問題一覧
1
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (2) 外食率と食の外部化率の推移 近年のライフスタイルの変化等を背景に、食の外部化率が全国的に高い状況で推移しています。外食率と食の外部化率との間に開きが見られ、家庭で消費する中食が増加したも のと考えられます。 また、令和2年は、外食率、食の外部化率がAしていることから、新型コロナウイルス感染症等の影響に伴い、外食や外出を控えた傾向にあったことが考えられます。
急減
2
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (1) 肥満およびやせ等の状況 ■ 20 歳以上で、適正体重を維持している人(BMI18.5 以上 25未満)の割合は、男性 はA%、女性はB%である。 ■ 20歳以上の肥満の割合は、男性は41.6%、女性は24.8%で、C歳代の男性の約5割が肥満である。 ■ 20歳代の女性の20.6%が「やせ」である。
A 56.2 B 67.6 C 30〜50
3
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 ▪️A歳の男性は、「食べる速度が速い」「ゆっくりかんで食事をしない」者の方が、そうでない者に比べてBMIが有意に高い。 ▪️B歳、65歳以上の女性は、「食べる速度が速い」者がそうでない者に比べてBMI が有意に高い。
A 40〜64 B 20〜39
4
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (4) 食塩の摂取状況 ■ 1人1日あたりの食塩摂取量の平均値は、男性 8.7g*、女性 7.5g*である。平成 10年からの推移を見ると、男女ともに有意に減少しているが、1000kcalあたりの食塩摂取量では、5g〜6g で推移しており、有意な増減は見られない。 ■ 年齢階級別にみると、男性では、A歳代とB.歳以上、女性はB歳以上で最も高い。
A 20 B 70
5
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 ■ 1日あたりの食塩摂取量が、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で示す目標量(男性7.5g、女性 6.5g)*を超えている人の割合は、男女ともに約A割である。
6
6
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (2)栄養バランスに配慮した食生活 Q. 主食・主菜・副菜を3つそろえて食べることが1日に2回以上あるのは、週に何日ありますか。 ■主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日2回以上食べている状況について、「ほぼ毎日」の割合はA%となり、平成29年度と比較すると、基準値32.9%から47ポイント減少している。 ◼️目標値45 %
28.2
7
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (3) 朝食の摂取頻度 Q. あなたはふだん朝食を食べますか。 ■ 令和4年度の朝食の摂取頻度について、「ほとんど毎日食べる」割合は A% も高くなっている。
68.7
8
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (5) 生活習慣病の予防や改善に向けた食生活の実践 Q. 生活習慣病の予防や改善のために、あなたは、ふだんから適正体重の維持や減塩などに 気をつけた食生活を実践していますか。 ■ 生活習慣病の予防や改善に向けた食生活の実践について、「気をつけて実践している」の割合はA%で最も高くなっている。 ■ 平成29年度調査と比較すると、「いつも気をつけて実践している」と「気をつけて 実騰している!左合わせた割合は68ポイント低くなっている。
48.9
9
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (6) ふだんゆっくりよく噛んで食べているか Q. あなたは、ふだんゆっくりよく噛んで食べていますか。 ■ ふだんゆっくりよく噛んで食べているかについて、「ゆっくりよく噛んで食べている」と「どちらかといえばゆっくりよく噛んで食べている」を合わせた割合はA%となっている。 ■ 平成29年度調査と比較すると、「ゆっくりよく噛んで食べている」と「どちらかといえばゆっくりよく噛んで食べている」を合わせた割合は 3.5 ポイント低くなって 413.
40.6
10
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (7) 郷土料理や伝統料理などの伝承 Q. あなたは、郷士料理や伝統料理など、地域や家庭で受け継がれてきた料理や味、箸 づかいなどの食べ方・作法を受け継いでいますか。 (受け継いでいるを選んだ場合)地域や次世代に対して伝えていますか。 ■ 郷土料理や伝統料理などの自身の伝承の有無について、「受け継いでいない」の割合は 38.7%で最も高くなっている。地域や次世代への伝承の有無について、「伝えている」の割合はA%で最も高くなっている。
64.3
11
第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (8) 食品ロス削減のために意識して取組んでいること Q. あなたは、食べ残しを減らすなど、食品ロス削減のために意識して取組んでいますか。 ■ 食品ロス削減のために意識して取組んでいることについて、「取組んでいる」と「どちらかといえば取組んでいる」を合わせた割合はA%となっている。
78
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第3次計画の目標達成状況 第3次計画では、Aつの基本施策を設定、23の施策を展開し、その成果や達成度を把握するため、37 の指標及び目標値を設定しました。 目標値は、計画最終年度の令和4年度となっていますが、令和3年度時点の現状値を基 にした達成状況は下表のとおりです。
7
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第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 11「第4次沖縄県食育推進計画」(令和5年3月沖縄県)について、下の問いに答えよ。 第3章 施策の展開「(1) 子どもの発達段階に応じた食育の推進」についての文章ア~オのうち、正しいものの組み合わせとして最も適当なものを、次の4つの中から一つ選で、記号で答えよ。 ア 近年の子どもの食生活を取り巻く社会環境の変化等に伴い、偏った食事の嗜好性、食生活のれ、肥満や過度の痩身等、生活習慣病と食生活の関係が指摘されるなど、望ましい食習慣形成に向けた支援の充実が求められています。 イ 子どもの成長にとって、健全な食生活は健な心身と豊かな人間性を育むために欠かせないものであると同時に、将来の食習慣の形成大きな影響を与えるものであり、発達段階応じた食育の推進が重要です。 ウ 子どもがライフステージに応じ、食に対する興味・関心、食品の安全及び栄養に居る知識、食事の作法等、食に関する知識と選択する力を身につけ、生涯にわたって健全な生活を実践することができる能力を習得するための取組を推進する必要があります。 エ 貧困等の状況にある子どもに対する食育を推進するため、子ども食堂等での食事や共同調理、共食の機会の提供等、子どもが安心して過ごせる居場所への支援が必要です。 オ 子ども達の食育は、家庭や地域での食育の普及啓発に重要な役割を果たしていま家庭や地域、各学校、保育所等において、食に関する意識の向上を図るとともに、相密接な連携の下、農漁業体験等の食に関する豊かな体験活動が実施されるなど、様々な子ども達が楽しく食について学ぶことができるように努めます。
イ・エ・オ
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第3章 施策の展開 1 基本方針 キャッチフレーズ いつも笑顔で Aみんなで広げよう!食育のおおきな(わ)!
くわっちーさびら
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第3章 施策の展開 1 基本方針 4つの基本方針 1 Aを担う子ども達の心身の健康を支える食育の推進 2 健康長寿の維持・継承と健やかな暮らしを支える食育の推進 3 沖縄の食を支える持続可能な環境づくり 4 食育を支えるB環境づくり
次世代、地域
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【基本施策2】学校、保育所等における食育の推進 食べることは、心と体の発達に密接に関係していると言われ、特にA期は心身が著しく発達することから、食の嗜好(しこう)やBの形成に重要な時期です。 就学前の子どもが、成長や発達の段階に応じて健康な生活を基本とし、望ましいCを定着させることが重要であり、食に関する体験を積み重ねていくことができるよう、保育所等の果たすべき役割は大きいものがあります。
乳幼児、味覚、食習慣
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令和3年度に実施した県民健康・栄養調査結果によると、働き盛り世代(A〜64歳)の肥満の割合は全国平均を上回っています。特に、男性の30代から50代の割合が高く、 B人に1人が肥満という状況です。また、糖尿病や心筋梗塞、脳卒中等の生活習慣病を発症する危険性が高い「B(内臓脂肪症候群)」の該当者は男女ともに全国ワーストとなっています。食事の栄養バランスが乱れがちな働き盛り世代の健康状況の改善のためには、職場で食生活を意識する機会や管理栄養士などの専門家による健 康教育の推進が必要となります。
20、メタボリックシンドローム
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12A責任B責任 17Cで目標を達成しよう
つくる、つかう、パートナーシップ
19
14Aの豊かさを守ろう 15Bの豊かさも守ろう
海、陸
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また、地域の食文化等や食べ物の循環などの理解を深めるため、学校では、栄養教諭や学校栄養職員等をはじめ、生産者等の関係者による児童生徒への実践指導を行います。 近年のA化により、情報発信を通して県民運動の広がりが期待できるため、B.等のデジタル技術を活用した食育を推進していきます。具体的には、農林水産省が作成した 「C」を活用するほか、より多くの県民による主体的な運動となるよう、YouTube 等のソーシャルメディアをはじめとするICT 等のデジタル技術を活用 した効果的な情報発信を行います。
デジタル、ICT、デジタル食育ガイドブック
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基本方針④ 食育を支える地域環境づくり 食育推進計画と関連する主なSDGs 2[Aをゼロに] 飢餓を終わらせ、A及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する。 3[すべての人に健康とBを] あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、Bを促進する。 4[Cの高い教育をみんなに] すべての人に包摂的かつ公正なCの高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。 12[つくる責任 D責任] 持続可能な消費生産形態を確保する。 17[パートナーシップで目標を達成しよう] 多様なプレーヤーと共に目標を達成する。
飢餓、福祉、質、つかう
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3 SDGsの実現に向けた食育の取組 SDGs (持続可能なA)は、2015年の国連サミットで採択された B年までの達成を掲げた目標で、「誰一人取り残さない亅かっこ社会の実現を目指すものです。 17のゴール、169のターゲットが設定されており、環境・社会・経済にまたがる 統合的な取組が求められています。 食育の推進は、「SDGs アクションプラン 2021」で位置付けられており、SDGsの 達成に寄与するものです。
開発目標、2030
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第1章計画の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 しかしながら、若い世代のA率に大きな改善は見られず、成人(20歳以上) のB量や主食・主菜・副菜を組み合わせた食事をほぼ毎日食べている人(1日 2回以上)の割合は、第3次計画作成時と比較して悪化している等、依然として、食に関わる健康課題が見受けられることから、食生活と関連の深いCを予防するための取組が必要です。
朝食欠食、野菜摂取、生活習慣病
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第1章計画の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 そこで、これまでの食育推進の成果や食をめぐる現状や課題を踏まえて、「健康長寿おきなわ」を支えるAな食生活の実現、B食文化の継承・発展、地産地消等による食育の推進を目指し、本県の特性を生かした食育を総合的かつ計画的に推進するための指針として、「第4次沖縄県食育推進計画~食育おきなわCプラン~」 (以下「本計画」という。)を策定しました。
健全、豊かな、うまんちゅ
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第1章計画の基本的な考え方 (2)関係者に求められる役割 ①県民 食育の主役は県民であり、県民一人ひとり、その家族や地域の仲間が主体となって、「A」への意識を高め、それぞれの「B」を実践することが重要です。 県民一人ひとりが基礎的な食習慣や食に関する知識と実践する力を身につけることで、生涯にわたり心身の健康を増進する健全な食生活の実現に努めるものとします。 また、食育推進計画等に基づき実施される各種の食育活動に積極的に参加するなど、食育の意養や必要性について理解を深めるとともに、家庭や学校、地域や職域などで、その実践に努めるものとします。
食、食育
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第1章計画の基本的な考え方 (2)関係者に求められる役割 ② 県 食育に関するA啓発を行い、県民一人ひとりの食育に対する意識の高揚を図るとともに、身近で食育が実践できるBづくりに取り組みます。 また、市町村、学校、保育所、農林漁業者、食品関連事業者、ボランティア団体等と連携・協働を図りながら、食育に関する施策を総合的に推進し、食育を県民運動として展開します。
普及、環境
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第1章計画の基本的な考え方 (2)関係者に求められる役割 ③市町村 食育基本法において、市町村は、食育推進計画を作成するよう努めることとされています。県内各地で食育を推進するためには、全市町村で食育推進計画が作成され、県や関係機関・団体等と連携を図りながら、地域のAを活かした食育の推進に積極的に努めるものとします。
特色
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第1章計画の基本的な考え方 (2)関係者に求められる役割 ④ 教育・保育等関係者 学校、保育所等は、食育を教育及び保育の一環として位置付け、教職員の食育に係る知識の向上に努めるとともに、Aの整備に努めるものとします。 学校においては、給食の時間はもとより、各教科や総合的な学習の時間、農林漁業体験活動等を通じた食育の推進に取り組みます。
食育の推進体制
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第1章計画の基本的な考え方 (2)関係者に求められる役割 ⑤ 農林漁業者等 農林漁業に関する体験活動は、農林水産物の生産の過程を学び、県民の食生活が自然の恩恵の上に成り立っていることを実感し理解を深める上で重要です。 農林漁業者等は、学校、保育所等の教育関係者をはじめとした食育を推進する関係者等と連携し、幅広い世代に対して農林漁業に関するA等の受入れやBの取組を推進することとします。
体験活動、地産地消
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第1章計画の基本的な考え方 (2)関係者に求められる役割 ⑥食品関連事業者等 食の外部化が進展する中で、食品産業が県民の健全な食生活に果たす役割は大きくなっています。食品の製造、加工、流通、販売または食事の提供を行う事業者は、エネルギー・栄養素や食品衛生に関する情報の提供、栄養バランスのよい食品の提供、A活動等を通じて、栄養成分表示による食品のBの確保、健康やCに配慮した取組に努めるもとします。
食品ロス削減、安全性、環境
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第1章計画の基本的な考え方 (2)関係者に求められる役割 ⑦ 職場(事業者) 本県では、働き盛りの世代(20~64歳)のAが課題となっていることから、一日の大半を過ごす職場での食生活の改善に向けた食育の取組が重要になります。 事業者は、従業員が仕事と家庭を両立し、将来にわたって健康の維持増進ができるよう、健診後の保健指導・栄養指導の実施や健康に配慮した食事の提供、栄養、食生活等に関する積極的なBに努めます。
健康状態、情報提供
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第1章計画の基本的な考え方 1 計画策定の趣旨 また、A世帯の増加による家庭の状況やライフスタイルの多様化等を背景として、健康寿命を支えてきた伝統的なBが失われつつあることなどの課題もあります。 食育を県民運動として推進していくためには、行政による取組とともに、地域や家庭、学校、保育所等の多様な関係者との連携がますます必要となっています。
単独、食文化
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第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 ■A速度が速いとBMIとの関連をみると、男女ともに、A速度が速いほどBMI の平均値が高い。
食べる
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第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (3) 生活習慣病の状況 ▪️医療機関や健診での指摘事項について、「糖尿病」といわれたことがある者の割合は男性 23.0%、女性14.7%。「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」といわれたことがある者の割合は、男性 21.7%、女性7.1%。「高血圧」といわれたことがある者の割合は、男性 A%、女性 B%。「血中の脂質異常」といわれたことがある者の割合は男性 31.1%、女性27.7%である。
A 38.5 B 26.4
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第2章 食育と健康を取り巻く現状と課題 (3) 生活習慣病の状況 ▪️「糖尿病」・「メタボリック症候群」・「高血圧」・「血中の脂質異常」のいずれもいわれたことはない者*の割合は、男女ともに A歳代が最も高く年代があがるとともに減少する。男性では40歳代以降に大きく減少し、40歳代男性の約B割がいずれかの指摘を受けている。
A 20 B 8