形態の似た細胞同士をクローン (clone) と呼ぶ

通常、ヒト胸腺は年齢とともに大きくなり成人期に最大となる

自然免疫では、クローンの増殖が認められ、同一抗原に対する反応は2回目以降、より速やかとなる

自然免疫と獲得免疫は独立しており、お互いに干渉しない

β2ミクログロブリンは多型性に富んでいる

MHCの遺伝形式は、優性 (顕性) 遺伝形式である

抗体のFab部分は、抗体依存性細胞障害活性に影響を与える。

IgGは、胎盤透過性がある。

B細胞が活性化された際、BCRは単独で細胞内部へシグナル伝達することができる

抗体のエフェクター機能として、中和、オプソニン作用、抗体依存性細胞障害、補体系の活性化などがあげられる

補体の生理活性には、細胞膜の破壊、オプソニン化、アナフィラトキシンとしての作用、B細胞活性化などがある

Cold induced activationは、血清を低温においた時に補体価が上昇する現象である

本邦では、B型肝炎母子感染防止対策が行われている

制御性T細胞は末梢性寛容に関わる

日本では新規の梅毒患者はほとんどみられない

クラミジア感染症は女性不妊の原因となる

HIV感染症において、最も多い感染経路は性行為による感染である

HTLV-1感染症は、飛沫感染する

CAR-T療法は、T細胞を活性化することで腫瘍細胞を排除するがん抗原非特異的な治療法である

腫瘍関連抗原とは、腫瘍細胞で産生される正常細胞では発現しない抗原である

橋本病は、抗TSHレセプター抗体により引き起こされる

抗糸球体基底膜抗体 (抗GBM抗体) は、慢性腎不全で陽性となる

リウマトイド因子と抗CCP抗体では、関節リウマチに特異性が高いのはリウマトイド因子である

Sjögren症候群において抗SS-B抗体に比べて抗SS-A抗体の方が特異性が高い

全身性エリテマトーデス (SLE) の発症に性差は認められない

多発性筋炎／皮膚筋炎では、悪性腫瘍を合併することがある

針刺し・切創に伴う感染成立頻度は、B型肝炎ウイルスは、C型肝炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルスに比べて高い。

B型肝炎ウイルスワクチンの効果判定は、HBs抗体価測定で行われる

ナイーブT細胞の活性化には、主刺激と副刺激の両方の刺激が必要である。

転写因子としてNFAT、AP-1、NF-κBなどがある。