問題一覧
1
行為の善悪の基準を、苦痛または快楽をもたらす結果に求める考え方をなんと言うか。
功利主義
2
快楽と苦痛をプラスとマイナスとして、数量的に測定できると考えたのは誰か。
ベンサム
3
快楽と苦痛のリストを作り、7つの基準で測定することをベンサムはなんと呼んだか。
快楽計算
4
利己的快楽の追求と社会全体の幸福との調和をはかることを、ベンサムはなんと表現したか
最大多数の最大幸福
5
ベンサムの考え方を修正し、快楽には質的な差があるとしたのは誰か。
ミル
6
ベンサムに対してミルは良心のとがめを重視したが、これをなんというか。
内的制裁
7
快楽の判断は、計算の結果、量の多少によってできるという考え方をなんというか
量的功利主義
8
ベンサムの主著はなにか
道徳および立法の諸原理序説
9
快楽に質的な差異があることを認め、高級な快楽としての精神的快楽を重視した、ミルの考え方を示す言葉はなにか。
満足した豚であるよりは、不満足な人間であるほうがよく、満足した愚者であるよりも、不満足なソクラテスであるほうがよい。
10
快楽に質的な差異があることを認め、次元の高いものこそが人間の幸福の要因になるとするミルの考え方をなんというか
質的功利主義
11
イギリス経験論と大陸合理論の考え方を批判・統合し、ドイツ観念論を確立したのは誰か
カント
12
意志の善さとは結果の善さではなく、動機の善さだとする考え方をなんというか。
動機説
13
道徳法則は、誰に対しても「まさになすべき」と無条件に命じるが、これをなんというか
定言命法
14
実践理性が自ら道徳法則をたて、それに従うことをカントはなんと呼んだか
自律
15
自律的な働きを持つ人間をカントはなんとよんだか
人格
16
人間が相互に目的として尊敬し合う理想社会をカントはなんとよんだか
目的の王国
17
「…ならば…せよ」といった条件の着いた命令をなんというか
仮言命法
18
正義を公正な機会均等原理と格差原理とによって説明したのは誰か
ロールズ
19
個人の自由、人権、民主主義、教育の保障が貧困の克服に繋がるとし、抑圧的な政府を批判した経済学者は誰か
セン
20
センが貧困からの脱出のため、その人の持つ能力を活かせるようにすべきだとしたが、その能力をなんと言うか
ケイパビリティ
21
古代ギリシアのアテネの哲学者で、政治的・道徳的に墜落したアテネで人間として「善く生きること」を追求し、自らの無知を自覚することを思想の出発点とした人物はだれか
ソクラテス
22
ソクラテスは賢者たちが「知らないのに何か知っているようにおもっている」ことに気づき、自分の方が知であることを悟った。彼はどのような事を悟ったか。
無知の知
23
ソクラテスは相手が心理を発見するのを手助けする問答法をなんと呼んだか
問答法
24
ソクラテスの弟子で理想主義の哲学を展開した人物はだれか
プラトン
25
プラトンは人間の魂が3つの部分から成立すると考えた。それはぞれぞれ何か
理性・気概・欲望
26
プラトンの4元徳とはなにか
知恵・勇気・節制・正義
27
古代ギリシアの哲学者で、現実主義傾向を有し、あらゆる領域にわたる業績を残し、「万学の祖」といわれている人物は誰か
アリストテレス
28
アリストテレスの徳で、教育や学習によって発達する理論的な徳は何か
知性的徳
29
アリストテレスの徳で、活動を繰り返し行うことによって身に付く徳はなにか
習性的徳
30
アリストテレスが重視した徳の原理で、両極端を避けその中間を選ぶことをなんというか
中庸
31
アリストテレスの理想生活で、理性によって心理を直感する思索活動をなんというか
観想的生活