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発達 二章
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  • 問題数 38 • 7/27/2024

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    問題一覧

  • 1

    発達障害領域の作業療法士の目的について説明せよ

    子どもとその家族,保育園,幼稚園,学校,施 設職員等と協力し,子どもやその家族が重要な 作業に従事,参加できることを目的とする。

  • 2

    作業療法士が必要となる発達に関する知識とはどのようなものがあるか

    「姿勢や運動の発達」「摂食嚥下機能の発達」「感覚統合機能の発達」「認知機能の発達」「コミュニケーション機能の発達」「遊びの発 達」「セルフケアの発達」などの理解が必要になる。 また、子どもが関わる環境(家庭、学校、遊び場など)、障害や疾患が個々の子どもの発達、遊び、学習、作業遂行に与える影響の理解が必要である。

  • 3

    子どもと家族の状況を理解する際に役立つ視点について挙げよ

    子どもの年齢,ライフステージ,家族の文化

  • 4

    乳児や幼児期において行われる主な作業はどのようなものがあるか

    遊びや学習,家族との交流,セルフケアなどが 例として挙げられる。

  • 5

    発達障害領域における作業療法士が働く場はどのような機関があるか

    医療機関,児童発達支援や放課後等デイサービ スなどが挙げられる。

  • 6

    作業療法評価の過程について説明せよ

    作業療法評価の過程は,対象者である子どもや 家族のニーズを理解し,目標となる作業を分析 し,作業を行うことを促進していること、または阻害していることを特定する。具体的には情 報収集,面接,観察,検査・測定の過程を通じ て行われる。

  • 7

    子どもや家族のニーズはどのように収集するか説明せよ

    子どもや家族のニーズは,主には対象者との面 接を通じて収集される。

  • 8

    作業療法評価の過程と治療介入について説明せよ

    作業療法評価の過程は,1 回で終了するわけは なく,治療介入を行いながら継続的に実施され る。つまり評価および治療介入を繰り返しなが ら対象者の全体像,作業への影響を理解する過 程となる。

  • 9

    情報収集の目的と方法について説明せよ

    情報収集は,子どもや家族の作業,それらをと りまく環境の理解を深めることを目的に,子ど もが関わる部門,機関の専門職などからの聴取 や記録物から得る。

  • 10

    医療機関での情報収集の入手先について説明せよ

    本人,家族,子どもが受診している医師(リハ ビリテーション科,整形外科,小児科など多岐 にわたる場合があるので必要に応じて各担当 医師に情報を得る)や,日常的な生活をケアし ている看護師,介護福祉士やリハビリテーショ ンスタッフである理学療法士,言語聴覚士など, またカルテやカンファレンス資料などの記録 物から情報を得る。

  • 11

    情報収集時の留意点は何

    情報を得る職種へのアポイントメント,自己紹 介,目的を明確にする,自分の考え,意見をも つことが重要となる。

  • 12

    面接の流れについて説明せよ

    挨拶,自己紹介,本人確認,作業療法の説明, 面接目的の説明,相談・処方内容の確認,対象 児に関する困りごと,心配なことの確認,これ までに行ってきたこと,工夫点,セルフケア, 遊び,学習,交流などの確認,一日のタイムス ケジュール

  • 13

    観察はどのような場面で実施されるか説明せよ

    面接,検査・測定などの評価場面,治療介入実 施中,作業療法実施中の公式な場面および非公式な場で行われる。

  • 14

    初回面接時の観察の視点について説明せよ

    来院・来園の仕方、同行家族、子どもの服装と持ち物、家族と子どもとのやり取りなどが挙げられる。

  • 15

    実際に観察する際に必要な視点について説明せよ

    観察に必要な視点は、子どもと家族にとって価値のある作業がどのように行われているのか、何が促進,または阻害している要因になるのかを考えながら観察することである。

  • 16

    子どもの特性を理解するための観察の視点について説明せよ

    外観,感覚、運動、認知、情緒、コミュニケーションなどが挙げられる。

  • 17

    日常生活活動の観察をする際に重要なことは何か説明せよ

    実際場面の観察,事前情報を聴取する、作業療法士が環境等を整えて観察することが必要になる。

  • 18

    日常生活活動を観察する際の視点について説明せよ

    作業遂行状況,環境(場所、道具、主に関わる人、一緒にいる人、介助の有無)、人(子どもの身体,感覚,運動、認知、情緒,コミュニケーションなど)を視点に観察する。

  • 19

    発達スクリーニング検査にはどのようなものがあるか

    日本版デンバー式発達スクリーニング検査改訂版、デンバーII、日本版ミラー幼児発達スクリーニング検査(J-MAP),ミラニー運動発達スクリーニング検査など

  • 20

    知能検査にはどのようなものがあるか

    WPPSI-III 知能検査、WISC-IV 知能検査、日本版 KABC-II,田中ビネー知能検査V, DAM、グッドイナフ人物画検査など

  • 21

    発達指数を算出できる検査にはどのようなものがあるか

    新版K式発達検査 2001, KIDS乳幼児発達スケールなど

  • 22

    運動機能について評価できる検査にはどのようなものがあるか

    粗大運動能力尺度,運動年齢検査、エアハート 発達学的把持能力検査,エアハート発達学的視 覚評価,簡易上肢機能検査,粗大運動能力分類 システム(拡張・改訂版)、脳性麻児のための手指操作能力分類システムなど

  • 23

    感覚統合機能について評価できる検査にはどのようなものがあるか

    南カリフォルニア感覚統合検査、南カリフォル ニア回転後眼振検査,感覚発達チェックリスト、感覚処理・行為機能検査、日本版感覚プロファイル、日本版青年・成人感覚プロファイル、日本版乳幼児感覚プロファイルなど

  • 24

    日本版デンバーIIの検査項目の領域について説明せ

    個人-社会,微細運動-適応,言語,粗大運動の 4領域の項目

  • 25

    KIDS乳幼児発達スケールの検育項目の領域について説明せよ

    検査の項目は,運動,操作、理解言語,表出言語,概念,対子ども社会性,対成人社会性、しつけ、食事の9つである。

  • 26

    遠城寺式乳幼児分析的発達校育法の検育専目の領域について説明せよ

    運動(移動運動、手の動作),社会性(基本的習慣,対人関係),言語(発語,言語理解)を分析的に評価できる検査である。

  • 27

    WISC-IV知能診断検査の対象年齢について説明せよ

    対象年齢は5歳から 16歳11カ月である。

  • 28

    日本版感覚プロファイルの対象年齢について説明せ

    対象年齢は3歳から 82歳である。

  • 29

    作業療法の治療介入の計画立案に必要なプロセスについて説明せよ

    作業療法の治療介入の計画立案には、情報収集、面接、観察,検査・測定で得られたデータを基に、子どもと家族にとって価値ある作業の特定とその作業を分析することが必要になる。

  • 30

    Person-Environment-Occupation (PEO)モデルについて説明せよ

    PEOモデルは、人、環境、作業の相互作用によって形作られる作業遂行を表すものである。

  • 31

    PEOモデルにおける人の領域について説明せよ

    人の領域は、役割,自己概念、文化的背景、性格,認知,身体機能、感覚機能である。

  • 32

    PEOモデルにおける環境について説明せよ

    環境は,物理的,制度的,社会的,社会経済的な領域である。

  • 33

    PEOモデルにおける作業について説明せよ

    作業は、自己を保つことや表現、充実感を満たす作業などを指す。

  • 34

    国際生活機能分類(ICF)について説明せよ

    国際生活機能分類(ICF)は、人が営む生活に関わる様々な機能を体系的に分類、整理したリストであり生活に関わる諸機能を評価する視点を具体的に示したものである。

  • 35

    ICFの構成要素は何か

    心身機能,身体構造,機能障害,活動,参加,活動制限,参加制約,環境因子,個人因子

  • 36

    ICFにおける生活機能について説明せよ

    生活機能は心身機能・身体構造,活動、参加の全てを含む包括用語である。

  • 37

    ICFにおける背景因子について説明せよ

    背景因子は、個人の人生と生活に関する背景全体を表し、環境因子と個人因子で構成されてい る。

  • 38

    ICFにおける参加について説明せよ

    参加は生活・人生場面(lifesituation) への関わりのことである。