問題一覧
1
137Csの半減期、平均エネルギー、半価層
半減期 30.2年(30.1671年) 平均エネルギー 662keV 半価層 7mmPd
2
温度気圧補正係数の略称
ktp
3
イオン再結合補正係数の略称
ks
4
極性効果補正の略称
kpol
5
温度気圧補正係数の式
写真参照
6
温度気圧補正係数において、温度が1度変化した場合と気圧が1hPa変化した場合では(① )の方が影響が大きい。また、同じ変化量に換算すると(② )の方が影響が大きい。
① 温度, ② 気圧
7
前立腺がんのα/β値
1.5Gy程度
8
前立腺がんの好発部位
外腺部(辺縁部)
9
α/β値が低い代表的な腫瘍
前立腺がん (乳がん)
10
緊急照射の適応は?3つ
転移性脊髄圧迫症 気道閉塞 SVC症候群
11
胃MALTリンパ腫の線量
1.5Gy/fr/20fr
12
胃MALTリンパ腫の原因の一つは?
90%の人にピロリ菌感染あり。
13
小児がんで割合が高いもの
白血病(30%) 脳腫瘍(25%) リンパ腫(10%)
14
CR、PR、SD、PDとは
CR 完全奏効 PR 部分奏効 SD 安定 PD 進行
15
B型C型肝炎ウィルスの感染経路は?
主に血液感染 B型に関しては垂直感染(母子感染)あり。
16
急性骨髄性白血病のCR率
65歳以上 60% 65歳未満 80%
17
肝臓がんの腫瘍マーカー
AFP PIVKA-Ⅱ
18
肺がんの腫瘍マーカー
NSE
19
膵臓がんの腫瘍マーカー
CA19-9
20
扁平上皮がんの腫瘍マーカー
SCC
21
腺がんの腫瘍マーカー
CEA
22
EBウィルスに関連する癌
上咽頭がん バーキットリンパ腫 ホジキンリンパ腫
23
ヘリコバクターピロリ菌に関する癌
胃がん
24
B型C型肝炎ウィルスに関する癌
肝臓がん
25
ヒトパピローマウィルスに関する癌
子宮頸がん 陰茎がん 外陰がん 肛門がん 膣がん 中咽頭がん 口腔がん
26
ヒトT細胞白血病ウィルスに関する癌
成人T細胞白血病
27
PSとは? 何段階ある?
日常生活などをどの程度できるかという全身 状態の評価スケール 0〜4の5段階評価
28
細胞周期の順番
M→G1→S→G2 (M→G1→G0→S→G2)
29
腫瘍体積倍加時間とは
腫瘍細胞の細胞分裂により、 腫瘍体積が2倍になる時間のこと
30
LQモデルではα/β値が小さいと肩はどうなる。 また、大きい場合はどうなる?
小さいと肩は大きくなり、 大きいと直線に近くなる
31
ビームデータは一度測定しておけば定期的な確認の必要はない。 正or誤
誤り ビームデータに関連する品質管理項目を 定期的または修理項目に応じて測定し、 確認しなければならない
32
ウェッジ角度は水5 cm深の等線量曲線とビーム中心軸との交差角である。 正or誤
誤 水10 cm深
33
ノンスキャンビームデータ測定時の検出器の設置は実効中心に合わせる。 正or誤
誤 幾何学中心 実効中心はスキャンデータ
34
スキャンビームデータ測定時の検出器の設置は幾何学中心に合わせる。 正or誤
誤 実効中心 幾何学的中心はノンスキャンデータ
35
電位計は電源を投入直後でも安定した指示値が得られる。 正or誤
誤 電源投入後はウォームアップ時間を十分にとって安定させてから使用する。
36
X線測定における実行中心と幾何学的中心の関係は?
実行中心は幾何学的中心より0.6r前壁側 (r:半径)
37
呼吸性移動対策(6つ)
酸素吸入 腹部圧迫 メトロノーム法 動体追跡照射法 呼吸同期路法 呼吸停止法
38
呼吸移動対策によって低減できるマージンは?、
インターナルマージン(IM)
39
TCPとは
tumor control probabilityの略 腫瘍制御率
40
NTCPとは
normal tissue complication probabilityの略 正常組織障害発生率
41
カルテの保存義務は何年?
5年
42
IGRTにおけるオンライン照合とオフライン照合の違いは?
オンライン照合 治療毎に画像取得し、補正すること オフライン照合 数日分のデータより補正量を割り出し、 次回の治療で用いること
43
2019年における死因の第1位は悪性新生物となっている。 正or誤
正
44
TNM分類では、判断が難しい場合は、重篤な症状の出現を考慮して、高い方の分類を選択する。 正or誤
誤 低い方を採用する
45
2010年代において、悪性新生物の5年相対生存率は全ての部位において、顕著に増加している。 正or誤
誤 基本的には増加しているが、膵臓がんに対しては依然と低いままである。
46
電子対生成が発生する閾値は?
1.022MeV以上の光子にて発生。 0.511MeV × 2
47
IGRTの利用によりマージンの縮小は可能であるが、脇床的には慎重に検討する必要がある。 正or誤
正 IGRTで補正しきれない誤差もあるため、慎重に検討する必要がある。
48
患者固定法の選択は照射時の精度に影響する。 正or誤
正 シミュレーション時に患者固定法を選択するが、毎回の照射にも影響する。
49
放射線治療計画装置で吸収線量を計算する場合CT値を直接利用することができる。 正or誤
誤 放射線治療計画装置で吸収線量を計算する場合(CT画像を利用する場合)CT値を電子濃度(電子密度?)に変換して計算を行う必要がある。
50
MUの独立検証方法(4つ)
手計算 市販のソフトウェア 異なるTPS 実測
51
オンライン補正は系統的不確かさと偶然不確かさを共に修正でき、特にデメリットはない。 正or誤
誤 毎回の位置照合による治療時間の延長や被ばく線量の増加などのデメリットもある。
52
固定具が同じであれば、別の施設でも同じセットアップマージンの値を使用できる。 正or誤
誤 患者の状態、照射方法の違い、セットアップに使える時間、技師の技量などの違いもあるため、各施設ごとに評価して設定する必要がある