問題一覧
1
質量阻止能の単位はどれか。
Jm²kg⁻¹
2
接頭語と倍数の組合せで誤っているのはどれか。
10²→c
3
物理量と単位の組合せで正しいものを2つ選べ。
シーマ→J・kg⁻¹, 質量阻止能→J・m²・kg⁻¹
4
物理量と単位の組合せで正しいものを2つ選べ。
カーマ→Jkg⁻¹, 質量エネルギー吸収係数→m²kg⁻¹
5
物理量と単位の組合せで誤っているのはどれか。
質量減弱係数→Jm²kg⁻¹
6
光子が1m²の照射面積を2秒間に10¹⁶個通過した。このときのフルエンス率はどれか。
5×10¹⁵
7
物理量と放射線の組合せで正しいものを2つ選べ。
カーマ→中性子線, 吸収線量→陽子線
8
物理量と放射線の組合せで正しいものを2つ選べ。
W値→陽子線, 照射線量→X線
9
物理量と放射線の組合せで正しいものを2つ選べ。
W値→炭素線, 質量エネルギー吸収係数→γ線
10
物理量と放射線の組合せで正しいものを2つ選べ。
カーマ→中性子, 質量エネルギー吸収係数→光子
11
荷電粒子線による吸収線量を算出するための物理量を2つ選べ。
エネルギーフルエンス, 質量エネルギー吸収係数
12
照射線量について正しいものを2つ選べ。
制動放射による電離を含めない。, エネルギーフルエンスに比例する。
13
ブラッググレイの空洞理論で正しいものを2つ選べ。
空洞内の電離電荷から媒質の吸収線量が求められる。, 質量衝突阻止能比がエネルギーで大きく変化しない。
14
ブラッググレイの空洞理論で正しいものを2つ選べ。
空洞内の電離量から物質の吸収線量を求める。, 空洞内での一次線の相互作用は無視できる。
15
GM計数管について正しいものを2つ選べ。
β線の検出が可能である。, 連続放電を停止させるためにクエンチングガスを用いる。
16
非荷電粒子のみに定義される量はどれか。
質量減弱係数
17
光子のみに定義されるのはどれか。
照射線量
18
W値の定義で正しいのはどれか。
気体中で1イオン対を生成するときに消費される平均エネルギー
19
陽子線と物質の相互作用で誤っているのはどれか。
コンプトン散乱
20
10MV以上のX線を発生させる加速器から中性子が放出される相互作用はどれか。
光核反応
21
微小容積V内で図のようなコンプトン散乱が発生した。カーマと吸収線量の組合せで正しいのはどれか。ただし、制動放射線は無視する。
カーマ→T₀ 吸収線量→T₀-T₁
22
鉛の1/10価層が0.203cmの単一エネルギー光子の質量減弱係数[cm²/g]はどれか。ただし、鉛の密度を11.3g/cm³、logₑ10=2.3とする。
1.00
23
衝突カーマを表す式はどれか。
Ψ・μen/ρ
24
カーマKを表す式はどれか。
K=Eφ・μtr/ρ
25
吸収線量Dを表す式はどれか。
D=Eφ・μen/ρ
26
照射線量Xを表す式はどれか。
X=Ψ・μen/ρ・e/W
27
線エネルギー転移係数μtrを用いて線エネルギー吸収係数を表すとき、正しいのはどれか。
(1-g)・μtr
28
重荷電粒子線で誤っているのはどれか。
衝突損失は運動エネルギーに比例する。
29
光子線の線量計測で誤っているのはどれか。
吸収線量には二次電子から発生する制動放射能線も寄与する。
30
吸収線量で正しいのはどれか。
熱量計によって絶対測定ができる。
31
光子線の線量計測で誤っているのはどれか。
照射線量には二次電子から発生する制動放射線による電荷が含まれる。
32
荷電粒子平衡で正しいのはどれか。
ビルドアップ領域とは荷電粒子平衡が成立するまでの深さである。
33
二次電子平衡で正しいのはどれか。
吸収線量は衝突カーマに等しい。
34
水吸収線量計測で電離箱中の気体の吸収線量に乗じるパラメータはどれか。
質量衝突阻止能比
35
ブラッググレイの空洞理論で誤っているのはどれか。
空気と物質の吸収線量の比は質量エネルギー吸収係数の比に等しい。
36
ブラッググレイの空洞理論によって表す式はどれか。
Q/m・W/e・(Scol/ρ)w/(Scol/ρ)air
37
媒質m中の小さな空洞内の気体g中に単位質量あたりM[C/kg]の電離電荷が生じたとき媒質mの吸収線量Dm[Gy]はどれか。ただし、気体に対する媒質の質量衝突阻止能比を(Scol/ρ)、気体のW値をW[eV]、素電荷をe[C]とする。
M・W/e・(Scol/ρ)m,g
38
照射線量が10⁻²C/kgのとき、空気の吸収線量は何Gyか。ただし、電子の電荷は1.6×10-¹⁹C、W値を33.97eV、1eV=1.6×10⁻¹⁹Jとする。
3.397×10⁻¹
39
電離箱線量計について正しいのはどれか。
一定強度のX線照射では気圧が高くなると電離電荷は増加する。
40
空洞電離箱線量計を用いた診断用X線の線量測定について正しいのはどれか。
温度気圧補正が必要である。
41
電離箱線量計の一般再結合損失に影響を与えないのはどれか。
印加電圧
42
標準計測法12の空洞電離箱の温度気圧補正係数の式で正しいのはどれか。ただし、測定時の温度をT[℃]、気圧をP[kPa]とする。
(273.2+T)/(273.2+22.0)・101.33/P
43
図はα線について気体検出器の印加電圧と計数率との関係を示している。GM計数管領域はどれか。
V
44
気体検出器の印加電圧と出力電流パルスの関係において、ガス増幅が起こり始める領域はどれか。
比例計数管
45
α線源とβ⁻線源の混合線源を2πガスフロー比例計数管で計測した場合の印加電圧による計数率の変化を図に示す。α線源の放射能[Bq]はどれか。ただし、α線、β⁻線に対する検出効率は1とする。
1000
46
端窓型GM計数装置による放射能絶対測定に必要ないものはどれか。
イオン再結合補正
47
GM計数管で正しいのはどれか。
出力信号は一次電離量に比例しない。
48
GM計数管で試料を10分間測定したところ1.2×10⁶カウントを得た。この場合の真の計数率[cpm]はどれか。ただし、この計数管の分解時間を100μsとする。
1.5×10⁵
49
分解時間200μsのGM計数管で放射能計測をしたところ計数率は15000cpmであった。この計数の数え落としの割合[%]はどれか。
5
50
気体の電離を利用した放射線検出器で誤っているのはどれか。
GM計数管は電離イオン対数に依存した大きさの出力パルスを得る。