人の誕生から死に至るまでの生涯過程における変化

身体的、生理的変化を中心とした量的増大

出会ったものの後を追う現象

「遺伝的に持っている能力の開花に環境が閾値として作用し，特性によって閾値の水準が異なる」

記銘材料に 意味的な情報 を付加したり，まとまりを見出す

自分に関する事柄 と関連づけることで記銘しやすくなる

比較的終盤の項目での高い再生成績

既有の記憶や概念や理論に依存し入力データを予想や仮説，期待のもと処理する

感覚入力のデータ群から，それを処理するスキーマを見出し，そのデータを既存の枠組みに取り組む

事実についての知識

日常的な経験や現象の観察から，自然に獲得した知識

しらみつぶし方式→ 必ず，答えにたどり着ける

ヤマ勘→ 答えにたどり着くとは限らない解決が早いことも（例：先行知識やスキーマの利用）

最初に目についたものを基準

見慣れた出来事を多く見積もる

事前確立などに基づき判断

先入観 やルールの固定化

自分の認知を俯瞰する

人は，知覚したものをありのまま認知するのではなく，その人の先行知識や，認知の枠組みに基づき認知処理している

２～３歳ごろ

人の顔に近い，複雑な形状を好んで注視する- 聴覚だと母親の独特の呼びかけに呼応する様子を示す

一般的な認知の枠組み，行動図式

高次精神機能は，文化の体現者であるおとなとの社会的相互交渉を通して発達していく。

言語発達の４段階　初語の出現（１歳ころまで） 音だし、言語音声の聞き取り，事物の概念

現実を離れた場面で 言葉そのものの 文脈において成立し、不特定かつ 一般的 な対象との間に一方的に展開される言語→ 書きことばの習得や，スピーチの機会などを通して獲得→ 幼児教育や学校教育の影響が大きい

環境（社会，文化，人間）の模倣によって，言語を獲得する

幼児の言語発達には，一定の法則と 順序 が存在。その基礎にある認知発達段階に基づき特別に障害のない限り幼児に 共通する過程で言語獲得がなされる

言語獲得能力は生まれながらに備わっている言語習得（獲得）装置

言語を習得する能力のこと

個別語を形成するための関数

大人の制御により，言語獲得がしやすくなる

特定の刺激を受けると決まった行動が起きる現象

手に触れるものを握る

抱きつくような動き

危険から回避しようとする行動

ヒトは離巣性だが，１年ほど早く生まれている→ 就巣性の特徴も併せ持つ･･･ 二次的就巣性

他人あるいは他の人々の集団を助けようとしたり，こうした人々のためになることをしようとする自発的な行動

部屋の中に母親と子どもがいる状況から，母親との分離状況，再会状況を作り，それに対する子どもの反応で愛着形成の状態を確認する。

危機的な状況に際して，あるいは潜在的な危機に備えて，特定対象との近接を求め，またこれを維持あるいは回復しようとする生物個体の傾性

安全かつ適応的に生きていくための能力，特性または対人関係能力と同じ

行動の理由を考えるときに用いられる大概念であり，行動を一定の方向に向けて生起させ，持続させる過程や機能の全般を指す

活動そのものが楽しいから行う

お金が手に入ったり，褒められたり，外的な報酬のために行う

内発的動機に基づいた行動が，外的報酬を与えられることで，外発的動機に基づいた行動であると過剰に正当化される。

自分の行動によって結果を左右できるかという信念

随伴性のある行動を，自分自身が取れるかどうかの信念

結果を生み出すために必要な行動をうまくできるかに関する予期

行動がどのような結果を生み出すかに関する予期

嫌子の提示に対して，嫌子の除去に関する行動（逃げる行動）を学習する

嫌子の提示を予期させる刺激の提示に対して，嫌子の提示を阻止する行動

何をしても電気は止まらない→ 抵抗しなくなる

目的行動の学習のために，簡単な行動から学習

学習者がモデルの様子を観察，模倣し学習

箱やバナナの位置などの 要素を再体制化し全体として捉える

要素ではなく「全体のまとまり」から心を解釈すること

あらゆる要素の再体制化 -突如出現する，非連続的な学習過程

刺激と反応の組み合わせを試す -漸次的・連続的な学習過程

他者が直接的な援助をしなくても，「他者の存在」が個人の課題遂行の成績を向上させることがある 例）1人で家で勉強するより，カフェで勉強するほうが，課題が早く終わる気が… 授業参観の日は児童の発言が増える気が…

- 他者が直接的に邪魔をしなくても，「他者の存在」が個人の課題遂行の成績を低下させることがある例）カフェで勉強すると，課題が全然終わらない…1人で音読はすらすらできるのに， みんなの前だと，うまく読めない…

単純迷路に取り組むとき，複数名のほうが失敗が少ない

複雑迷路に取り組むとき，１名のほうが失敗が少ない（複数のほうが失敗が多い）

自分の行動が他者によって評価されるのではないかという懸念 例）一人で発表の練習をするとうまくいくのに，本番人の多いところで発表すると失敗する

拍手の実験 １人当たりの拍手の数は，１人で拍手をするときよりも，みんなで拍手をしたほうが少ない

- 拍手の実験 一生懸命頑張る圧力が分散し，１人当たりが減る　説

集団の成員に共有されている価値や行動の基準例）校則，暗黙のルール ⇒ 人間は，周りの人間の行動や判断を基準として自分自身の行動や判断を決めている

人と同じ行動をとってしまうこと

集団成員間の好き嫌いといった感情を調べ，人間関係を測るもの

実際の行動を尋ねることで，児童生徒の社会的位置を測定する例）クラスの代表として信頼されているのは？意見を出す人は？ 身勝手なことをする人は？

１つの質問に対し，回答者以外の成員それぞれに回答（３～５段階）を付していくテスト

１．教師の指導のため（指導目的） ２．児童生徒の学習のため（学習目的） ３．教授方法や教材などの効果研究（研究目的）４．クラス分けなど選抜・振り分け（管理目的）

例）90点以上取った人は全員が優　基準が存在

例）上位25％が優　集団内の相対的位置

対象の性格や特徴などさまざまな評価に生じるバイアス- 被評価者の全体的な印象に従って，他の評価項目についても似通った評価をする傾向

教師が期待をかけた児童生徒の成績が向上するという効果

学習活動の成果は，学習者の学習課題や学習活動に対してもっている特性・適性と，学習者に施された教授法の交互作用の結果

学習者が個々のペースで学習をする教授法

１つの教材をいくつかに分割 各小集団がそれぞれを担当し，最終的にクラス全体で１つのものをつくりあげる

小集団になり，小集団ごとに意見交換。その経験を，クラスで発表→ バズセッション

複数の人間が相互作用を通して学びあう学習

児童自身がすでに持っている知識・考え方に関連づけ展開する教授法

年号など知識の暗記

概念や文章の理解

教師が最終的な答えを教え，それを学習する方法⇔ 発見学習と対で捉えられる

学習者が自ら命題の発見をする教授法 → 教員から最終的な解の提示がされない

言語習得能力は生まれながらに備わっている

人生の様々な時期に生じる達成すべき課題。達成できれば幸福につながるが，達成できないと，その後の課題達成も難しくなる

やり方についての知識

物事を多面的，総合的に捉えて，組織的で論理的な思考ができる

自分自身の考え（視点）から状況を認知する傾向「他者は，自分と同じように考えたり，感じたりしている」

直接知覚できない場合でも，ものが存在し続けるという知識のこと

愛着の形成された他者を信頼し，表情を参照している

行動全般が不自然でぎこちない，突然おびえすくむ

学習者への直接強化ではなく，モデルが受ける強化

機械学習も，有意味学習とともに重要と考えた

難しいことを成し遂げること，自然，人間，思想を支配し，あやつり，組織すること。できるだけ迅速に，できるだけ人手を借りずにすること。妨害を克服し高い標準に達すること。他人と競争し，ぬきんでること。才能を有効に使って自尊心を増すこと。

行動が生じる可能性を数式で表そうとした

達成できた理由を何に求めるかが，やる気を左右する原因を特定の何かに求めること

失敗回避し，自尊感情の低下を避ける

成功し，自尊感情の維持・向上を目指す