問題一覧
1
企業が外国の家計と直接に生産、消費関係を結ぶこと
FDI(海外直接投資)
2
FDI(海外直接投資)を行い、2か国以上で付加価値活動(財・サービス生産)を所有ないし、コントロールしている企業
多国籍企業
3
企業の拠点(生産・販売)は本国にとどまったまま、国と国との間で国境を越えて行われる財やサービスの交換・売買のこと
国際貿易(輸出入)
4
自分の国の強みを活かせる製品の生産に集中し、苦手な製品は(自分の国と比べて)それを得意とする他の国と交換(輸出入)すればお互いにとって都合が良くなる!という理論
比較生産費優位説
5
海外ビジネスを展開させるのは、“経営者行動(意思決定と戦略)の結果”であるという理論
経営者モデル
6
海外ビジネスを展開させるのは競争企業との競争を阻止し、優位性を保つためであるという理論
直接投資論
7
海外ビジネスを展開させるのは、製品には寿命があり、国内で終わらせず延命させるためであるという理論
プロダクトライフサイクルモデル
8
現地市場での取引コストを内部化させることで、経営の効率性が増すため、という理論
内部化モデル
9
OLIパラダイムの恩恵を得られるため、という理論
OLIパラダイム
10
世界市場での競争優位獲得に向けた子会社を活用したグローバル統合とローカル適応の同時達成のため、という理論
トランスナショナルモデル
11
物事の「新結合」「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」を生み出す行為
イノベーション
12
従来製品の改良を進める持続的なイノベーション
インクリメンタルイノベーション
13
従来製品の価値を破壊するかもしれない、全く新しい価値を生み出す破壊的なイノベーション
ラディカルイノベーション
14
本社、子会社の持つ知識を移転、共有して全社レベルで企業内において活用して生み出すイノベーション
社内ナレッジ結合型イノベーション
15
これまでなかった技術や製品、市場を企業内で探し出すイノベーション
探索型イノベーション
16
企業内の既存知識(技術)をさらに深めることを目的として社外と連携して生み出すイノベーション
協調型イノベーション
17
社内には存在しない新たな知識を社外から獲得しようとするイノベーション
起業型イノベーション
18
自社内の資源のみで創出される新ビジネス
クローズドイノベーション
19
自社外の資源を取り入れて創出される新ビジネス
オープンイノベーション
20
パートナー企業同士がお互いに競争優位を築くために、お互いの資源や能力などを共有し、協力し合うこと
アライアンス
21
国境を越えて、外国企業をパートナーとしてお互いの資源や能力を共有し、共有し合うこと
グローバルアライアンス
22
製品やサービスに対する顧客ニーズと技術シーズが成熟化したことにより、製品・ブランド間における差別化が困難となり、画一化している状態
コモディティ化
23
ある売り手の財やサービスをほかの売り手のそれとは異なるものと識別するための名前、用語、デザイン、シンボル、およびその他の特徴
ブランド
24
顧客の頭(心)のなかに創造し、維持しようとするところの「ユニークなブランドイメージの集合」のこと
ブランド・アイデンティティ
25
本国と同じもの(ブランド)を世界規模で同じように展開する戦略
標準化戦略
26
本国と違うもの(ブランド)を違うかたちで現地に合わせて展開する戦略
適応化戦略
27
参入分析を行ったうえで、企業がどこに、いつ、どのような形態で参入するかの一連の意思決定のこと
市場参入戦略
28
商社などを使った間接輸出による海外市場参入
代行業者型
29
現地事務所(子会社)が直接輸出を管理する市場参入
自社代理店型
30
海外の買い手が「鍵を回す」だけで設備が運転可能な製品を引き渡して行う市場参入(石油、化学、鉄鋼業界)
ターンキープロジェクト
31
対象国企業に一定期間、資産仕様権利を与えて行う市場参入(特許、発明、デザイン、ブランド、技術)
ライセンシング
32
パッケージ化された方法の仕様権利を対象企業国に与えて行う市場参入(サービス業界)
フランチャイジング
33
特定の目的のために複数企業が出資して会社を設立して行う市場参入
ジョイントベンチャー
34
自前で設立して行う市場参入、現地企業を買収する市場参入
完全所有子会社
35
【戦略】 世界市場を単一市場と見なし、グローバルな規模で効率性を追求する 【組織】 意思決定や組織運営、管理体制は「本社」を中心とし、「子会社」群は本社の指示に従う Ethnosentric(本国主義)な構造
グローバル組織モデル
36
【戦略】 現地のニーズへの柔軟な対応を追求する 【組織】 権力分散型で本社と子会社の相互交流 Polycentric(現地市場主義)な構造
マルチナショナル組織モデル
37
【戦略】 本国「本社」で創られた技術・知識・製品を「子会社」に移転、共有、活用 【組織】 相互の意思決定が調整可能な組織 Geocentric(世界市場主義)な構造
インターナショナル組織モデル
38
【戦略】 「効率の追求(標準化)」「柔軟性の確保(適応化)」「組織学習の徹底」 【組織】 本国(本社)、子会社間、子会社間で相互に依存関係にある組織 統合ネットワーク構造
トランスナショナル組織モデル
39
図の通り
無形性
40
図の通り
不可分性
41
図の通り
消滅性
42
図の通り
変動性
43
国際ビジネスを展開する全ての国と企業に影響力を持つ経済
欧米
44
国際ビジネスを展開する全ての国と企業に影響力を持ち、依存関係にある経済
日本
45
国際ビジネスを展開する全ての国と企業に影響力を持ち始め、先進国に並ぶ勢いを身につけた経済
アジア
46
斬新なアイデアに加えて、独立した部品の〇〇を駆使した△△の製造を得意とする□□多国籍企業
組み合わせ能力, モジュール型製品, 欧米系
47
徹底した顧客志向に加えて、強みである、個々の部品の〇〇を駆使した△△の製造を得意とする□□多国籍企業
すり合わせ能力, インテグラル型製品, 日系
48
貪欲な成長意識を強みとし、個々の部品の〇〇を駆使した△△の製造と、独立した部品の◎◎を駆使した▽▽の製造や両方を得意とする□□多国籍企業
すり合わせ能力, インテグラル型製品, 組み合わせ能力, モジュール型製品, アジア系
49
〇〇型製品 個々の部品が独立してる存在するような製品設計△△能力
モジュール, 組み合わせ
50
〇〇型製品 個々の部品が統合して存在するような製品設計△△能力
インテグラル, すり合わせ
51
異なる文化環境下での消費を促す国際経営戦略の立案に必要な理論
CAGE
52
〇〇の違い 言語、宗教、価値観、規範
文化
53
〇〇な違い 距離、風土、天候
地理的
54
〇〇の違い 関税、規則、法律
制度
55
〇〇の違い 所得、物価、為替
経済
56
4Pすなわち製品(product)、価格(price)、広告宣伝(promotion)、流通(place)のこと
マーケティング・プログラム
57
企業の計画策定、統制、コミュニケーションのこと
マーケティング・プロセス
58
市場と競争環境の変化に合わせたマーケティング・プログラムおよびマーケティング・プロセスの双方における適正な標準化と適応化の均衡を分析する枠組みのこと
標準化-適応化フレームワーク
59
少ない種類の製品の多量生産 成立条件「少品種ではあるが均一性の高い製品に対する多くの顧客の支持がある場合」
少品種多量生産モデル
60
多い種類の製品の少量生産 成立条件「市場における大方の人々の個性化要求が個性的でなくても安価な製品を欲する効率化要求より強い場合」
多品種少量生産モデル
61
多品種・多使用製品(個性化要求)と量産化による低コスト製品(効率化要求)の同時達成 顧客ごとにカスタム化した製品やサービスを大量生産と同じくらい低コストで提供する目的のビジネスモデル
マス・カスタマイゼーション
62
どの国や地域でも使用可能な一連の標準パーツを開発し、各標準パーツを組み合わせることで多様な現地ニーズに合わせた製品やサービスを生み出す方式
モジュラー方式
63
グローバル共通のプラットフォームあるいはコアプロダクトを採用し、現地のニーズに合わせる際には、プラットフォームあるいはコアプロダクトに付属品を付加する方式
共通プラットフォーム方式
64
母国市場で新製品を発売し、段階的に複数国や地域へと市場を拡大していく方法 市場が安定化しているか、現地適応を着実に行う際に有効
ウォーターフォールモデル
65
短期間で世界中に同時展開する方法 市場の競争や変化が激しい場合や拡張製品を推し進める際に有効
スプリンクラーモデル
66
企業の目標には利益・売上高・市場シェアの最大化などがあり、目標に応じた価格設定が求められる
企業の目標
67
価格設定の決定において重要な要因の一つ。コストは最低価格を決める。製品の生産と販売に必要なコストを回収可能な価格設定が必要。
企業のコスト
68
顧客が企業の製品に代価を支払うかどうかが、価格の天井を定める。顧客需要は、購買力、嗜好、慣習、代替品の関数である。
顧客需要
69
競争は国際価格設定における重要な要因の一つ。各国の競争状況の違いによって、価格設置に違いが生じる。
競争
70
企業はチャネルからの様々な圧力に直面する。取引手数料やチャネルの長さの違いが工場出荷後の価格設定に影響する。製造企業と流通企業のパワー・バランスが背景にある。
流通チャネル
71
各国政府の政策も企業の価格政策に影響を与える。関税や売上勢、政府による価格統制、価格規制、国際プロジェクト入札への介入、通貨政策など。
政府の政策
72
供給連鎖のことであり、「原材料の段階から最終消費者に至るモノの流れ、及びこに付随する情報の流れに関わるあらゆる活動」を意味する
サプライチェーン
73
「持続的競争優位を確保するために、サプライチェーンの連携関係を通じて、川上から川下にかけて一連の活動を統合していくこと」を意味する
SCM(サプライチェーンマネジメント)
74
サプライチェーンマネジメントの仕組みを1国内にとどまらず、世界にある拠点を結んで実施すること。グローバルな競争力獲得に向け、サプライチェーン全体としてのコスト効率向上がカギとなる。
グローバルSCM
75
財務資源の豊富さ、製品ブランド・ラインの充実性、企業目標やマーケティング目標
企業特性
76
成功事例の横展開の危うさ、企業・ブランドの認知度
チャネルの特徴と利用可能性
77
市場規模/所得水準と所得分布/市場拡大の可能性/消費者の購買スタイルや慣習/カルテルや企業グループの存在/外国企業に対する政府姿勢
市場特性
78
物理的距離の延長と輸送経路の環境の厳しさの製品管理への影響、専門的知識やアフターサービスの必要性
製品特性
79
その表現の中にいろいろな意味が含まれており、表現と内容が必ずしも一致していない環境
高コンテクスト
80
その表現とそれが意味する内容との間にあまり乖離がなく、表現と内容が一致していて明快である環境
低コンテクスト
81
戦略と事業成果に結びつけるために必要な組織能力
ケイパビリティ