中年期
45
○○ 各種の急性精神病を一括したもの ・○○以内の妄想・幻覚・錯乱の急性発症、関連する急性ストレスの存在 ■関連する急性ストレスとしての典型的な出来事は、死亡、配偶者や職を不意に失うこと、結婚。戦闘、テロや拷問による心理的外傷など、■通常は○○以内に完全に回復し、持続的な能力低下を示すものはまれである。 ■症状持続が1ヵ月に満たない場合にはまず、○○と診断し、これらの症状が長引くようであれば、統合失調症と再分類する。
急性一過性精神病性障害 2週間以内 2〜3ヶ月以内 急性一過性精神病性障害
46
○○ 親密な情緒的つながりがある2人、あるいはそれ以上の人物が妄想性障害を共有する状態 ■精神障害者と同居していたり、密接な関係にある他者が、元の精神障害者に感応されて類似の精神症状を呈するようになるものである。
感応性妄想性障害
47
○○ 統合失調症症状に○○も認められる場合に考慮される。 ■統合失調症症状と気分障害の症状の両方が、病気の同一のエピソードの中にできれば同時に存在し、両症状が共に顕著であるようなエピソード性の障害と定義されている。 予後は統合失調症と比べて、いくらか良好であるが、気分障害よりは不良である。
統合失調感情障害 気分症状
48
○○ ・○○、○○や○○の低下、○○の低下、○○や○○の低下、○○とまるまるの障害。○○の低下が生じる。 ・しばしば○○の症状を伴い、慢性化して再発を繰り返し、機能の障害が生じて日々の責任ある行動ができなくなり、最悪の状態では自殺に至ることもある。
気分障害 抑うつ障害群 抑うつ気分、興味、喜び、エネルギー、罪悪感、自尊心、睡眠、食欲、集中力、不安
49
○○ WHO による統計では、世界人口におけるうつ病の有病率は○○%アメリカでは5%、日本では4.2%. ■うつ病の増加は世界的な傾向 ・○○より○○の有病率が高い点は世界共通であり、○○で高い傾向 ■日本において気分障害の受療率増加が確認されており、うつ病性障害は5.7%すべてのうつ病エピソードは5.0% ■うつ病の有病率は診断基準の変更や社会環境の影響を受ける。
抑うつ障害群 4.4 男性より女性 中高年
50
○○ 病因 ○○ ・○○の異常については、血漿トリプトファン濃度の低下、脳脊髄中5-HIAA(セロトニン主要代謝産物)濃度の低下、血小板のセロトニン取り込みの減少、血小板イミ プラミン結合の減少,血小板5-HT(セロトニン)2A受容体機能の亢進などがうつ病者で報告。 ■神経内分泌系においては、視床下部下垂体-副腎皮質系、視床下部下垂体一甲状腺 系、視床下部下垂体一性腺系,視床下部-下垂体一成長ホルモン系での異常が報告されている。
抑うつ障害群 脳内モノアミン仮説 セロトニン
51
抑うつ障害群の症状
気分の低下 気分の低下は持続性であり、しばしば不安、喜びの喪失(アンヘドニア)、活力の喪失、全身衰弱、睡眠障害 アンヘドニア、睡眠障害、日中の気分のバリエーション、将来に対する悲観的予測
52
罪業妄想 心気妄想 貧困妄想
微小妄想
53
軽症うつ病性障害の最も頻度の高い表現は、○○と○○の混合
不安 抑うつ
54
中等度うつ病性障害 症状
気分の低下、喜びの欠如、エネルギー低下、悲観的思考 精神運動抑制 自殺念慮
55
重症うつ病性障害 症状
幻覚や妄想 微小妄想 自殺念慮
56
抑うつ症候群 入院治療の条件
①自殺企図・切迫した自殺念慮のある場合 ②療養・休息に適さない家庭環境 ③病状の急速な進行が想定される場
57
抑うつ症候群の治療
認知行動療法
58
抑うつ状態のために休職となった者に対する復職と再休職の予防を目的とする訓練
★リワークプログラム
59
抑うつ症候群 うつ病をもつ人の5人に2人は発症後○○以内に回復し始め5人に4人が○○以内に回復し始める
3ヶ月 1年
60
○○ 生涯有病率0.6〜2%前後と考えられており、○○なし。 ○○が女性において男性の2倍多い 患者の半数が20歳から50歳の間に発症 平均発症年齢は○○
双極性障害 男女差なし 単極性うつ病 30歳前後
61
双極性障害 躁病の時期は平均して○○程度続くことが多く、うつ病の時期は○○程度続くことが多い
4ヶ月 6ヶ月
62
双極性障害Ⅱ型の患者および○○はうつ病の時期が長引きやすい
高齢者
63
○○と○○を伴う、または混合状態が1度でも認められた場合 ○○
うつ状態と躁状態 双極Ⅰ型障害
64
うつ状態と軽躁状態を伴う○○ うつ状態から急に躁転したり、1年のうち4回以上双極障害を繰り返す病態を○○と呼ぶ
双極Ⅱ型障害 急速交代型
65
双極性障害 躁病時の症状 気分の高揚が少なくとも○○続く ○○の肥大:自分がとても偉くなって何でもできるような気になる ○○の減少:短時間の睡眠で満足するようになる ○○:絶え間なく話して疲れない ○○:絶えず動き回り、何かをしようとするが行動がまとまらない ○○:考えが次々に湧き起こって最初の目標からずれていき、何を言いたいのかわからなくなる 注意散漫および転導性の亢進:関心が次々と変わる目標をもった活動の増加 焦燥感 後でまずいことになる快楽的活
1週間以上 自尊心 睡眠欲求 多弁 行為心拍 観念奔逸
66
双極性障害 躁病時の症状 躁状態が重度になると自分は特別な人間であるという○○ 本当は高貴な生まれであるという○○ 神や天使の声が聞こえたり姿が見えたりする○○などの精神病症状 躁病エピソードのときは○○を起こしやすく本人や家族の生活に支障
誇大妄想 血統妄想 幻聴、幻視 社会的逸脱行動
67
双極性障害 うつ病時の症状 1型でな精神運動性の焦燥や制止、○○や○○、○○などの精神病性の症状
心気妄想 貧困妄想 罪業妄想(微小妄想)
68
双極性障害の診断 近赤外線を照射して身体を傷つけずに脳血流の量や変化を調べる検査法
NIRS
69
双極性障害 中等度以上の場合○○は必須 躁転のリスクがあるため○○は使わない 炭酸リチウム、バルブロ酸ナトリウムといった○○が第1選択 中毒症状に注意して○○を測る
薬物療法 抗うつ薬 気分安定薬 血中濃度
70
双極性障害 精神療法 不規則な生活習慣は再発リスクを増大させるため、就寝時間と起床時間をなるべく一定に保つように勧めること、活動は目標達成まで○○で区切るのではなく○○で区切る
量 時間
71
不安症群/不安障害群 緊張で思うように話せない 頭真っ白 冷や汗 生活ができないほど毎日の生活や仕事などの○○に支障をきたす
社会的機能
72
社交不安症 治療
薬物療法 ★SSRIおよび抗不安薬 認知行動療法
73
○○ 現実には明らかに危険がない対象や状況に対しても著しい恐怖を抱き、場合によってはその状況を思い浮かべるだけで恐怖を感じてしまう ○○しながらもどうにもならない状況である。死の恐怖や発狂してしまうことへの恐怖が出現すると、その対象や状況を回避するようになる
恐怖症性不安障害 不合理であると自覚
74
恐怖症性不安障害の特徴 ○○:対人関係状況を主とした特定な社会的状況に対する恐怖。 ○○:人の前や仲間とともに食事をするのが怖い。 ○○ 人前で赤くなるのではないかと心配する。 ○○:自分がいやな臭いを出している。他人に不快を与えている ○○ 自分の視線が強過ぎて他人を不快にさせている。 ○○から○○にかけて多い。成長期における対人関係での自己意識過剰の心性と関係しているといわれている。対人恐怖が日本に多い。日本の恥の文化と密接にかかわっている.
社会恐怖 会食恐怖 赤面恐怖 自己臭恐怖 自己視線恐怖 思春期から青年期
75
○○/○○ 症状特徴 ○○・予期しない状況で発生する重篤な不安発作 ■○○→恐れている社会状況や恐怖状況などの特定の状況に依存 ■○○→状況因子が発作の準備状況をつくる ○○→動悸、頻脈、呼吸促迫息苦しさ、めまい感脱力感などが多くみられ、 胸痛、発汗、震え、非現実感など ○○→再びパニック発作が出現するのではないかという持続的な不安 ○○ーパニック発作の起こる状況を回避するような行動の変化社会生活にも影響 *発症する年齢のピークは20歳代前半である。
パニック症/パニック障害 パニック発作 状況依存性発作 状況準備性発作 自律神経症状 予期不安 回避行動
76
パニック症、パニック障害の診断 状況とは関係なく予期しない時に突然起こる○○▶︎必須条件 ⬆️が○○にわたり繰り返し出現している ○○または○○のうちどちらかを満たす
パニック発作 4週間以上 予期不安 回避行動
77
パニック症の治療
認知行動療法 SSRIと抗不安薬
78
○○ 症状】 漠然とした不安感が持続し、緊張、集中困難、いろいろな心配、いらいらや 落ち着きのなさ、易疲労感、不眠、発汗、動博、眩軍(めまい)などがみられる。 *○○のないもの【経過】 動揺するが慢性化しやすい。家族関係、対人関係、職場など、慢性的・持続的なストレスと関連していることが多い。 【生涯有病率】 5%程度といわれている。
全般性不安障害 パニック発作
79
全般性不安障害の治療 経過は○○であり症状が完全に消失することはないが適切な介入にのり○○を目指す SSRI 抗不安薬などの薬物療法 心理教育
慢性的 寛解状態
80
・自動車やバス、電車などの公共交通機関の利用や、広い場所にいること、建物などの囲まれた場所にいること、列に並んだり人混みの中にいること、自宅に一人でいることなどのさまざまな状況 不安発作が起こった場合にそこから逃げ出したり助けを得ることが困難であるという考えから、そのような状況に身を置くことを回避するパニック症を合併することが多い うつ病やアルコール関連障害の合併も多い
広場恐怖症
81
○○ 症状 ○○▶︎自分では○○だとわかっていながら、ある考えが繰り返し頭のなかに浮かぶ.自分ではばかばかしく、打ち消そうと努力するが、自分の意思に反して繰り返し頭のなかに浮かんでくる。 ○○▶︎⬆️を、打ち消すために繰り返し行う行為。強迫観念が高まって実行される行為は強迫行為であるが、強迫観念による不安や恐怖や不快感を一時的に軽くしようとする行為。
強迫症/強迫性障害 強迫観念 不合理 強迫行為
82
自然災害,戦争、テロリズム、大規模な事故、強姦などの生命に危険の及ぶような音成的な体験に対する延した反応で、外傷後、数日から数カ月にわたる潜伏期間を経て発症し、症状は1カ月以上続く. ①外傷の再体験によるフラッシュバック(侵入) ②外界からの刺激に対する回および反応の純麻(麻) ③過覚醒による集中困難、イライラ、不眠、不安、抑うつなどの3つがある。 経過は動揺するが、大多数は回復する。また、生命に危険が及ぶような体験であっても,症状の持続期間が短時間(数日から1ヶ月)で、一過性のものであれば、急性ストレス障害 (ASD)という診断を下す.
外傷後ストレス障害 PTSD
83
なんらかのストレスとなる状況にうまく適応することができない状況 ■抑うつ気分や不安、行動の障害がみられる状態 ・ストレス因には、重大な生活の変化や重い身体疾患、あらゆるライフイベントが含まれる。 ・学校や仕事に行けないなどの社会機能の低下を引き起こすレベルの症状 (症状は通常6ヵ月を超えない) ・個人のストレス耐性のレベルを超えたときに生活に支障をきたすような症状が出現する。 ・ストレスを軽減させるようなアドバイスや環境調整だけで回復する場合もあれば、抗うつ薬や抗不安薬、睡眠薬などの薬物療法を行ったりストレス耐性を高めるための心理教育が重要となる場合もある。
適応障害
84
○○ ・解離とは意識変容が起こり、○○と○○を失った状態で、その人に耐えがたい強い○○で○○な体験に引き続いて起こる。すなわち,心的外傷,対人葛藤、解決困難な問題などが、発症のきっかけになっている。 ・本人の意思によるものではなく、無意識によって行われるもので、現実との直面を避け○○の効果がある。
解離症群/解離性障害群 記憶と意思 情動的で不快 疾病利得
85
○○ 強い外傷体験やストレス体験の想起が不可能になり、ある一定期間の記憶喪失でおこる 生活史の1部であれば○○ 全生活史にわたる場合は○○
解離性健忘 部分生活史健忘 全生活史健忘
86
・2つ以上の独立した人格が、別々の記憶、感情,行動をもって、1人の人間の中に交代に出現し、患者の言動や行動をコントロールする。 ・おのおのの人格が、別の名前を含めてあたかも別の個人史。自己像同一性をもっているかのようにふるまうことがある。 ・従来はまれとされてきたが、わが国でも症例報告は増えつつある、女性に多くみられる ・原因として幼児期に受けた虐待など、重大な心的外傷との関連が示唆されている。
解離性同一性症(多重人格障害)
87
多発性で、反復して起こり、いろいろ変化する身体症状であるが、症状の原因となる身体的疾患は見つからない。 症状としては、消化器系(幅気、嘔吐、鼓腸、下痢。腹痛)や皮膚感 覚系(搔感、熱感、しびれ感。触覚や痛覚の脱失),泌尿・生殖 器系(月経不順、月経痛、性交時痛、排尿時痛)がよくみられる。 女性に多くみられ。訴えは長期にわたって身体的訴えのみに終始する。従来はヒステリーと呼ばれていた病態に入れられていた。 ★○○に多い
身体化障害 ★女性に多い
88
患者にとって解決困難なストレスに曝されたときに、知覚・運動系の機能の麻痺や亢進といった身体症状がみられるが、その症状を説明しうる身体疾患はみられない。心理的ストレスが身体症状に置き換えられたという意味で、○○という. ・知覚障害として、知覚麻連(手足の感覚の消失)、知覚異常(搔痒 感),感覚器障害(盲,視野狭窄、復視)、幻覚など、 ・運動障害として、失立・失歩、四肢の麻痺、嚥下困難、失声など、その他。てんかんけいれんに類似したけいれん発作がみられる。
転換性障害
89
体のささいな不調をきっかけとして、★何か重篤な病気なのではないかと考えはじめ,医学的な診察を受け、とくに身体的問題はみつからないにもかかわらず、重大な病気だと思い込み,医学的検索を執に要求し、繰り返し長期にわたり身体症状を訴える。 心気症を煩っている人には、体のどこかがおかしいという身体的な違和感,この違和感にとらわれ重篤な病気かもしれないという恐怖心,医学的検査で問題なくても納得できない。身近な人、とくに家族に身体的不調を執拗かつ長期にわたって訴え続ける、という共通点がある。
心気症
90
○○ 拒食を主とする○○ 過食を主とする○○ に大別される ○○〜○○の女子に好発する
摂食障害 神経性やせ症 神経性過食症
91
○○ ・強い意志をもった、過酷で、非現実的なダイエットと○○の○○があり、実際の体重よりはるかに低い理想的な体重にこだわる (○○の変化) ・太ることへの恐怖や、やせて綺麗になりたいという熱烈な願望があるため、自ら誘発して○○し、○○の乱用を行う場合もある。 ・下垂体一性腺系の内分泌障害や栄養不良のため二次的に無月経が起こる。女性として成熟することに対する不安と拒否、性的なことに対する嫌悪、過活動的傾向もみられる。 ・性格的には自己評価が低く、他人の目を気にし、他人から認められたいという強い願望をもっている。
神経性やせ症 15%以上の体重減少 身体イメージ 嘔吐、下痢
92
慢性的な栄養障害がある状態に対して、急激に栄養補給を行うと発症する代謝性の合併症。急に栄養補給されると心不全や呼吸不全、腎不全、肝機能障害ほか多彩な症状を呈する
リフィーディングシンドローム
93
神経性やせ症に続発することがある。 ・短時間に過食(むちゃ食い)をするエピソードを繰り返すが、過食に対する自責の念、自己嫌悪、自ら食行動をコントロールできない無力感を感じ,慢性的な抑うつとなる。自傷行為や自殺企図にいたる場合もある。 ・やせ願望と肥満恐怖は強く、体重増加を防ぐために、自己誘発題は、下剤の乱用、利尿薬の使用を行う場合が多い。過食と嘔吐の繰り返しによって伝栄養や電解質異常が起こり、とくに低カリウム血症では心機能に重大な影響を与えたり、けいれん発作を誘発し生命に危険を及ぼすことがあるので注意が必要である。嘔吐に伴う胃酸の影響で歯が溶けたり、指の背面に「吐きだこ」がみられたりする。体重は平均体重内にあることが多い神経性やせ症に続発することがある。 ・短時間に過食(むちゃ食い)をするエピソードを繰り返すが、過食に対する自責の念、自己嫌悪、自ら食行動をコントロールできない無力感を感じ,慢性的な抑うつとなる。自傷行為や自殺企図にいたる場合もある。 ・やせ願望と肥満恐怖は強く、体重増加を防ぐために、自己誘発題は、下剤の乱用、利尿薬の使用を行う場合が多い。過食と嘔吐の繰り返しによって伝栄養や電解質異常が起こり、とくに低カリウム血症では心機能に重大な影響を与えたり、けいれん発作を誘発し生命に危険を及ぼすことがあるので注意が必要である。嘔吐に伴う胃酸の影響で歯が溶けたり、指の背面に「吐きだこ」がみられたりする。体重は平均体重内にあることが多い
神経性過食症
94
神経性やせ症の治療 神経性過食症の治療
やせ 栄養療法 過食 精神療法
95
○○ 寝付きの悪い○○ ぐっすり眠れない○○ 途中で何度も目が覚めてしまう○○ 朝早く目覚める○○などに分類 ○○を生じることもある
不眠症 入眠困難 熟眠困難 中途覚醒 早朝覚醒 昼夜逆転
96
うつ病でも過眠がみられることもあるが、代表的なのが○○
ナルコレプシー
97
ナルコレプシーの4主徴
①睡眠発作(日中に激しい眠気に襲われて眠り込んでしまう) ②脱力発作(笑いや怒りなどの情動に伴って筋緊張が消失する) ③睡眠麻痺(入眠直後に金縛りにあったように身動きできなくなる) ④入眠時幻覚(入眠直後に幻覚体験をする)
98
著しく偏った考え方や感じ方、行動パターンにより本人あるいは周囲の人が悩んだ時○○と診断される
パーソナリティ障害
99
他人への不信があり、すべてに悪意があると疑い他人は自分をだます。もしくは自分を利用していると一方的で被的な意味づけをする協調性に乏しく、すぐに裏切られたと感じて攻撃的責的になる。有病率は 0.5-2.5%である
猜疑性/妄想性パーソナリティ障害
100
家族を含めた他人との情緒的な交流に乏しく、かかわり合いを避け、社会的なひきこもりを生涯続ける。人間的な触れ合いには不快感を示す.感情表出は乏しく、無関心、疎通性の乏しさ、自閉傾向が目立つ.有病率は7.5%である。
シゾイド/スキゾイドパーソナリティ障害