問題一覧
1
生化学とは
生体を構成している構成成分を化学的な物質としてとらえ、生体内で起こる化学反応を取り扱う化学。
2
生体を構成する主要な元素(原子の種類):? ⇄微量でも生体の機能に関わる元素:?
酸素o.炭素c.水素h.窒素n. 微量元素
3
有機化合物以外の物質:、
無機化合物(水や二酸化炭素).無機物質(カルシウム、リン)
4
生体を構成する物質の体内での化学反応について研究する学問を何と呼ぶか。
生化学
5
生体内に多くに存在する、炭素に水素や酸素などが結合した分子を何と呼ぶか。
有機化合物
6
輸送体・チャネルなどのタンパク質を介した受動輸送の方法を何と呼ぶか。
促進輸送
7
酸素が特定の基質としか反応できない性質を何と呼ぶか
基質特異性
8
酸素の働きを妨げる作用を阻害と呼ぶが、活性部位に阻害剤が結合し、基質が結合できない阻害とは。
競合阻害
9
脂質の定義とは
生体を構成する物質のうち疎水性かつ脂溶性の物質。
10
脂肪酸のうち、炭素同士が二重結合していない脂肪酸の名称とは。
飽和脂肪酸
11
脂肪酸を複数のアセチルcoAへ分解する過程
β酸化
12
体内へ吸収された脂質を血管を介して運搬するために形成されるタンパク質と脂質の複合体の総称
キロミクロン
13
タンパク質の定義を答えよ
20種類のL-αアミノ酸が多数つながった高分子
14
人においてタンパク質を構成するアミノ酸は何種類あるか。
20種類
15
アミノ酸が体内でアミノ基転移酵素によってアミノ基が除去されることで産生される物質を何と呼ぶか。
α-ケト酸
16
タンパク質を構成する上で行われるアミノ酸同士の結合
ペプチド結合
17
ホルモン分泌量を安定化させる調節機構のうち下流のホルモンが上流のホルモン分泌を抑制するような仕組みを何と呼ぶか
負のフィードバック
18
視床下都ホルモンを受容した細胞が分泌し、一部はさらに他の器官のホルモン分泌を制御するホルモンは何であるか
下垂体前葉ホルモン
19
RNA で使用されている塩基4種類を全て答えよ(路号でも可)
A・U・G・C
20
塩基のうちプリン骨格を持つ塩基を2種類答えよ(路号でも可)。
A・G
21
核内においてDNAが巻き付いているタンパク質を何と呼ぶか、
ヒストン
22
DNAの複製時に2本のDNA鎖を開いていく方向と逆の方向に複製が進む側のDNA鎖を何と呼ぶか
ラギング鎖
23
DNA相補的な塩基対を形成する組み合わせが何であったかを思い出したい。 の図1の空欄の塩基を理めよ。
s
24
mRNA のスプライシング時に取り除かれる部分は何と呼ぶか
イントロン
25
下の図2の例にならって、右ページのコドン表を使いながら図3のmRNAから合成されるポリペプチド鎖を書き示せ
Met - Glu - Val - Met - Thr - Arg - GIn - Ala - Leu
26
原子とは? 原子を構成する粒子: 陽子の数によって決まる番号: 陽子の数亡中性子の数の和: 原子の種類が
陽子、中性子、電子 原子番号 質量数 元素
27
分子内の電子が不均一に分布した分子
極性分子
28
分子中の原子が正や負の電荷を帯びる
極性
29
分子内の電子が均一に分布した分子
無極性分子
30
複数の原子が化学結合して構成されたもの:
分子
31
化学物質の原子の構成を表記したもの。
化学式
32
化学物質の原子の構成を表記したもの
構造式
33
?原子が他の原子と結合するときの結合()の数 原子の種類ごとに決まっている ・炭素(C) ・窒素(N): ・酸素(0): ・水素(H):
原子価、4321
34
分子に含まれる原子のかたまり
原子団
35
有機化合物の炭素骨格に結合した基
官能基
36
多細胞生物のからだは階層性が形成されている、、4つ
器官系、器官、組織、細胞
37
(真校生物が持つ):核がある、細胞質中に細胞小器官をもつ (原核生物が持つ):細胞内に特定の仕切りが無い、特に核がない
真核細胞、原核細胞
38
細胞膜:?二重膜中に?が埋め込まれている(流動モザイクモデル)
リン脂質、タンパク質
39
酵素活性に?を必要とする酵素は教多く存在する 酵素を構成するタンパク質部位は?、補因子を結合した酵素を?と呼ぶ
補因子、アポ酵素、ホロ酵素
40
活性部位に競合阻害剤が結合し,基質が結合できない
競合阻害
41
補因子の有無、温度、pH等を変化させることにより酵素の活性を上下させる
アロステリック酵素
42
活性部位以外に阻害剤が結合し,酵素の性質(立体構造)が変化 これによって基質が結合できなくなる(阻剤が離れると活性は復活する) 阻害剤は酵素・酵素量質複合体の両方に結合する
非競合阻害
43
活性部位以外に阻毒剤が結合し,酵素の性質(立体構造)が変化 これによって基質が結合できなくなる(阻害剤が離れると活性は復活する) 阻害剤は酵素基質複合体のみに結合する
不競合阻害
44
酵素と阻書剤が強く結合する
不可逆酵素
45
一度酵素と結合した阻害剤が再び離れる、競合相害、不競合阻害、非競合阻害に大別
可逆酵素
46
受動輸送2つ、2個目にチャネルと輸送体のやつ
単純輸送、促進輸送
47
輸送にエネルギーが必要 ?が関与、濃度配に逆らって物質を移動させる
能動輸送、ポンプ
48
代謝とは、生体内で起こるすべての化学反応を?、?に大別される ?複雑な分子を単純な分子へ分解して? ??して単純な分子から複雑な分子を合成する
異化 同化 エネルギーを得る エネルギーを投資
49
基質結合できるくぼみ
活性部位
50
糖質とは 糖質の定義は「高級多価アルコール類のアルデヒド、ケト誘導体』 つまり・ ・分子中に?を多くもつ(高級) ?が複数含まれる(多価アルコール類) ?を含む(アルデヒド・ケトン誘導体) アルデヒド基を持つもの:? ケトン基を持つもの:?
炭素元素 ヒドロキシ基 アルデヒド基やケトン基 アルドース ケトース
51
これ以上小さな化合物に分解(加水分解)できない分子。基本単位
単糖
52
2個の単糖が結合(脱水縮合)で構成されるもの
二糖
53
多数の单糖が結合(脱水縮合) した糖
多糖
54
異性体のうち,分子同士の結合の順序が同じであるが立体的な配置が異なるもの
立体異性体
55
鏡写しの関係にはあるが、互いに重ね合わせることが出来ない異性体
鏡像異性体
56
4つの腕に別のものがついている 鏡写しの関係の異性体同士?、?に区別する
不斉炭素原子 D型、L型
57
鎖状構造の1番目の炭素(C)と5番目の炭素(C)につくヒドロキシ基が反応して生じた環状構造をとった異性体
アノマー
58
同一種類の多数の単糖がグリコシド結合したもの 2つ
ホモ多糖 でんぷん セルロース
59
2種類以上の多数の単糖がグリコシド結合したもの? タンパク質に糖鎖が結合したもの?
ヘテロ多糖 糖タンパク質
60
糖質の消化
でんぷん→オリゴ糖→単糖
61
炭化水素鎖とカルボキン酸(一cooh)からなる化合物
脂肪酸
62
脂肪酸の内、炭素同士が2重結合している脂肪酸
不飽和脂肪酸
63
?アルコールと脂肪酸がエステル結合したもの ?料理用油などの主成分):脂肪酸の数によって名前が変わる(多くはトリグリセリド ?(ロウソクなどの主成分、水からの防壁として使われる)
単純脂質 中性脂肪 ろう
64
?脂肪酸+アルコールと+aの物質が結合 ?細胞腹の脂質二重顔などの主成分):グリセロールを含むものはグリセロリン脂質 ?神経細胞などに多く存在):脂肪酸+スフィンゴシン+a
複合脂質 リン脂質 スフィンゴ脂質
65
疎水性部位・親水性部位を持つ
両親媒性
66
?単純脂質・複合脂質が加水分解してできた化合物のうち脂質の性質をもつもの ?細胞膜などに多く存在,ホルモンとしても働く):ステロイド骨格を持つ
誘導脂質 コレステロール
67
水に溶けない脂質はどのようにして体内を移動する? ?という複合体をとる
リポタンパク質
68
リポタンバク質は ?という物質にトリグリセリド・リン脂質・コレステロールが結合
アポリポタンパク質
69
タンパク質はアミノ酸が?結合で連なったもの
ペプチド
70
アミノ酸 ・?を中心とし????が結合 ・1つの炭素にアミノ酸・カルボキン量がついているアミノ酸をa-アミノ酸と呼ぶ ・側鎖が水素のHであるグリシン以外?を持つ ・アミノ酸は? アミノ基は?でカルボキシ基は?の両性電解質
炭素 側鎖R カルボキシ基cooh アミノ基NH2 水素H 鏡像異性体 水溶性 塩基性 酸性
71
吸収されたアミノ酸の一部はエネルギーや合成材料になる前に アミノ基転移酵素によってアミノ基(一NHz) が除去され ?に変換される
a-ケト酸
72
αーケト酸に変換された後に糖新生に参加するアミノ酸を?といい、脂肪酸合成に酸化するアミノ酸を?と呼ぶ
糖原生アミノ酸 ケト原生アミノ酸
73
アミノ酸はヒトが合成出来るかに注目してで①、②に大別できる ①は成長に伴い変化する ②はアミノ酸以外の物質から生合成出来る
必須アミノ酸/非必須アミノ酸
74
4つのビロール環がメチン橋(=HC-)でつながった環状化合物
ポルフィン
75
ポルフインに側鎖が結合したもの
ポルフィリン
76
ポルフィリンにFe2+が結合したもの。この鉄イオンに酸素分子が結合する。
ヘム
77
ヘムを含む生体分子 ①グロビンというサブユニットが4つ集まったタンパク質。各サブユニットにヘムが結合。 ②細胞内の酸化還元反応の中間電子伝達体として電子伝達系などで働く。また生体異物代謝の水酸化反応でも働く。
ヘモグロビン シトクロムp450
78
生体異物とは 本来生体内に存在しないのに生体内に入ってきた?や?、?の総称 多くは疎水性で、脂肪細胞に貯蔵される 具体的には以下の作用がある ①?細胞内の高分子と結合し細胞機能に障害をもたらす ②?生体内のタンパク質と結合することで免疫の排除対象となるもの ③?DNAに影響をもたらしがんを引き起こす 生体異物を外に排出する機構を?と呼び、主に肝臓で行われる解毒は、?、?の2段階で行われる
薬物 発がん物質 毒物 細胞毒性 ハプテン化 発がん 解毒 水酸化反応 抱合反応
79
解毒、 生体内触媒であるシトクロムP450が、生体異物にヒドロキシ基を結合させるこの反応にはNADPHを使う
水酸化反応
80
解毒、 新たに作られたヒドロキン基に特定の物質を結合させ、水溶性を上げ尿中に溶けやすくする反応
抱合反応
81
酸素分子よりも活性化された状態の酸素分子及びその関連物質(過酸化水容など)を指す。
活性酸素
82
内分泌組織で産生されて血中に分泌され、そこから離れた標的細胞で働く。 細胞が微量でもそれを受けとると生理作用を発揮する
ホルモン
83
ホルモンなどの伝達物質と特異的に結合し、 細胞内へ情報を伝えるタンパク質
受容体
84
生物が内部環境を一定の状態に保つ作用を?(生体恒常性)と呼ぶ ホルモンは生体内の代謝などを含む様々な機能の維持大きく関わる
ホメオスタシス
85
視床下部の細胞が毛細血管へ分泌するペプチドホルモン。下垂体でのホルモン放出を促進する。 例)副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン,甲状腺刺激ホルレモン放出ホルモン,”性腺刺激ホルモン放出ホルモン,成長ホルモン放出ホルモンなど
視床下部ホルモン
86
視床下部の細胞が軸索を伸ばして下垂体後葉で分されるホルモン。
下垂体後葉ホルモン
87
核内受容体に結合し、特定の遺伝子の発現調節を行う 成長や基礎代謝の調節に関わる 脳下垂体からの刺激で分泌
甲状腺ホルモン
88
骨吸収(古い骨の碳壊)を促進 「ビタミンD3の活性化→カルシウムの吸収促進
副甲状腺ホルモン
89
?脳下垂体からの刺激ホルモンで分泌促進。以下の2つがある ①タンパク質の分解・糖新生:炎症の抑制(抗炎症作用) ②腎臓におけるNa +の再吸収、K*の排泄に関わる(血圧上昇)
副腎皮質ホルモン 糖質コルチコイド 鉱質コルチコイド
90
受け取る細胞(受容体ごと)に機能が大きく異なる
副腎髄質ホルモン