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臨床医学
  • あめぴ

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  • 1

    1.炎症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 出血は、 炎症の4徴に含まれる。 (2) ヒスタミンは、血管透過性を亢進させる。 (3) 炎症性サイトカインは、赤血球に由来する。 (4) 炎症が存在すると、CRP (C反応性タンパク質)値が低下する。 (5) アポトーシスは、 炎症を伴う。

    2

  • 2

    2.症候に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) クスマウル呼吸は、 COPDで見られる。 (2)黄疸は、激しい溶血の時にみられる。 (3)JCS (Japan Coma Scale) は、 循環機能の指標である。 (4)喀血は、 消化管からの出血である。 (5)ショックでは、 血圧が上昇している。

    2

  • 3

    3.疾患に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)浮腫は、 血漿膠質浸透圧が上昇すると生じる。 (2)高血圧症の心室筋は、 過形成をきたしやすい。 (3)肉芽組織は、炎症の急性期に形成される。 (4)瘢痕組織は、再生組織の一種である。 (5)自発呼吸の消失は、脳死判定に含まれる。

    5

  • 4

    4.臨床検査に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 検査における基準値は、健常人の75%が示す測定値である。 (2) BUN (尿素室素) は、 高タンパク食後に減少する。 (3)肝機能が低下すると、γグロブリン分画が低下する。 (4) スパイログラムは、残気量を測定できる。 (5) 超音波検査は、動いているものを記録できる。

    5

  • 5

    5. 栄養·代謝に関する生理活性物質とその働きの組合せである。 最も適当なのはどれか。 (1) GLP-1 - 胃内容物排出抑制 (2) レプチン - 血糖低下 (3)グレリン - 摂食抑制 (4)セクレチン - 膵消化酵素産生増加 (5)インスリン - グリコーゲン分解

    1

  • 6

    6.栄養障害に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)クワシオルコル型栄養障害は、タンパク質が不足している。 (2)夜盲症は、ビタミンE欠乏で起こる。 (3)神経管閉鎖障害は、亜鉛欠乏で起こる。 (4)葉酸欠乏は、神経症状を認める。 (5)乳酸アシドーシスは、ビタミンB6欠乏で起こる。

    1

  • 7

    7. メタボリック症候群で減少するサイトカインである。正しいのはどれか。 (1) アディポネクチン (2) INFγ (3) TNF-a (4) PAL-1 (5) レプチン

    2

  • 8

    8.インクレチンと呼ばれる消化管ホルモンである。正しいのはどれか。 (1) GIP (2) GH (3) IGF-1 (4) レジスチン (5) セクレチン

    1

  • 9

    9.肥満に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)わが国では、BMI 23 以上を肥満とする。 (2) 内臓脂肪の蓄積は、代謝異常を伴いやすい。 (3) 肥満は、骨粗鬆症のリスク因子である。 (4) 肥満症は、健康障害を伴わない肥満の状態を指す。 (5) LDLコレステロールは、メタボリックシンドロームの診断基準に含まれる。

    2

  • 10

    10.糖尿病の診断に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 尿糖陽性は、診断基準に含まれる。 (2) 経口グルコース負荷試験は、診断に使われる。 (3) 随時血糖126mg/dL以上は、糖尿病型である。 (4) HbA1cは、7.0%以上を糖尿病型とする。 (5) HbA1cは、過去1~2週間の血糖値を反映する。

    2

  • 11

    11.2型糖尿病と比べた、1型糖尿病の病態・治療の特徴である。正しいのはどれか。 (1) 遺伝因子が濃厚 (2) 肥満症が多い (3) 尿中Cペプチド排泄量が増加 (4) 抗GAD (グルタミン酸脱炭酸酵素)抗体が陽性 (5) 経口血糖降下薬により治療を開始

    4

  • 12

    12. 糖尿病腎症第2期の病態である。正しいのはどれか。 (1)尿ケトン体 2+ (2) 微量アルブミン尿 (3) 顕性アルブミン尿 (4) ネフローゼ症候群 (5) GFR 30mL/分末満

    2

  • 13

    13.脂質異常症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) カイロミクロンは、肝臓で合成される。 (2) LDL受容体に異常があると、血清総コレステロール値は増加する。 (3) LDLコレステロール値150mg/dL以上を、高LDLコレステロール血症と診断する。 (4) 高HDLコレステロール血症は、動脈硬化のリスク因子である。 (5) アキレス腱黄色腫は、中性脂肪の蓄積によるものが多い。

    2

  • 14

    14.高尿酸血症・痛風に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) グルタミン酸は、尿酸生成の材料となる。 (2) 尿酸の血中における溶解度は、7.0mg/dLである。 (3) 痛風は、若い女性に多い。 (4) 痛風発作の好発部位は、膝、股関節である。 (5) pHがアルカリ性に傾くほど、尿酸は結晶化しやすい。

    2

  • 15

    15.食道・胃疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 逆流性食道炎の症状は、喉の痛みである。 (2) 食道裂孔ヘルニアは、逆流性食道炎の原因となる。 (3) わが国の食道がんは、腺がんの頻度が高い。 (4) NSAID (非ステロイド系抗炎症薬)は、胃潰瘍発生を抑制する。 (5) ヘリコバクター・ピロリ菌は、酪酸を生成する。

    2

  • 16

    16.胃切除後の病態に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 鉄の吸収は、変わらない。 (2) 血糖値の上昇は、穏やかになる。 (3) 術後すぐに、悪性貧血を発症する。 (4) 二次性に副甲状腺機能亢進症をきたす。 (5) 後期ダンピング症候群は、高血糖の症状である。

    4

  • 17

    17.炎症性腸疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)潰瘍性大腸炎は、クローン病よりも患者数が少ない。 (2)潰瘍性大腸炎は、クローン病より病変が深い。 (3)潰瘍性大腸炎は、蛋白漏出性胃腸症の合併がまれである。 (4)クローン病は、敷石像、縦走潰瘍が特徴病変である。 (5) クローン病は、病変が連続性である。

    4

  • 18

    18. 消化器疾患と、頻度の高い原因の組合せである。最も適当なのはどれか。 (1) 食道がん - アスベスト (2) 胃潰瘍 - アスペルギルス (3) 潰瘍性大腸炎 - 腸管出血性大腸菌 (4) 胆石 - ほうれん草、小松菜 (5) 急性膵炎 - 胆石

    5

  • 19

    19. 肝機能障害に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 急性肝炎で最も多いのは、C型肝炎である。 (2) B型肝炎は、経口感染する。 (3) A型肝炎は、血液感染する。 (4) ウイルス性肝炎では、激しい上腹部痛がみられる。 (5) ウイルス性肝炎では、直接ビリルビンが上昇する。

    5

  • 20

    20.脂肪肝に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 脂肪肝は、肝細胞中にリン脂質が過剰蓄積した状態である。 (2) 脂肪肝は、マラスムス型栄養障害に合併しやすい。 (3) 糖尿病は、脂肪肝の原因としては少ない。 (4) NASHは、肝組織内に線維化を認めない。 (5) NASHは、肝硬変への移行リスクが高い。

    5

  • 21

    21.肝硬変に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 原因の第1位は、アルコール性肝障害である。 (2) 夜間に高血糖が見られるようになる。 (3) 血清アルブミン値が上昇する。 (4) プロトロンビン時間が短縮する。 (5) 羽ばたき振戦は、肝性脳症の症状である。

    5

  • 22

    22.高血圧に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 高血圧全体の9割は、腎不全に伴うものである。 (2) 動脈硬化が進行すると、拡張期血圧が上昇する。 (3) 腎動脈が狭窄すると、レニン分泌が低下する。 (4) 仮面高血圧は、診察室血圧が高血圧である。 (5) 仮面高血圧は、治療の対象となる。

    5

  • 23

    23.虚血性心疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 労作性狭心症は、血栓が冠動脈を閉塞する。 (2) 冠れん縮性狭心症は、プラークの破綻により起こる。 (3) 一酸化窒素(NO)は、冠動脈を収縮させる。 (4) 心筋梗塞では、CK-MBの高値が認められる。 (5) 経皮的冠動脈形成術は、開胸手術の必要がある。

    4

  • 24

    24. 心不全に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 左心不全では、頸静脈の怒張が見られる。 (2) 右心不全では、起坐呼吸がみられる。 (3) 左心不全では、尿量が増加する。 (4) 右心不全では、蛋白漏出性胃腸症を伴うことがある。 (5) うっ血性心不全では、BNP値が低下する。

    4

  • 25

    25.エコノミークラス症候群に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 不整脈に合併する。 (2) 脳塞栓が起こる。 (3) 動脈に形成された血栓が原因である。 (4) 脱水があると起こりやすい。 (5) 安静時間が長いほど、リスクは低下する。

    4

  • 26

    26.急性糸球体腎炎に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 溶連菌感染後、2日ほど経って発症する。 (2) 低カリウム血症をきたす。 (3) 補体価が低下する。 (4) 低血圧を認めることが多い。 (5) 代謝性アルカローシスをきたす。

    3

  • 27

    27. ネフローゼ症候群に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 1日のタンパク尿は、3.5g以上である。 (2) 血清アルブミンは、3.0g/dL以上になっている。 (3) 血漿膠質浸透圧は、増加する。 (4) 脂質異常症の合併は、必須項目である。 (5) 肝におけるタンパク合成は、低下している。

    1

  • 28

    28.慢性腎臓病(CKD)に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) GFRが、30mL/分以下になったものを指す。 (2) 蛋白尿の程度は、重症化リスクと相関がある。 (3) 重症度分類には、尿量の項目がある。 (4) 推算GFR (eGFR)は、体重を用いて算出する。 (5) 重症例には、カリウムの摂取を勧める。

    2

  • 29

    29.透析療法に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 透析導入原因の第1位は、腎硬化症である。 (2) 日本では、血液透析よりも腹膜透析の方が多い。 (3) 腹膜透析は、毎日実施する必要がある。 (4) 血液透析には、高濃度グルコース溶液が使われる。 (5) 手根管症候群は、シャントをつけた人にだけみられる。

    3

  • 30

    30.脳卒中(脳血管障害)に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 全体の3/4以上は、脳出血である。 (2) ラクナ梗塞は、大きな壊死巣を作ることが多い。 (3) くも膜下出血は、プラークの破綻が原因である。 (4) TIA(一過性脳虚血発作)の反復は、脳梗塞の前兆である。 (5) 心原性脳塞栓は、狭心症が原因である。

    4

  • 31

    31. 認知症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 最も多いのは、脳血管性認知症である。 (2) アルツハイマー型では、感情失禁が見られる。 (3) レビー小体型では、人格の変化が特徴的である。 (4) パーキンソン病は、筋力の低下や麻痺を伴う。 (5) 甲状腺機能低下症でも認知症が出現する。

    5

  • 32

    32.内分泌疾患の病因に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 尿崩症は、バソプレシンの分泌過剰によって起こる。 (2) バセドウ病は、抗サイログロブリン抗体が陽性であることが多い。 (3) 橋本病は、甲状腺ホルモン合成酵素の先天欠損により起こる。 (4) ACTH高値のクッシング病は、下垂体腺腫が原因である。 (5) 褐色細胞腫では、カテコールアミン産生細胞が破壊される。

    4

  • 33

    33. 内分泌疾患の病態に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) SIADHでは、高ナトリウム血症をきたしやすい。 (2) バセドウ病は、TSHが高値を示す。 (3) クッシング症候群は、感染症に罹患しやすくなる。 (4) 原発性アルドステロン症は、代謝性アシドーシスを伴う。 (5) 褐色細胞腫は、高血圧に低血糖を伴っている。

    3

  • 34

    34.高血圧を伴う内分泌疾患である。正しいのはどれか。 (1) 尿崩症 (2) 原発性アルドステロン症 (3) 無月経・乳汁漏出症候群 (4) 橋本病 (5) アジソン病

    2

  • 35

    35.COPDに関する記述である。正しいのはどれか。 (1)気管支拡張薬投与後、1秒率は70%以上にならない。 (2) 残気量は、減少する。 (3) 胸部X線撮影では、肺野の透過性が低下して白く写る。 (4) 安静時エネルギー消費量は、減少している。 (5) 体重減少は、予後に影響を与えない。

    1

  • 36

    36.貧血に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 再生不良性貧血では、徐脈が見られる。 (2) 鉄欠乏性貧血では、フェリチン値が低下する。 (3) 溶血性貧血では、ハプトグロビンが増加する。 (4) 腎性貧血では、エリスロポエチンが増加する。 (5) 葉酸欠乏性貧血は、内因子の欠乏が原因である。

    2

  • 37

    37.貧血の赤血球容積分類である。正しい組み合わせはどれか。 (1) 鉄欠乏性貧血 - 正球性 (2) 溶血性貧血 - 小球性 (3) 悪性貧血 - 大球性 (4) 再生不良性貧血 - 小球性 (5) 葉酸欠乏性貧血 - 正球性

    3

  • 38

    38.出血性疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) コラーゲンの三重らせん構造安定化のためには、ビタミンAが必要である。 (2) 新生児メレナは、抗血小板抗体が原因である。 (3) 血友病は、血小板が凝集しない。 (4) ビタミンK欠乏では、プロトロンビン時間が延長する。 (5) 播種性血管内凝固症候群(DIC)は、Dダイマーが低値を示す。

    4

  • 39

    39.骨粗鬆症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 閉経後骨粗鬆症は、低代謝回転型である。 (2) 海綿質よりも、緻密質に骨量の減少が起きやすい。 (3) 運動中に起こった膝の骨折は、脆弱骨折である。 (4) DXA法は、骨折の有無を検出する方法である。 (5) SERMによる治療は、子宮がんの発生リスクを上げない。

    5

  • 40

    40.骨・軟骨・関節に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) YAM (若年成人平均値)は、骨量の平均値である。 (2) 尿中デオキシピリジノリンは、骨形成の指標である。 (3) エストロゲンは、破骨細胞を活性化する。 (4) 腎障害により、活性型ビタミンDが増加する。 (5) 変形性関節症は、滑膜の炎症性増殖が原因である。

    2

  • 41

    41. 運動器疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) くる病は、ビタミンCの欠乏で生じる。 (2) 骨軟化症は、骨端線閉鎖以後の発症による。 (3) クッシング症候群は、骨量が増加しやすい。 (4) やせは、変形性関節症のリスク因子である。 (5) サルコペニアは、心拍出量が減少した状態をさす。

    2

  • 42

    42.性周期と妊娠に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 妊娠週数は、受精した日を0週0日とする。 (2) 排卵は、プロラクチンの急激な分泌増加によって起こる。 (3) 排卵後、子宮内膜は分泌期に入る。 (4) 妊娠検査薬は、尿中のエストロゲンを検出する。 (5) 着床後、黄体は白体になり退縮する。

    3

  • 43

    43.女性生殖器疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 子宮内膜症は、月経周期とは無関係に症状が出る。 (2) 子宮筋腫は、閉経後に増大する。 (3) チョコレート嚢胞は、子宮筋腫の一種である。 (4) ヒトパピローマウイルス感染は、子宮頸がんと関連している。 (5) 乳がんの好発部位は、乳房の内側下部である。

    4

  • 44

    44.悪性腫瘍に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 悪性腫瘍は、分化度が高い。 (2) 肉腫とは、上皮由来の悪性腫瘍のことである。 (3) アフラトキシンは、膀胱がんの発癌因子である。 (4) 播種とは、がん細胞が血流にのって遠隔転移することである。 (5) αフェトプロテインは、肝がんにおいて陽性率が高い腫瘍マーカーである。

    5

  • 45

    45.アレルギー反応の分類に関する記述である。正しいのはどれ (1) Ⅰ型アレルギー反応は、ヒストンが関与する。 (2) Ⅱ型アレルギー反応は、好中球が関与する。 (3) アナフィラキシーは、Ⅱ型に分類される。 (4) Ⅲ型アレルギー反応は、マスト細胞の浸潤により起こる。 (5) Ⅳ型アレルギー反応には、細胞傷害性T細胞が関与する。

    5

  • 46

    46. 食物アレルギーに関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 即時型反応(いわゆる食物アレルギー)は、IgMが関与する。 (2) 乳幼児における原因食物は、くるみが最も多い。 (3) 食物経口負荷試験は、家庭で行う。 (4) 口腔アレルギー症候群は、花粉症との関連が深い。 (5) アナフィラキシーショックには、抗ヒスタミン薬の内服が第1選択である。

    4

  • 47

    47. 自己免疫疾患、膠原病に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 膠原病は、男性に多い。 (2) 関節リウマチは、唾液分泌量が減少する。 (3) 全身性エリテマトーデス(SLE)は、顔面の蝶形紅斑が見られる。 (4) シェーグレン症候群は、筋肉に拘縮が見られる。 (5) 強皮症では、蛋白尿が認められる。

    3

  • 48

    48.感染症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 感染症成立の3要素とは、病原体、抵抗力、宿主である。 (2) PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)法は、病原体の遺伝子を検出する。 (3) コンプロマイズド・ホストとは、過去にその感染症に罹患したことのある人をさす。 (4) 日和見感染症は、変異した病原体による感染症のことである。 (5) 垂直感染とは、病原体が輸血によって伝播する感染様式である。

    2

  • 49

    49.種々の感染症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 結核は、空気感染する。 (2) MRSAは、市中肺炎の主な原因である。 (3) C型肝炎は、生の食品により感染する。 (4) レジオネラ感染症は、魚介類により感染する。 (5) 風疹ウイルスは、温泉や噴水による感染が多い。

    1

  • 50

    50.感染症と生体防御に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 急性細菌感染症の浸潤細胞は、主に好中球である。 (2) 抗体のうちIgMは、胎盤を通過することができる。 (3) 二次応答では、主にIgEの産生量が増加する。 (4) 予防接種は、人工的に行う受動免疫である。 (5) エイズ(AIDS)では、CD4陽性リンパ球が増加する。

    1

  • 51

    1.症候に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)クスマウル呼吸は、COPDで見られる。 (2)チアノーゼは、血中還元へモグロビン濃度が増加した時にみられる。 (3)JCS (Japan Coma Scale) は、循環機能の指標である。 (4)喀血は、消化管からの出血である。 (5)ショックでは、血圧が上昇している。

    2

  • 52

    2.疾患に伴う変化に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)浮腫は、血漿膠質浸透圧が上昇すると生じる。 (2)ギプス固定の骨格筋は、 廃用萎縮をきたしやすい。 (3) 肉芽組織は、炎症の急性期に形成される。 (4)肉腫は、上皮性の悪性腫瘍である。 (5)心停止は、脳死判定に含まれる。

    2

  • 53

    3.炎症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)炎症性サイトカインは、赤血球に由来する。 (2)ヒスタミンは、血管を拡張させる。 (3)乾酪壊死は、急性炎症の中心に見られる。 (4)炎症が存在すると、CRP (C反応性タンパク質) 値が低下する。 (5)アポトーシスは、炎症を伴う。

    2

  • 54

    4.疾患と臨床検査に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)検査における基準値は、健常人の75%が示す測定値である。 (2)BUN (尿素窒素)は、高タンパク食後に増加する。 (3)肝機能が低下すると、γグロブリン分画が低下する。 (4)スパイログラムは、残気量を測定できる。 (5)超音波検査は、動いているものを記録できない。

    2

  • 55

    5.栄養・代謝に関する生理活性物質とその働きの組合せである。 最も適当なのはどれか。 (1)アドレナリン - 脂肪分解 (2)成長ホルモン - 血糖低下 (3)グレリン - 摂食抑制 (4)セクレチン - 膵液消化酵素産生増加 (5)インスリン - グリコーゲン分解

    1

  • 56

    6.栄養障害に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)クワシオルコル型栄養障害は、 総エネルギー量が不足している。 (2)夜盲症は、ビタミンE欠乏で起こる。 (3)神経管閉鎖障害は、亜鉛欠乏で起こる。 (4)ビタミンB12欠乏は、神経症状を認める。 (5)乳酸アシドーシスは、ビタミンB6欠乏で起こる。

    4

  • 57

    7.脂肪細胞が分泌するアディポサイトカインである。「誤っている」のはどれか。 (1)アディポネクチン (2)IGF-1 (3)TNFα (4)PAI-1 (5)レプチン

    2

  • 58

    8.肥満とメタボリックシンドロームに関する記述である。正しいのはどれか。 (1)わが国では、 BMI22以上を肥満とする。 (2)皮下脂肪の蓄積は、内臓脂肪の蓄積よりも代謝異常を伴いやすい。 (3)肥満は、骨粗鬆症のリスク因子である。 (4)中性脂肪は、メタボリックシンドロームの診断基準に含まれる。 (5)メタボリックシンドロームは、動脈硬化のリスクとは無関係である。

    4

  • 59

    9.糖尿病の診断に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)尿糖陽性は、 診断基準に含まれる。 (2)網模症の有無は、 診断基準に含まれない。 (3)随時血糖126 mg/dL以上は、 糖尿病型である。 (4)HbA1cは、7.0%以上を糖尿病型とする。 (5)HbA1cは、 過去1~2か月の血糖値を反映する。

    5

  • 60

    10.2型糖尿病と比べた、1型糖尿病の病態·治療の持徴である。正しいのはどれか。 (1)遺伝因子が濃厚 (2)肥満症が多い (3)尿中Cペプチド排池量が増加 (4)抗GAD(グルタミン酸脱炭酸酵素)抗体が陽性 (5)経口血糖降下薬により治療を開始

    4

  • 61

    11.糖尿病腎症第2期の病態である。正しいのはどれか。 (1)尿ケトン体 2+ (2)微量アルブミン尿 (3)顕性アルブミン尿 (4)ネフローゼ症候群 (5)GFR 30mL/分未満

    2

  • 62

    12.脂質異常症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) カイロミクロンは、肝臓で合成される。 (2)LDL受容体に異常があると、血清総コレステロール値は増加する。 (3)LDLコレステロール値 150mg/dL以上を、高LDLコレステロール血症と診断する。 (4)高HDLコレステロール血症は、動脈硬化のリスク因子である。 (5)アキレス健黄色腫は、中性脂肪の蓄積によるものが多い。

    2

  • 63

    13.高尿酸血症·痛風に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)イノシン酸は、尿酸生成の材料となる。 (2)尿酸の血中における溶解度は、3.5mg/dLである。 (3)痛風は、若い女性に多い。 (4)痛風発作の好発部位は、藤、股関節である。 (5)pHがアルカリ性に傾くほど、尿酸は結晶化しやすい。

    1

  • 64

    14.食道·胃疾患に関する記述である。「誤っている」のはどれか。 (1)肥満は、逆流性食道炎のリスク因子である。 (2)食道裂孔へニアでは、食道が腹腔内に落ち込む。 (3)わが国の食道がんは、肩平上皮がんの頻度が高い。 (4)NSAID (非ステロイド系抗炎症薬)は、胃潰瘍の攻撃因子である。 (5)ヘリコバクター·ピロリ菌は、アンモニアを生成することができる。

    2

  • 65

    15.胃切除後の病態に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)鉄の吸収は、変わらない。 (2)血糖値の上昇は、穏やかになる。 (3)胆汁酸の分泌は、亢進する。 (4)二次性に副甲状腺機能亢進症をきたす。 (5)後期ダンビング症候群は、高血糖の症状である。

    4

  • 66

    16.炎症性腸疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)潰瘍性大腸炎は、クローン病よりも患者数が少ない。 (2)潰瘍性大腸炎は、クローン病より病変が深い。 (3)潰瘍性大腸炎は、タンパク漏出性胃腸症をきたすことがまれである。 (4)クローン病は、病変が連続性である。 (5)クローン病は、敷石像、縦走潰瘍が特徴病変である。

    5

  • 67

    17.消化器疾患と、頻度の高い原因の組合せである。最も適当なのはどれか。 (1)食道がん - アスベスト (2)胃潰病 - アスペルギルス (3)潰瘍性大腸炎 - 腸管出血性大腸菌 (4)肝硬変 - HTLV-1 (5)急性膵炎 - 高脂肪食

    5

  • 68

    18.肝機能障害に関する記述である。「誤っている」のはどれか。 (1)急性肝炎で最も多いのは、A型肝炎である。 (2)A型肝炎は、経口感染する。 (3)B型肝炎は、血液感染する。 (4)ウイルス性肝炎では、直接ビリルビンが上昇する。 (5)ウイルス性肝炎では、抗体が産生されない。

    5

  • 69

    19.脂肪肝に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)脂肪肝は、肝細胞中にコレステロールが過剰蓄積した状態である。 (2)脂肪肝は、クワシオルコル型栄養障害で認められる。 (3)糖尿病は、脂肪肝の原因としては少ない。 (4)NASHは、上腹部痛を示すことが多い。 (5)NASHは、 肝組織内に線維化を認めない。

    2

  • 70

    20.肝便変に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)原因の第1位は、 アルコール性肝障害である。 (2)夜間に高血糖が見られるようになる。 (3)血清アルブミン値が上昇する。 (4)プロトロンビン時間が短縮する。 (5)門脈圧亢進を合併すると、汎血球減少をきたすようになる。

    5

  • 71

    21.高血圧に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)高血圧全体の9割は、 腎不全に伴うものである。 (2)動脈硬化が進行すると、拡張期血圧が上昇する。 (3)腎動脈が狭窄すると、 レニン分泌が低下する。 (4)仮面高血圧は、診察室血圧が高血圧である。 (5)仮面高血圧は、治療の対象となる。

    5

  • 72

    22.虚血性心疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)労作性狭心症は、早朝·起床時に発作が起こりやすい。 (2)冠れん縮性狭心症は、プラークの破綻により起こる。 (3)一酸化窒素(NO) は、冠動脈を収縮させる。 (4)心筋梗塞では、CK-MBの高値が認められる。 (5)経皮的冠動脈形成術は、開胸手術の必要がある。

    4

  • 73

    23.心不全に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)左心不全では、頸静脈の怒張が見られる。 (2)右心不全では、起坐呼吸がみられる。 (3)左心不全では、尿量が増加する。 (4)右心不全では、タンパク漏出性胃腸症を伴うことがある。 (5)うっ血性心不全では、 BNP値が低下する。

    4

  • 74

    24.エコノミークラス症候群に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)不整脈に合併する。 (2)脳塞栓が起こる。 (3)血栓は、大腿の動脈に形成される。 (4)脱水があると起こりにくい。 (5)術後の安静期間が長い時に起こりやすい。

    5

  • 75

    25.急性糸球体腎炎に関する記述である。「誤っている」のはどれか。 (1)溶連菌感染後、2週間ほど経って発症する。 (2)低カリウム血症をきたす。 (3)補体価が低下する。 (4)血圧が上昇することが多い。 (5)代謝性アシドーシスをきたす。

    2

  • 76

    26.ネフローゼ症候群に関する記述である。 正しいのはどれか。 (1)1日のタンパク尿は、 1.5g以上である。 (2)血清アルブミンは、3.0g/dL以上になっている。 (3)血漿膠質浸透圧は、増加する。 (4)脂質異常症の合併は、必須項目ではない。 (5)肝におけるタンパク合成は、低下している。

    4

  • 77

    27.慢性腎臓病(CKD)に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)糖尿病性腎症は含まない。 (2)蛋白尿の程度は、重症化リスクと相関がある。 (3)重症度分類には、クレアチニン値の項目がある。 (4)推算GFR (eGFR) は、体重を用いて算出する。 (5)タンパク質の摂取制限は必要ない。

    2

  • 78

    28.透析療法に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)透析導入原因の第1位は、賢硬化症である。 (2)血液透析は、毎日実施する必要がある。 (3)日本では、血液透析よりも腹膜透析の方が多い。 (4)腹膜透析には、高濃度グルコース溶液が使われる。 (5)腹膜透析には、シャントを増設する必要がある。

    4

  • 79

    29.脳卒中(脳血管障害)に関する記述である。正しいのはどれか。 (1) 全体の3/4以上は、脳梗塞である。 (2)ラクナ梗塞は、大きな梗塞巣を作ることが多い。 (3)脳出血は、プラークの破綻が原因である。 (4)TIA (一過性脳虚血発作)の反復は、脳出血の前兆である。 (5)心原性脳塞栓は、狭心症が原因である。

    1

  • 80

    30.認知症に関する記述である。「誤っている」のはどれか。 (1)最も多いのは、アルツハイマー型認知症である。 (2)脳血管性認知症では、感情失禁が見られる。 (3)前頭側頭型では、人格の変化が特徴的である。 (4)パーキンソン病は、筋力の低下や麻碑を伴う。 (5)ビタミンB12の欠乏でも認知症が出現する。

    4

  • 81

    31.内分泌疾患の病因に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)尿崩症は、バソプレシンの分泌低下によって起こる。 (2)バセドウ病は、抗サイログロブリン抗体が陽性であることが多い。 (3)橋本病は、甲状腺ホルモン合成酵素の欠損により起こる。 (4)ACTHが低値を示すクッシング症候群は、下垂体腺腫が原因である。 (5)褐色細胞腫では、 カテコールアミン産生細胞が破壊される。

    1

  • 82

    32.内分泌疾患の病態·検査値に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)SIADHでは、低ナトリウム血症をきたしやすい。 (2)バセドウ病は、TSHが高値を示す。 (3)クッシング症候群は、感染症に対して抵抗性がある。 (4)原発性アルドステロン症は、代謝性アシドーシスを伴うことが多い。 (5)褐色細胞種は、高血圧に低血糖を伴っている。

    1

  • 83

    33.高血圧を伴う内分泌疾患である。正しいのはどれか。 (1)尿崩症 (2)無月経·乳汁漏出症候群 (3)橋本病 (4)原発性アルドステロン症 (5)アジソン病

    4

  • 84

    34.COPDに関する記述である。「誤っている」のはどれか。 (1)1秒率は、70%未満となっている。 (2)残気量は、増加する (3)フィッシャー比は、低下する (4)安静時エネルギー消費量は、増加している。 (5)喫煙は、発症·予後に影響を与えない。

    5

  • 85

    35.貧血に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)再生不良性貧血では、徐脈が見られる。 (2)鉄欠乏性貧血では、不飽和鉄結合能が増加する。 (3)溶血性貧血では、ハプトグロビンが増加する。 (4)腎性貧血では、網赤血球数が増加する。 (5)葉酸欠乏性貧血は、内因子の欠乏が原因である。

    2

  • 86

    36.貧血の赤血球容積分類である。正しい組み合わせはどれか。 (1)鉄欠乏性資血 - 正球性 (2)溶血性貧血 - 正球性 (3)再生不良性貧血 - 大球性 (4)悪性貧血 - 小球性 (5)葉酸欠乏性貧血 - 小球性

    2

  • 87

    37.出血性疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)コラーゲンの三重らせん構造安定化のためには、ビタミンAが必要である。 (2)新生児メレナは、ビタミンK欠乏による。 (3)血友病は、血小板が凝集しない。 (4)肝硬変では、プロトロンピン時間が短縮する。 (5)播種性血管内凝固症候群(DIC)は、Dダイマーが低値を示す。

    2

  • 88

    40.骨粗鬆症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)閉経後骨粗髪症は、 高代謝回転型である。 (2)海綿質よりも、緻密質に骨量の減少が起きやすい。 (3)椎体骨折は、脆弱骨折に含まない。 (4)DXA法は、骨折の有無を検出する方法である。 (5)SERMで治療すると、子宮がんの発生リスクが上がる。

    1

  • 89

    39.骨·軟骨·関節とその疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)YAM(若年成人平均値)は、 骨格筋量の平均値である。 (2)尿中デオキシビリジノリンは、骨吸収の指標である。 (3)エストロゲンは、破骨細胞を活性化する。 (4)腎障害があると、活性型ビタミンDが増加する。 (5)変形性関節症は、滑膜の炎症性増殖が原因である。

    2

  • 90

    40.運動器疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)くる病は、 ビタミンAの欠乏で生じる。 (2)骨軟化症は、低身長が特徴である。 (3)クッシング症候群は、骨量が増加する。 (4)やせは、変形性関節症のリスク因子である。 (5)サルコペニアは、 骨格筋量が減少した状態をさす。

    5

  • 91

    41.性周期と妊娠に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)妊娠週数は、受精した日を0週0日とする。 (2)排卵は、プロラクチンの急激な分泌増加によって起こる。 (3)排卵後、 子宮内膜は増殖期に入る。 (4)卵割(細胞分裂)は、受精直後から開始される。 (5)着床後、黄体は白体になり退縮する。

    4

  • 92

    42.妊娠合併症に関する記述である。「誤っている」のはどれか。 (1)妊娠初期の葉酸欠乏は、胎児の神経管閉鎖障害の原因となる。 (2)妊娠糖尿病は、糖尿病に至っていない糖代謝異常である。 (3)妊振糖尿病は、インスリン注射薬で治療する。 (4)妊娠高血圧症候群は、妊娠前からの高血圧は含めない。 (5)妊娠高血圧症候群は、最高血圧160mmHg以上なら重症である。

    4

  • 93

    43.女性生殖器疾患に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)子宮内膜症は、性周期とは無関係に症状が出現する。 (2)子宮筋腫は、閉経後に縮小する。 (3)チョコレート嚢胞は、子宮筋腫の一種である。 (4)ヒトパピローマウイルス感染は、子宮体がんと関連している。 (5)乳がんの好発部位は、乳房の内側上部である。

    2

  • 94

    44.悪性腫瘍に関する記述である。 正しいのはどれか。 (1)癌腫とは、非上皮由来の悪性腫瘍のことである。 (2)アスベストは、 膀胱がんの発癌因子である。 (3)胃がんの腹膜転移は、 リンパ行性であることが多い。 (4)女性のがん死因で最も多いのは、乳がんである。 (5)PIVKA-Ⅱは、肝がんにおいて陽性率が高い腫瘍マーカーである。

    5

  • 95

    45.アレルギー反応の分類に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)Ⅰ型アレルギー反応は、 IgEが関与する。 (2)Ⅱ型アレルギー反応は、細胞傷害性T細胞が関与する。 (3)アナフィラキシーは、Ⅱ型に分類される。 (4)Ⅲ型アレルギー反応は、マスト細胞の浸潤により起こる。 (5)IV型アレルギー反応には、ヒスタミンが関与する。

    1

  • 96

    46.食物アレルギーに関する記述である。「誤っている」のはどれか。 (1)即時型反応(いわゆる食物アレルギー)は、IgEが関与する。 (2)乳幼児における原因食物は、卵が最も多い。 (3)経口摂取したものは、免疫寛容の獲得が期待できる。 (4)口腔アレルギー症候群は、花粉症との合併が多い。 (5)アナフィラキシーショックには、 抗ヒスタミン薬の内服が第1選択である。

    5

  • 97

    47.自己免疫疾患、膠原病に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)1型糖尿病は、生活習慣から自己抗体が産生される。 (2)関節リウマチは、関節軟骨が減少して起こる。 (3)全身性エリテマトーデス(SLE)は、(SLE)は、睡液·涙の分泌量が低下する。 (4)シェーグレン症候群は、顔面皮膚に蝶形紅斑が特徴的である。 (5)強皮症では、嚥下障害が認められる。

    5

  • 98

    48.感染症に関する記述である。正しいのはどれか。 (1)感染症成立の3要素とは、病原体、 抵抗力、宿主である。 (2)PCR (ポリメラーゼ連鎖反応)法は、病原体の抗原を検出する。 (3)コンプロマイズド·ホストとは、 過去にその感染症に催患したことのある人をさす。 (4)日和見感染症は、健常人には発病しないような病原体による感染症のことである。 (5)垂直感染とは、病原体が輸血によって伝播する感染様式である。

    4

  • 99

    49.種々の感染症に関する記述である。「誤っている」のはどれか。 (1)C型肝炎は、性行為により感染する。 (2)結核は、空気感染する。 (3)MRSAは、院内感染症の原因となる。 (4)風疹ウイルスは、胎盤を通過する。 (5)レジオネラ感染症は、魚介類により感染する。

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