問題一覧
1
病理解剖の意義で正しいのはどれか。
臨床診断の評価と治療効果の検証
2
生検の試料となるのはどれか
病巣の試験切除によって得られた検体
3
光学顕微鏡で観察するときの病理標本の厚さはどれか
3~5μm
4
組織標本の一般染色法はどれか
ヘマトキシリン・エオジン染色
5
病理標本の一般染色法はどれか
ヘマトキシリン・エオジン染色
6
ヘマトキシリン・エオジン染色で、核が染色される色はどれか。
青藍色
7
抗原抗体反応を利用した染色法はどれか
免疫組織化学
8
アミロイド沈着の検出に用いられる染色法はどれか
コンゴー赤染色
9
脂肪を検出するのに用いられる染色法はどれか
オイルレッドO染色
10
誤っている組み合わせはどれか
電子顕微鏡観察_遺伝子配列の同定
11
系統解剖(正常解剖)の例は何か。
学生の解剖実習
12
系統解剖の目的は❓な状態の形態観察である。
人体の正常
13
法医解剖の対象は❓死体である
異状
14
司法解剖は犯罪死体、変死体を対象に行われるがその目的は異状死体の死因究明による、❓の立証、❓の判断である。
犯罪, 犯罪性の有無
15
行政解剖の対象は非犯罪死体である その目的は❓である。
公衆衛生の向上
16
健康とは①的、②的、③的に完全に良好な状態であること。である
身体, 精神, 社会
17
生理学的な健康とは❓(生体恒常性)が維持されている状態である。
ホメオスタシス
18
自覚症状 1.だるい▶︎❓ 2.痛い▶︎❓ 3.せき▶︎❓ 4.吐き気▶︎❓ 5.吐く▶︎❓ 6.めまい▶︎❓
倦怠感, 疼痛, 咳嗽, 悪心, 嘔吐, 眩暈
19
病気の言い換えを2つ答えよ
疾病, 疾患
20
病気になって起こる身体や精神の変化を❓という
病変
21
病変によって生じる種々の病的現象を❓という
症状
22
症状は❓とも病状とも言う
症候
23
病気の原因を病因と言うが、病因のうち生体内の因子を❓という
内因
24
病因のうち外部から生体に与えられる因子を❓という
外因
25
発病して急激に進行する経過のことを❓という
急性
26
発病して緩慢に進行する経過のことを❓という
慢性
27
病気や病気に対する治療行為による症状の経過や結果のことを❓という
転帰
28
一時的な改善のことを❓という
寛解
29
病気や病気に対する治療行為による経過、終末に関する医学的な予測のことを❓という
予後
30
病気の最終段階で死が予測されること
予後不良
31
病原体が生体に侵入し、生体に定着し増殖すること
感染
32
感染により病変が形成それたり病状が発言したりすること
感染症
33
感染から感染症になるまでの期間
潜伏期
34
感染しても発症しないもの
不顕性感染
35
複数の症状や所見を呈する"病的な状態"のことを❓という
症候群
36
病気は大きく生まれながらの病気である❓と生後発生する病気である❓の2つに分類される。
先天性疾患, 後天性疾患
37
先天性疾患 ①遺伝性疾患:遺伝子に異常があって生じ一定の家庭内に発生する。例)❓
血友病
38
先天性疾患 ②染色体異常:染色体の数や構造の異常 例)❓
ダウン症
39
先天性疾患 ③奇形 例)❓、先天性風疹症候群など
アザラシ肢症
40
臓器などの異常により症状が出現する病気を❓疾患という
器質的
41
臓器などに異常が見られないが症状が出現する病気のことを❓疾患という
機能的
42
原因不明の病気のことを❓・❓疾患という 例)本態性高血圧
本態性, 突発性
43
2つ以上の病気が生じた場合の最初に生じた病気、または原因不明の病気のことを❓疾患という
原発性
44
原発性疾患の影響で発生した病気のことを❓疾患という
続発性
45
病気になって起こる身体や精神の変化(細胞、組織、臓器)の形態変化のことを❓という
病変
46
傷害因子対し生態が❓(負け)に対応するものを❓という
受動的, 退行性病変
47
退行性病変の例を3つ答えよ
萎縮, 変性, 壊死
48
傷害因子に対し生体が❓(勝ち)に対応するものを❓という
能動的, 進行性病変
49
進行性病変の例を3つ答えよ(化生、創傷治癒以外)
肥大, 過形成, 再生
50
正常に発育した組織や臓器が何らかの原因で小さくなること
萎縮
51
萎縮の種類として 1.細胞の容積が減少する❓ 2.細胞の数が減少する❓ 3.細胞の容積も数も減少する
単純萎縮, 数的萎縮
52
単純萎縮とはどのような萎縮か
細胞の容積が減少する
53
数的萎縮とはどのような萎縮か
細胞の数が減少する
54
生体ほとんど全ての臓器で均等に萎縮が見られる
全身萎縮
55
特定の部位に限局して萎縮が見られる
局所萎縮
56
臓器が正常の大きさに達しない状態
低形成
57
臓器の発育がない状態
無形成
58
生理的に起こる萎縮のこと
生理的萎縮
59
【生理的萎縮】 華麗に伴い、萎縮での身長の減少 (脳、心、肝、筋、皮膚など臓器の縮小が見られる)
老人性萎縮
60
比較的若い頃から始まる臓器の縮小 例)思春期前後から始まる❓の退縮
胸腺
61
胸腺とは免疫に関わる(❓の成熟を担う)
T細胞
62
局所の循環障害に伴う酸素、栄養の不足による萎縮
貧血性萎縮
63
【貧血性萎縮】 動脈硬化による局性の循環障害が原因となっている萎縮
動脈硬化性萎縮
64
局所の持続的な圧迫による臓器自体の機能低下や組織内の循環障害に伴う酸素の不足による萎縮を❓ 例)腫瘍や動脈瘤などの圧迫による臓器萎縮
圧迫性萎縮
65
【圧迫性萎縮】 コルセットや帯を長時間着用した際に肝表面に横溝が形成された肝
コルセット肝
66
水腎症とは尿管に❓や❓があり、尿管が閉塞して尿が下降できなくなる病気 ▶︎❓にうっ滞する ▶︎腎盂は拡張、❓は圧迫され❓する ▶︎❓の非薄化▶︎腎機能低下
尿路結石, 腫瘍, 腎盂, 腎実質, 萎縮, 腎実質
67
臓器・組織が機能を果たせないために起こる萎縮
廃用性萎縮
68
長期臥床(寝たきり)、長期間のギプス固定などの筋萎縮が挙げられる萎縮を❓
無為性萎縮
69
【廃用性萎縮】 ❓:神経の障害による臓器、組織の萎縮 例)❓▶︎骨格筋を支配する運動組織の病変による筋萎縮 例)❓(ALS)、❓、多発性神経炎
神経性萎縮, 神経原性筋萎縮, 筋萎縮性側索硬化症, 脊髄前角炎
70
【廃用性萎縮】 ❓:骨格筋自体の病変による筋の萎縮、壊死、変性 例)❓ (注)筋原性筋萎縮と神経原性筋萎縮とは区別 筋原性筋萎縮は廃用性萎縮では無い
筋原性筋萎縮, 筋ジストロフィー
71
❓:ホルモンの影響を大きく受けている臓器がホルモン分泌低下に伴って萎縮するもの 例)女性ホルモン低下に伴う▶︎乳腺、子宮、卵巣の萎縮 男性ホルモン低下に伴う▶︎精巣の萎縮 ❓長期投与による❓の萎縮(廃用性)
内分泌性萎縮, ステロイド, 副腎
72
❓:細胞内外に正常な物質が過剰に付着したり、異常な物質が沈着したりして細胞が正常な状態と異なる形態を示すこと
変性
73
❓:細胞が腫大、細胞内に微細類粒が出現 →細胞質が不透明になり混濁した状態(臓器が大きくなり、白っぽく)
混濁腫脹
74
混濁腫張後、ミトコンドリアのみならず、他の細胞小器官も膨化し細胞に大小の空胞が生じた場合を❓
空胞変性
75
細胞の容積が増大▶︎① 細胞の数が増大▶︎②
肥大, 過形成
76
臓器が実質細胞以外の細胞によって容積をました場合 ▶︎① ①の例)❓における❓
仮性肥大, 進行性筋ジストロフィー, 骨格筋