問題一覧
1
目は口ほどに物を言う
実際に口に出してしゃべらなくても、まなざしだけでも相手に自分の気持ちを伝えることができる。
2
立つ鳥跡を濁さず・後は野となれ山となれ
立ち去る者は、自分のいた跡をきちんと始末しておかなければならない。
3
ひょうたんから駒
思いがけないところから思いがけないものが現われること。
4
虻蜂取らず
2つのものを両方とも手に入れようとして、どちらもだめになる。
5
君子危うきに近寄らず
危ないところには近づかないほうが利口である。
6
短気は損気
短気を起こすと、失敗して損をするだけであるということ。
7
油を売る
むだな話をして時間をつぶすこと。
8
天は二物を与えず
長所だけしかない人間はいない。
9
悪銭身につかず
不正に手に入れたお金は、無駄に使ってしまい残らないというたとえ。
10
仏作って魂入れず
物事をほとんど成し遂げながら肝心な点が足りないこと。
11
鶴の一声
権力のある人間が発する、周りを圧倒し従わせる一言。
12
井の中の蛙・大海を知らず
自分の身の回りのことしか知らないで、もっと広い世界があることを知らないこと。世間知らず。
13
蟻の這い出る隙もない
少しの隙もなく、警戒が厳重なようす。
14
渡りに舟
何かをしようとしているところへ、都合がよいことが起こること。
15
魚心あれば水心
相手が自分を好きになってくれたら、自分も相手を好きになる
16
旅の恥は掻き捨て
普段ならしないような恥ずかしい言動も、その場限りの事だと思って平気でやってしまうものだという事。
17
医者の不養生
他人には立派なことを言いながら、自分では実行しないこと。
18
豆腐にかすがい・ぬかに釘・のれんに腕押し
少しも手ごたえのないこと。
19
馬の耳に念仏
人の意見に耳を貸さず、聞き流すこと。
20
虎穴に入らずんば虎子を得ず
危険を冒さなければ大きな利益や成功は得られないということ。
21
掃き溜めに鶴
その場に似合わないような美しい人や優れた人がいるたとえ。
22
前門の虎後門の狼
困ったことや、災難から逃れることができたと思ったら、また困ったことや災難にあう
23
論語読みの論語知らず
本を読んで知識として理解していても、実行が伴わないことのたとえ。
24
船頭多くして船山へ登る
指図する人が多すぎて、物事がとんでもない方向へ進む。
25
飼い犬に手を噛まれる
日頃から人一倍目をかけ、可愛がっていた人から、酷く裏切られたり、歯向かわれることのたとえである。
26
痘痕も靨
ひいき目で見れば、どんな欠点でも長所に見えるということのたとえ。
27
けがの功名
失敗や災難が偶然よい結果になること。
28
釈迦に説法
その道を知り尽くしている人に不必要な教えを説く愚かさをたとえたもの。
29
青菜に塩
急に元気をなくしてしょげている様子。
30
帯に短したすきに長し
中途半端で役に立たない。
31
あとは野となれ山となれ
後はどうなろうと、自分の知ったことではない。
32
鰯の頭も信心から
つまらないものでも信仰の対象となるとありがたく思われるようになるということ。
33
清水の舞台から飛び降りる
覚悟を決め、思い切って大きな決断をする事。
34
立て板に水
弁舌が滑らかで、よどみがないこと。
35
蛙の面に水
どんな酷い目にあっても、顔色を変えることなく、平然とし鈍感なこと。
36
天に唾する
他人に害を与えようとして、逆に自分がひどい目にあうというたとえ。
37
犬が西向きゃ尾は東
疑う余地もないくらいに当たり前すぎるほど当たり前
38
わざわいを転じて福となす
身に降りかかってきた災いをうまく利用して、逆に幸福になるようにもっていく。
39
二階から目薬
思うようにならず、もどかしいこと。
40
河童の川流れ・弘法にも筆の誤り・猿も木から落ちる
名人でも時には失敗することがある。
41
蓼食う虫も好き好き
人の好みはさまざまである。
42
後ろ足で砂をかける
恩のある人を裏切った上、去り際にさらに迷惑をかけること。
43
渡る世間に鬼はない
世の中に無情な人間ばかりではなく、慈悲深い人もいるものである。
44
捕らぬ狸の皮算用
確実でないことを期待して、計画を立てること。
45
雀百まで踊り忘れず・三つ子の魂百まで
幼いときについた習慣は、年をとっても身から離れないというたとえ。
46
対岸の火事
自分に関係がないできごとのたとえ。
47
一事が万事
ひとつのことがそうなら、他のことすべてについても大体同じことがいえるということ。
48
背に腹はかえられぬ
大事のためには犠牲もやむを得ない。
49
袖振り合うも他生の縁
ちょっとしたことでも、それは偶然ではなく、すべて深い因縁で結ばれているということ。
50
朱に交われば赤くなる
人はつきあう相手次第で良くも悪くもなる。
51
寝耳に水
不意なできごとに驚くことのたとえ。
52
初心忘るべからず
何事も初めのころの謙虚な気持ちを忘れてはならない。
53
急がば回れ
時間や手間がかかっても安全で確実な方法をとるほうがよい。
54
雀百まで踊り忘れず
その癖が死ぬまで抜けないように、幼い頃についた習慣は改まりにくい
55
雨垂れ石を穿つ
どんなに微力だろうとそれを諦めず継続していけば、いつの日にか努力が実るということ。
56
藪をつついて蛇を出す
余計なことをしたせいで、自分に災難がふりかかることのたとえ。
57
骨折り損のくたびれもうけ
苦労ばかり多くて、何の利益にもならないこと。
58
焼け石に水
わずかな援助では効果がないこと。
59
好きこそものの上手なれ
好きでやることは熱心にやるし、熱心にやるからさらに上達していく。
60
火中の栗を拾う
あえて危険なことを冒すこと。
61
案ずるより産むが易し
前もって心配していたことも、やってみると案外たやすくできる。
62
絵に描いた餅
頭の中で考えただけで、実現する可能性のない計画、あるいは空想のこと。
63
犬も歩けば棒に当たる
いろいろなことをする人は災難にもあいやすい。
64
濡れ手で粟
大した苦労をせずに、利益を得ること。
65
雨降って地固まる
悪いことがあった後には、前よりもかえって良い状態になる。
66
泣き面に蜂
よくない時に、さらに不幸が重なること。
67
光陰矢のごとし
月日の過ぎるのが早いことのたとえ。
68
蛙の子は蛙
親が凡人であれば、親に似た子供も凡人にしかならないというように、子どもの才能や能力は親に似るということのたとえ。
69
枯れ木も山のにぎわい
つまらないものでもないよりはましである。
70
渡る世間に鬼はなし
この世の中には、鬼のように冷たい人ばかりではなく、思いやりのある優しい人も必ずいる。
71
月とすっぽん
比較にならないほどかけ離れている事のたとえ。
72
悪事千里を走る
悪いおこないはすぐに世間に知れ渡る。
73
やぶから棒
やぶの中から急に棒が突き出てくるように、突然思いがけないことが起こることのたとえ。
74
眉に唾をつける
だまされないよう用心する。
75
木を見て森を見ず
細かい点に注意しすぎて大きく全体をつかまない。
76
果報は寝て待て
幸運はあせらず待つのがよい。
77
馬子にも衣装
だれでも身なりを整えれば、立派に見えるものである。
78
百聞は一見にしかず
何事も実際に自分の目で見たほうが理解しやすい。
79
火中の栗を拾う
自分ではなく他人の利益のために、そそのかされ危険をおかし、酷い目にあうことのたとえ。
80
大山鳴動して鼠一匹
前触れや騒ぎばかりが大きい割には、実際は対した事が無かった事。結果が小さかった事。
81
寄らば大樹の陰
頼るならば、権力のあるものに頼ったほうがよいというたとえ。大きくて力のあるものに頼るほうが、安心できて得もするというたとえ。
82
瓜の蔓になすびはならぬ
平凡な親からは、優れた子は生まれない。
83
あいた口がふさがらぬ
あきれてものも言えない様子。
84
月夜に提灯
明るい月夜にちょうちんはいらないことから、不必要なもののたとえ。
85
後悔先に立たず
事が済んでから悔やんでも仕方がない。
86
下手の横好き
下手なくせに、その物事が好きで熱心である事。
87
猫に小判・豚に真珠
どんなに貴重な物でも、価値がわからないものには何の役にも立たないこと。
88
一寸先は闇
将来のことはまったく予測できないこと。
89
転ばぬ先の杖
失敗しないように前もって用心しておくこと。
90
爪に火をともす
油やろうそくに灯をともす代わりに爪に火をともすほど、ひどく倹約していること。
91
雉も鳴かずば撃たれまい
言わなくてよいことを言ってしまったために、よくないことがおこるということ。
92
まかぬ種は生えぬ
何もしないのに、よい結果を期待してもむだである。
93
嘘も方便
嘘をつくことは悪い事ですが、物事を円滑に進めるためや、より良い結果を得るための手段として、時には多少の嘘も許されるし、必要であるという意味です。
94
うそから出たまこと
うそを言ったつもりが、結果的に本当になってしまうこと。
95
損して得取れ
今は損をしても、将来に大きな利益を得られるようにせよ、ということ。
96
おぼれる者はわらをもつかむ
危険な目にあっているときは、どんなに頼りないものにでもすがろうとする。