問題一覧
1
浄瑠璃の代表的脚本家を2名答えよ。
竹田出雲, 近松半二
2
田沼意次は行き詰まりだした幕府財政を再建するため、都市や農村の商人・職人の仲間を( 1 )として広く公認し(( 2 ))運上や冥加などの営業税を増税した。
株仲間, 株仲間の公認
3
18世紀半ば、封建社会を根本から批判しそれを改めようとする意見が現れ初めた。 その中で特に、万人が耕作する自然世を理想とし( 1 )を著した陸奥八戸の医者はだれか。
自然真営道, 安藤昌益
4
オランダの内科書を翻訳した「西説内科撰要」を著した学者はだれか。
宇田川玄随
5
天皇を王者として尊ぶ思想をなんというか。
尊王論
6
財政再建のため、倹約令で支出を抑える一方、1722年から1730年の間大名から石高1万石につき100石を献上させそのかわりに参勤交代の在府期間を半減した令をなんというか。
上げ米の令
7
風刺の効いた絵入りの小説をその表紙からとってなんというか。
黄表紙
8
明や清の影響を受けた画風もおこり、文人画とも呼ばれて一部の知識人に好まれた。18世紀後半の( 1 )や蕪村がこの画風を大成した。
池大雅
9
玄沢の門人( 1 )は蘭日辞書である( 2 )をつくった。
稲村三伯, ハルマ和解
10
田沼意次は幕府の財政再建するため、はじめて定量の計数銀貨( 1 )を鋳造させ、金2朱として通用し金を中心とする貨幣制度への一本化を試みた。
南鐐二朱銀
11
儒学において、儒学の研究において事実関係の証拠を研究する学派をなんというか。
考証学派
12
幕府は米の増産を奨励し、商人資本の力を借り何を進めたか。
新田開発
13
8代目将軍は誰か。
徳川吉宗
14
下総の佐倉惣五郎、上野の磔茂左衛門のように一揆の代表者で命をかけて行動した農民をなんというか。
義民
15
1723年、各役職事に基準(役高)を定め、役職に就任する者の禄高が役禄に達しない場合、その不足分を在職中のみ支払う制度をなんというか。
足高の制
16
洒落本の代表作家はだれか。
山東京伝
17
吉宗は次男宗武に( 1 )、四男宗尹に( 2 )を起こさせ、徳川将軍家の安定をはかった。 後に9代将軍徳川家重の次男重好に始まる清水家とあわせて、( 3 )呼ばれて御三家と同様に将軍の跡継ぎがいない時に将軍家を継いだ。
田安家, 一橋家, 三郷
18
儒学において、朱子学、陽明学、古学などを合わせる学派をなんというか。
折衷学派
19
十七世紀後半に増えた、村の代表者が百姓全体の要求をまとめて領主に直訴する一揆をなんというか。
代表越訴型一揆
20
十七世紀末に菱川師宣によって創始された庶民の風俗画をなんと呼ぶか。
浮世絵
21
豪農は貧しい百姓から質にとった田畑を集め( 1 )に成長し、その田畑を小作人に貸して高い( 2 )を取り立てた。
地主, 小作料
22
村において商品作物生産や流通・金銭の中心となり、地域社会を運営する担い手となった有力百姓をなんというか。
豪農
23
華夷通商考を書いた天文学者は誰か。
西川如見
24
水戸藩主、徳川光圀編纂「大日本史」から生まれた尊王の思想をなんというか。
水戸学
25
日本古来の人の考え方・生き方である古道の研究をなんと呼ぶか。
国学
26
美人画を手がけ、「当時全盛美人揃」や「高名三美人」などなある作家は誰か。
喜多川歌麿
27
十七世紀末に各地で見られるようになった、広い地域にわたる村民が団結し強訴する大規模な一揆をなんというか。
惣百姓一揆
28
一般庶民の初等教育として読み・書き・そろばんなどを教える( 1 )が都市や村を問わずおびただしい数が作られた。
寺子屋
29
幕府は( 1 )を登用し、甘藷・さとうきび・朝鮮人参の栽培など新しい産業を奨励した。
青木昆陽
30
田沼意次は、蝦夷地開発・交易のため仙台藩の医師( 1 )の意見(「赤蝦夷風説考」)を取り入れ、( 2 )らを蝦夷地に派遣した。
工藤平助, 最上徳内
31
財政再建のため、それまでは作柄により納める年貢が変わる検見法から作柄に関係せず年貢を固定するものへと改めた。この法をなんというか。
定免法
32
儒学において、孔子・孟子の原典を研究し、真意を汲み取ろうとする学派をなんというか。
古学派
33
多色刷り版画の( 1 )を完成させ、代表作に「五常」などがある作家はだれか。
錦絵, 鈴木春信
34
幕府は庶民の声を聞く目的で1721年に評定所に( 1 )を設置した、それによって貧民を対象とする医療施設として( 2 )をつくった。
目安箱, 小石川養生所
35
町内の裏長屋や城下町の場末には雑業に従事する貧しい民衆が多数居住し、これらの都市民衆は零細な( 1 )に住んでいた。
棟割長屋
36
都市部では階層分化が進み( 1 )が減少し、地借、店借、商家奉公人が増加した。
家持町人
37
「采覧異言」「西洋紀聞」などを書き、キリスト教布教のため屋久島に潜入し捕らえられたイタリア人宣教師( 1 )の証言をまとめた天文学者は誰か。
シドッチ, 新井白石
38
黄表紙の代表作家はだれか。
恋川春町
39
( 1 )と呼ばれた吉宗はさらに米価を安定させ武家の財政を保とうと米価の平準化を目指すために( 2 )の( 3 )を公認した。
米公方, 大坂, 堂島米市場
40
蘭学の入門書である「蘭学階梯」を著して江戸に私塾・芝蘭堂を開いた学者はだれか。
大槻玄沢
41
徳川吉宗が漢訳洋書の輸入制限をゆるめ、( 1 )、( 2 )らにオランダ語を学ばせた結果、洋楽はまず( 3 )として発達し始めた。
青木昆陽, 野呂元丈, 蘭学
42
歌舞伎において、寛政期に栄えた江戸三座を答えよ。
中村座, 市村座, 森田座
43
伝統的な絵画では、( 1 )に始まる円山派が写生を重んじ、遠近法を取り入れた立体感のある作品を描いた。
円山応挙
44
村では一部の有力な百姓( 1 )が名主・庄屋などの村役人をつとめて( 2 )をおこなった。
豪農, 地主手作
45
百姓は、村請制のもとで年貢や諸役などの重い負担を課せられたが、幕府や藩の支配が原因で暮らしや生産活動が大きく損なわれた時には村単位で領主に対して要求を掲げて直接行動を起こした。これをなんというか。
百姓一揆
46
1732年、八代将軍( 1 )の時代、天候不順、長雨、西日本でのイナゴ・ウンカの大量発生により稲を食い尽くされ大凶作となり全国に及んだ飢饉をなんというか。
徳川吉宗, 享保の飢饉
47
十七世紀初め、( 1 )が始めた平易で庶民的な学問をなんというか。
石田梅岩, 心学
48
1767年、江戸で尊王論を説いた( 1 )が捕らえら死刑となった事件をなんというか。
山県大弐, 明和事件
49
古道を提唱し著書:「国意考」などがある荷田春満の門人はだれか。
賀茂真淵
50
藩の援助を受けて、藩士や庶民の教育を目指す( 1 )を設立した。
郷校
51
田沼意次の制作の結果、( 1 )や縁故による人事が横行し、( 2 )への批判・不満が強まった。
賄賂, 賄賂政治
52
豪農と田畑を失った百姓である小作人・小百姓との対立が深まり、小百姓らが豪農の不正追及、村の民主的で公正な運営を求める運動をなんというか。
村方騒動
53
1782年、老中( 1 )の時代、冷害から始まり浅間山の大噴火(1783年)など東北地方を中心に多数の餓死者を出した飢饉をなんというか。
田沼意次, 天明の飢饉
54
全国の藩は、藩士の子弟の教育のために( 1 )を設置した
藩校
55
1742年、吉宗政権の末期には種々の国家制度を充実させていき、裁判、刑の基準を定めた( 1 )を制定した。
公事方御定書
56
本草・物理学者、戯作者、摩擦起電機の実験など多岐にわたり有名な学者はだれか。
平賀源内
57
財政再建のため、1719年、武士を対象に続発する金銀貸借についての争いを幕府に訴えさせず当事者間で解決させる令が出されたが、なんというか。
相対済し令
58
郷校として主に、岡山藩主池田光政が建てた岡山藩の( 1 )や、大坂町人が出資し中井竹山らが教授を務めた大坂の( 2 )がある。 ( 2 )は、「出定後語」を著した( 3 )、「夢の代」を著した( 4 )らの異色の町人学者を産んだ。
閑谷学校, 懐徳堂, 富永仲基, 山片蟠桃
59
明暦の大火後も繰り返し大火に見舞われた江戸に、広小路・火除地などの防火施設を設け、定火消を中心としてきた消火制度を強化するため町奉行( 1 )の提案により町方独自の( 2 )を組織させた。
大岡忠相, 町火消
60
8代目将軍( 1 )が行った、1716年〜1745年までの改革をなんというか。
徳川吉宗, 享保の改革
61
10代将軍( 1 )の時代になると、1722年に側用人から老中となった( 2 )が十数年間にわたり実権を握った。この時代を( 3 )という。
徳川家治, 田沼意次, 田沼時代
62
和歌に滑稽みを取り入れた短歌をなんというか。
狂歌
63
個性豊かに役者絵や相撲絵を描いた、「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」や「市川鰕蔵」などがある作家はだれか。
東洲斎写楽
64
川柳の代表的な作者はだれか。
柄井川柳
65
1758年、尊王論を説く( 1 )を京都から追放した事件をなんというか。
竹内式部, 宝暦事件
66
洋学をいち早く取り入れたのは、実用の学問としての医学であった。1774年、( 1 )や( 2 )らが西洋医学の解剖書( 3 )を訳述した( 4 )は、その画期的な成果であった。
前野良沢, 杉田玄白, ターヘル=アナトミア, 解体新書
67
狂歌の代表作者2名はだれか。
大田南畝, 石川雅望
68
田沼意次は新田開発を積極的に試み、江戸や大坂の商人の力を借りて千葉の( 1 )、( 2 )の干拓工事を始めた。
印旛沼, 手賀沼
69
心学は石田梅岩の弟子である( 1 )と( 2 )によって全国に広められた。
手島堵庵, 中沢道二
70
古道を体系づけ、国学を大成させた、著書:「古事記伝」44巻がある学者をなんというか。
本居宣長
71
18世紀後半、西洋画では平賀源内の「西洋婦人図」や、平賀源内に学び( 1 )を創始した「不忍池図」などを描いた( 2 )、「浅間山図屏風」を描いた( 3 )らが活躍した。
銅版画, 司馬江漢, 亜欧堂田善
72
古事記や日本書紀の研究を行い、著書:「創学校啓」などがある、国学の学校建設を将軍・吉宗に進言した学者をなんというか。
荷田春満
73
1733年、享保の飢饉の大きな打撃を受け有力な米問屋が米価急騰の原因をつくったとして江戸で起こった出来事はなにか。
打ちこわし
74
江戸の遊理(遊郭)の遊びなどを描く、滑稽と通を描く小説をなんというか。
洒落本
75
俳句の形式で世相や風俗を風刺するものをなんというか。
川柳