問題一覧
1
精神医学の領域では,心の問題を外因性,心因性,内因性と3つに分類して病因論として理解する。
○
2
アメリカ精神医学会の診断基準は,ASDである。
✕
3
思春期やせ症の英語表記として適切なものを1つ選べ。
Anorexia Nervosa
4
遊びの治療的機能には3つあり,関係性の機能,表現・体験の機能,もう1つは何か,適切なものを1つ選べ。
守りの機能
5
子どもが創造的に表現する世界を重視する対応のモデルとして適切なものを1つ選べ。
表現モデル
6
対人関係の発達は,母子一体となる1対1の関係の中で「基本的信頼感」を作る。
○
7
破滅不安とは,親から離れることの不安である。
✕
8
ボウルビィの愛着形成過程において,第4段階の内容として適切なものを1つ選べ
内的作業モデル
9
マーラーの分離-個体化過程において,分離不安やアンビヴァレンスなどの課題を乗り越える時期はどれか。
最接近期
10
スターンの自己感の発達で7ヵ月頃に見られる,共同注意や親子の相互作用として情動調律がみられる自己感の段階を選べ。
主観的自己感
11
アタッチメントの問題とは,発達障害のことを指す。
✕
12
ASDとは,注意欠如多動症のことを指す。
✕
13
反応性アタッチメント症の特徴として適切なものを選べ。
辛い時も養育者に抱きついたりしない
14
ウィニコットは,母性的な関わりが適切にできる母親を何と呼んだか。
普通に献身的な母親
15
自閉スペクトラム症の特徴は,「限定された反復的行動様式」ともう1つは何か。
社会的コミュニケーションの障害
16
思春期には,第一次性徴として,人間の誕生時の性別に基づく特徴がみられる。
✕
17
思春期の身体的変化が心理的に反映されたものとして,「ボディ・イメージ」が挙げられる。
○
18
思春期の親子関係の課題の1つである「依存と自立」に何が生じるか。
葛藤
19
行動化の英語として該当するものを選べ。
acting out
20
摂食障害の中でも神経性やせ症には臨床的にどのような表現の可能性があるか。
大人になりたくない
21
自他の区別を明確に設定し,維持するものを自我境界という。
○
22
思春期の小学6年から中学2年頃には,仲間集団の中で存在価値を見出すが,一方で〇〇の排除という側面を持つ。〇〇に当てはまるものを選べ。
異質性
23
統合失調様の病態において,妄想や幻覚といった症状は何といわれているか。
陽性症状
24
思春期臨床の特徴として,この時期の子どもは困難を抱えているほど自分がどのようであるか何がうまくできないか。
言語化
25
思春期は,摂食障害だけではなく不登校や心身症が増加するとされているが,これらは何を獲得することが停滞しているとされているか。
主体性
26
クライエントの固有名詞を記載する場合,AやBなどアルファベット示す。
○
27
主訴はクライエントが最初に訴えた問題であるが,面接が経過しても絶対変わらないものである。
✕
28
心理療法の経過を記載する際,クライエントの発言を「」とセラピストの発言を〈〉といったように分けて記載するとよい。
○
29
ケース検討で学ぶ視点の1つであるクライエントの抱える問題を読み取ることとして,適切なものを選べ。
病態水準や健康度がどのようであるか捉える
30
最新のアメリカ精神医学会の診断基準はDSM-Ⅳ-TRである。
✕
31
マーラーが提唱した理論はどれか。
分離-個体化
32
思春期危機は親子関係における「依存と自立」が高まると身体症状や抑うつ状態などで示される。
○
33
発達的問題におけるADHDとは,不注意と愛着形成の問題がある。
✕
34
Thの行動化の問題は「〇〇の問題」と言い換えることができるが,〇〇に当てはまるものを選べ。
逆転移
35
子どもの遊びは,成長過程と深く結びついている。
○
36
大人の遊びは,リアリティの伴った遊び自体を目的とした活動である。
✕
37
ツリガーは,遊びそのものが治癒的な機能をもっていることを主張している
○
38
ユング心理学の理論にもとづく遊戯療法では,子どもの遊びの表現を象徴的なイメージとして理解する傾向がある
○
39
子ども中心遊戯療法では,どのような側面に注目しているか。
自分らしい自分になっていくプロセス
40
子どもの心理療法と同時に親面接を行うことを「親子(母子))並行面接」と呼ぶ
○
41
親面接では,親自身の成熟への援助は行わない
✕
42
親面接では,親自身の感情について共感的に理解しない
✕
43
親子並行面接では,親と子どもが変化することで家族関係も変化することを視野に入れる
○
44
チェシックが示す親とのワークとして適切なものを1つ選べ。
親ガイダンスと転移性親機能
45
精神分析的プレイセラピーの基礎はフロイトによって作られた
○
46
対話による遊びによって治療した最初の人は,Winnicottである
✕
47
精神分析的プレイセラピーの技法では,まずは子どもを「治療的に抱える(holding)」に努める
○
48
精神分析的プレイセラピピストの役割では,「逆転移」が重要な情報である
○
49
精神分析的プレイセラピーは,実証研究が少ない点が課題ではあるが,どのような魅力があるか適切でないものを1つ選べ。
子どもの認知の修正を図ることができる
50
対象関係プレイセラピーでは,対人関係的なトラウマを経験した子どもを対象としている。
○
51
対象関係プレイセラピーは,発達理論としてマーラーの分離個体化理論に重点を置いている。
○
52
対象関係とは,略して「OC」と記載する。
✕
53
対象関係プレイセラピーの治療目標は,まず「安全基地」となる関係性を作ることである。
○
54
対象関係プレイセラピーが効果的であるためには,子どものセラピストと親との間に何が必要か。
作業同盟
55
ユング派のプレイセラピーは,精神分析的プレイセラピーという。
✕
56
ユング派のプレイセラピーは,分析的プレイセラピーという。
○
57
ユングの分析心理学では,個人的無意識だけではなく集合的無意識まで想定している
○
58
ユングは,安全で保護されたセラピー空間のことをギリシャ語で「テメノス」と表現した
○
59
分析的プレイセラピーでは,元型が片方だけ発現すると,何を生み出すことがあるとしたか。
補償的な元型
60
子ども中心のプレイセラピストは,診断医のことである
✕
61
子ども中心プレイセラピーの定義では,カギとなる要素は関係である
○
62
子ども中心プレイセラピーの技法は,子どもの内的・情緒的な部分に敏感に応答する
○
63
アクスラインは,プレイセラピーの3つの基本原則を示した
✕
64
子ども中心のプレイセラピストの役割は,シンプルにしてパワフルであり,子どもにとってどういう存在か。
協同探索者
65
今回の事例は,子どもとセラピストのプレイセラピーのセッションであった
○
66
プレイセラピーのセッションの内容は,子ども中心のアプローチであった
○
67
子ども中心のプレイセラピストは,フロイトの8原則によって子どもと共にいることを実践している
✕
68
ランドレスは,制限設定のACTモデル(制限の3段階)を示している
○
69
トラッキングとはどのようなものか。適切なものを1つ選べ
非言語的な行動の承認
70
子どもの心理療法には、思春期の心理療法も含まれる
○
71
マーラーは分離-個体化理論を示した
○
72
思春期は、親との愛着を形成する時期として最も重要である
✕
73
プレイセラピーは、言葉を用いず遊びだけで行うものである
✕
74
子ども中心プレイセラピーの創始者を選べ
アクスライン