問題一覧
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創傷治癒の種類 ・一次治癒→感染なし/縫合して治癒 ※遅延一次治癒→汚染/感染あり ・二次治癒→皮膚組織が欠損 ⚠縫合できない
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創傷治癒過程※4つ
①止血期 ②炎症期 ③増殖期 ④成熟期
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止血期
血漿中のフィブリノゲンのはたらきで血栓ができ止血
4
炎症期
【好中球】が創内を遊走 ↓ 【マクロファージ】が浸潤 ↓ 【繊維芽細胞】が産生される
5
増殖期
繊維芽細胞→【コラーゲン】 ↓ 【肉芽組織】を形成する ↓ 【血管新生】がおこり ↓ 【上皮化】
6
成熟期
瘢痕組織に【ケロイド】が生じる
7
創洗浄(保護)の目的
創傷の清潔【愛護的】→感染予防 ★治癒過程を促進させる
8
創の消毒 消毒剤→繊維芽細胞や表皮細胞など※死滅させる
⚠37〜38度の微温で洗い流す(浸出液など)
9
術後一次縫合創
汚染なし/創面が密着 【48時間】で閉鎖 ※抜糸まで→7日程度 その後【物理的刺激】から保護 ★ドレッシング剤の貼付
10
ドレーン創
挿入部→発赤・腫脹・疼痛がないか確認(浸出液・出血など)
11
上皮化とは
上皮(表皮/粘膜上皮)で再度【被覆】されること ※上皮化は【48】時間で完成 (以降にバリア機能が働く)
12
一次止血
→血小板血栓 血栓を作り傷口をふさぐ
13
二次止血
→フィブリン血栓 血小板血栓を固める
14
皮膚の再生 ①※マクロファージ 【繊維芽細胞】がコラーゲンを産生 ★肉芽組織を形成 ②コラーゲンが変化し【瘢痕組織】を形成
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15
浅い創傷→再生治癒 深い創傷→瘢痕治癒
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再生治癒
創傷は浅い 基底細胞→欠損部が遊走 ※速やかに【上皮化】がおこる
17
瘢痕治癒
創傷は深い まず【肉芽形成】 →創縁から基底細胞が遊走 その後【上皮化】がおこる
18
感染創の局所※4つ
①発赤 ②腫脹 ③熱感 ④疼痛 ★全身的に【発熱】を伴う
19
ムーアの分類 ・異化期(蛋白質の崩壊/脂肪の分解) →第1,2相(1相:止血期/2相:炎症期) ・同化期(体組織の回復) →第3,4相(3相:増殖期/4相:成熟期)
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創傷環境調整 【TIME】の治癒概念※4つ
①壊死組織の除去【T】 ②感染/炎症コントロール【I】 ③湿潤のアンバランス【M】 ④病的創縁の治療遅延/ポケット【E】
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デルマトームとは
脊髄から出る神経根ごとの皮膚の感覚領域を表した図
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湿潤環境下療法 乾燥より湿潤環境がよし!
・表面の基底細胞の遊走 ・円滑な上皮化
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包帯法の種類※6つ
①環行帯※ ②螺旋帯 ③麦穂帯※ ④折転帯 ⑤蛇行帯 ⑥亀甲帯
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包帯法(※下肢の神経) ・坐骨神経 ・腓骨神経 ・総腓骨神経
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基本肢位とは
すべての関節を伸ばした状態
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良肢位とは
最も便利で苦痛がない状態 ※【強直】しても日常生活動作に影響が少ない
27
褥瘡発生要因 外力→①圧迫②ずれ③摩擦 ・病的骨突出 ・湿潤 ・低栄養状態 ・加齢による皮膚の変化
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リスクアセスメントスケール※4つ
①厚生労働省危険因子評価 ②ブレーデンスケール ※褥瘡発生要因の概念図 ③OHスケール ※高齢者用スケール ④K式スケール ※日本版ブレーデンスケール
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NPUAP分類※4つ
ステージ ①指圧→発赤そのまま ②水疱・ただれ ③皮下脂肪まで ④筋肉/骨まで傷
30
褥瘡好発部位(背部)※7つ
①後頭部 ②肩甲骨部 ③背部 ④肘部 ⑤仙骨部/坐骨結節部 ⑥大転子部 ⑦踵骨部
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褥瘡好発部位(側臥位)※7つ
①耳介部 ②肩峰突起部 ③肋骨部 ④腸骨部 ⑤大転子部 ⑥膝関節部 ⑦踵骨部(内果/外果)
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褥瘡好発部位(腹臥位)※4つ
①耳介部 ②肩峰突起部 ③膝関節部 ④趾部