問題一覧
1
減数分裂
配偶子形成の際に見られる細胞分裂
2
減数分裂の特徴
分裂が2回連続して起こる(第一分裂→第二分裂), 1つの母細胞から4つの娘細胞が生じる, 染色体数が半減する(第一分裂時に) 核相:2n→n, 相同染色体が対合→二価染色体を生じる
3
分裂する前の細胞 分裂によってできる細胞
母細胞, 娘細胞
4
分裂の前後で染色体数が変わらない分裂
体細胞分裂
5
細胞が分裂して娘細胞が生じ、娘細胞が母細胞になる一連の周期的な現象
細胞周期
6
減数分裂[第一分裂前期] 染色体が凝縮し_が_ →_を形成 染色体の_
相同染色体, 並行に並んで接着(対合), 二価染色体, 部分的な交換(乗換え)
7
減数分裂[第一分裂終期] 核膜と核小体が出現、紡錘体が消失し、染色体が分散 _が行われる
細胞質分裂
8
減数分裂[第二分裂] 核相の数
変わらない(n→n) DNA量は半減している
9
交配可能な個体からなる集団の遺伝子全体
遺伝子プール
10
遺伝子頻度
遺伝子プールにおいて一つの遺伝子座のアレルの頻度
11
ハーディ・ワインベルグの法則
集団の個体数が十分にある, 個体間に生存力や繁殖力の差がない, 交配における制限がなく完全に任意に交配する, 突然変異が生じない, 他の集団から隔離されており、個体の流入、流出がない, 自然選択が起きない
12
遺伝子型AaBbの個体どうしを交配した場合(独立)
AB:Ab:aB:ab=9:3:3:1
13
連鎖
同じ染色体上にある複数の遺伝子が染色体の動きに合わせて行動をともにする現象
14
乗り換えが起きないこと
完全連鎖
15
乗り換えが起きた場合のこと
不完全連鎖
16
遺伝子型AaBbでAとB、aとbがそれぞれ連鎖している 組み換えが起こった場合の遺伝子型とその比
AB:Ab:aB:ab=n:1:1:n
17
顕性の形質を示す個体の遺伝子型がホモ接合体であるかヘテロ接合体であるかは_との間で交雑を行った結果から検定することができること
潜性ホモ接合体, 検定交雑
18
組み換え価
連鎖している遺伝子間で起きる組み換えの頻度
19
【公式】 組み換え価
組換えを起こした個体数÷検定交雑により生じた全個体数×100
20
組換えの起こりやすさの条件
組換えは連鎖している遺伝子間の距離が離れているほど起こりやすい
21
実際の生物集団では世代を経ても遺伝子頻度は変化せず一定なのだろうか
実際の生物集団では生存率の差や突然変異、他の集団からの流出入、自然選択などが起こるため遺伝子頻度は変化する
22
昔の「進化」の定義
生物の形質が世代を経る中で変化していく現象
23
遺伝的浮動
偶然によって遺伝子頻度が変動する現象
24
遺伝的浮動によって集団内の遺伝子頻度が変化し生じる進化
中立進化
25
遺伝的浮動の影響は生物集団が小さいほど受けやすい
びん首効果
26
自然選択
生存や生殖に有利な形質を持つ個体が次世代により多くの子を残すこと
27
選択圧
自然選択を引き起こす要因
28
自然選択の結果、ある生物集団が次第にその環境に適した遺伝形質を持つ集団に変化すること
適応進化
29
マラリアが多発するアフリカ西部などでは鎌上赤血球症の原因遺伝子の頻度が他地域よりも高い
原因遺伝子をヘテロ接合でもつ人は生存率が高まる, 自然選択が働くため
30
性選択
配偶行動において、同性間、異性間にみられる相互作用が選択圧となるもの
31
生物が周囲の風景や他の生物と見分けがつかない魚や形に進化
擬態
32
共進化
異なる種の生物どうしが、生存や繁殖に影響を及ぼしながら互いの形質に適応進化する現象
33
DNAの塩基配列やタンパク質のアミノ酸配列などの分子に世代を経て見られる変化
分子進化
34
産業の急速な発展に伴い、煤煙による環境の暗色化に適応して、明色から暗色に変化した現象
工業暗化
35
同じ遺伝子がゲノム内に複数存在する現象
遺伝子重複
36
隔離とは
ある生物集団がもとの集団から別れ互いに交配困難になること
37
地形の変化(海面上昇や地殻変動)などによる隔離
地理的隔離
38
地理的隔離により遺伝的な差異が大きくなり、同じ場所に戻っても交配不能となること
生殖的隔離
39
地理的隔離に伴う種文化
異所的種文化
40
地理的隔離を伴わない種文化
同所的種文化
41
染色体の一部が失われること
欠失
42
染色体の一部が通常の逆向きになる
逆位
43
染色体の一部が切れて別の染色体につながる
転座
44
染色体の一部が繰り返される
重複
45
形態や発生、DNAの塩基配列などの共通性に基づいた生物のグループ分け
分類
46
人間にとって色別しやすい形態や日常生活との関係を基準に分類
人為分類
47
生物の進化の道筋に沿った類縁関係に基づく分類
系統分類
48
種
形態などの特徴が共通している, 交配可能で生殖能力をもつ子供が生まれる, 染色体数が同じ
49
種の表し方
二名法…リンネ (属名+種小名)=学名
50
分類階級
界、門、綱、目、科、属、種
51
DNAやタンパク質などの分子に生じる変化の速度
分子時計
52
系統樹の推定
平均距離法
53
進化の中間段階を示す化石の例
始祖鳥 →羽毛、翼とかぎ爪、歯、骨のある尾
54
界より上位の分類階級 _が提唱 さまざまな生物の_の塩基配列を解析 →原核生物には類縁性の小さい二つのグループ_と_が存在
ウッズ, リボソームRNA, 細菌(バクテリア), 古細菌(アーキア), ドメイン
55
五界説
ホイッタカーが提唱, モネラ界:原核生物 (独、従) 原生生物界:単細胞生物、藻類、粘菌 (独、従) 類 菌界:子のう菌類、担子菌類 (従) 植物界:光合成を行う多細胞生物 (独) 動物界:従属栄養の多細胞生物 (従)
56
古細菌の例
メタン菌、高度好塩菌、好熱好細菌、超好熱菌
57
連鎖している遺伝子のグループ
連鎖群
58
減数分裂の第一分裂の過程では対合している_染色体の間で乗り換えが起こる場合がある
相同
59
連鎖している3つの遺伝子の間の組み換え価を求めて相対的な位置を求めることができる方法
三点交雑
60
三点交雑により遺伝子の位置を示した染色体地図
連鎖地図
61
有利な遺伝子が集団中に広まったりする進化
自然選択
62
それぞれの対立遺伝子が含まれている割合をその対立遺伝子の_とよぶ
遺伝子頻度
63
DNAの塩基配列やタンパク質のアミノ酸配列の変化は自然選択に対して有利でも不利でもないものがほとんどであるという考え方
中立説
64
自然選択によらない遺伝子頻度や塩基配列の変化
中立進化
65
ある対立遺伝子の頻度が世代を経て変化することなど、種が形成されないレベルの変化のこと
小進化
66
種より高次の分類群が生じるような進化
大進化