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放射線取扱主任者第二種生物学(○×問題)
  • Naoto “NaotoSanjo” Moriyama

  • 問題数 197 • 5/21/2024

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    問題一覧

  • 1

    精原細胞は間質細胞よりも放射線感受性が高い。

  • 2

    胎児期の被ばくでは奇形の発生率が高くなる。

  • 3

    放射線によって生じるDNA損傷の内、最も多い損傷はDNA2本鎖切断である。

  • 4

    白血病は確率的影響に分類される。

  • 5

    直接作用は間接作用に比べて、酸素の影響を受けにくい。

  • 6

    確定的影響を評価するのに用いられるのが、等価線量であり、確率的影響を評価するためのものが実効線量である。

  • 7

    塩基損傷を修復する過程においては一本鎖切断が生じる。

  • 8

    逆位は不安定型の異常である。

  • 9

    3Gyのγ線全身急性被ばく後、末梢血中の成分の中で最も早く減少するのは血小板である。

  • 10

    細胞が活発に分裂している組織は放射性感受性が高い。

  • 11

    分化の進んだの腫瘍細胞は、未分化の腫瘍細胞よりも放射線感受性が高い。

  • 12

    摂取経路が変わっても、預託実効線量は変わらない。

  • 13

    白内障は晩発影響に分類される。

  • 14

    酸素効果には、照射中の酸素の存在が不可欠である。

  • 15

    X線CTでは、対象内の物質のX線に対する線減弱係数の分布を反映した画像を表示できる。

  • 16

    高LET放射線は低LET放射線に比べて、酸素効果は大きい。

  • 17

    中性子捕捉療法では核反応で生じる中性子線が生物効果を発揮する。

  • 18

    生物学的半減期は核種の化学形によって異なる。

  • 19

    X線による細胞致死効果においては、直接作用の寄与が間接作用に寄与よりも大きい。

  • 20

    X線のOERは1.5である。

  • 21

    中枢神経の損傷による痙攣は身体的影響である。

  • 22

    高LET放射線では、X線に比べて、致死感受性の細胞周期依存性が大きい。

  • 23

    PET診断では、陽電子による511keVの消滅放射線が利用されている。

  • 24

     高線量被ばくによる人の放射性感受性は、小腸、特に十二指腸で高く、( 1 )の順に低くなる。  放射線に被ばく後、小腸では( 2 )にある腸管上皮の( 3 )は分裂を停止し、絨毛先端部への成熟上皮細胞の供給が絶たれるため、絨毛の長さは短くなり、上皮の萎縮・剥離が起き、重度になると( 4 )が生じる。その結果、絨毛上皮のバリア機能が喪失し、腸内細菌などの絨毛内への侵入を招く。  急性被ばくを受けると、嘔吐下痢、下血などの前駆症状に続いて、脱水や電解質の喪失が起こり、侵入した腸内細菌などによる感染を併発する。これらが原因で5~15Gyの被ばく後、治療を施さない場合、腸死により、( 5 )で死亡する。一般に、腸死の起こる線量域は骨髄死( 6 )とされている。  一方、消化管の放射線発がんについては原爆被ばく生存者の疫学調査があり、胃や結腸における亜¥がんのリスクの増加が報告されている。個々の臓器・組織における放射性発がん及び生殖腺における遺伝的影響の起こりやすさを考慮に入れた( 7 )はICRP2007年勧告で胃および結腸に対してそれぞれ( 8 )が与えられている。

    大腸ー胃ー食道, 粘膜, クリプト, 潰瘍, 7~20日, よりも高い, 組織荷重係数, 0.12

  • 25

    倍加線量は生物効果比を二倍にする線量である。

  • 26

    生物学的半減期は、預託線量の計算の基礎になる。

  • 27

    骨髄、リンパ組織、水晶体、生殖腺、皮膚などは細胞非再生系に属し、神経細胞、骨、筋肉などは細胞再生型に属する。

  • 28

    Ca-45は骨に集積性を示す。

  • 29

    悪性腫瘍の発生は身体的影響に分類される。

  • 30

    中枢神経の損傷による痙攣は身体的影響である。

  • 31

    PET診断に用いられていない核種はどれか

    Ga-67

  • 32

    ヒトのLD50(60)は4Gyである。

  • 33

    腸管死は線量に比例して、死亡までの時間が短くなる。

  • 34

    胎児期のどの期間の被ばくでも、発がんのリスクがある。

  • 35

    預託実効線量は成人では体内接種から50年間の内部被ばく線量として評価する。

  • 36

    間接作用では、水の放射線分解により、生成されたフリーラジカルを介して生体内標的分子に効果が生じる。

  • 37

    細胞致死作用を指標としたRBEは線量率に依存する。

  • 38

    P-32は骨に集積性を示す。

  • 39

    ミトコンドリア膜電位の低下はアポトーシスの特徴として分類される。

  • 40

    線量率の低下によって、細胞は致死感受性が高くなる。

  • 41

    着床前期の被ばくでは、胚の死亡が起きる。

  • 42

    逆位は不安定型の染色体異常に分類される。

  • 43

    腸管死は確定的影響である。

  • 44

    放射線防護剤として、SH基を持つ化合物が使用されている。

  • 45

    細胞の致死感受性は、細胞が存在する組織の酸素分圧に依存する。

  • 46

    放射線白内障のしきい線量は10Gy程度と言われている。

  • 47

    希釈効果は直接作用よりも間接作用で顕著に観察される。

  • 48

    細胞致死作用を指標としたRBEは、線質係数と同じものである。

  • 49

    非相同末端結合は切断部分の塩基配列の情報を失い、欠失変異を引き起こすことがある。

  • 50

    生成されるラジカルの収率は溶液のpHにも依存する。

  • 51

    精巣に2Gyを被ばくした場合、永久不妊となる。

  • 52

    過酸化水素はヒドロキシラジカルなどの再結合によって生成される。

  • 53

    ベルコニー・トリボンドーの法則によれば、将来行う細胞分裂の数の大きい細胞ほど、放射性感受性が高い。

  • 54

    DNA損傷の生成頻度への間接作用による寄与は、直接作用による寄与よりも大きい。

  • 55

    酸素効果は間接作用より、直接作用で顕著に観察される。

  • 56

    胎児期においてすべての期間において被ばくによる確率的影響の発生が考えられる。

  • 57

    Sr-90は骨に集積性を示す。

  • 58

    生殖腺の細胞死で起きる不妊は遺伝的影響である。

  • 59

    相同組換え修復は放射線の照射後1時間以内に完了する。

  • 60

    分割照射による生存率の回復効果は、照射間隔に依存する。

  • 61

    水溶液中で生成された分解生成物が再結合して過酸化水素が発生する。

  • 62

    預託実効線量は外部被ばく線量の評価に用いられる。

  • 63

    相同組換え修復は細胞周期のM期において行われる。

  • 64

    各臓器の確率的影響を誘発に対する感受性の違いを考慮して、組織荷重係数が定められている。

  • 65

    生物学的半減期は生物効果比によって異なる。

  • 66

    細胞周期のM期では放射線致死感受性が最も高くなる。

  • 67

    生成されるヒドロキシラジカルは強い還元剤である。

  • 68

    MRIではβ線が用いられている。

  • 69

    有酸素条件下の照射は無酸素条件下の照射に比べて、DNA切断頻度が低い。

  • 70

    固形がんの発生は晩発性障害に分類される。

  • 71

    10~数十Gyの線領域では、造血器官障害が主な死因となる。

  • 72

    倍加線量の値が大きいほど、遺伝的影響は起こりにくい。

  • 73

    胎児が被ばくして生じる奇形は遺伝的影響である。

  • 74

    DNA2本鎖切断は、主に、非相同末端結合と相同組換え修復によって修復される。

  • 75

    固形がんは確率的影響に分類される。

  • 76

    低LET放射線による照射では、細胞生存曲線に肩が見られる確率が高い。

  • 77

    奇形は、器官形成期の被ばくで起きる。

  • 78

     放射線被ばくによってがんが発生することを放射線発がんと呼ぶ。発がん過程は、一般的には主要化の初期であるイニシエーション過程に始まり、その後、( 1 )などを通じて悪性化するまでには、プロモーション過程からプログレッション過程を経る。イニシエーション過程では、被ばく細胞に起こる( 2 )の異常ががん化の主な原因と考えられている。なおプロモーション過程からプログレッション過程を経て悪性化するまでには、放射線を最初に受けた細胞が増殖する過程で生じた複数の( 3 )が生じる必要があるという説が有力である。被ばく後数世代に渡る細胞分裂の後においても( 3 )や染色体異常が続く減少、すなわちゲノム不安定性、さらには細胞と宿主組織が相互作用する組織内微小環境などもがん化に関わる可能性が指摘されている。  ( 4 )が白血球になるまでの分化課程で、細胞ががん化して異常増殖した疾患の総称が( 5 )である。一方胃がんや肺がんのようにがん細胞が塊で増殖するがんを総称して固形がんという。放射線に誘発されたがんを、それ以外の原因で誘発されたがんと病理学的に区別することは難しい。したがって一つ一つの発がん事例について放射線との因果関係を明らかにすることが難しいので、被ばくした集団の疫学的な解析が行われてきた。被ばく者集団とその対照集団を設定して、死亡率や臓器別の発がん頻度などを追跡調査を行う( 6 )がある。

    細胞増殖, 遺伝子, 突然変異, 造血幹細胞, 白血病, コホート研究

  • 79

    倍加線量は生物種に関係なく一定の値を示す。

  • 80

    脱毛は晩発性障害に分類される。

  • 81

    皮膚は放射性感受性が高く、X線やγ線の急性被ばくでは、1~2Gyで毛髪の成長が阻害され、3Gy以上で( 1 )が起きる。また3~10Gyの被ばくでは、毛細血管の拡張によって( 2 )やメラニン色素の沈着が見られ、8~12Gyで( 3 )が起きる。さらに高線量の被ばくでは、20Gy以上で糜爛や難治性( 4 )が起きる。難治性( 4 )が完治せず慢性化すると、皮膚がんが生じる可能性がある。  実効線量の評価では、個々の臓器・組織における( 5 )の起こりやすさなどを考慮して重み付けをするための組織荷重係数が用いられており、皮膚では( 6 )とされている。

    脱毛, 紅斑, 乾性落屑, 潰痬, 確率的影響, 0.01

  • 82

    細胞致死作用を指標としたRBE(生物学的効果比)はLETに依存する。

  • 83

    放射線宿酔は確率的影響に分類される。

  • 84

    不妊は晩発性障害に分類される。

  • 85

    相同組換え修復は放射線の照射後1時間以内に完了する。

  • 86

    直接作用は間接作用に比べて、ラジカルスカベンジャーによる抑制を受けやすい。

  • 87

    X線照射ではDNAの二本鎖切断の生成頻度は、DNA塩基損傷の生成頻度よりも高い。

  • 88

    環状染色体は不安定型の染色体異常に分類される。

  • 89

    生殖腺の細胞死で起きる不妊は遺伝的影響である。

  • 90

    クラスター損傷の生成頻度はLETの増加に伴って減少する。

  • 91

    塩基損傷は2本鎖切断よりも高頻度で生成する。

  • 92

    ラジカルスカベンジャーが働くと放射線の致死作用は軽減される。

  • 93

    非相同末端結合修復は細胞周期のどの時期においても行われる。

  • 94

    精原細胞は精子よりも放射線感受性が高い。

  • 95

    精巣に1Gyを被ばくすると、一過性に不妊となる。

  • 96

    LETとは荷電粒子の飛程に沿った単位長さあたりのエネルギー付与を表す。

  • 97

    核の膨潤はアポトーシスの特徴として分類される。

  • 98

    消化酵素の漏出はアポトーシスの特徴として分類される。

  • 99

    二動原体染色体は不安定型の染色体異常に分類される。

  • 100

    乾燥した酵素のエックス線による不活性化は、主に直接作用である。