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倫理 西洋哲学 Ⅰ
  • 杉山晴

  • 問題数 74 • 9/16/2023

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  • 1

    ギリシャ・ローマ時代の古典に人間性の典型を見出し、その研究により新しい人間のあり方を探求することを何という

    人文主義

  • 2

    ルネサンス期には人は善をなす自由がないという神中心の価値観から、人間を中心とした現実的な生き方を追求する何に変化した

    人間中心主義

  • 3

    人間中心主義のなかで生まれた、自由意思により様々な個性を発揮する芸術家を何という

    万能人

  • 4

    神中心の価値観を打破し、人間は自由意志により獣にも神に近い存在にもなれると説き、それが人間の尊厳であると考えた人物は誰

    ピコ=デラ=ミランドラ

  • 5

    宗教道徳と政治を分離し、冷徹・狡猾な君主像を理想視した人物は誰

    マキャベリ

  • 6

    『愚神礼賛』の中で、聖書に基づき教会や聖職者の墮落を批判した人物は誰

    エラスムス

  • 7

    『ユートピア』の中で物欲に支配された社会を批判し、理想社会を描いた人物は誰

    トマス=モア

  • 8

    カトリック教会の腐敗を批判するのと同時に、職業正当化倫理を説いた人物は誰

    ルター

  • 9

    ルターの、聖書こそが進行のよりどこで祭司は必要ないという万物祭司主義の考え方を何という

    聖書中心主義

  • 10

    ルターやカルヴァンが説いた、職業はすべて神から与えられた使命であり、職業に貴賤はなく、 励むことが神への奉仕になるという考え方を何という

    職業召命観

  • 11

    カルヴァンが説いた、神はどの人間を救うのかをあらかじめ決めており、その決定は変わらないという考え方を何という

    予定説

  • 12

    職業の利潤追求を否定したのはどっち

    ルター

  • 13

    職業の営利・蓄財を肯定したのはどっち

    カルヴァン

  • 14

    『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の中で、カルヴィニズムの影響による禁欲的職業倫理が、近代の資本主義形成につながったことを指摘した人物は誰

    マックス=ウェーバー

  • 15

    人文主義に基づき、人間のありのままの心情や日常生活を探求する人を何という

    モラリスト

  • 16

    カトリックとプロテスタントの対立の中で、宗教的寛容を説き、『エセー』を著した人物は誰

    モンテーニュ

  • 17

    モンテーニュによる、あらゆる真理は探究中で、偏見や独断は対立を生むため人間の認識能力に対して懐疑的な立場をとり、謙虚に自己を吟味する必要性あると説いたことを表す言葉は何

    ク・セ・ジュ

  • 18

    『パンセ』の著者である( )は、人間は悲惨と偉大、虚無と無限の間をさまよう( )であると説いた

    パスカル, 中間者

  • 19

    宇宙と比べると、人間は一葉ののように無力であるが、広大な宇宙を思考によりとらえることができる、ということを言い表したパスカルの言葉は何

    人間は考える葦である

  • 20

    パスカルは、人間の精神には、ふたつの能力があり、 ものごとを客観化し理論的に分析していく( )の精神と、信仰に必要な、ものごとの本質的な意味を直感的に判断する( )の精神があると説いた

    幾何学, 繊細

  • 21

    地動説を提唱した近代の天文学者は誰

    コペルニクス

  • 22

    自然を物質によって構成され一定の因果法則により運動する 「機械」 とみなす考え方を何という

    機械論的自然観

  • 23

    アメリカ人科学史家クーンが説いた、目的論的自然観から機械論的自然観への転換をカタカナで何という

    パラダイムシフト

  • 24

    生得観念を否定し、経験できないことについては懐疑的過ぎであり、知識の源泉は経験であるという考え方を何という

    経験論

  • 25

    人間には生得観念があるとし、裏付けのない推論ができてしまうため独断的すぎる、知識の源泉は人間備わる理性であるという考え方を何という

    合理論

  • 26

    観察や実験などの経験から知識を手に入れる考え方を何という

    帰納法

  • 27

    人間に備わる理性から法則を合理的に導く考え方を何という

    演繹法

  • 28

    自然を支配して人類の生活を改善するための知識を得るとして「知は力なり」と唱えた、イギリス経験論者は誰

    ベーコン

  • 29

    ベーコンは自然の正しい認識のためには偏見や先入観( )を取り除く必要があると説いた

    イドラ

  • 30

    知覚したものが存在するものとなるため、人間にとって存在するものは知覚できるものだ、と考え、「存在することは知覚されること」と唱えたイギリス経験論者は誰

    バークリー

  • 31

    人間の自我を知覚の束と捉え、懐疑論を説いた人物は誰

    ヒューム

  • 32

    イギリス経験論者のヒュームは、人間の自我は、魂や心といったものではなく、様々な経験や知覚が集合した何であると考えた

    知覚の束

  • 33

    ヒュームが説いた、正しいと考えられていることも、 人間の信念によるもので、実際に確かめることはできないのではないかという考え方を何という

    懐疑論

  • 34

    「我思う、ゆえに我あり」と方法的懐疑論を説いた、『方法序説』の著者でもある大陸合理論者は誰

    デカルト

  • 35

    デカルトが説いた、感覚や経験に頼った知識は完全には信頼できないため、 感覚や学問、神さえも疑い、一点の疑問がないものを探すという考えを何という

    方法的懐疑

  • 36

    デカルトは、理性のことを( )とも呼び、万人に与えられているため、正しく用いる必要性を主張した

    良識

  • 37

    デカルトは、精神と物体がそれぞれ独立して存在するという( )を説き、身体から生じた欲望をするため、とくに( )をはたらかせ、徳に従って気高く自立することを説いた

    物心二元論, 高邁の精神

  • 38

    理性によって自然を必然的なものとしてとらえ、永遠の神の視点から「永遠の相のもとに」 知覚することの必要性を説いた大陸合理論者は誰

    スピノザ

  • 39

    大陸合理論者であるスピノザは、世界の因果関係はすべて神のあらわれであるという( )を説き、唯一の実体である神が自然としてあらわれるという( )を主張した

    汎神論, 神即自然

  • 40

    分割不可能な神的実体であるモナドは予定調和のもとで互いに調和すると考えた大陸合理論者は誰

    ライプニッツ

  • 41

    ライプニッツは世界を構成する最小単位の分割不可能な神的実体を何と呼んだ

    モナド

  • 42

    ライプニッツが説いた、それぞれのモナドは、神の予定のもとで互いに調和することで全宇宙を構成しているという考えを何という

    予定調和

  • 43

    社会契約説では、いったん国家が存在しない状態(①)を想定し、国家が必要になるプロセスを考え、国家による民衆支配を(②)と捉え、納得のいく(②)があれば正当な政治支配が可能だと考える(③)は納得できない国家を批判する原動力となり、 (④)の理論的根拠となった

    自然状態, 契約, 社会契約説, 市民革命

  • 44

    具体的な国家の法規 (実定法)とは異なり、自然のうちに人間社会に存在し、 普遍的にあらゆる人間に通用するルールの総称は何

    自然法

  • 45

    人間に普遍的に備わる権利で、国家がない時よりもある時の方が保証される、自由や平等、安全に生きるための権利を何という

    自然権

  • 46

    架空の人々が多数おり、国家による支配がない状態で、人々の自然権が侵されやすい状態を何という

    自然状態

  • 47

    自然状態では人々の自然権が保証されないため、人々は相談して( )したうえで、( )を結んで国家を樹立する

    納得, 社会契約

  • 48

    自然状態は自然権が侵されるため、国家が必要と考え、絶対王政を擁護した人物は誰

    ホッブズ

  • 49

    ホッブズは自然状態を「( )」、「人間は人間に対して( )」と考えた

    万人の万人に対する闘争, 狼

  • 50

    ホッブズは、社会契約は人々が自然権を国家に全面的に( )し、国家にすべてを渡し、王に( )する状態だと考えた

    譲渡, 絶対服従

  • 51

    自然状態を自然法により所有権が守られた自由・平等・平和な状態とし、各自の行動を裁くことは難しいため国家が必要と考えた人物は誰

    ロック

  • 52

    ロックは社会契約を、自然権のなかで、 自然法の解釈の権利を国家に( )し、違反者を処罰する権利を放棄して国家に任せる

    信託

  • 53

    ロックは、政府の姿を( )に基づいた議会制民主主義とし、行政による執行権、連合権よりも議会による立法権が優越する( )体制と捉えた

    人民主権, 権力分立

  • 54

    ロックは、もし国家が人々の信託に反した場合には、人々は職権乱用に抵抗する( )権、新しい政府を樹立することのできる( )権を考えた

    抵抗, 革命

  • 55

    特殊意志の集合である全体意志では、国家全体の正義は実現しないため、個人は特殊意志を放棄し、国民全員の徹底した議論の中で生み出されると考え、主権在民の国家を理想視した人物は誰

    ルソー

  • 56

    ルソーは、個人の利害( )の集合である( )では国家全体の正義は実現しないと考えた

    特殊意志, 全体意志

  • 57

    ルソーは、全員共通の利益を目指した( )をもとに立法し、政府に実行させるべきと考えた

    一般意志

  • 58

    ルソーは、( )の決定に( )で従う自由を説いた ※括弧の中は同じ

    自分

  • 59

    ルソーは自然状態を未開の人々による原始的な生活と定義し、自由・平等・平和で互いに何をもつと考えた

    憐れみ

  • 60

    ルソーは、文明がすすみ、財産の私有化( )が始まると、不平等・服従・抑圧・戦争などが始まりため、自分の決定に自分で従う自由を取り戻すために、( )が必要と考えた

    文明社会化, 国家

  • 61

    ルソーは、社会契約は自然権を( )に( )する状態と捉えた

    一般意志, 譲渡

  • 62

    ルソーは、政府は( )主義をとるべきと考えた

    直接民主

  • 63

    経験論は神を経験できないなど懐疑的すぎであり、合理論は理性がすべて認識できると過信し独断的すぎるとして、両者を統合して人間の認識能力を分析した人物は誰

    カント

  • 64

    カントは人間の知覚した物は、その物自体と完全に一致するわけではないと考え、「( )」というコペルニクス的転回を説いた

    対象が認識に従う

  • 65

    カントは、感性と悟性によって人間が現象を認識するときに働く理性(①)と、神や霊魂、自由や道徳などの(①)では認識できないものをとらえる理性(②)を説いた

    理論理性, 実践理性

  • 66

    カントは、実践理性は、自発的に道徳法則を定めることができ、その道徳法則に自律的に( )として従うことこそが自由( )と考えた

    義務, 善意志

  • 67

    カントは、無条件に自分に命じる、「〜せよ」という( )に従って行動することで善意志が実現し、自律した自由が実現すると考えた

    定言命法

  • 68

    「あなたの意志の人格が、常に同時に普遍的立法の原則となるように行為せよ。」という定言命法を説いた人物は誰

    カント

  • 69

    カントは、「自分のものも他人のものも、( )のうちにある人間性を、常に同時に( )として扱い、決して単に( )としてのみ扱うことのないよう行為せよ。」という定言命法を説いた

    人格, 目的, 手段

  • 70

    カントは、国際社会が組織化され、平和維持に向かうことで永遠平和である( )という理想社会が実現すると説いた

    目的の国

  • 71

    カントの思想を批判する思想を展開し、人間の自由は、個人の内面的な部分だけではなく、歴史や社会全体で実現していくのではないかと考えた人物は誰

    ヘーゲル

  • 72

    ヘーゲルは、すでにあるもの( )には、それと対立・矛盾するもの( )があり、正と反をより高度なものに結合すること( )により、( )にいたり、自然や社会はこのような弁証法により運動し変化している、と考えた

    テーゼ, アンチテーゼ, アウフヘーベン, ジンテーゼ

  • 73

    ヘーゲルは、法と道徳が止揚し、自由が実現する場のことを何と説いた

    人倫

  • 74

    ヘーゲルは、市民社会の不平等を解消して、独立した個人でありつつ共同体として結びつくありかたである、人倫の最高形態を何と説いた

    「国家」