問題一覧
1
あだし野の露の出典、作者、ジャンル、時代
徒然草, 兼好法師, 随筆, 鎌倉時代末期
2
あだし野とは
京都
3
消ゆる時なく
はかなく消えることがなく
4
煙
けぶり
5
習ひならば
あるのならば
6
いかにもののあはれもなからん
どんなにかものの情趣もないことだろうか
7
世は定めなきこそ
この世は無常であることこそ
8
いみじけれ
すばらしい
9
人ばかり久しきものはなし
人間ほど長生きするものはない
10
つくづくと一年を暮らすほど
しみじみと一年を暮らす程度
11
だにも
さえも
12
一年
ひととせ
13
こよなう
こよのう, この上なく
14
のどけしや
ゆったりとした気持ちになることよ
15
飽かず惜しと思はば
満足しないで惜しいと思うならば
16
心地こそせめ
気持ちがするだろう
17
住み果てぬ世に
住み通すことがない世界で
18
何かはせん
どうしようというのか、いや、どうにもならない
19
命長ければ
生きてる時間が長いと
20
四十
よそじ
21
死なんこそ、めやすかるべけれ
死ぬようなのが見苦しくないだろう
22
過ぎぬれば
過ぎてしまうと必ず
23
夕べの陽に
人生の晩生で
24
命をあらまし
命を期待して
25
貪る
むさぼる
26
もののあわれもしらずなりゆくなん
ものの情趣もわからなくなっていくのは
27
あさましき
なさけないことだ
28
助動詞(ん)
婉曲
29
無常=
はかなさ
30
正しく活用せよ いみじ あさまし
いみじけれ, あさましき
31
意味を答えよ 久しき のどけしや 出で交じらはん
長生きする, ゆったりとした気持ちになる, 交際する
32
あだし野の露、鳥部山の煙の象徴と同じ性質をもつもの
定めなきもの, かげろふ, 蟬
33
(惜し)と思っているものは何か
命
34
(何かはせん)の作者の心情
反感
35
めやすかるべけれ
見苦しくないだろう
36
べけれ=
べし
37
(そのほど)は何を指すか
四十
38
栄ゆく末を見んまでの命をあらまし
子孫が栄えていく末を期待して
39
わびしき
つらい
40
おぼゆる
思われる
41
おもしろき
趣深く
42
けしき
様子
43
おこたる
病気がよくなる
44
きようず
おもしろがる
45
こころにくし
奥ゆかしい
46
わりなし
道理に合わない
47
かたみに
たがいに
48
まさなし
見苦しい
49
あやにくなり
ひどい
50
まばゆし
見ていられない
51
しどけなし
無造作だ
52
しな
身分
53
とみなり
急だ
54
ここら
たくさん
55
くまなし
暗いところがない
56
うれふ
訴える
57
あるじす
客にごちそうする
58
さはる
妨げられる
59
せちなり
切実だ
60
いたはる
骨を折る
61
さる
避ける
62
せうそこ
手紙
63
まめやかなり
まじめだ
64
もてなす
振る舞う
65
こころぐるし
気の毒だ
66
よのなか
男女の仲
67
あくがる
さまよい出る
68
ふるさと
古都
69
徒歩より
歩いて
70
したため
処理し
71
なまめかしう
優美で
72
をこがましく
愚かしく
73
おとなひ
手紙を出し
74
雲居
天井
75
やをら
そっと
76
さかしき
気が利いている
77
こまやかなる
色が濃い
78
ためらひ
気を静め
79
つたなき
劣っている
80
すみ
通って
81
やすらふ
とどまる
82
あたらしき
もったいない
83
優なる
優美な
84
いまめかしき
現代風な
85
おぼろけ
並々ではない
86
しる
土地を領有する
87
なのめならむ
並一通りであろう
88
心やすくて
気楽な
89
かぎり
最期
90
うたて
いやなことに
91
とが
罪
92
めやすかるべけれ
見苦しくない
93
やがて
そのまま
94
なつかし
心ひかれる