問題一覧
1
ASA分類のClass1の患者の状態
健康で鑑別できる疾患がない
2
ASA分類のClass2の患者の状態
健康であるが局所的疾患のみもしくは軽度の全身性疾患を有する
3
ASA分類のClass3の患者の状態
重度の全身性疾患を有する
4
ASA分類のClass4の患者の状態
重度の生命に関わる全身性疾患を有する
5
ASA分類のClass5の患者の状態
瀕死状態 手術の有無に関わらず24時間以上の生存が期待できない
6
術野洗浄に使用されるスクラブ2つ また、粘膜に使用できるものはどっちか
1、ポピドンヨードスクラブ(粘膜) 2、クロルヘキシジンスクラブ
7
術野消毒に使用される消毒液3つ また、粘膜に使用できるものはどれか
1、70%消毒用イソプロピルアルコール(エタノール) 2、4%クロルヘキシジン溶液 3、10%ポピドンヨード溶液(粘膜)
8
毛刈り消毒の方法で絶対にしてはいけないことはなにか
逆戻り
9
腹部の毛刈り消毒時、どの方向に拭き切るか
陰部の方
10
四肢は毛刈り後、どの方向へ洗浄するか
足先から下へ洗浄する
11
五感を使った麻酔モニタリングの「眼瞼/角膜反射」は何を見ているのか
眼瞼への刺激に対する動物の反応から麻酔の深さ
12
五感を使った麻酔モニタリングの「眼瞼/角膜反射」はどこに注目するべきか
眼瞼反射の有無
13
眼瞼反射があった場合考えられることはなにか また、何の薬は眼瞼反射が残りやすいか
麻酔不足 薬、プロポフォール
14
五感を使った麻酔モニタリングの「眼瞼/角膜反射」の落とし穴はなにか
一か八か的な反射の経過
15
五感を使った麻酔モニタリングの「瞳孔の大きさ」は何を見ているのか
麻酔の深さによって変化する瞳孔のサイズ
16
瞳孔の適切なサイズはなにか
大きく見開いていなく、リラックスしている
17
五感を使った麻酔モニタリングの「瞳孔の大きさ」の落とし穴は何を使った時は使えないか
併用薬(ケタミンやアトロピン)
18
ケタミンを使うとどうして瞳孔の大きさを見れないか
副作用で瞳孔散大があるため
19
五感を使った麻酔モニタリングの「可視粘膜色の色調」は何を見ているか
末梢組織への酸素,血流供給程度
20
五感を使った麻酔モニタリングの「可視粘膜色の色調」の落とし穴は感度が低いが何の薬を使うとかかりかけ白っぽくなるか
メデトミジン
21
麻酔モニタリング時、眼球の位置はどうなっているかいいか
眼球は落ちる=白目むく
22
五感を使った麻酔モニタリングの「心音/呼吸音」は何を見ているのか2つ
1、心臓の働きにより発せられる音(弁の開閉,血流) 2、呼吸が肺に出入りするおと
23
五感を使った麻酔モニタリングの「脈圧」は何を見ているのか
血圧の差(収縮期血圧と拡張期血圧)
24
五感を使った麻酔モニタリングの「脈圧」はどこに注目するべきか
触れるかどうか
25
脈圧が触れるということは何mmHg以上あるということか
60mmHg以上
26
五感を使った麻酔モニタリングの「心拍数/脈拍数」はどこを見ているか
心臓の拍動とそれに対する血管の収縮
27
心拍数の正常値
100~120回/分
28
五感を使った麻酔モニタリングの「呼吸数」は何を見ているのか
換気の総合的評価指標としての数
29
五感を使った麻酔モニタリングの「呼吸数」はどこに注目すべきか3つ
1、胸郭の動き 2、呼気,吸気弁の働き 3、カプノグラム
30
呼吸数の正常値
8~12回/分
31
循環器系のモニタリングは何をモニターするか 動物の𓏸𓏸が維持され、𓏸𓏸で代謝されているか
動物の血液循環が維持され、末梢で代謝がなされているかどうか
32
心電図の略語
ECG
33
心拍数の略語
HR
34
脈拍数の略語
PR
35
動脈圧の略語
ARP
36
脈圧の略語
PP
37
可視粘膜色の色調の略語
VMC
38
毛細血管再充満時間の略語
CRT
39
心拍数を低下させる薬4つ
1、フェンタニル 2、メデトミジン 3、セボフルラン 4、イソフルラン
40
心拍数が高くなる原因はなにか
個体のO2低下
41
麻酔モニタリング時の不整脈の原因はなにか2つ
1、迷走神経反射 2、低酸素
42
麻酔モニタリング時、心電図波形のP波はどんな波形か
心房の興奮時に生じる
43
麻酔モニタリング時の心電図波形のQRS波はどんな波形か
心室の興奮時に生じる波形
44
麻酔モニタリングの心電図波形のT波はどんな時に生じる波形か
心室の興奮からの回復時に生じる
45
刺激伝導系を順番に
洞結節→房室結節→ヒス束→右脚左脚→プルキンエ繊維
46
心房と心室の伝導が全く繋がらず、バラバラに収縮する心電図波形をなんというか
完全房室ブロック
47
早いタイミングでの収縮、本来収縮が起こらない場所からの収縮の心電図波形をなんというか
心室期外収縮
48
心臓のモニタリング項目3つ
1、心拍数 2、心拍リズム 3、脈の性状 4、CRTの延長 5、粘膜色
49
心電図波形の心室期外収縮でPVC(VPC)が直前のT波に乗っていることをなんというか
RonT(アールオンティ)
50
心室期外収縮の波形の中で、1番危険な波形はなにか
RonT(アールオンティ)
51
PVC(VPC)何回/分で治療開始か
30回/分
52
心室が小刻みに震えて、全身に血液を送ることが出来ない状態の心電図波形をなんというか
心室細動(VF)
53
心電図波形の「細動,粗動」はどんな状態か また、何を行うか
心停止直前 除細動を行う
54
血圧の略語
BP
55
平均血圧の正常値
80~120mmHg
56
麻酔時、血圧のモニタリングで注意するべきことはなにか
低血圧
57
非観血的測定方法を別名なんというか
オシロメトリック法
58
血圧の測定時、カフを巻く位置はどこか
心臓と同じ高さ
59
なぜ血圧測定は重要なのか3つ
1、循環評価の1部を担う 2、心拍出量(CO)の想定することに繋げる 3、重要臓器の血流の維持
60
血流の25%はどこへ行くか
腎臓
61
心拍出量とはなにか
1分間に心臓が送り出す血液量
62
尿量の正常値
1~2ml/kg/hr
63
尿量低下のことをなんというか
乏尿
64
血圧を上げ、利尿作用がある薬はなにか
ドパミン
65
徐脈に対しての緊急薬2つ
1、硫酸アトロピン(抗コリン薬) 2、グリコピロレート
66
不整脈に対しての緊急薬3つ
1、リドカイン(抗不整脈薬) 2、プロプラノロール 3、プロカインアミド
67
血圧低下時の対処法2つ
1、輸液量の増加,急速投与 2、薬物投与
68
血圧低下時の緊急薬2つ
1、ドパミン 2、アドレナリン
69
麻酔モニタリング時の呼吸器系のモニタリングは何をするか
動物が十分に酸素化され、同時に適切に換気されているかどうか
70
動物が十分に酸素化されているか見る方法
末梢血中酸素飽和度(Spo2)
71
Spo2の正常グラフ波形をなんというか
プレチスモグラフ
72
動脈血中酸素飽和度(Spo2)の測定機器
パルスオキシメーター
73
動脈血中酸素飽和度(Spo2)の正常値
95%以上
74
動脈血中酸素飽和度(Spo2)の問題点はなにか
100%酸素吸入下では低酸素の検出が困難
75
麻酔モニタリング時の呼吸器系のモニタリングで換気状態のモニターの評価方法
カプノグラムによる評価
76
カプノグラムの正常値
40mmHg前後
77
カプノグラムが高値を示す原因3つ
1、低換気 2、高体温 3、気管チューブのねじれ
78
カプノグラムが高値を示した時に生じる問題と対処法
問題点、中枢,交感神経の刺激 対処法、吸入酸素濃度不足の確認
79
カプノグラムが低値を示した時の原因4つ
1、過換気 2、低体温 3、出血 4、代謝不全
80
カプノグラムが低値を示した時に生じる問題とその対処法
問題点、血管収縮→脳血流減少 対処法、保温,適切な循環状態を保つ
81
麻酔モニタリング時の体温は何度に維持するか
37~39度に維持
82
麻酔モニタリング時の体温のモニタリングで保温する際に注意するべき犬種 また理由
犬種、大型犬,寒冷地犬 理由、熱がこもりやすい
83
麻酔モニタリング時の体温低下が悪い理由
麻酔からの覚醒遅延
84
麻酔モニタリングの体温のモニタリングの時体温低下を防ぐために行うこと3つ
1、手術室の温度調整 2、患者の加熱 3、温めた輸液剤の投与