問題一覧
1
地域子ども・子育て支援事業を実施するのは、次のうちどれか。
市町村
2
利用者支援事業とは、養育支援が特に必要であると判断した家庭に対し、保健師・助産師・保育士等がその居宅を訪問し、養育に関する指導、助言等を行うことにより、当該家庭の適切な養育の実施を確保することを目的とした訪問事業である。
✕
3
児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所又は児童委員を介して市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。これは、児童虐待防止法により決められている。
〇
4
児童福祉施設のうち、社会養護の施設(児童養護施設や乳児院等)、児童相談所の一時保護所や委託一時保護等の生活の場において、施設職員や里親等から虐待を受けることを、〇〇〇〇〇等虐待という。〇に当てはまる漢字を書きなさい。
被措置児童等虐待
5
あなたは子ども家庭支援センターのソーシャルワーカーです。 保健センターより連携の依頼がありました。Aさん(40歳)から電話で「今日子どもを怒鳴ってしまって・・・」とのことでした。Aさんは、生後6か月のB君を育てています。不妊治療を経て結婚9年目で妊娠。子育て環境を整えるために、出産前に一戸建て住宅を購入しました。出産は里帰りをし、念のため生後3か月まで里帰り先で過ごしました。パパママ学級や妊婦検診も受けています。 あなたは、子ども家庭支援センターの職員として、まずはどのような対応を行いますか。役割を踏まえて対応方法を記入しなさい。
虐待の可能性はないかの確認を行い、ないと判断した場合は、悩み事ごとがあったりしないか、夜はよく眠れていますか?などの声掛けから始める
6
平成28年度ひとり親世帯等調査結果報告によると、母子家庭も父子家庭も死別よりも離別が多いが、もともと児童扶養手当ができたときは死別が多かった。
〇
7
母子及び父子並びに寡婦福祉法に基づき、ひとり親家庭が安心して子育てと仕事の両立ができるように支援するのは、次のうち誰か。
母子・父子自立支援員
8
売春防止法に基づき、都道府県は配偶者暴力支援センターの機能を果たすように努めなれければならないとされた。
✕
9
あなたは児童相談所職員です。以下の事例を読んで、あなただったらどのような支援を検討しますか。社会資源を1つ入れて支援方法を答えなさい。(2点) 以前担当だったA子から「店を辞めたいんだけど」と入電。 A子はずっと家出を繰り返していた。18歳になり繁華街で男性から声をかけられると、A子の身の上話を聞いてくれた。そんな優しい男性はA子が泊まる場所がないとわかると、アパートへ連れていき、次の日新しいアルバイトと言われてついていくと、風俗店だった。 【A子の成育歴】酔っぱらった父が母を頻繁に殴り、暴れる度に警察が来た。母が家を出ていき、父子家庭で育った。中学になると家出を繰り返すため、何度か一時保護された。施設入所をかたくなに拒み、高校も中退した。
自立支援センターのようなものを勧める。 家庭環境・生育歴もあまり良いとは言えないので、家庭じゃない逃げ場や居場所ができるような社会資源を提案する。18歳という年齢なので、風俗やそういう関連のお店からも引き離すようにして支援を進める。
10
【不登校】とは、何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくてもできない状況にあるために年間問題5日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いた者である。 当てはまる数字を入れなさい。
30日
11
学校の教職員が教科指導以外の教育活動すべてを分担することをなんというか。
校務分掌
12
問題・課題を相談者(クライエント)自らの力によって解決出来るように支援することを何というか。
エンパワメント
13
あなたはSSWとしてインテーク面接で問題・課題と感じた部分を1つ挙げなさい。また、あなたどのような支援を検討しますか。 ひとり親家庭の父親からSCに相談申し込みがあった。「長女が万引きを繰り返していて困っている。長女は、どちらかといえば口数が少なくおとなしい性格だが、盗み癖があり、以前にも学校でほかの生徒のものを盗んで指導されたことがった。最近は、夜に家を抜け出すことがあって何度か警察に補導された。警察からも学校からも家庭でも厳しく注意しているにも関わらず改善されない。どうしたらよいのか」ということだった。相談申し込みを受けたSCから、父子のインテーク面接に、SSWも同席してほしいと要請があった。
父親と長女のコミュニケーションが適切に十分に取れているかがきになった。 長女がどういう気持ちなのか話して貰えるように、父子どちらもいる時の面談・父親だけの面談・長女だけの面談とわけて面談を行い、父親といる時の長女はどうなのかなど様子をみたり、話を聞きながら、家庭環境や学校での環境などに働きかける支援を検討する
14
少年法における【少年】とは何と定義されているでしょうか。
満20歳に満たない者
15
14歳未満で犯罪を犯した少年を何というか。
触法少年
16
福祉事務所を設置している自治体が、生活が困窮している人の相談を受けたり、就労支援等の自立支援を行っていく事業を何というか。
自立相談支援事業
17
以下の事例の中から、1つ問題・課題を挙げなさい。またそれに対する支援(社会資源を入れる)を答えなさい。 あなたはスクールソーシャルワーカーです。 高校生Nは、保健室で養護教諭に学校を辞めたいと打ち明けた。Nは成績がよいが遅刻や欠席が多く、親しい友人がいない。生活保護世帯で母と2人暮らし。母は精神疾患で通院しており、感情が不安定で、家事が滞りがちになる。Nは小学生のときは忘れ物が多いことや服装のことでいじめられた。また、母親は浪費が激しく、Nは通学定期代などをアルバイトで賄っており、学業との両立で疲弊していた。最近、母親不安感が激しく、Nの登校を引き止めたり、登校中に頻繁に帰宅を促すメッセージをSNSで送るようになった。 Nは今までさまざまな大変さを隠し続けてきた。
Nがアルバイト代で通学定期を賄っていて、それにより学業や生活に支障をきたしているので、生活保護の一時扶助など利用して、Nの負担が少しでも減るようにする。 あとは児童手当や児童扶養手当など、ひとり親家庭で18歳までが受けられる社会資源を勧める。
18
発達障害を持っている方が取得できる可能性がある手帳は次のうちどれか。
精神障害者保健福祉手帳
19
障害児とその家族へ支給される手当は次のうち、どれか。
特別児童扶養手当
20
次の事例について答えなさい。 あなたは巡回支援専門員です。 Aくん(男児4歳)は保育園で思い通りにならないと激しい癇癪を起して自分の要求が通るまで暴れてしまう。保育士はそのことを母に伝えるが、母は保育士の対応が悪いからと言っている。 Aくんは家でも思い通りにならないと激しく癇癪を起しており、母は同居中の祖父母からAくんの育て方が悪いと責められていた。そのため、母はAくんが癇癪を起さないように、Aくんの要求をすべて受け入れていた。 もしAくんが知的障害の疑いがあった場合には、どこで判定をしてもらうか。
児童相談所
21
問題3の事例において、Bくんは通所福祉サービスを利用することとなった。その場合には、どこで相談・申請を行うか。
市町村
22
障害者(児)を専門機関のみで対応するのではなく、地域や社会で将来にわたって、社会参加し社会に包容されて生きていくことを何というか。
インクルージョン
23
知的障害を持っている方が取得できる可能性がある手帳は次のうちどれか。
療育手帳
24
アドボゲイト(アドボゲート)とは、権利主張のできない子どもなどに代わってその権利を主張し支援することである。代弁者とも言う。
○
25
母子及び父子並びに募婦福祉法に基づき、ひとり親家庭が安心して子育てと仕事の両立ができるように支援するのは、次のうち誰か。
母子・父子自立支援員
26
スクールソーシャルワーカーが、学校へ出向いた際に、学校アセスメントも行うことが大切である。その1つが校務分掌の状況を把握することで、教職員との連携が図りやすくなる。
○
27
少年法とは、少年の健全な育成を期し、非行のある少年に対して性格の矯正及び環境の調整に関する保護処分を行うとともに、少年の刑事事件について特別の措置を講ずることを目的とする。
○