暗記メーカー

お問い合わせ
ログイン
「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申)
  • 山田和央

  • 問題数 28 • 2/17/2024

    記憶度

    完璧

    4

    覚えた

    11

    うろ覚え

    0

    苦手

    0

    未解答

    0

    アカウント登録して、解答結果を保存しよう

    問題一覧

  • 1

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 各論 4.新時代の特別支援教育の在り方について (1)基本的な考え方 ○ 特別支援教育は,障害のある子供の自立や( ① )に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,子供一人一人の( ② )を把握し,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服する他め,適切な指導及び必要な支援を行うものである。また,特別支援教育は,発達障害のある子供も含めて,障害により特別な支援を必要とする子供が在籍する全ての学校において実施されるものである。

    ①社会参加, ②教育的ニーズ

  • 2

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 各論 4.新時代の特別支援教育の在り方について (1)基本的な考え方 ○ また,( ① )に関する条約に基づくインクルーシブ教育システムの理念を構築し,特別支援教育を進展させていくために,引き続き,障害のある子供と障害のない子供が可能な限り共に教育を受けられる条件整備,障害のある子供の自立と社会参加を見据え,一人一人の教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できるよう,通常の学級,通級による指導,特別支援学級,特別支援学校といった,連続性のある( ② )の場の一層の充実・整備を着実に進めていく必要がある。

    ①障害者の権利, ②多様な学び

  • 3

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 各論 4.新時代の特別支援教育の在り方について (4)関係機関の連携強化による切れ目ない支援の充実 ○ 特別な支援が必要な子供やその保護者については,乳幼児期から学齢期,社会参加に至るまで,地域で(   ① )を受けられるような支援体制の整備を行うことが重要である。

    切れ目のない支援

  • 4

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 各論 2. 9年間を見通した新時代の義務教育の在り方について ○ また,新学習指導要領では,児童生徒の発達の段階を考慮し,言語能力,情報活用能力,( ① )等の学習の基盤となる資質・能力を育成していくことができるよう,各教科等の特質を生かし,( ② )な視点から教育課程の編成を図るものとされており,その充実を図ることが必要である。

    ①問題発見・解決能力, ②教科等横断的

  • 5

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 4.「令和の日本型学校教育」の構築に向けた今後の方向性 ○ 家庭の経済状況や地域差,本人の特性等にかかわらず,全ての子供たちの知・徳・体を一体的に育むため,これまで日本型学校教育が果たしてきた,①学習機会と( ① )の保障,②社会の( ② )としての全人的な発達・成長の保障,③安全・安心な( ③ )・セーフティネットとしての身体的,精神的な健康の保障,という3つの保障を学校教育の本質的な役割として重視し,これを継承していくことが必要である。

    ①学力, ②形成者, ③居場所

  • 6

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 3 2020年代を通じて実現するべき「令和の日本型学校教育」の姿 ○ 学校における授業づくりに当たっては,「個別最適な学び」と「協働的な学び」の要素が組み合わさって実現されていくことが多いと考えられる。各学校においては,教科等の特質に応じ,地域・学校や児童生徒の実情を踏まえながら,授業の中で「個別最適な学び」の成果を「協働的な学び」に生かし,更にその成果を「個別最適な学び」に還元するなど,「個別最適な学び」と「協働的な学び」を一体的に充実し、(  )に向けた授業改善につなげていくことが必要である。

    「主体的・対話的で深い学び」の実現

  • 7

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 3 2020年代を通じて実現するべき「令和の日本型学校教育」の姿 ○ 学校における授業づくりに当たっては,「個別最適な学び」と「協働的な学び」の要素が組み合わさって実現されていくことが多いと考えられる。各学校においては,教科等の特質に応じ,( ① )を踏まえながら,授業の中で「個別最適な学び」の成果を「協働的な学び」に生かし,更にその成果を「個別最適な学び」に還元するなど,「個別最適な学び」と「協働的な学び」を( ② ),「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげていくことが必要である。その際,家庭や地域の協力も得ながら( ③ )な体制を整え,教育活動を展開していくことも重要である。

    地域・学校や児童生徒の実情, 一体的に充実し, 人的・物的

  • 8

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 5.「令和の日本型学校教育」の構築に向けた ICT の活用に関する基本的な考え方 ○ ICT の活用により新学習指導要領を着実に実施し,学校教育の質の向上につなげるためには,(   )を充実させつつ,各教科等において育成を目指す資質・能力等を把握した上で,特に「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に生かしていくことが重要である。また,従来はなかなか伸ばせなかった資質・能力の育成や,他の学校・地域や海外との交流など今までできなかった学習活動の実施,家庭など学校外での学びの充実などにも ICT の活用は有効である。

    カリキュラム・マネジメント

  • 9

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 5.「令和の日本型学校教育」の構築に向けた ICT の活用に関する基本的な考え方 ○ 1人1台の端末環境を生かし,端末を日常的に活用することで,ICT の活用が特別なことではなく「当たり前」のこととなるようにするとともに,ICT により現実の社会で行われているような方法で児童生徒も学ぶなど,学校教育を現代化することが必要である。児童生徒自身が ICT を「(   )」として自由な発想で活用できるよう環境を整え,授業をデザインすることが重要である。

    文房具

  • 10

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 5.「令和の日本型学校教育」の構築に向けた ICT の活用に関する基本的な考え方 ○ 不登校,病気療養,障害,あるいは日本語指導を要するなどにより(    )が必要な児童生徒に対するきめ細かな支援,さらに個々の才能を伸ばすための高度な学びの機会の提供等に,ICT の持つ特性を最大限活用していくことが重要である。

    特別な支援

  • 11

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 1.急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力 ○ 国際的な動向を見ると,国際連合が平成 27(2015)年に設定した( ① )な開発目標(SDGs)などを踏まえ,自然環境や資源の有限性,貧困,イノベーションなど,地域や( ② )規模の諸課題について,子供一人一人が自らの課題として考え,( ① )な社会づくりにつなげていく力を育むことが求められている。また,経済協力開発機構(OECD)では子供たちが 2030 年以降も活躍するために必要な資質・能力について検討を行い,令和元(2019)年 5 月に“Learning Compass 2030”を発表しているが,この中で子供たちが( ③ )を実現していくために自ら主体的に目標を設定し,振り返りながら,責任ある行動がとれる力を身に付けることの重要性が指摘されている。

    ①持続可能, ②地球, ③ウェルビーイング

  • 12

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 各論 4.新時代の特別支援教育の在り方について ○ また,障害者の権利に関する条約に基づく( ① )教育システムの理念を構築し,特別支援教育を進展させていくために,引き続き,障害のある子供と障害のない子供が可能な限り共に教育を受けられる条件整備,障害のある子供の自立と社会参加を見据え,一人一人の教育的ニーズに最も的確に応える指導を提供できるよう,通常の学級,( ② )による指導,特別支援学級,特別支援学校といった,連続性のある多様な学びの場の一層の充実・整備を着実に進めていく必要がある。

    ①インクルーシブ, ②通級

  • 13

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 1.急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力 ○( 略 )中央教育審議会では,平成 28 年答申において,社会の変化にいかに対処していくかという受け身の観点に立つのであれば難しい時代になる可能性を指摘した上で,変化を前向きに受け止め,社会や人生,生活を,人間ならではの( ① )を働かせてより豊かなものにする必要性等を指摘した。とりわけ,その審議の際に ( ② ) の専門家も交えて議論を行った結果,次代を切り拓く子供たちに求められる資質・能力としては,文章の意味を正確に理解する読解力,教科等固有の見方・考え方を働かせて自分の頭で考えて表現する力,対話や協働を通じて知識やアイディアを共有し新しい解や( ③ )を生み出す力などが挙げられた。 また,( ④ )や規範意識,自他の生命の尊重,自己肯定感・自己有用感,他者への思いやり,対面でのコミュニケーションを通じて人間関係を築く力,困難を乗り越え,ものごとを成し遂げる力,公共の精神の育成等を図るとともに,子供の頃から各教育段階に応じて体力の向上,健康の確保を図ることなどは,どのような時代であっても変わらず重要である。

    ①感性, ②AI, ③納得解, ④豊かな情操

  • 14

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 各論 6.遠隔・オンライン教育を含む ICT を活用した学びの在り方について ○ 学校教育における ICT の活用に当たっては,新学習指導要領の趣旨を踏まえ,各教科等において育成するべき資質・能力等を把握し,心身に及ぼす影響にも留意しつつ,まずは ICT を日常的に活用できる環境を整え,児童生徒が「( ① )」として活用できるようにし,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に生かしていくことが重要である。 ○ なお,ICT の活用に当たっては,( ② )を考えながら活用することが重要であり,ICT を活用すること自体が( ③ )しないようにするとともに,例えば旧来型の学習観に基づく( ④ )等に偏った ICT の活用に陥らないように注意する必要がある。また,( ⑤ )を共有することで得られるものが失われる危険もあるため,その活用方法については,教師と児童生徒との具体的関係の中でしっかりと見極めることが必要である。

    文房具, 教育効果, 目的化, 機械的なドリル学習, 空間や時間

  • 15

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 各論 4.新時代の特別支援教育の在り方について (3)特別支援教育を担う教師の専門性向上 ①全ての教師に求められる特別支援教育に関する専門性 ○ 全ての教師には,障害の( ① )等に関する理解と指導方法を工夫できる力や,個別の教育支援計画・個別の指導計画などの特別支援教育に関する基礎的な知識,( ② )に対する理解等が必要である。加えて,障害のある人や子供との触れ合いを通して,障害者が日常生活又は社会生活において受ける制限は障害により起因するものだけでなく,社会における様々な障壁と相対することによって生ずるものという考え方,いわゆる「( ③ )」の考え方を踏まえ,障害による学習上又は生活上の困難について本人の立場に立って捉え,それに対する必要な支援の内容を一緒に考えていくような経験や態度の育成が求められる。また,こうした経験や態度を,多様な教育的ニーズのある子供がいることを前提とした学級経営・授業づくりに生かしていくことが必要である。

    ①特性, ②合理的配慮, ③社会モデル

  • 16

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 4.「令和の日本型学校教育」の構築に向けた今後の方向性 ○ 現行の日本の学校教育制度では,所定の教育課程を一定年限の間に履修することでもって足りるとする( ① ),履修した内容に照らして一定の学習の実現状況が期待される( ② ),進学・卒業要件として一定年限の在学を要する( ③ ),進学・卒業要件として一定の課程の修了を要求する課程主義の考え方がそれぞれ取り入れられている。 ○ 全ての児童生徒への基礎・基本の確実な定着への要請が強い義務教育段階においては,進級や卒業の要件としては( ③ )を基本に置きつつも,教育課程を履修したと判断するための基準については,( ① )と( ② )の考え方を適切に組み合わせ,それぞれの長所を取り入れる教育課程の在り方を目指すべきである。高等学校においては,これまでも履修の成果を確認して単位の修得を認定する制度が採られ,また原級留置の運用もなされており,( ② )・課程主義の要素がより多く取り入れられていることから,このような高等学校教育の特質を踏まえて教育課程の在り方を検討していく必要がある。

    履修主義, 修得主義, 年齢主義

  • 17

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 3 2020年代を通じて実現するべき「令和の日本型学校教育」の姿 ○ これからの学校においては,子供が「( ① )」を進められるよう,教師が専門職としての知見を活用し,子供の実態に応じて,学習内容の確実な定着を図る観点や,その理解を深め,広げる学習を充実させる観点から,( ② )の充実・強化を図るとともに,これまで以上に子供の成長やつまずき,悩みなどの理解に努め,個々の興味・関心・意欲等を踏まえてきめ細かく指導・支援することや,子供が自らの学習の状況を把握し,( ③ )ことができるよう促していくことが求められる。 ○ その際,ICT の活用により,( ④ )(スタディ・ログ)や生徒指導上のデータ,健康診断情報等を( ⑤ )・分析・利活用することや,教師の負担を軽減することが重要である。また,データの取扱いに関し,配慮すべき事項等を含めて専門的な検討を進めていくことも必要である。

    個別最適な学び, カリキュラム・マネジメント, 主体的に学習を調整する, 学習履歴, 蓄積

  • 18

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 3 2020年代を通じて実現するべき「令和の日本型学校教育」の姿 ○ 「協働的な学び」においては,集団の中で個が埋没してしまうことがないよう,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた( ① )につなげ,子供一人一人のよい点や可能性を生かすことで,異なる考え方が組み合わさり,よりよい学びを生み出していくようにすることが大切である。「協働的な学び」において,同じ空間で時間を共にすることで,お互いの感性や考え方等に触れ刺激し合うことの重要性について改めて認識する必要がある。人間同士の( ② )は社会を形成していく上で不可欠であり,( ③ )を一体的に育むためには,教師と子供の関わり合いや子供同士の関わり合い,( ④ )を通して理解する実習・実験,地域社会での体験活動,専門家との交流など,様々な場面でリアルな体験を通じて学ぶことの重要性が,AI 技術が高度に発達する Society5.0 時代にこそ一層高まるものである。 ○ また,「協働的な学び」は,同一学年・学級はもとより,異学年間の学びや他の学校の子供との学び合いなども含むものである。( ③ )を一体で育む「日本型学校教育」のよさを生かし,学校行事や児童会(生徒会)活動等を含め学校における様々な活動の中で異学年間の交流の機会を充実することで,子供が自らのこれまでの成長を振り返り,将来への展望を培うとともに,( ⑤ )を育むなどの取組も大切である。

    授業改善, リアルな関係づくり, 知・徳・体, 自分の感覚や行為, 自己肯定感

  • 19

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 各論 2. 9年間を見通した新時代の義務教育の在り方について ○ また,キャリア教育の充実に当たっては,( ① )までを通じ,各教科等での指導を含む学校教育全体でその実践を行いつつ,総合的な学習の時間において教科等を( ② )して自ら学習テーマを設定し探究する活動や,特別活動において自らの学習状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら,自身の変容や成長を自己評価する学習活動などを充実していくことが求められる。この中で,( ③ )等も活用し,児童生徒が自覚するまでに至っていない成長や変容に気付いて指摘したり,一人一人が自らの成長を( ④ )に認識できるように働きかけたりするなど,教師が( ⑤ )な関わりを持ち相互作用の中でキャリアを創り上げていくことが不可欠である。

    小学校から高等学校, 横断, キャリア・パスポート, 肯定的, 対話的

  • 20

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 1.急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力  一人一人の児童生徒が,( ① )や可能性を認識するとともに,あらゆる他者を( ② )として尊重し,多様な人々と( ③ )しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓き,( ④ )の創り手となることができるよう,その資質・能力を育成することが求められている。

    ①自分のよさ, ②価値のある存在, ③協働, ④持続可能な社会

  • 21

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 1.急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力 ○ 人工知能(AI),ビッグデータ,Internet of Things(IoT),ロボティクス等の先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられた ( ① ) 時代が到来しつつあり,社会の在り方そのものがこれまでとは「非連続」と言えるほど劇的に変わる状況が生じつつある。    ( 略 ) ○ このように急激に変化する時代の中で,我が国の学校教育には,一人一人の児童生徒 が,自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を( ② )として尊重し,多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓き,( ③ )社会の創り手となることができるよう,その資質・能力を育成することが求められている。

    Society5.0, 価値のある存在, 持続可能な

  • 22

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~(答申) 総論 3 2020年代を通じて実現するべき「令和の日本型学校教育」の姿 ○ 新型コロナウイルス感染症の感染拡大による臨時休業の長期化により,多様な子供一人一人が自立した学習者として学び続けていけるようになっているか,という点が改めて焦点化されたところであり,これからの学校教育においては,子供が ( ① ) も活用しながら自ら学習を調整しながら学んでいくことができるよう,「個に応じた指導」を充実することが必要である。この「個に応じた指導」の在り方を,より具体的に示すと以下のとおりである。 ○ 全ての子供に基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得させ,思考力・判断力・表現力等や,自ら学習を調整しながら粘り強く学習に取り組む態度等を育成するためには,教師が支援の必要な子供により重点的な指導を行うことなどで効果的な指導を実現することや,子供一人一人の特性や学習進度,学習到達度等に応じ,指導方法・教材や学習時間等の柔軟な提供・設定を行うことなどの「指導の( ② )」が必要である。 ○ 基礎的・基本的な知識・技能等や,言語能力,情報活用能力,問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力等を土台として,幼児期からの様々な場を通じての体験活動から得た子供の興味・関心・キャリア形成の方向性等に応じ,探究において課題の設定,情報の収集,整理・分析,まとめ・表現を行う等,教師が子供一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで,子供自身が学習が最適となるよう調整する「学習の( ③ )」も必要である。 ○ 以上の「指導の( ② )」と「学習の( ③ )」を教師視点から整理した概念が「個に応じた指導」であり、この「個に応じた指導」を学習者視点から整理した概念が「個別最適な学び」である。

    ICT, 個別化, 個性化

  • 23

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供達の可能性を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学びの実現~(答申)  日本の学校教育はこれまで,( ① )と学力を保障するという役割のみならず,全人的な発達・成長を保障する役割や,人と安全・安心につながることができる居場所としての( ② )な役割も担ってきた。この役割の重要性は今後も変わることはない。これまで,日本型学校教育が果たしてきた役割を継承しつつ,学校における働き方改革や( ③ )を強力に推進するとともに,新学習指導要領を着実に実施し,学校教育を社会に開かれたものとしていくこと,また,文部科学省をはじめとする関係府省及び教育委員会,首長部局,教職員,さらには家庭,地域等を含め,学校教育を支える全ての関係者が,それぞれの役割を果たし,互いにしっかりと連携することで,「令和の日本型学校教育」の実現に向けた必要な改革を果敢に進めていくことを期待するものである。

    学習機会, 福祉的, GIGAスクール構想

  • 24

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申)   第Ⅰ部 総論 1.急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力 ○ 人工知能(AI),ビッグデータ,Internet of Things(IoT),ロボティクス等の先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられたSociety( ① )時代が到来しつつあり,社会の在り方そのものがこれまでとは「非連続」と言えるほど劇的に変わる状況が生じつつある。 また,学習指導要領の改訂に関する「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及びhi必要な方策等について(答申)」(平成28(2016)年12 月21日中央教育審議会。以下「平成28年答申」という。)においても,社会の変化が加速度を増し,複雑で予測困難となってきていることが指摘されたが,新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により,その指摘が現実のものとなっている。 ○ このように急激に変化する時代の中で,我が国の学校教育には,一人一人の児童生徒が,自分のよさや可能性を認識するとともに,あらゆる他者を価値のある存在として尊重し,多様な人々と( ② )しながら様々な社会的変化を乗り越え,豊かな人生を切り拓き,( ③ )社会の創り手となることができるよう,その資質・能力を育成することが求められている。 ○ この資質・能力とは,具体的にはどのようなものであろうか。中央教育審議会では,平成28 年答申において,社会の変化にいかに対処していくかという受け身の観点に立つのであれば難しい時代になる可能性を指摘した上で,変化を前向きに受け止め,社会や人生,生活を,人間ならではの( ④ )を働かせてより豊かなものにする必要性等を指摘した。とりわけ,その審議の際にAIの専門家も交えて議論を行った結果,次代を切り拓く子供たちに求められる資質・能力としては,文章の意味を正確に理解する読解力,教科等固有の見方・考え方を働かせて自分の頭で考えて表現する力,対話や( ② )を通じて知識やアイディアを共有し新しい解や納得解を生み出す力などが挙げられた。

    5.0 , 協働, 持続可能な, 感性

  • 25

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申) 第Ⅰ部 総論  3.2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿 ○ 全ての子供に基礎的・基本的な知識・技能を確実に習得させ,思考力・判断力・表現力等や,自ら学習を調整しながら( ① )学習に取り組む態度等を育成するためには,教師が支援の必要な子供により重点的な指導を行うことなどで効果的な指導を実現することや,子供一人一人の( ② )や学習進度,学習到達度等に応じ,指導方法・教材や学習時間等の柔軟な提供・設定を行うことなどの「指導の個別化」が必要である。 ○ 基礎的・基本的な知識・技能等や,言語能力,情報活用能力,問題発見・解決能力等の学習の基盤となる資質・能力等を土台として,幼児期からの様々な場を通じての( ③ )から得た子供の興味・関心・キャリア形成の方向性等に応じ,探究において課題の設定,情報の収集,整理・分析,まとめ・表現を行う等,教師が子供一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会を提供することで,子供自身が学習が最適となるよう調整する「学習の個性化」も必要である。

    粘り強く, 特性, 体験活動

  • 26

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申) 第Ⅰ部 総論  4.「令和の日本型学校教育」の構築に向けた今後の方向性 ○ 家庭の経済状況や地域差,本人の特性等にかかわらず,全ての子供たちの知・徳・体を一体的に育むため,これまで日本型学校教育が果たしてきた,①学習機会と学力の保障,②社会の形成者としての( ① )な発達・成長の保障,③安全・安心な居場所・( ② )としての身体的,精神的な健康の保障,という3つの保障を学校教育の本質的な役割として重視し,これを継承していくことが必要である。 ○ その上で,「令和の日本型学校教育」を,社会構造の変化や感染症・災害等をも乗り越えて発展するものとし,「全ての子供たちの( ③ )を引き出す,個別最適な学びと,協働的な学び」を実現するためには,今後,以下の方向性で改革を進める必要がある。

    全人的, セーフティネット, 可能性

  • 27

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申) 第Ⅰ部 総論 3.2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿  ○ 「協働的な学び」においては,集団の中で( ① )が埋没してしまうことがないよう,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善につなげ,子供一人一人の( ② )や可能性を生かすことで,異なる考え方が組み合わさり,よりよい学びを生み出していくようにすることが大切である。「協働的な学び」において,同じ空間で時間を共にすることで,お互いの( ③ )や考え方等に触れ刺激し合うことの重要性について改めて認識する必要がある。人間同士のリアルな関係づくりは社会を形成していく上で不可欠であり,知・徳・体を一体的に育むためには,教師と子供の関わり合いや子供同士の関わり合い,自分の感覚や行為を通して理解する実習・実験,地域社会での体験活動,専門家との交流など,様々な場面でリアルな体験を通じて学ぶことの重要性が,( ④ )技術が高度に発達するSociety5.0 時代にこそ一層高まるものである。

    個, よい点, 感性, AI

  • 28

    「令和の日本型学校教育」の構築を目指して ~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと, 協働的な学びの実現~(答申)  第Ⅱ部 各論 4.新時代の特別支援教育の在り方について ○ 特別支援教育は,障害のある子供の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち,子供一人一人の( ① )を把握し,その持てる力を高め,生活や学習上の困難を改善又は克服するため,適切な指導及び必要な支援を行うものである。また,特別支援教育は,( ② )子供も含めて,障害により特別な支援を必要とする子供が在籍する全ての学校において実施されるものである。 ○ 一方で,少子化により学齢期の児童生徒の数が減少する中,特別支援教育に関する理解や認識の高まり,障害のある子供の就学先決定の仕組みに関する制度の改正等により,通常の学級に在籍しながら( ③ )による指導を受ける児童生徒が大きく増加しているなど,特別支援教育をめぐる状況が変化している。また,今般の新型コロナウイルス感染症の拡大による臨時休業により特別支援学校を始めとする学校が障害のある子供にとってのセーフティネットとしての役割を果たすなど,社会全体で特別支援教育が果たしている機能や役割等が再認識されるとともに,特別支援学校等だけでその全ての期待に応えることの難しさなど,今後の課題も明らかになりつつある。

    教育的ニーズ, 発達障害, 通級